五大栄養素とは『炭水化物・たんぱく質・脂肪・ビタミン・ミネラル』ですが、このバランスのとれた食事をしっかりと摂る事が、健康の基礎となります。
病気になりにくい、なっても回復が早い、強い身体には欠かせないバランスの良い食事ですが、逆にこのバランスが悪い、偏った食事を続けていると、新陳代謝の能力が低下し、自然治癒力・免疫力・回復力・適応力など本来の機能が発揮できなくなります。
病気の多くは食生活のバランスの悪さが原因です。
特に生活習慣病は運動不足など他の要素も加わりますが、食生活の乱れを整えない事には改善しません。
つまり、生活習慣病は、他人から感染させられたり、ウイルスなどが原因で起こるものではなく、『自分が原因の病気』なのです。
不調を嘆いたり、悩んだり、薬に頼ったりするよりも、まずはご自身の食生活を改善させてみてはいかがでしょうか。
忙しい毎日を過ごすうちに、いつしか自分の身体に意識を向ける事がおろそかになってしまいがちです。
また、ストレスフルな生活の中で、そのストレスに取り込まれてしまい絶えずイライラした状態に陥ってしまいがちです。
そんな状態が続くうちに、気付かない程徐々に、心と身体が固まってしまい呼吸が浅くなり、疲れやすく回復しにくい環境が出来上がってしまいます。
どこかおかしい・・・なぜかすっきりしない・・・
そんな違和感をお感じであれば、少し立ち止まるか、スピードをゆるめて、心静かに『自分を感じる』ような時間を取る事をおすすめします。
人によって、それは読書かも知れませんし、座禅かも知れません。
また瞑想やヨガのようなものでも良いですし、とにかくいつもとは異なる非現実の空間に心を置く事がとても大切なのです。
そして、そこで心を無にするのか、考えを整理するのか、ひたすら呼吸法を行なうのか・・それは何でも良いのです。
何をすれば心地良いのかを感じて、それを実行します。
何かに載っていたから、誰かが言ってたからやるのではなく、それをする事で自分自身が楽になる、心地良くなるという方法を見つけて、継続して行なってみて下さい。
ちなみに当院では自律訓練法というリラックス法を推奨しています。
筋肉のこわばりには、2つの要素が大きく関わっています。
1つは筋肉そのものの質の変化です。
筋肉をあまり動かさない、同じ姿勢を続けるなどが原因で、筋肉の弾性が変化してしまい固まってしまいます。
長時間のデスクワーク後や、起床時に無意識に伸びをしてしまうのは、硬くなった筋肉を柔らかくしようとする無意識の自然な反応なのです。
もう1つは筋肉の収縮による神経的な変化です。
筋肉に疲労が溜まっている、またストレスなどの緊張・痛みなどが原因で、常に力が入ってしまいます。
硬くこわばった筋肉は血液の循環を悪くさせ、周辺組織を硬く変化させ、さらに血液の循環を悪くさせ、いっそう身体が硬くなるという悪循環を引き起こし、抜け出せなくなり慢性的な肩こりや腰痛に悩まされてしまいます。
筋肉の緊張を解き、柔らかい身体にすることで、血液の循環を改善し酸素や栄養素、老廃物の運搬が十分に行なわれるような快適な筋肉環境が生まれ、こわばり知らずの『楽なカラダ』に変われるのです。
『80歳になっても20本以上自分の歯を保とう』という運動の事を『ハチマルニイマル』運動といいます。
生涯、自分の歯で食生活を満足に楽しむために、1本でも多くの歯を残したいものです。
この8020を達成するには日頃のメンテナンスが欠かせませんが、それ以前に、正常な歯並び・噛み合わせが求められます。
それは、ガタガタの歯並びでは、歯磨きなどのメンテナンスが十分に出来ない事、また物を噛む力が一部の歯にばかりかかり、そこから順に痛んで無くなってしまう事が考えられるからです。
