笑いの力(呼吸と免疫力)

『笑い』にはNK(ナチュラルキラー)細胞という免疫力に関する細胞を活性化させることが知られていますが、血糖値が下がり糖尿病の改善につながるとも言われています。

 

さらに笑うと自然と腹式呼吸が出来て、深い呼吸になり血流も良くなります。

 

大笑いするとお腹が破れるとかちぎれるとか痛いなどの状態になりますが、それは横隔膜を中心に腹筋群が伸縮して動くためです。

 

その影響で内臓運動が起こり、血行が良くなり消化、吸収、解毒、排泄という健康にとって欠かすことの出来ない連動が強くなっていきます。

 

また、心にも良い影響が出ます。

 

笑う事で心に安らぎや余裕が出来、良い気があふれます。

そんな気を出す人には自然と良い気がどんどん集まってきます。

 

逆に眉間にしわを寄せ口をへの字に結び、浅い呼吸で過ごしていると

自然と悪い気が集まってしまい、ますますマイナスのスパイラルに陥っていくでしょう。

 

まず、笑ってみましょう。

 

ぎこちなくても構いません。

 

口角を上げるだけでも構いません。

 

笑いには健康の源が詰まっています。

 

猫背対策(背骨変形と姿勢異常)

医学的には『円背』といい、①背骨が変形してしまった場合と②姿勢の異常、習慣という場合があります。

 

胸椎(背中の骨)には生理的湾曲という背側に膨らむような丸みがあり、その前に身体の重心があり日常生活において腕の重みと重力でその丸みが増強されていきます。

 

また、骨盤の姿勢も大きく関係しています。

 

骨盤が後ろに傾いて歪んでくると腰椎(腰の骨)の前弯がなくなり背中はさらに丸くなります。

 

骨盤の後傾には膝が開く事、足首が硬くなる事、足裏の筋力が低下する事が連動して関係しています。

 

もちろん骨盤底筋群(骨盤の下部周辺の筋肉)の筋力低下は直接的な原因でもあります。

 

このような胸郭を狭くする歪んだ姿勢では呼吸器や消化器の内臓への悪影響が考えられます。

 

ですので、猫背対策を考える上で背中中心の姿勢対策に意識を向けてしまうと物事の本質がずれてしまいます。

 

身体は連動することでバランスを取っているため、猫背対策にはまず丸くなっている背中に気付く事、そして足の裏から首までをトータルに整えていく事が必要になってくるのです。

 

水分補給

水分補給の重要性をお話しする際に時々ではありますが、ジュースやお茶やコーヒーや、問題外ですがお酒などを飲んでるから水分不足にはならないとおっしゃる方がいらっしゃいます。

 

健康にとっての『水』とは『生の水』、『新鮮な野菜』、『新鮮な果物』を摂取する事で得られる水分のことです。

 

また、無農薬である事や、化学肥料を用いない事も重要な選択肢の1つです。

 

前述の清涼飲料水やコーラなどの炭酸飲料水やカフェイン飲料、アルコール飲料などは、『栄養としての水』ではなく『毒の水』と言っても過言ではありません。

 

健康を害するリーダー格の白砂糖やミルク、カフェイン、アルコールなど、まさに健康を害するための、不健康を手に入れるための成分が含まれる飲み物を飲み、「水分はしっかり取っているので健康です」と考えている方には、まず意識の改革から始める必要があります。

 

これらの飲料水を『液体化した心身を歪める不健康の素』と認識できるようになれば、自然に健康と向き合う姿勢が整ってくるでしょう。

もの、あれに非(あら)ざるは

もの、あれに非(あら)ざるはなく、

もの、これに非(あら)ざるはなし。

 

いかなるもの、ことでも見方によって同じ物がその時の都合によって、

『あれ』になったり、『これ』になったりします。

 

自分の手元にあるものは、『これ』ですが

遠くにいる人にとっては、『あれ』になる。

 

逆に

 

遠くにあるものは、『あれ』ですが、

遠くにいる人には、『これ』になる。

 

人は常に自分の考え(主観)を是として、物事を理解しようとします。

 

