ストレス

ストレスには、『必要善』と『必要悪』という2つのストレスがあります。

 

前者は成長を、後者は崩壊をもたらします。

 

 

 

人が成長する時というのは、何らかの試練や障害にぶつかり、それを、持てるスキルを総動員しても足りずに新しい何かを身につける事で乗り越えた時である。と言われています。

 

何のストレスもなく苦労もせず、だらだらと過ごしていてはいくらも成長もしないのです。

 

このような時の『試練や障害』をストレスと考えた時、まさに成長のために必要不可欠なストレスと言えます。

 

問題なのが、それを受けとめる側のストレス耐性がどうか、という事なのです。

 

同じ試練や障害でも、人それぞれに異なる反応を示します。

 

糧に出来る人と、毒として作用してしまう人です。

 

また、大きすぎるストレス、強すぎるストレス、長すぎるストレスはストレス耐性が強い人でも、毒に変化してしまいます。

 

耐性が強くない人は、特にこのようなストレスからは距離を置くようにし、耐性が強い人でも過信せず適度なストレスと向き合うようにしましょう。

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幽体離脱

身体の不調の大きな原因として考えられている「ストレス」や「自律神経」を整えるための方法として、お勧めしているものがあります。

 

それは、「自律訓練法」という方法です。

 

 

自律訓練法についてはこちらをお読み下さい。

 

自律訓練法を行なっていくと、徐々に身体が重く感じたり温かく感じたりするのですが、以前お一人だけそれとは全く違う反応をされた方がいらっしゃいました。

 

それは、「まるで幽体離脱をする寸前です」という感覚をおっしゃられていました。

 

進んでいくうちに身体が軽く、気持ちがふわふわして今にも身体が浮いてしまいそうになって、さらには身体から離れていくような感覚だったそうです。

 

少し雰囲気が異なっていましたので、途中で止めてみたところこのような感覚でしたので、気持ちが軽くなっているかと思いきや、逆にその状態が「とても不安で怖い」という事でしたので、その方にはこの自律訓練法は向かないと判断し中止しました。

 

リラックスするための方法が、人によってはリラックスとは真逆の「不安・緊張・恐怖」というストレスを与えてしまっては、意味がありません。

 

自律訓練法はとても効果の高い方法だと考えていますので、上手に使えば心身が開放されたように楽になります。

 

ご興味がある方は、ぜひお試し下さい。

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ストレス

身体の不調の原因の1つは、長期にわたり積み重なったストレスだと考えられています。

 

1つ1つは気にならないようなモノでも、それが幾重にも重なり合うことでいかんともしがたい状態に陥ってしまいます。

 

 

身体に影響を与えてしまうほどのストレスに対して、適当に流せたりうまく解消させられる方法でなんとかやりくりできれば良いのですが、それにも限界というものがありいつまでもうまくいくとは限りません。

 

また、生真面目な性格の方や周りから良く見られたい・悪い印象を持たれたくないというように考えてしまいがちな方は、ストレスがたまりやすく、心身ともにストレスでガチガチに固まってしまいがちです。

 

元よりストレス耐性が強くない方にとって、日々のストレスが積み重なるという事は、とても危険な事であり、気づいた時にはもはやどうにもならないという状態になってしまう事は想像に難くありません。

 

自分にどんなストレスがどれ位の期間かかり続けているのか。

 

どうすれば積み重ねずに、その都度解消出来るのか。

 

そのような事を考え実践する事で、身体の不調が少しずつ改善されていく可能性がありますので、一度お試しください。

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げっぷ

食事後に思わず出てしまう「げっぷ」はマナー的な意味であまり良いものとされていませんが、食事などに関わらず出てしまうげっぷには十分な注意が必要です。

 

 

人は食べ物や飲み物と一緒に空気を飲み込んでいますが、ある条件に当てはまる人は、飲食時だけではなく、日常的にかなり多くの空気を飲み込んでしまっている事で、げっぷが頻繁に出てしまいます。

 

その条件とは、「ストレス過多になっている」場合です。

 

人間関係や仕事のプレッシャーなどにより、緊張や不安に常にさらされているような状態では、唾液を飲み込む機会が増えその時に空気も飲み込みます。

 

つまりそんな場面が増えれば増える程、食道や胃に空気が充満してしまい、げっぷが頻発するのです。

 