そして、この歯並びや噛み合わせを整えるには、主に歯列矯正治療が必要です。
出来る限り早いうちに取り掛かっていただき、8020達成の環境を整え、多くの歯を残しきちんと咀嚼出来る環境を残す事が、健康寿命を延ばす1つの方法でもあります。
インフルエンザの流行は12月後半から2月末までがピークで、その感染経路は咳やくしゃみなどで飛び散った水滴を吸い込む『飛沫感染』がほとんどです。
ですので、咳やくしゃみの症状がある人は
〇マスクをする
〇出そうなときは手ではなく、ハンカチやティッシュで口と鼻を覆う
などのエチケットを守るようにして頂きたいと思います。
また、『接触感染』も注意が必要です。
ウイルスがついたドアノブや吊革、照明のスイッチ、共用のPCのキーボードなどに触れた手で目をこすったり、口や鼻を無意識に触ったりする事でウイルスが体内に入り込みます。
インフルエンザのみならず、感染症全般に言える事ですが、予防の基本は手洗いです。
とにかくこまめにてを洗う事。そしてアルコール消毒を積極的に使用する事もおすすめです。
これからに時期、入浴時に気を付けなければならないのが、急に寒い脱衣所から熱いお風呂に入る事で起こる、命に関わる健康被害です。
イメージとしては、心臓や脳の血管が破裂するような、心筋梗塞や脳梗塞を起こしてばかりのように思ってしまいますが、実は他にも注意が必要な事があります。
それは、急激な温度変化に伴う血圧低下によって意識障害を起こし、浴槽内で溺れてしまうヒートショックです。
この時、血圧は入浴直後の1分間で最高値に達し、その後5分間で急激に下がります。
ですので、出来る限りこの落差を軽くしなければなりませんので、対策としては、脱衣所に安全な暖房器具を入れたり、浴槽のフタをしばらく開けておく、また温水シャワーで湯気を立てておくなど、入浴前の脱衣所や浴室を温かくしておく事が欠かせません。
運動を習慣に出来ない理由の1つに、オーバーワークに陥り、痛みが出たり、その運動をする事自体がストレスになり、やめてしまうということが挙げられます。
本人としてはメタボ健診や病気を機に、何かを始めなければと一念発起したものの、『腰を痛めてしまった』『膝に痛みが出るようになった』など残念な結果に終わってしまいます。
この原因は、運動を習慣づけるための身体と心の準備が出来ていなかったからです。
脳には運動が苦も無く出来ていたころの記憶が残っている為、これぐらいは何ともないと思い、軽く考え動かしてしまいますが、衰えた身体にはその行為がとてつもない衝撃として影響を受け、限界を知らせるためのシグナルとして痛みや疲労を発するのです。
まるで、寝起きと同時に100m走を行なうようなもので、危険ですし無理があります。
ですから、取り組むべき事は、毎日のストレッチや普段の生活を少し活動的にするような事から始め、関節や筋肉に刺激を与え『目覚めさせる』事が必要なのです。
さらに、『運動が出来ないのは時間がないから』という方がいらっしゃいますが、よほどの国民的売れっ子アイドルでもない限り、そこまで忙しい方は滅多にいません。
1日5分程度の時間すら取れないはずはありません。
それは、時間がないというよりも運動の時間を作ろうという『気持ちのゆとり』が無いだけなのです。
ですから、身体を快適に動かせるように準備し、気持ちに余裕を持たせ、ゆとりを感じられるようになれば、運動を習慣にする事はそんなに難しい事ではありません。
たばこの健康被害が周知・認知され始め徐々に喫煙率が下がっているものの、一部にはやはり値上がりしようと、自分や家族が犠牲になろうと喫煙をやめられない方がいらっしゃいます。