しかし、実際はそれぞれの見方や距離が違うだけで

本質は変わらないのではないでしょうか。

 

何が良くて、何が悪いのか 拙速に判断する前に、広い視野と穏やかな心で『見る』習慣をつけましょう。

 

肘湯(野口整体)

手、腕、肩、首が疲れている時にとても有効なのが肘湯です。

 

大きめの容器に45~47度程度の少し熱めの湯に、両手を5~6分

ゆっくりした呼吸とともに浸します。

 

手と腕が真っ赤になるくらいが目安です。

 

左右に差があれば赤くなってない方だけ続けて下さい。

 

もう片方の手はタオルを巻いて冷えないように気を付けましょう。

 

肋間や胸の筋肉の硬直をゆるめる効果があるので呼吸器系の疾患、肋間神経痛、胸の締め付け、肩こりに効果的です。

 

慢性的に上半身に疲労が溜まる方は、定期的に血流を良くする事を心掛けましょう。

   

無料 ウォーキング体験会のお知らせ

11月から1ヵ月間の期間限定で

ウォーキング体験会を行います。

しかも、無料!!

 

正しく歩くにはいくつかの技術が必要なのですが、通常は特に習うでもなく教わるでもなく物心がついてからなんとなく歩いているので何がどう不自然で、おかしいのかという事に意識を向ける機会はそうありません。

 

ですので、この無料の体験会でセルフチェックされてみてはいかがですか?

 

通常のウォーキング姿勢の指導を受けて頂いている方の反応ですが、想像以上に猫背だったり、くたびれた歩き方に、初めは驚かれたり、ショックを受けたりされるのですが、

指導を受け意識を持って歩くうちに、長年の肩こりがほぐれるような感覚になったり、内臓の調子が良くなったりと、たかが歩き方を意識するだけでこんなに変わるものかと目を丸くされる方もいらっしゃいます。

 

無料体験会に姿勢改善の指導までは含まれていませんが、

自身の歩き方をセルフチェックすることで、何か健康に対する意識の変化が起こる、そんなきっかけにして頂ければと思っています。

 

ご予約は予約受付時間内にて、随時お受けしております。

 

お気軽にお申し込みください。

   

姿勢ウォッチャー(立ち方、歩き方の癖)

姿勢を見るのに適しているタイミングは、姿勢に意識が向いていない時です。

 

信号待ち、駅のホーム、本屋で立ち読み、運転中、食事中、etc.

 

別の何かに意識が行くと姿勢はたちどころに崩れていきます。

 

特に信号待ちの人達の姿勢を見るのは本当に興味深いです。

 

左右どちらかの足に体重をかけて立っていたり

 

前後どちらかに弓なりになって立っていたり

 

つま先が内側に向きハの字型に立っていたり

 

そのハの字のままで左右どちらかの足に体重をかけて立っていたり

 

脚をクロスして立っていたり

 

腰が落ちて膝が開き年齢以上に老けて見えるように立っていたりと、

 

人それぞれの個性的な立ち方がずらりと並び、かなりおもしろい光景です。

 

余計なお世話ですが、一人一人に正しく美しい立ち方をして頂きたいと心から思います。

 

そうすると疲れにくくもなりますし、身体の不調とも縁の遠い状態で過ごせる可能性も高くなると思います。

 

この歪んだ立ち方が癖になってしまい、一番楽なのでしょうが 本当に残念でなりません。

 

立ち方、歩き方は、健康にとって『基本の基』です。

 

まずは立ち方の癖を知り、訓練をし、意識してバランスの良い立ち方を心がけます。

 

しばらく続けていると、無意識でもちゃんとした立ち方が出来るようになりますので、無理をせず続ける事が重要です。

   

鍛える順番(筋トレのすすめ)

筋肉を鍛える時に重要なのは鍛える順番です。

 

効率よく鍛えるにはふくらはぎ、太もも、お尻など下半身の大きな筋肉、その後、胸、背中、肩、腕など上半身、そして腹部、わき腹、腰背部などの体幹の順が良いとされています。

 

