虫歯


本日火曜日は定休日という事で、定期的に行なっている歯のクリーニングに行ってきました。

 

だいたい6ヶ月に1度のペースで、歯垢・歯石の除去をしていまして、ほとんど『よく磨けています』とお褒め頂けるのですが、ここしばらく、磨けているにもかかわらず、なぜか歯がしみていました。

 

冷たい物、甘い物を口にすると、特に敏感に感じ、かなり痛むこともしばしばでしたが、その辺りの歯の一部分が欠けている事もあり、それが敏感になっているのか、それとも知覚過敏か、などと甘く考えていました。

 

そのうち、歯茎が腫れたりする時があったことから、これはマズイかも・・・という事で、クリーニングと一緒に診察を受けたところ、なんと!! 驚きの!! 『虫歯』だそうです!!

 

見た目は何ともないのですが、昔、治療をしてかぶせていた金属を剥がしたところ、『開けてビックリ玉手箱!!』、その中がとんでもない事になっていました。

 

これだけ定期的にクリーニングをし、毎食後の歯磨きを欠かさず行なっていても虫歯になるんですか!?という感じですが、なったものは仕方ありません。

 

徹底的に治してくださいとお願いをすると、ギーガリガリガリーーと削られはじめ、ほとんど痛みを感じる事無く30分ほどで作業は終了。


今日はとりあえずここまでという事で、削ったところを埋めて、次回型取りをしてガチッとしたものを被せるそうです。セラミック?

 

「もう少しで神経取らなければダメなところでしたよ』と、ドクターNに言われ、助かった~と、安堵で胸を~的な定休日の出来事でした。

 

何年かに一度は、被せを外して大掃除をした方が良いのかもしれません。

 

勉強になりました。


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口からのサイン


硬いものが食べにくい

 

液体でむせる

 

口が渇く

 

これらは高齢者の体調不良の兆候の中でも、気付き易いものです。

 

運動能力や筋力・筋肉量の低下と共に、歯の残本数・噛む力・食事の量などを含め、『全身虚弱』のシグナルは、口関連に数多く存在しますので、常に注意が必要です。

 

口は身体全体と同じく、使わないと衰えるものです。

 

例えば、『噛めない』と、『柔らかい物ばかり食べる』ようになり、『さらに衰え』、『食欲が低下』し『栄養不足』に陥るのです。

 

好き嫌いよりも、食べやすい食べにくいを優先するようになっているようであれば、要注意ですので、お気をつけ下さい。

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クリーニング


日本は歯に対する意識が低いそうです。


80歳平均で、残りの歯の数が「8本」という驚きの少なさなのです。


欧米では、18~20本で、20本以上という国もあります。


歯を失う原因のうち、気を付けないといけないのは「歯周病菌」で、誤嚥性肺炎を引き起こし、命に係わる程、重大な状態になる事もあります。


そのほか、糖尿病など生活習慣病とも密接な関係がありますので、徹底した歯周病対策を行ないましょう。


と、聞くと、「じゃあ、歯を磨いておけばいいのかな?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、それほど単純な事ではありません。


歯磨きで防ぎきれるほど、歯周病菌は生易しくはありません。


しかも、歯並びは人それぞれ、画一的な歯磨き方法ではほとんど効果はありませんし、しっかり磨いているつもりでも磨ききれるものではありません。


では、どうすればよいのか? という事ですが、それは、「歯医者さんによるクリーニングやケア」に尽きます。


3ヶ月から6ヶ月程度で定期的に「お掃除」をしてもらう事が、もっとも良いとされています。


ちなみに、現在欧米で定期的にクリーニングやケアを受けている人の割合は、87~95%だと言われていますが、一方、日本は、というと、わずか「2%」だそうです。


これでは、歯が失われても仕方がないと思わざるを得ない状況です。


歯を失う事は、単に歯が無くなるという事だけでは済まず、認知症や寝たきりにも直結するとても恐ろしい事なのです。


しかも、抜けてしまった歯は、もう二度と生えてくることはありません。


歯医者さんが嫌いだ、あの音が苦手だなどと、言っている場合ではないのです。


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歯磨き

1日の歯磨きの回数は何回ですか?

 

1回?2回?

 

歯磨きは何のために行ないますか?

 

口臭対策? 虫歯予防?