また、煙の害さえなければと、燃やさずに使う『無煙たばこ』を使用する方もいらっしゃいます。
無煙たばこには、『かぎたばこ』や、ガムのように噛む『かみたばこ』などがあり、一見すると健康的に見えるかもしれませんが、細かく砕いた煙草と様々な『添加物』が含まれています。
この無煙たばこには多くの発がん性物質が含まれています。
アセトアルデヒド・ヒ素・ベンゾピレン・ベリリウム・エチルカルバマート・ホルムアルデヒド・ポロニウム・・・・・
未使用者と比較すると、口腔がんや咽頭がんになるリスクは3倍で、死亡率も高くなるため、EUのほとんどの国では安全性が証明されていないこれらの製品は、販売が禁止されています。
煙が出ないだけでニコチンは含まれていますので、依存である事に変わりはなく、心筋梗塞や脳卒中のリスクも下がる訳ではありません。
手を変え品を変え、どうにかして身体に『摂り込ませようとする』努力を、『摂り込ませないよう』に向けることが出来れば、健康な身体への変化を実感していただけるのですが・・。
『整体』と聞くと『治してもらう所』だという認識の方が少なからずいらっしゃいますが、これは大きな勘違いで、法律的にも治療を目的とした商いは『治療院』と呼ばれる整形外科・接骨院・整骨院・鍼灸院・クリニックなどに限定されています。
ですから、カイロ・整体院・リラクゼーション・エステ・サロン・リフレクソロジー・ロミロミ・アロマセラピー・ホニャララマッサージ・〇〇式〇〇etc.などはすべて『治療を目的にしてはいけない』のです。
ですので、『治します』や『ほぐします』や『揉みます』などの文言は、通常使う事が出来ません。
しかし、だからといってそれが厳密に法律に違反するかどうかという所は判断が難しく、『人の健康に害を及ぼすおそれのある業務内容』でなければ禁止されないのが実情のようです。
そして、ここがもっとも重要な事なのですが、必ず
『治療行為ではない事』、
『医師、あん摩・鍼灸師、マッサーシ師ではない事』
『リラクゼーションを目的とした業務内容である事』を『明示』しなければなりません。
もしこのような事がされていなければ、そのお店は避けた方が賢明です。
紛らわしい表記方法を行ない、不調にお悩みをお持ちの方に対して、つけ入るような商売の仕方は感心致しません。
ですので、そこが『治療を目的としている所』か『リラクゼーションを目的にしている所』かを、勘違いせずに選択していただきたいと願わずにはいられません。
夏の時期には脱水を防ぐために、ミネラルウォーターなどを携帯したり、意識して摂取回数を増やしたりしますが、意外と多いのが冬の脱水なのです。
寒い時期なのになぜ水分補給が必要なのかと思われるかもしれませんが、夏とは違う条件などが重なる事で起こります。
〇寒いと利尿作用が著しく働く
〇厚着になるため、汗をかく
〇ウィンタースポーツなど
これらが原因で水分は失っていくのですが、乾燥して汗が蒸発してしまい脱水の実感がない事、寒さのために体感温度が下がり、喉の渇きを感じにくい事などで摂取を怠ってしまいがちです。
夏と同じように、水分を携帯し少量ずつ摂取するように心がけて頂きたいと思います。
また、水分は真水・ミネラルウォーターなどの事で、利尿作用のあるアルコール・コーヒー・お茶や、ソフトドリンク類は出来る限り避けるようにしましょう。
健康の目安の1つに、身体の柔らかさというものがあります。
これは筋肉自体の質、弾力性や柔軟性があるかどうかという事と、股関節や肩関節などの骨格の可動域の広さを合わせた表現です。
例えば、前屈。
足の指先に手が届きますか?