さらに、「歯の噛みしめ、喰いしばりなど、上下の歯が合わさっている」場合です。

 

リラックスしている時は、上下の歯は僅かに開いているものなのですが、噛みしめ癖がある人・激しい運動をしている人・重い荷物をよく持つ人・イライラしやすい人・細かい事が気になる人も歯が合わさりやすく舌の位置から唾液を飲み込む頻度が高く、げっぷが出やすいのです。

 

そして、「姿勢が悪い」場合も同様です。

 

スマホやパソコンの使い過ぎでうつむき姿勢や背中が丸まるような姿勢が多いと、唾液と一緒に空気を飲み込んでしまいます。

 

げっぷが頻繁に出て困っているという方は、薬で止めようとする前にストレス対策と歯の噛みしめを病めるように意識して生活するようにしましょう。

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頭から煙

ガラパゴス的アナログ派を自認しているように、web関係の事がとても苦手なのですが、『お仕事』としてやらなければならない必需品と考えていますので、日々そこそこ必死に取り組んでいます。

 

そんな中、こちらのホームページとは別に『アールスクエア』というホームページを1年ほど前に作ったのですが、その後いつか雑草が生えてきそうなほど放置状態でしたので、この度リニューアルを試みました。

 

 

しかも、身の丈を考えずスマートフォンから簡単に投稿できるようにしたいなーと考えてしまったのが運のつきで、設定の仕方からして何も分からず遅々として進まない作業が延々と続いているうちに、毎度恒例の頭から煙がプッシュ~~と吹き出してしまいました。

 

イメージはアメーバブログのように簡単に投稿出来るようにしたいのですが、今はまだ全然そうはなっておらず、いちいちパソコンで手直ししないとまともには反映されないような状態ですし、それほど作り込めていません。

 

基本は、こちらのホームページがメインですが,、今後は時々こちらには無い情報も載せていこうかと考えていますので、お時間がありましたらたまーーにでも覗いてみて下さい。

 

R-square ホームページ

ストレス

「ストレスですね」

 

様々な不調の原因について、こう言われてしまうともうどうしようもない、と感じてしまうのではないでしょうか。

 

しかし、実際のところ、ストレス由来で起こる事がかなりの割合であるのです。

 

 

人はストレスに晒されると、それに対抗し処理するためのいくつかのホルモンが分泌され、克服できるような仕組みになっています。

 

しかし、受けたストレスが大き過ぎたり、長期間にわたってストレスを受け続けてしまうと、備わっているシステムの能力を超えてしまい正常に働かなくなってしまいます。

 

そうなると自律神経バランスが崩れ心身に様々な不調や不定愁訴と呼ばれる症状が現れ悩まされる事になります。

 

腰痛症・肩こり・肥満・過食・糖尿病・高血圧・・・

 

うつ病・パニック障害・アルコール依存・適応障害・PTSD・・・

 

たかがストレスくらいで・・自分は大丈夫だと過信していると、ある日ある時、ココロとカラダの防御システムが崩壊するかもしれないのです。

 

ストレスは人を成長させる要素ではあるものの、総じて良いモノと考えるには無理があります。

 

出来るだけ「ノンストレス」に近づけるような環境作りが、不調の回復に最も必要な事であり、それが無理な場合「逃避」などの一時的な対処も時には考えるべきだと思います。

 

受容できないようなストレスを感じ始めたら、まずは「自分の本当の気持ち」を考えて心の状態に気付きましょう。

 

そして、無理に頑張ろうとはせずに労わりながら自分のペースで過ごすように心がけていくと、徐々にバランスが回復していくのです。

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赤子のごとく

昨年末から、ようやく重い腰が上がり、徐々にではありますがYouTube動画のアップを再開しました。

 

しばらく操作していなかったこともあり、アレッ?どうするんやったかな?!という事がしばしばで、牛歩並みのスピードで進んでいます。

 

その姿はまるで、パソコンVS赤ちゃんの様相です。

 

 

今回は、多くの方が気にされている骨盤の歪みを改善するための体操の動画をアップしたのですが、知らないうちに新しい?機能があるという事が分かり、何を思ったのか挑戦してみる事に・・・

 

少し前に「アノテーション」という機能を初めて知り、使い始めたのですが、今後はそれがなくなる方向だとかで、これからは「カード機能」というものが主流になるとか。

 

正直、分かりません。

(自他ともに認めるアナログ人間ですから)

 

でも、めげずに牛歩です。

 

アノテーションというのは、動画中に「HPはこちらをクリック」という機能で、パソコンからは見られるのですが、スマホからは見られないとか。

 

よく分からないなりにやってみると、時間はかかりましたが、なんとかそれっぽいモノが出来上がりました。

 

もう肩も目も首もバキバキパツパツです!!