大きなパワーが必要になる大きな筋肉から鍛えないと、筋力がもたないのです。

 

体幹を最後にするのは、体幹が身体の重心で背骨や骨盤を支える筋肉が集中していてバランスや姿勢を維持するのに重要だからです。

 

つまり、先に体幹に負荷をかけてしまうと、筋肉が疲労してしまい姿勢が維持出来ず、フォームが崩れ、効率が悪くなるだけではなく怪我に繋がってしまうからです。

 

ご都合主義

自分勝手な『自由主義、個性重視』を信じ、実行する人がいます。

 

社会や他人の中で、生かし生かされ、お互いに尊重し助け合いながら歩みを進めていく事が大切であるにもかかわらず、自分の都合や思い込みで解釈し、自分の考えが唯一無二の正しいものであるかのように周りの人に押し付けてしまう『独りよがりの個性』を発揮してしまいます。

 

当然、周囲との軋轢や乖離が起こり大きなストレスが蓄積されます。

 

それを解消するために、爆発できそうな相手を探し出し、目的を果たします。

 

爆発された側の心身はむしばまれ、相当程度の苦痛が続きます。

 

このような問題行為を平然と行なっている人はかなりの数で存在します。

 

本来『自由』には『責任』や『ルール』も伴います。

 

しかし『自由』を、『自分勝手』に『無秩序』と判断し、好き放題に振る舞う『無知』で『稚拙』な行動が、多くの社会問題の根底にあるような気がします。

   

手を使いすぎると

過度な指の疲れが身体全体の不調を引き起こす場合があります。

 

美容師、PCのプログラマー、農業関係などの職業の方によく見られますが、長時間にわたる指先の使用により極度に疲労した場合に、他の部位がカバーして疲労を分散しようと働きます。

 

つまり腕や肩や背中が本来の使われ方以上に働いてしまうため、徐々に疲労が蓄積され姿勢が崩れ、前かがみになり肋骨が圧迫されます。

 

そうなると心臓や肺への負担は増え、呼吸が浅くなり疲れが取れにくくなり、肩こりや首こりが慢性的に起こります。

 

またストレスがたまり、常にイライラしたり寝つきが悪くなったり便秘や下痢になったりします。

 

指の使い過ぎからくる部分疲労は、単にその部分だけをマッサージするだけではなく、身体の連動構造から考えれば、胸の前を開き肋骨を広げ胸椎のこわばりをゆるめるような動作が必要です。

 

もちろん足の疲労も関連して起こりますので、全体を考慮して整えていくのが良いかと思います。

 

ストレス解消には深い呼吸の繰り返しが効果抜群です。

   

依存性薬物の恐ろしさ②~酒やたばこ~

酒やたばこは『依存性薬物』です。

 

この依存は『精神依存』と『身体依存』の2つに分けられます。

 

『精神依存』は酒やたばこにより脳の状態が変容し、それらへの渇望に支配され自己コントロールが出来なくなります。

 

『身体依存』は酒やたばこにより身体に生理学的な作用が起き、それらなしでは身体が正常に機能しなくなります。

 

薬物依存の本質は『精神依存』で、脳が薬物を欲する状態に陥ることです。

したがって、いわゆる操り人形のように薬物に支配されて日常を送ることになります。

 

恐ろしいのは飲酒行動や喫煙行動をあたかも、自分の意志であるかのように、また『美味しいから』『好きだから』と自分の嗜好であるかのように、思い込まされている事です。

 

しかも本人にはまったく気付かれることもなく、薬物にコントロールされてしまいます。

 

こうなってしまうと聞く耳を持たなくなります。

 

「自分は好きで飲んでいるんだ」

「美味しいから吸っているんだ」

「飲めなくなるくらいなら生きてても仕方ない」

「たとえ癌になっても吸い続けてやる」

「やめる気などないし、やめる必要もない」

 

 

薬物なんかに支配される人生から脱して、自然な生き方をしていただきたいものですが、こう言うと「自分にとって酒やたばこをやめる方が不自然だ」と反論されてしまいそうです。

 

薬物  恐ろしい。

   

正座のすすめ(足首の柔軟性)