慢性的な腰痛や肩こりにお悩みの方で、ストレスや内臓の不調などが原因でなければ、まずはこの身体の柔らかさを取り戻すことが、改善の重要なポイントになります。
この柔らかさを整体していけば、おそらく身体の不調は嘘のように楽になります。
『身体が硬い』ことでメリットになる事は何1つありません。
逆に、柔らかくなるにつれて、それまで無理をしていた各部分の負担が緩和され軽く動けるようになりますので、活動範囲が広がり血流が良くなり、どんどん好循環が繰り返されます。
食べ物なども無関係ではありませんが、まずは筋肉を動かす事、ストレッチなどで適度に伸ばす事などから始めてみましょう。
継続は力なりというのは、分かっていても出来ないという人も多いと思います。
歯磨きのように、当然の事として無意識での習慣レベルにまで高める事はとても大変です。
時間がない、忙しいからと継続を断念せざるを得ない方もいらっしゃいますが、続かない大きな原因は『性格』のようです。
代表的なタイプをご紹介します。
変動型
熱しやすく冷めやすい、ムラのある気分屋的な性格のため、ある時は激しく打ち込むものの、そうでないときは何もしない、
夏はするが、冬はしない、などメリハリの振れ幅が大きすぎるタイプ
三日坊主型
せっかちで、高すぎる目標を立てすぐに結果を出したがり、出ないと焦りや苛立ちを感じ、一気にやる気をなくしやめてしまうタイプ。
迷走型
色んな事に興味があり、目標も明確ではなく、その時の流行りや思いつきや他人の意見に影響を受け、コロコロとやりたい事ややる事が変わるミーハータイプ。
『結局いつも続かない』という方はこれらのいずれかに当てはまる事が多いので、自分の性格をよく把握し、無理のない自分に合った目標を設定し、地道に楽しく行なう癖を付けましょう。
TVや雑誌で目にする、俳優・アイドル・タレント・モデルなどの影響からカラーコンタクトレンズ(カラコン)を装着した児童・生徒が急増しているそうです。
小学生では48%、中学生では44%、高校では84%が使っている、もしくは使ったことがあるという調査結果もあるようで、知識も無い子供達が眼科での検査も受けず、安易に入手し使用しているのが現実です。
中には、無知な親が、可愛いからとネット経由で購入し、子供に与えている事例も少なくないのです。
では、カラコンの何が良くないのか。
それは、粗悪品が多く『酸素透過性』が著しく悪いという事です。
角膜は血管の無い組織のため、空気中から酸素を取り込み活動しています。
ですので、酸素透過性の悪いレンズを装着すると、角膜が炎症を起こし、腫れて傷がついたり感染の原因となってしまいます。
たとえ厚生労働省が認可しているからと言って、すべてが臨床試験を行ない、その安全性が保障されている訳ではありません。
特に韓国製・台湾製・シンガポール製は、日本のレンズでは今や使われていない古い素材で作られている物が多く、また技術も無いため安全性は極めて低いのです。
カラコンに限らず、ディファインのコンタクトレンズは酸素透過率がとにかく悪いので、命に関わるほどの理由がない限り、安易な使用は出来るだけしないようにしましょう。
お洒落に敏感な事は良い事ですが、ご自分の身を削ってまでする必要は無いと思います。
入浴には血液の循環を改善したり、疲労を回復させたり、リラックスやリフレッシュを促進する効果があり、色々な入浴法が紹介されています。
その中でもよく議論になるのは、全身浴と半身浴、どちらが良いのかという事です。
全身浴では熱く感じる温度で短い時間の入浴をすすめ、半身浴ではぬるめの温度で長い時間の入浴をすすめています。
時折、どちらか一方の入浴法だけを『正しい入浴法』として、紹介されている場合を目にします。
確かに飲酒後や持病をお持ちの方は気を付けなければなりませんが、それ以外の方においては、それは当てはまりません。
基礎代謝がどうの、脂肪燃焼がどうの、老廃物がどうの・・・・
そんな事は個人差があり、いかにも正論であるように聞こえてしまいますが、そうではありません。
たとえば、身体に良いか悪いかは別にして、『最後に冷たい水を浴びなければ体がスッキリしない』という方もいれば、『水など浴びると体が痛くなる』という方もいます。
長い入浴をすると疲労してしまい体調が悪くなる方もいれば、1時間・2時間入浴したほうが、疲れが取れて身体が楽になる方もいらっしゃいます。
入浴でもっとも大切なことは、血液の巡りを良くする事ですが、それと同じくらい大切なことは、ご自身が一番『心地良い!!』と感じる入浴法を毎日行なう事であり、誰かが決めた『健康に良い正しい入浴法』を、無条件に行なう必要はないのです。