 

という事で、2本アップしたのでよかったらご覧ください。

 

ご覧になりながら「なるほど、これがアノテーションか」とか「これがカード機能と言うヤツかな」とかお考えくださると本望でございます~~。



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昼寝


ランチの後は眠くなりやすくなるものですが、以前は『食後は、消化吸収を行なうにあたり胃や腸に大量の血液が必要になるために、脳に送られる血流が減り、そのせいで眠くなる』というような考えが主流のようでしたが、どうやらそうではないようです。


 脳は生命活動のシンボル的存在です。

 

その部位は当然最高レベルのシステムであらゆる事態から守られています。

 

ですので、脳の血液量に関しても、常に一定量から増減しないようになっています。

 

ですから、身体の活動が鈍るような大量の血液が脳から無くなってしまうというのは、通常あり得ない話なのです。

 

そこで、考えられる原因は、ホルモンと体内時計が有力です。

 

まずホルモンですが、オレキシンという覚醒作用のあるホルモンが、食事により満腹中枢が満たされることで分泌量が減り眠くなるというもの。

 

もう1つの体内時計は、人の生体リズムは12時間周期ですので、眠くなるのは夜と午後の2回で、特に食後にあたる時間帯が睡眠のピークになり、重要な会議であろうと騒音の中であろうとウトウト出来るくらいの睡魔に襲われるのです。

 

また、食事により気持ちがほぐれ自律神経のバランスが整うと、血液の流れが良くなり全身が弛んでリラックスするため、気持ちも穏やかになります。

 

その他には、『内臓が疲労しているため消化吸収に必要以上のエネルギーを費やし、さらに疲れて眠くなる』

 

『インシュリンの分泌量が乱れているため、食後、急激に血糖値が上昇し急に眠くなる』なども考えられます。

 

いずれにしても、食後に眠くなるのは自然な感覚ですので、出来る限り眠りましょう。

 

ただし、眠る時間が大切なのと眠り過ぎには十分な注意が必要で、長すぎる睡眠は逆に身体にとって負担にしかなりません。

 

昼寝は『20分から30分以内』がベストのようです。


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まぶたがピクピク


片方のまぶたが痙攣を起こしたように、ピクピクと動く経験はございますか?


片方だけの場合、眼瞼ミオキミア

両方の場合、眼瞼痙攣の可能性が高いと言われています。


原因は様々です。


過度なストレス・疲労・睡眠不足・栄養不足などが一般的ですので、まずは生活のリズムやスタイルを整えたり、ストレスを発散することに努め、血行改善のために温めたり休めたりしてみましょう。


さらにデジタル機器の使い過ぎによる『目の疲労』由来の場合が増えています。


常に一定の距離で凝視を続けると、目の周りの筋肉は疲労してしまいます。


スマホやパソコンの使用を控える事も忘れないようにしましょう。


これらの事で、たいていのピクピクは数日でおさまります。


もしも、改善が見られない場合は、肩こりや首こりを疑いましょう。


目の筋肉は、頭→首→肩→背中へと繋がっていますので、その辺りの血流が滞っているようであれば、目の疲れも取れません。


それでもピクピクがおさまらない場合は、脳や内臓に何らかのトラブルが生じている可能性がありますので、専門医に相談することが必要です。


ですから、まぶたがピクピクとなった場合、よく寝てよく食べてよく笑って休息を取りましょう。


そして、温めたり、運動をしたり、マッサージをして疲労回復・血流改善を心掛け、それでもダメなら、眼科・内科・脳外科などに行く事をお勧めします。

ストレスコーピング

ストレス

人は生きていく中で、誰しも少なからず深刻な精神的ダメージを受けるような心理的ストレスを受けています。

 