姿勢が悪いとホルモンバランスが悪くなり気力が減少してしまいます。

気力が減少するとますます姿勢が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

 

正座は骨盤を正しい位置に導く理想的な座り方ですが、多くの方は日常において正座で過ごす機会がほとんど無いため、足首の柔軟性が失われています。

 

足首の柔軟性の欠如は転倒の原因や、足首と連動するアキレス腱やふくらはぎの柔軟性にも影響し足のむくみの原因とも関係します。

 

我々日本人は、長い年月をかけて正座をしてきた民族です。

 

良い姿勢を作る手段として、無理な長時間の正座は避けるべきですが

少しの時間を見つけて正座を取り入れる習慣をつけて頂きたいものです。

 

当店でも『骨盤歩き』とともに『正座』はおすすめの整体方法です。

   

肥満対策

世にある肥満対策のうち、幾つ位試された事がありますか?

 

どう考えても支離滅裂な方法から、理路整然とした確実な方法まで様々なダイエット法がありますが、肥満の悩みはなかなか解決出来ません。

 

『食べる』ことでは、何を食べるかも大切ですし、どのように食べるかにも注意を傾けてほしいものです。

 

正しく座り、姿勢を正し、しっかりと噛み、一口一口味わいながら、ゆっくりと時間をかけて食べる習慣をつけていきましょう。

 

片膝立て、肘つき、犬食い姿勢など、姿勢の崩れは心の崩れです。

 

また、クチャクチャ音を立てたり、口を開けたまま食べたりする悪癖も、実は肥満の方に多く見られます。

 

身体に優しい、身体が本当の意味で喜ぶ食事とは何なのでしょうか?

 

少し極端な方法ですが、真剣に肥満対策をお考えの方にお勧めしている食べ物の選び方ですが、今、食べようとしているものは『栄養なのか?』それとも『毒なのか?』という問いかけを習慣になるまで続けていくことがとても重要です。

 

そのうち身体にとって良い、『栄養』を自然と選ぶようになっていきます。

当然、農薬や添加物や着色料がやけに気になりだしますし、ファストフード、コンビニ食、インスタントラーメン、清涼飲料水、スナック菓子なども避けるようになります。

 

つまり、考え、気付き、改善する事が大切なのです。

 

そしてこれらを習慣化し、特別な行動とせず、生活の一部に組み込み継続出来るかが、肥満対策の重要なポイントです。

   

爪だつ者は立たず

高く、少しでも高くと爪先で立っている人は、長く立っていられません。

すぐに疲れてしまいます。

 

困難な道を選ぶことが美徳であるとばかりに眉間にしわを寄せて、肩に力を入れて『頑張って』ばかりでは身体が持ちません。

 

時には容易な道をあえて選び、のんびりと進んでみたり、近道をしてみたりという事も必要です。

 

また、『跨(また)ぐ者は行かず』

 

これは、大股で歩く人は遠くまで歩き続ける事は出来ないという事で

人よりも少しでも早く目的地に着こうとして、脇目も振らず、汗をたらし、息を切らし、急いで大股で歩いていくのも人生。

 

自然の優しい風を受け、周りの風景を楽しみ、適度に休みながら、のんびり歩いていくのも人生。

 

力むことなく穏やかに進んでみるのも時には良いのではないでしょうか。

   

肩甲骨を柔らかく動かす

首こり、肩こりの原因は様々ですが、運動指導の面からその対策を考える時に、『肩甲骨を動かす事』は最も大切な動きの一つです。

 

座って、または立って行う動作では、片方の肘を曲げ同側の肩の上か襟を掴むように構え、肘の先でゆっくりと小さな円を描くように腕を回すとまず肩関節が動き出します。

 

さらに円を大きく動かすと肩甲骨が動き出してきます。

この動きで疲労して凝り固まっている首肩まわりが弛んできます。

 

さらに大きく動かすと背骨はもとより肋骨まで動き出します。

そうなると胸郭の中の内臓の動きにも良い影響が現れます。

 

内臓の動きは自律神経と密接に関係しているため、身体全体の血流が良くなり冷え性にも効果的ですし、ストレスの緩和にも繋がります。

 