 

近年は、災害時の歯磨きの大切さなどが取り上げられたりする機会が増え、いくらかは歯磨きと健康(命)とが密接に関係している事をご存知の方も多いと思います。

 

そのため様々な歯ブラシや舌のケア商品が売れているようです。

 

口の中にはがんの危険因子になる細菌が多く存在しているといわれていて、歯磨きの回数が低いほど危険度も増加していきます。

 

また糖尿病や歯周病とも無関係ではありません。

 

歯磨きの基本は「食べたら磨く」です。

 

また、起床時の口の中は雑菌が多くなっているため、まずは朝一のケアと、それを減少させるための就寝前のケアを、3度の食事に加えると、トータルで1日5回、歯を磨くことが健康な体を守る「完璧な口腔ケア」と呼べるかもしれません。

 

出来るかどうかは別としてですが・・・・・

 

飲酒運転の標語のように「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」と同じような感覚が必要なのかもしれません。

 

「食べたら磨け、磨かないなら食べるな」

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違うが同じ

虫歯歯周病

生活習慣病の代表的なモノに『歯周病』と『糖尿病』があり、両方が密接に関係しています。

 

歯周病の二大危険因子は『糖尿病と喫煙』ですし、三大合併症(腎症・網膜症・神経症)に次いで6番目の糖尿病合併症でもあります。

 

歯周病は成人の80%以上の人がかかっていて、虫歯が無い人でも歯周病の人は大勢います。

 

歯周病と虫歯は口の中の細菌が引き起こす疾患ですが、原因は異なります。

 

虫歯は、歯の表面に付いた歯垢(プラーク)に、ミュータンス菌などの虫歯菌が住みつき、食べ物から出た糖分をエサに酸を作り出して、その酸が歯の表面のエナメル質を溶かして徐々に進行していきます。

 

歯周病は、歯周病菌の出す毒素などが原因で歯肉や骨が炎症を起こしやがて溶けていきますので、例え歯が健康であったとしても、最後には抜け落ちてしまいます。

 

原因は違えど、もっとも効果的な事は、毎日の正しいブラッシングによるセルフケアと、定期的に歯垢や歯石を取り除いたり、噛み合わせを調整するなど専門医に通いメンテナンスをする事です。

 

元気に長生きするために、健康な歯を保ちましょう。

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マウスピース

歯ぎしり食いしばり

肩こりや頭痛の原因の1つに『歯』が考えられます。

 

歯ぎしりや食いしばりなどで無意識に力が入り、血行不良に陥ってしまう事で首・肩・頭に痛みや違和感を感じるようになります。

 

さらに細かく言うと、特に力が入っていなくても、上下の歯が軽く接触するだけでも同様の不調が現れますので、歯を合わせないような癖をつける練習をしましょう。

 

また、睡眠中にギリギリと噛んでしまう方が多いのですが、そんな方には是非、マウスピースがおススメです。

 

マウスピースは、肩こりや頭痛の改善だけではなく、丈夫な歯でも徐々に削れていきますので、それを防ぐためにもとても効果的だと思います。

 

ご自身の歯を擦り減らないためにもキチンと歯科医を訪れて、作成を依頼するようにして下さい。

 

恐らく5.000円程度で作っていただけるかと思います。

 

しばらく前に消費者庁が、肩こり・ヘルニア・坐骨神経痛をはじめ150もの症状を改善・治癒出来るというマウスピースを45万~80万円で販売していたどこかの医療法人に対し、再発防止の措置命令を出していました。

 

くれぐれもこういう怪しい所では絶対に購入せず、きちんとした信用の出来る歯科医で購入するようにして下さい。

咬耗症

噛み合わせ歯周病

食事や無意識での歯ぎしりなど、上下の歯が噛みあい、長い年月をかけて歯のエナメル質や象牙質が少しずつ擦り減っていく事を咬耗(こうもう)症といいます。

 

咬耗症は自分の歯同士がこすれる事で起こりますので、硬い歯ブラシで長期間にわたり歯磨きをしたり、口で器具を扱うような職業や趣味の方に起こる摩耗症とは異なります。

 

歯が全部永久歯に生え変わってから、加齢とともに少しずつ咬耗が起こり、噛み合わせが変化していきます。

 

また、虫歯治療などで口腔内に、金属・レジン・プラスチックなどの異なる素材のモノがある場合は強度が違う為、消耗スピードが異なり左右差が生じてしまいます。

 

噛み合わせが悪くなると、身体も同じようにバランスを失い、歪んでいきますし、スポーツをされる場合は怪我をする可能性が増えていきます。

 