家庭・職場・学校など生活環境への不満や不適応、人間関係のトラブル、コミュニケーションの擦れ違いなど原因は様々ですが、同じ生活環境・人間関係に置かれても、それを、心が耐え難い大きなストレスと感じてしまう人もいれば、人間力を向上させ、人生を豊かにするための好ましい外的刺激と感じられる人もいます。

 

これは『ストレスに対する抵抗力の個人差』に他なりません。

 

この原因は様々ですが、その中で後天的に身に付いた思考の癖からくる物事の考え方は、ストレスコーピングというストレス管理法・対処法で変化させることが出来ます。

 

①問題焦点型コーピングでは、問題点や原因を調べ、解決するための方法を計画し実行するという様な、積極的コーピングを行ないます。

 

②情動焦点型コーピングでは、感情や行動をコントロールし、問題点や原因と一定の距離を保ち、時には先送りや逃避したりする事で問題の解決を急がない心の余裕を重視します。

 

どちらが良い悪いではありませんし、状況に応じて使い分けられるように、日頃から意識して実践する必要があります。

 

そして、いざという時にそのストレスと上手に向き合い、心身共に健康的な生活を送りましょう。

笑顔のススメ

街に出ると、仕事柄つい『姿勢ウォッチャー』になってしまうのですが、同時に『表情ウォッチャー』にもなります。

 

歩いている人、立ち止まっている人、あまりジロジロとは見ませんが、どんな表情をしているのかよく観察します。

 

大半の方が、『無表情』か『眉間にしわ&口はへの字』です。

 

そしてその多くは不自然で偏った姿勢で行動されています。

 

脳はよく誤作動を起こしますが、その特性を逆に利用して

自然で余分な力が入らず、身体が弛んでいく方法があります。

 

それは『笑顔』で生活をする、という事です。

 

毎日笑いが止まらないという方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう事ではなく、顔の筋肉が笑顔を作ると脳は楽しいとか幸せとかというhappy系の回路に切り替わります。

 

つらい時、しんどい時でも少し眼の周りを弛め、口角を上げ、ゆっくりと呼吸を繰り返してみましょう。

 

そんなちょっとした心掛けで身体と心の疲労は驚くほど変わってきます。

 

そのためには『気楽に』と『真剣に』のバランスを上手にとり

笑顔の毎日を過ごして下さい。

 

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自律訓練法

自律訓練法の第4段階目に『呼吸調整練習』というパートがあり、

『自然に楽に呼吸している』という公式を繰り返し、呼吸活動に感覚を向けます。

 

鼻先で空気の出入りを感じたり、胸やお腹が呼吸とともに動いていることを感じながら行なうのですが、この呼吸調整練習まで順調にきた方の中に逆に息苦しくなる人がいます。

 

これは自律訓練法の核ともいうべき『受容的な態度』が本質的な所で出来ていなかったという事のあらわれです。

 

全ての公式をマスターするのに重要な事は『意志の力を働かせない』という事です。

 

『気持ちを落ちつけよう』

『右手を重く感じよう』

『自然に呼吸しよう』という意思が働くと身体は無意識に緊張し、筋肉がこわばり、リラックスとは逆の方向に進んでしまいます。

 

呼吸をあるがままに受け入れ、それが自然と楽に深くなるのを待つ気持ちが何よりも大切で、これがマスター出来た方は自律訓練法の本質を習得したと判断して頂いても良いかと思います。

 

つまり呼吸調整は身体の調整法というよりは心の調整法なのです。

 

ストレスマウンテン

ストレス、ためていませんか?

 

現代人が抱えるストレスを自らチェック出来るようにと

神戸市が『ストレスマウンテン』というウェブサイトを開設しています。

 

目的は自殺予防で、神戸市の自殺者数は1998年以降、年間300人以上で推移し、2012年も327人が自ら命を絶っています。

 

ストレス要因としては、会社の倒産、収入の減少、配偶者や恋人の死、多忙による心身の過労、家庭内の会話の減少など様々ですが、このストレスマウンテンはストレスの蓄積度を数値化し不調を予測し、ストレスとの向き合い方や対策を考える1つの方法として使う事が出来ると思いますので、1度気軽にチェックしてみてはいかがですか?