また、腕、肩、肩甲骨、背骨などは鎖骨とも連動しているため当然鎖骨も動いています。

 

鎖骨周りには大きなリンパ節があり、そこが、動かさず硬く滞ると免疫力が下がったり、疲れやすくなったり、むくみの原因になったりします。

 

つまり連動する胸郭周りを動かす事で、リンパの流れが改善され、身体全体の不調を整えていく事が可能になり、多くの悩みの解消に繋がると考えています。

 

前回し、後ろ回しをとにかくゆっくりと行います。

 

呼吸は深く、心地の良いリズムで動かすとともに、身体のどの部分がどうなっているのかを感じながら背骨までしっかりと動かすつもりで、満足感が満たされるまで続けましょう。

 

肩甲骨を柔らかくしておくことは心と身体の全てを柔らかくする事と同じだと思います。

   

言い訳症候群

なにかにつけて『どうせ出来ない』と考えてしまう悪い癖をなくしませんか?

この考えの方は、物事がうまくいかない理由を説明するために、様々な言い訳を口にします。

 

『年齢』 どうせ歳だから。同年代の友人もそうだから。

 

『体調』 首が、腰が、膝が痛いから。疲れているから。

 

『運』  いつもついてないから。昔から運が悪いから。

 

『知性』 馬鹿だから。頭が悪いから。難しい事は分からないから。

 

『時間』 多忙だから。暇がないから。

 

言い訳症候群を改善するのは、そんなに難しい事ではありません。

 

自分のため、にも関わらず努力をしたくないために、言い訳をしているという事実を直視し、自覚する事です。

 

ごまかしごまかしなんとか逃れてきたような生活を変えるために、自分自身の考え方や、心の持ちよう、これからの自分のあるべき姿をじっくり考えてみる機会を持ってみませんか?

 

自身の長所に目を向け、価値や評価を正当なものに変えるだけで、本当に必要な事に前向きに挑戦する意思や覚悟が自然と身に付くでしょう。

   

O脚、がに股の原因

人は股関節、膝、足の裏でバランスを取り身体全体を支えています。

 

特に足の裏は重要で、親指と小指と踵(かかと)の3点がしっかりと地面を踏ん張ることで正しく自然な立ち方が出来ます。

 

しかし外反母趾、内反小趾など3点の支持が崩れてしまうと重心も崩れてしまいます。

 

この不自然な重心を安定させるために膝や骨盤や股関節に負担をかけるなどしてさらに不自然に身体を崩すことで何とかつじつまを合わそうとします。

 

その1つ、女性によく見られる『O脚』もこれらの結果生まれてくる状態です。

 

足の裏で取れなくなったバランスの負担は次の段階として膝に来るので、それを膝は少しでも軽減しようとして外側に圧力を逃がそうと姿勢を変化させます。

 

これが『がに股』に繋がります。

 

つまり『O脚』や『がに股』の悩みを解消するには、内股の筋肉を鍛えたり、脚を縛ったりする前に足の裏の3点でしっかりと地面に立つこと、その3点を使ってしっかりと歩くことが大切です。

 

それには『履物』に最大限の意識を持って下さい。

 

通勤や買い物など日常での履物は、足に優しい履物ですか?

 

デザインやトレンドに惑わされて一番大切な自身の身体をないがしろにしてしまっていませんか?

 

ちょっとした意識の変化がその後の生活の質を大きく変える結果に繋がることもあるのではないでしょうか。

   

もう少し詳しく(自律神経のバランス)

数日前に身体の変調について書いたのですが、もっと知りたいとのお声をいただいたのでもう少し書くことにします。

 

この時期に体調を崩すのは気温の『寒さ』ではなく気温の『変化』が原因です。

 

秋から冬にかけて、急に気温が下がると身体を一定の状態を保とうと働き、体温を上げるために血流を増やそうとして交感神経を優位にして血圧を上げます。

 

交感神経が優位になると白血球の1種である顆粒球(かりゅうきゅう)が増え、リンパ球が減ります。

 