体調は日々変化します。
ですから、盲目的に『5分10分で十分なんだけど、半身浴で30分入らなければ健康になれない』や、『苦しいけれど首までしっかりと浸からなければ楽にならない』からと、我慢や辛抱をする入浴では本末転倒なのです。
変化を敏感に感じ取り、状態に合わせた心地良い入浴こそが、行なうべきあなたにとっての『正しい入浴法』なのです。
何とかして痩せたい、何をしても痩せない、しばらくするとすぐ元に戻る など、肥満でお困り、お悩みの方は星の数ほどいらっしゃいます。
そこに目をつけ、お笑い芸人、タレント、モデル、果てはハリウッド女優などを広告塔として使い『商品』を購入させ荒稼ぎをし、ブームが終わるとまた次の『商品』をメディアが煽り、消費者心理をくすぐる・・・そんなエンドレスな事が繰り返されています。
商品とは書籍やDVDやサプリメントだけにとどまらず、一部の食べ物や器具、ジムやサロンなどの施設も含まれ、煽られると同時に殺到し、売り切れや数ヶ月待ちでの予約など、常軌を逸した現象が起こります。
多少効果的なモノから訳の分からないモノまで様々なアノ手コノ手が容赦なく襲いかかってきます。
巻くだけさらしダイエット・断捨離ダイエット・ミトコンドリアダイエット・宇宙飛行士ダイエット・食べ順爆発ダイエット・ドライフルーツダイエット・高野豆腐ダイエット・干したまねぎダイエット・かまぼこダイエット・コーヒーダイエット・塩もみダイエット・きゅうりダイエット・小指ダイエット・寝るだけダイエット・餃子ダイエット・旧石器時代ダイエット・納豆ダイエット・ココアダイエット・糖質制限ダイエット・体内時計活用ダイエット・・・・
見聞きした事、実践した事のあるダイエットもあるかと思います。
肥満の改善は一時的な事では意味がありませんので、ご自身の生活に合った、将来にわたって継続して行なえるような方法を見極め、なんでもかんでも飛びつくような事はせずに、腰を据えて取り組む心構えが必要なのです。
医療の進歩は目覚ましく、今は人工関節の質も随分向上しているようです。
関節の痛みのために、動けない・立てない・歩けない、そんな方にとってはまさに救いの神のようにお感じになるかもしれません。
この技術は本当に素晴らしく多くの方の生活の質を著しく改善してくれますので、選択肢の1つとしてお考えいただいてもいいのかなとは思いますが、あくまでも最終手段であることを忘れないでほしいのです。
生身の身体が機械に変わると、もう2度とその部分は元には戻せなくなります。
ヒトの身体は全身が連動し影響を与え合って成り立っています。
たとえ拒絶反応など起こさなくても『異物』に変わりはありません
ですから、先天的な異常や事故などによりやむにやまれぬ状態で、他に選択肢が見つからない場合にのみ行なうほうが良いと考えています。
さらに大切なことは、そうなってしまわないように健康な時から自己管理をする事です。
バランスの良い食事をしていますか?
過食していませんか?
運動していますか?
正しく歩いていますか?
偏った姿勢で生活をしていませんか?
そんな何でもないような事が積み重なり、関節に負担をかけ続け、ついにはその関節が壊れてしまうのです。
ですから、あえて厳しく申し上げるなら、そうなった原因・問題は『運動などしなくても大丈夫』『自分にはそんな事は起こらない』『好きだからやめられない』など、慢心や無知のまま過ごしてきた自分自身にあることを、キチンと理解した上で選択をし、その後の生活を見直していただきたいと切に思います。
健康を維持、増進するためには生活習慣の質を、今よりも少しばかり良くする必要があります。
生活習慣と一言で言ってしまうにはあまりにも多くの要因が含まれるのですが、何をするにしても、どんなに良い習慣であったとしても、続けなければ意味がありません。
しかも、その大部分は自然についてしまった生活の悪い癖を改めなければならない事ですので、意識している間は保つ事が出来ても、油断するとつい元の悪い生活習慣に戻ってしまいがちです。
こうなる事を防ぐには、良い癖が定着するまで繰り返し繰り返し行なうしかありません。
途中、何度もくじけそうになったり、忘れたり、諦めてしまいそうになったりするかもしれません。
それでも続ける事が大切なのです。
その方法は、ご自身に合った方法を見つける事から始めるのですが、忙しい方、いつのまにか時間が無くなり、『今日も出来なかった』を繰り返す方におすすめなのは、タイマーやアラームをうまく利用する方法です。
時間はあっという間に過ぎてしまうと思いませんか?