咬耗はストレスが原因で擦り減るスピードが段違いに早くなりますので、ストレスをためない事や定期的に歯科検診を受け、必要であれば噛み合わせの調整を試してみましょう。

埋伏歯

歯周病歯肉炎

80歳になっても20本以上自分の歯を残そうという8020(ハチマルニイマル)運動は1989年から続けられ、普及と共に徐々に成果は現れているものの、まだまだ4割にも満たない数字です。

 

20本は、少なくともそれ以上の歯が残っていればほとんどの食べ物を噛み砕く事が出来るからで、多ければ多いほど重い病気にかかりにくく、健康に過ごせる可能性が高くなりますし、平均寿命も延びるそうです。

 

このように多くの本数を残すには、しっかりと噛める口腔環境を整えておく必要があります。

 

最近、問題になっているのは、子供にファーストフードなどの柔らかい食べ物ばかりを与え続けるうちに顎が発達せず、永久歯が生える年齢になっても、そのスペースが無く歯茎や顎の骨に埋まったまま生えてこない「埋伏歯」です。

 

特に前から3番目の犬歯が多く、そのまま放置すると他の健康な歯の根っこが傷ついたり、成長が妨げられたり、顎の骨とくっついてしまうなど、とりかえしのつかない悪影響が懸念されます。

 

正しい歯並びと噛み合わせは健康には不可欠です。

 

何歳になっても自分の歯で噛める口腔環境を整える事が、様々な病気の予防につながりますので、健康を損なう前に適切な治療を受けましょう。

歯周病対策

歯周病の治療は歯垢や歯石を取り除く事が大原則ですので、歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使いこまめな手入れが必要です。

 

しかし、歯の汚れはどんなに頑張っても自分の力だけでは落としきれませんので、歯科衛生士などプロの方に除去してもらうのが確実です。

 

また、喫煙は歯周病を悪化させます。

 

これはニコチンなどの有害物質が歯や歯茎に影響を与え、免疫機能を低下させるからで、非喫煙者と比べ、3倍程度歯周病になりやすくしてしまいます。

歯周病の観点からも、やはり喫煙は、百害あって一利なしです。

是非、卒煙出来るようにお考えください。

 

歯周病予防、治療、ひいては全身の健康のため、かかりつけの歯科に定期的に訪れるようにしましょう。

 

歯周病の項目を追加しました。

 

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唾液の大切さ

虫歯の予防には唾液の働きが欠かせません。

 

唾液には殺菌をしたり、歯を侵す酸を薄めたりする働きがあるのですが、睡眠中には出にくくなるので、寝る前の歯磨きはとても大切です。

 

唾液を多く出すには、ガムを噛む(砂糖未使用)、噛み応えのある食品を食べる、などよく噛む事が必要不可欠ですが、現代社会では、柔らかい物、さっと食べられる物がもてはやされる傾向があります。

 

またレモンや梅干しなど酸味のある物、納豆や昆布なども唾液の分泌を促すとされています。

 

最近ではドライマウス(口腔乾燥症)という症状、つまり唾液が十分に出ず、口腔が乾燥する方が増えています。

 

この状態は健康に大きく影響を与えますので早急な対策が必要です。

 

よく噛むこと以外の対策は、舌周りの筋肉を鍛える事で、その方法は舌を前に出し左右上下に動かす。

 

これだけの事です。

 

無理のない程度に口腔を鍛え、唾液の分泌を促しましょう。

 

歯周病

歯周病は高い血糖値が続く糖尿病と深く関係していて、合併症の1つと言われています。

 

糖尿病になると、血液の循環が悪化し免疫力が低下し、感染症を起こしやすくなります。

 

口腔では『歯肉炎』を起こしやすく、その炎症物質が血液に入るとインスリンという血糖値を下げるホルモンの働きを悪化させます。

 

これらの流れを考えると、

 

歯周病の予防、治療が糖尿病を改善し、

 

糖尿病の予防、治療が歯周病を改善するという

 

相関関係が浮かび上がってきます。

 

お身体の不調を訴える方の中に、口臭がきつい方を時折お見かけします。

 

恐らく、口腔のお手入れが健康に直結している事をご存知無いのでしょう。

 

口腔は外皮でもあり内臓でもあると考えていますので、口腔ケアは健康の基本です。

 

『食べたら磨く』この当たり前の事を当たり前にするという習慣が何よりも大切になってきます。

 

お子様でしたら親御さんが、大人の方でしたら、ご自分の躾はご自分で行ないましょう。

 

歯並びと噛み合わせ

歯が健康にとってとても重要な要素であることは常々申し上げているのですが、歯並びと噛み合わせについても同じく整えて頂きたいポイントの1つです。

 