顆粒球という白血球が増えると免疫力が上がっていいのでは、と思われるかもしれませんが、顆粒球は有害物を取り込み自らの分解酵素と活性酸素で処理しますが、交感神経が急激に優位になってしまうと顆粒球が増えすぎて健康に必要な常在菌も処理してしまい免疫力が下がります。

 

また顆粒球は死ぬ時に自らの活性酸素を体内の細胞にまき散らすなど悪い影響が出てきます。

 

そして、この『リンパ球の減少』こそが細菌やウイルスへの抵抗力を下げ、風邪やインフルエンザなどの感染症の原因なのです。

 

気温や気圧の急激な変化により自律神経のバランスが崩れてしまう。

 

これに対しどういう対応をするのか、どういう過ごし方をするのかが

とても大切だと考えています。

 

 

肩甲骨の不思議

身体の『健康』には『肩甲』骨の位置が重要です。

 

洒落のようですが事実で、肩の症状の多くは肩甲骨が関わっています。

 

この肩甲骨の位置に重要なのが『肺の力強さ』です。

 

肺は肋骨、鎖骨、背骨、横隔膜などに囲まれる構造です。

 

力があれば自然と呼吸が深くなり、それらを押し広げ肩甲骨を内側に寄せ、上がり、適切な位置に保たれ、血管や神経などを圧迫することなく姿勢も良くなります。

 

逆に力が無ければ周囲の構造体が壁となり押し広げる事が出来ず、浅い呼吸に終始してしまいます。

 

そうなると肩甲骨が適切な位置を保てず左右に広がってしまい下がってしまいます。

 

さらに崩れたバランスを維持するために腰骨が下がり骨盤が開いてきます。

 

骨盤が開いているからといって骨盤矯正などと称して無理に整える事がどんなに無駄で無意味な行為かがよく分かる身体の連動構造です。

 

ちなみに『肺の力強さ』とは肺活量を指しているのでは無く、肺に弾力があるかどうかという事で、完全に息を吐き切り、思い切り息を吸い込めるか、しっかりとした深い呼吸が出来るかという事です。

 

ストレスが溢れていたり、気が上がってしまっていたり、イライラしていたり、くよくよしていたりすると呼吸は浅くなります。

 

気を下腹(丹田)に落とし、ゆったりした生活を心がけましょう。

   

『食』という字は、

食という字は『人』に『良い』と書きます。

 

身体は何を食べるか、どのように食べるか、どんな環境で食べるかなど、向き合い方1つでその後の10年が決まると考えています。

 

食事の場は大切なしつけの場であり交流の場でもあります。

 

また、3食を欠かさず摂れば年間で1095回にもなり、そこで養われる食事姿勢、食習慣、食事マナー、社交性など影響は非常に大きいものです。

 

ファストフードやコンビニ食品や清涼飲料水ばかりの食事になっていませんか?

 

身体は、今まで食べたもので成り立っています。

そしてこれから食べるものでどんな人生を送るかという人生観に繋がっていきます。

『たかが食べ物くらいで』と侮るなかれ、健康は失ってから気がついても遅いのです。

 

出来る限り自然に近い食べ物を多く取り入れて頂きたいと思います。

 

ただし単に栄養素が整っているだけの食事や杓子定規に型にはめられた食事はお勧めしません。

 

食事は人生を豊かにし明日への活力や免疫機能を向上させる力を持ち合わせています。

 

『美味しい』『綺麗』『豪華』など感性を刺激するような食事もとても大切です。

 

身体にも心にも『良い』食事を心がけて頂きたいものです。 

人と自然のつながり

昨日今日あたりで体調を崩している人が多くなってきています。

 

喉がイガイガ、鼻がズルズル、熱っぽいなど

 

身体が季節の変化のスピードに追い付かず風邪をひくことで調整をしていると考えます。

 

こんな時は無理をせず身体の声をよく聞いてあげてください。

身体は少し休ませて夏の疲れを取り除けば自然と体調は戻ってきます。

深い呼吸を心がけ、目を休めて、静かに過ごしてください。

 