やろうと思ってはいたものの気付けばこんな時間・・・・今日はもういいか・・・・
そんな時はまず時間を決めます。
『何時から』や『何分後に』など、そしてその時間を忘れないようにセットし、時間通りに行ないます。
1日に何回も行なうものであれば、その都度セットし確実に行ない習慣になるまで続けます。
この『時間管理』は『自己管理』につながりますので、出来るようになればどんな生活習慣の改善にも応用し使える方法ですので、無意識のレベルに達するまで続けてみる事をおすすめします。
仕事に子育て、趣味に友達付き合い、色々あって忙しい・・・
健康における大切なポイントの1つは、いかに疲労をためずに回復させるかなのですが、どうも本末転倒な行動をされている方が少なからずいらっしゃいます。
気分転換にと、空いた時間は常にゲーム.....
スマホやパソコンで際限なくゲームやSNSを続けると、身体は固まり、血流が悪くなり、呼吸が浅くなり、回復はおろか、眼・脳・体・心に支障をきたすとされています。
スケジュールは常にいっぱい、休みの日も予定をぎっしり詰め込んで、『プライベートが充実してないと、いい仕事が出来ませんから』という、まるで動いてないと死んでしまう回遊魚系の人も多いのです。
ショッピング・イベント・テーマパーク・観光・ゴルフ・スポーツジム・ハイキングetc......
楽しい事、好きな事は時間も忘れ、疲労も感じず、リフレッシュしたかのごとく思われがちですが、休みなき活動はいつか必ず限界が来ます。
ストレス社会で生活するには、理屈通りの方法では疲労回復もままならないかも知れませんが、ある程度の所で上手に折り合いをつけるという事を忘れないようにして下さい。
年齢を重ねるとともに気になるのが、顔の変化だと思います。
シワやたるみなどが悩みの種・・・・・
色んな物を購入し、試してみても今一つ効果が感じられない・・・・
少しでも若く、綺麗に、元気にみられるにはどうすればよいのでしょうか
顔は身体の一部です。
では、身体、例えばお腹周りや二の腕がたるんでくれば、何をすれば良いのでしょう。
それは、『脂肪を落とす事』『筋肉を鍛える事』です。
つまり、顔のたるみにもこれと同じことをすればよいのです。
顔にはたくさんの小さな筋肉があり、色々な表情を作ることが出来ます。
ですので、その筋肉を鍛え柔らかく弾力のある環境を作れば、自然としわの少ない張りのある若々しいお顔になるのです。
忘れてはいけない事は、『顔だけの若々しさ』はあり得ません。
先ほども述べたように、顔は身体の一部です。
首から上だけ張りのあるつやつやの顔で、首から下はたるんだ締まりのない不健康な身体、こんな不自然な事はあり得ません。
顔の美容と健康をお考えであれば、身体全体の健康、特に血流を良くする事が欠かせません。
食事・睡眠・運動 これらを整えて初めて、顔が若々しく生まれ変わってくるのではないでしょうか。
当院の隠れたヒット商品『ホットパット』
クライアント様からのご要望により、徐々にサイズ展開するようになり、遂に5種類にまで広がったこともあり、店頭にコーナーを作りました。
15~18種類のハーブを使ったこちらのホットパットは、電子レンジでチンするタイプで、生地は綿76%、ポリエステル24%ですのでとても柔らかな肌触りです。
ハーブは収穫時期により種類が変更になる場合はありますが、
レモングラス・タマリンド・ジャスミン・シナモン・バイトゥーイ・バイナー・ワンサワローン・岩塩・ローズマリー・ミント・うこん・赤唐辛子・カフィアライム・カンファーetc・・・・
肩こり、腰痛、膝痛、生理痛、イライラ、不眠などさまざまな不快な症状、状態に対して、温めて楽になっていただきたいと思います。
なお、電話やメールでのご注文はお受けしていません。
また、強引にご購入を迫ったり、強制したりする事もありませんので、ご安心ください。
当院での運動指導の中に、『ワンコインダイエット』というコースがあり、5分間『ラン』を行なっていただくのですが、歩く速さで疲れずに走る『スロージョギング』を取り入れています。