ちなみに『歯並び』と『噛み合わせ』は同じではありません。

 

歯並びは歯の並び方を指し、噛み合わせは上下の歯列の噛み方を指しています。

 

ですから、歯並びが良くても噛み合わせが良くない、またはその逆でも健康に直接響いてきます。

 

歯並びが良くないとお手入れが行き届きにくく、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまいますし、噛み合わせが悪いと全身の骨格の歪みから身体の不調につながる可能性もあります。

 

どちらも大切なのですが、特に噛み合わせは健康にとって重要不可欠な要素ですので、出来る限り手をかけしっかりと噛むことの出来る環境を作っていただきたいと考えています。

 

現在では歯列矯正の器具や技術が格段に進歩していますので、年齢を重ねている方でも積極的に取り入れて頂きたい治療法です。


また、ホワイトニングでさらに健康的な口元を印象付ける事も出来ますので、より一層ご自分の口腔を健康に綺麗に保とうという意識が高まり、お手入れにも気持ちがこもると思います。

 

悪くなってからの治療は、結局のところ歯を失う事につながりますし、本当に怖いのは歯を失うとその根元の骨に悪影響が出るという事なのです。

 

骨が溶けたり、薄くなってしまったりと修復が困難になってしまいます。

 

最先端の技術として自分の細胞を培養し、増殖させ薄くなっている部分に埋め込み再生させるような事も出来るそうですが、まずは今ある状態を最善の方法で整えていく事がベストだと思います。

 

歯と健康

口腔の状態は、全身の健康に大きな影響を及ぼします。

 

歯や歯茎を患うと首肩の痛み、頭痛、顔の痛み、不眠、イライラ、食欲不振などを引き起こします。

 

また歯周病は、糖尿病や心臓病など多くの病気を悪化させます。

 

歯磨き時に出血するようであれば歯周疾患の可能性があります。

 

なぜなら健康な歯茎からは出血する事などないからです。

 

歯肉が腫れて出血するようなら歯肉炎にかかっていると思われます。

 

糖尿病の方の65%がかなり進行した歯周病にかかっているそうですが、糖尿病は病気の治癒を遅らせ、また血糖値に異常がある方は細菌に感染する危険性を高めてしまいます。

虫歯や歯周病予防は口腔ケアを怠らない事しかありません。

 

食後はもちろんの事ですが、就寝前にもお手入れした方が良いかと思います。

 

そして、重要なのは数種類のケア用品を使いこなす事です。(画像は上からフロス、歯ブラシ、歯間歯ブラシ、歯間ブラシ)

 

歯ブラシ1本では様々な形状の歯列や歯間には対応できません。

 

大人の歯は1度抜けてしまうと2度と生えてこない事から、失ってからではどうする事もできませんので、歯と歯茎の健康には身体と同様か、それ以上に気をかける必要があるのですが、その重要性に気付いている方は少ないように感じます。

 

身体は食べ物で成り立っていますが、その入り口である口腔、つまり自分の歯でしっかりと噛み砕き、身体に取り込む必要があります。

 

それが出来なくなるという事は、直接不健康につながる事を意味します。

 

『歯と歯茎の健康は、命に直結するほど、本当に大切です』

 

最低でも掲載画像程度のケア用品で日々のお手入れをするように心がけましょう。

歯のお話し

健康のために自然な食事を取りましょう。

 

と言っても今回は『歯』のお話しですので、有機野菜や無農薬うんぬんではなく、もっと身体に則した内容です。

 

人間の歯の数は28本ですが、そのうち犬歯は4本で全体の1/7に過ぎません。

犬歯とは肉類を食べるための歯ですので肉類は料理全体の1/7で良いという事ですが、ちなみに今日の食事の内容を思い出してみて下さい。

 

肉類の占める割合は適切でしたか?

 

前歯は8本あり(犬歯の2倍)主に野菜類を食べるための歯ですので、野菜類は肉類の2倍の量が適量という事になります。

 

残りの16本は全て臼歯で主に穀類をすりつぶすための歯です。

牛がわらを食べている時の口の動きがイメージし易いかも知れません。

 

これは全体の4/7は穀類が適当だという事です。

 

痩せたい方、太りたい方、様々いらっしゃるかと思いますが、これら身体が教えてくれている健康へのヒントを大きく逸脱することなく、自然の法則に沿った食事をしていれば適切な体重に変化し、もちろん健康を手にする事はそう難しい事ではないでしょう。