不自然に薬や栄養ドリンクなどで何とかしようとすると本来の身体の意思とは違う方向に向かってしまい、心身に歪みが起こりやすくなります。

 

身体が自然と一体となってなじんでくるまで、穏やかに時間を過ごしてみて下さい。

ちゃんと内なる声と対話が出来ていれば、その後は不調になる前より元気に身体が動くようになります。

ゆっくり呼吸

呼吸の指導をしているとよく『腹式ですか?胸式ですか?』とか『鼻からですか?口からですか?』とか『何回行うのがベストですか?』など固定観念からああしなければいけない、こうしなければいけないと意識過多になってしまっている方がいらっしゃいます。

 

意識が呼吸そのものではなく、呼吸にまつわる知識や決まりごとにフォーカスされてしまい効果が得られにくい状態になります。

 

呼吸という動作は本来、自然と一体となり生命をはぐくむ雄大な行為なので、腹だ胸だ鼻だ口だと形式にとらわれず、自身にとって最も楽で心地よい呼吸を心がけましょう。

 

大切なポイントは『ゆっくり深い呼吸』を意識せずに行う事です。

   

顔のたるみ

年齢を重ねると顔のたるみを気にする方が多くいらっしゃいます。

 

少しでも若く見られたい。その思いからエステやサプリや化粧品で何とかその流れを食い止めようとしますが、地球の重力はそんなに生易しいものではないようです。

 

そこで当店では顔トレという顔に特化した指導も行っています。

 

顔のたるみやむくみに対抗するために、顔についている筋肉を強化すると、生き生きとした張りのある素肌が手に入るかもしれません。

 

当然、毎日鏡の前で行いますが、とてもじゃないですが他人には見せられない表情を作り続けます。

 

まずは2週間は続けてみてその変化を実感してみて下さい。

   

愚痴総論

他人の愚痴を聞く機会も多いのですが、愚痴には2種類あるように思います。

 

1つは『前向きに生きている人』の愚痴で、良い愚痴です。

 

仕事や家庭や人間関係で生み出される色々な諸問題に真面目に取り組み、少しでも良くしていこうと努力してはいるものの、思い通りに行かなかったり、横槍を入れられたり、力不足であったりと、伴わない結果につい口からあふれ出した苦しみや弱音が愚痴となるパターンです。

 

これはある意味一時のガス抜きや気分転換で、周囲の人にそれほど悪影響を与えるものではありません。

そしてひとしきり愚痴った後は、また活力をもって物事に取り組む姿勢が見られます。

 

もう1つは『後ろ向きに生きている人』の愚痴で、悪い愚痴です。

 

これはもう聞くに堪えない言葉の嵐です。

他人の失敗や些細な出来事を悪意を込めて歪曲したり、悪口を言ったと思えば今度は自分がどんなに苦しめられているか、被害者であるかを延々と話します。

そして途中に必ず同意を前提とした疑問形の問いかけ『?』をします。

その答えが自分の意図しない、正しい意見をされると被害者でいられなくなる事に恐怖し、激しく抵抗します。

 

これらの行動は周囲に毒をまき散らすため、同じ種類の人が引き寄せられて集まるか、そうでない人は嫌気がさして離れていくかのどちらかです。

ほどほどにしておかないといつかその毒で自分がやられてしまいます。

 

 

感情を適度に表現することは精神衛生上、とても大切な事ですので必要なときにはどんどん愚痴りましょう。

   

ランニングをすると痛む人

ランニングをすると関節に痛みが出る人がまずする事とは、さて何でしょうか?

 

注射ですか?湿布ですか?アイシングですか?

 

正解は『痛くなるランニングをしない事』です。

 

痛みは身体が発するS.O.Sです。 ご自愛下さい。

 

まずは正しい立ち方、歩き方を習得してから走り始めましょう。

 

余談ですが、ゴルフで腰を痛める人が多いのですが、その原因は『ゴルフ』ではありません。『腰に悪いスイング』です。

 

また普段から腰に負担がかかる日常動作や歩き方や、柔軟性のない肩甲骨回りの動きを代わりに腰が負担する事がその原因であると考えられます。