(ワンコインダイエットはその名の通り1回500円です、詳しくはコチラ)
そのポイントは
①足の指の付け根だけを使い着地をし走ります。
②軽く顎を上げ、姿勢よく走ります。
③腕や肩の力を抜いて楽に走ります。
④軽く口を開け、自然呼吸(鼻から吸う)で走ります。
リズムよく笑顔で会話をしながら走り続けられる強度ですので、運動習慣のない方でも全く問題はありません。
また、コース名は『ワンコインダイエット』ですが、ダイエット目的のみならず、運動不足解消やストレス発散、リラクゼーションマッサージコースとの組み合わせなど、色々な目的にお使いいただけますので、お気軽にお申し込みください。
まれに死亡例もある危険な感染症を引き起こす『ノロウイルス』による急性胃腸炎が今年も流行の兆しを見せています。
その特徴は『激しい嘔吐』で、一晩に十回以上にもおよび、特に乳幼児では水分摂取もままならず、脱水症状を起こしやすいため点滴が必要になることも少なくありません。
また、嘔吐の際の吐き下し汚物の誤嚥による窒息や肺炎を併発する場合もあるため、激しい嘔吐が続く発症後48時間は注意が必要です。
さらに注意が必要なのが『汚物処理』で、ノロウイルスは感染力が非常に強いため使い捨ての手袋を使い2重の袋を密封して捨てるようにしましょう。
そして、汚物が付着した場所は家庭用漂白剤で30分以上かけ殺菌するようにしましょう。
感染を防ぐ最も効果の高い方法は『手洗い』で、感染ルートはほぼ手を介したものであることから、これからの季節はとにもかくにも手洗いを徹底して行なって下さい。
皮膚表面が赤く盛り上がり乾燥した角質がポロポロと剥がれ落ちる炎症性の皮膚疾患を『乾癬』といい、関節に痛みや腫れ、関節の変形を起こす重症型の関節症性乾癬が増加傾向にあります。
乾癬の原因は不明で、体質・ストレス・薬剤・感染症などが重なり引き金となるのでは.....と考えられています。
多くの場合、免疫異常から皮膚症状が現れてから数年後に関節炎を発症し、リウマチのように変形してしまうため、日常生活に大きな影響が生じます。
免疫異常を整える事と関節破壊の進行をいかに抑えるかがポイントになります。
美容と健康のためにダイエットを行なっていらっしゃる方に、気を付けて頂きたい事がいくつかあります。
何らかのことをして『体重が○○㎏減った!!』と喜んではいませんか?
美容と健康のために必要な事、それは脂肪を燃焼させる筋肉や健康維持に欠かせない骨量を減らすことなく『体脂肪だけ』を落とすという事です。
そのためには、食事の量を減らす方法はもっての外です!!
摂取量が減ると、脳は『生命の危機』を感じて脂肪を蓄え、筋肉をエネルギー源として使用しようと働き始めます。
つまり、基礎代謝が落ち、活動量も落ちている状態になってしまいます。
そこに輪をかけて『痩せなければ・・・』と、運動をするとどうなるでしょうか
身体は疲労し、体調を崩し、風邪をひきやすくなり、そのうちにダイエットが継続できなくなり、やめてしまいます。
そしてその時には、身体はたっぷりの脂肪と、消費されて少なくなった筋肉という、代謝効率の悪い身体に変化していますので、以前と同じ生活をしていてもどんどん太ってしまうのです。
これが『リバウンド』です。
ですから、喜ぶなら『体重が・・』ではなく『体脂肪が○○%減った!!』が正しい喜び方なのです。
まずは、このあたりの基本の基を、しっかりと理解することから始めましょう。
気になるぽっこりお腹の原因の1つは、骨盤辺りにある『大腰筋』という筋肉の衰えです。
この筋肉が衰えると、骨盤が後ろに傾き、それに引っ張られ背骨が丸くなり、いわゆる『猫背』の状態に身体が変化します。
そして骨盤が傾く事で新たに出来たスペースに内臓が下垂し、下腹がポッコリと出てしまいます。
この時、押し込められた内臓では全身の活動を高める交感神経がうまく働かなくなり、骨盤周辺の筋肉が使われなくなるので、くびれのない、だらしないボディラインになってしまいます。