 

ストレスマウンテン

 

ストレスは心と身体の不調の最も大きな原因の1つです。

 

たかがストレス、されどストレス。

 

甘く見ず、でも恐れずに向き合い、上手に付き合う術を身に付ける事が大切です。

 

人は誰しもが、望まれて生まれてきますが、一方で自ら望んで生まれてきているのです。

 

その後、どのように生き、どのように逝くか、それは誰にも分かりません。

 

ですが、生まれてきた意味は、自らの手でその命を絶つ事ではないと思っています。

 

どんなことがあっても、誰よりも、ご自身を優しく大切にして下さい。

 

ストレス発散

日々の生活の中で、気を付けていても知らないうちにたまっていくストレス

 

放置しておくと、首、肩の凝りや、腰痛などの身体の不調だけではなく、内臓の不調、血流の悪化、イライラ、気持ちの落ち込み、姿勢の悪さに至るまで、心身に良くない影響を様々な形でもたらします。

 

ですから何かしらの方法で発散させ、身体と心をリフレッシュする事が必要なのです。

 

山に登ったり、歌を歌ったり、ジムに行ったり、気の合ったご友人と習い事をしたり、愚痴を言い合ったり、読書をしたり、映画を見たり、趣味に没頭したり、旅行に行ったり.........

 

何が良いかは人によって異なりますので、是非ご自身に合った方法を見つけて頂きたいものです。

 

ただし、「やけ食い」と「やけ酒」は厳禁です。

 

何故なら、ゆるむのは一瞬だけで、その後は身体への負担が増し、リフレッシュとは程遠い結果が待っているからです。

 

お勧めなのは、身体を動かし汗をかいたり、腹の底から声を出したり、笑ったり、感動したり、切なくなって涙を流したり、などを

 

『思いっきり』する事です。

 

そうすることで、心身共にリセットされた状態になり、明日への活力になることは間違いないでしょう。

自律訓練法のコツ

自律訓練法の習得の第一歩は『環境作り』です。

 

練習を行なうために適した環境を作る事から始めます。

 

それは、家具を動かしたり、特別なところに赴き行なうのではなく、眠りの延長線上にある自律訓練法ですから、『眠り』に都合の良い環境を作るという意味です。

 

暑すぎたり寒すぎたり、うるさすぎたりする場所は適しません。

 

眼鏡をはずしたり、腕時計を外したり、ゆったりとした服を着たりなど身体のリラックスを妨げそうなものは極力避けます。

 

そして自然で楽な姿勢を取り、ゆったりとした呼吸を数回行えば、それだけで気持ちの落ち着きが得られ、スムーズに進めていく事が出来ます。

 

うまく集中出来ないという方は、まず、この環境作りから見直してみて下さい。

 

摂食障害の本質(過食症と拒食症)

摂食障害は大きく分けると、『拒食症』と『過食症』に分けられ、それぞれ異なったものだと思われがちですが、その本質、根っこの部分は1つだと考えています。

 

つまり『心のストレス』です。

 

本来、真面目で几帳面であったり、努力家で何でも一所懸命の頑張り屋であったり、完璧主義であったり、他人の無理難題にも何とか我慢をしギブアップせずに乗り越えるなど、他人からの評価を自分自身の評価にすり替えて、あらゆることの判断材料にし、行動してしまいます。

 

そのような人が何かのきっかけで、例えば、

 

体重や体型が気になり出しダイエットを始めた

 

人間関係がうまくいかず強い不安や恐怖を感じるようになった

 

気分がふさぎ酒やたばこを使い始めた

 

自分のことが好きになれない、嫌いだと感じだした

 

失敗を必要以上に恐れてしまう

 

自分は誰からも必要とされてないのではないかと思い始めた

 

これらが影響して食欲の異常、体重の極端な減少、栄養失調、嘔吐、下痢、などが現れます。

 

そして栄養状態の異常から脳が影響を受けてしまい、自分を大切に出来なくなったり、健康を保つということが分からなくなったりします。

 

また血流、血圧、内臓、皮膚などの身体の異常と、心の異常が重なって気持ちが不安定になり、より強いストレスがかかってしまいさらなる摂食障害に苦しめられてしまいます。

 

心と身体は互いに影響を与え合っています。

 

良い影響にはさらに良い影響が、悪い影響にはさらに悪い影響が折り重なるように蓄積していきます。

 

自分でコントロール出来ない程のストレスを感じた時には、深い呼吸で心を整え規則正しい生活(早寝早起き)に努めてみてはいかがでしょうか。