ですから、お腹が出てきたから、腹筋を・・・と単純に考えるのではなく、身体のもっと奥のゆるんだ筋肉から整える必要があるのです。
さらにこの大腰筋はお尻の筋肉と対になっていますので、両方をバランスよく整える事を忘れないようにしましょう。
生物界の頂点に立つ『ヒト』は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感のバランスがもっとも良い生き物です。
生物は『生きるため』『死なないため』の能力が発達、進化し、それを怠ると絶滅に瀕します。
鳥類では、鷹などは、上空数十メートルから餌となる小動物を嗅覚で嗅ぎ分け、ヒトの8倍とも言われる視覚で発見・捕獲しますし、カラスは脳細胞が発達し、日本猿よりも学習能力が高く、視覚と聴覚に優れ、30種類程の鳴き声で仲間とコミュニケーションをとり、外敵から身を守りつつ、ヒトの行動を把握し餌にありつく術を身に付けています。
犬は嗅覚に優れ、ヒトの嗅覚細胞が1000万個に対して、約2億数千万個を備えています。
現代のヒトは、安全で便利な世の中で生活するうちに、外敵から身を守る必要が無くなっていることもあり、この五感が著しく退化しています。
命の危険を脅かす『臭い』『音』に鈍感になっていたり、どんなに辛い物を食べても辛いと感じる事が出来なくなっていたり・・・
五感を鋭く保つ事は、危険を回避する能力だけではなく、生存する能力にも直結し、集中力や洞察力も向上し豊かな感性で生活する事ができます。
本能的な感覚ですが、鍛錬すれば必ず向上しますので、日々の生活の中で五感を研ぎ澄ます癖をつけましょう。
年齢に関係なく手や手首、他の部位にも出来るしこりは、『骨』ではなく、関節や腱を包む膜の一部が袋状に変形し、そこにゼリー状の液体が溜まる『ガングリオン』だと考えられます。
痛みはほとんどない場合が多く、注射器で内容物を抜きとれば目立たなくなりますが、再び腫瘤が大きくなりますので、どうしても気になる方や、神経を圧迫して痛みが出るようであれば、麻酔をして袋ごと取り出す手術を受けましょう。
しかし、発生の原因が不明ですので、再発を完全に抑える事は出来ないようです。
脳梗塞や脳出血といった脳血管障害の発症直後や、パーキンソン病・認知症などの病気、老衰など、病気だけではなく、加齢という要素が加わる事もありますが、このような様々な原因により、口から食べる事が難しくなる事を『摂食・嚥下障害』といいます。
この際に行なう処置として『胃ろう』がありますが、もっとも有効なのは、再び口から食べられる可能性がある場合で、何らかの理由から一時的に筋力が低下し、飲み込めなくなってしまった場合です。
逆に問題なのは、重度の認知症や老衰など、本人の意思が確認出来ず、おそらく回復が見込めないであろう終末期の高齢者に対する場合です。
胃ろうは人工栄養を直接胃に送り込み、一時的な栄養補給として行なわれるはずが、半永久的に使われてしまっているため、現在激増の一途をたどっています。
医療にすべてを任せてしまうと、無益な延命処置が延々と続けられる事になります。
命に対する考え方、生きるとは?など、人生観は人それぞれですので、ご自身でキチンと判断が出来る元気なうちに、終末期は『どこまでの事を求めるのか』事前にご家族などに指示しておく必要があります。
整体コースをご希望の方に必ずお伺いしていることがあります。
それは『何をどうされたいですか?』という事です。
当院の整体は『自動整体』ですので、ご自身で身体を動かしコリや歪みを整えて頂くのですが、とにかく『能動的な』姿勢をお持ちいただきたいのです。
ご自身は何もせずに『受動的な』、なんとかしてもらいたいという姿勢では自動運動にはなり得ません。
例えば、姿勢を良くしたい、歩き方が気になる、肩がこるなどのお悩みの方には、『歩き方指導』を徹底して行ないます。
ヒトは物心がついた時にはすでに歩いているために、歩く事に特別な意識が向きませんし、ご自身がどんな歩き方をしているのか興味を持つ事もほとんどありません。
身体の不調の大きな原因の1つは、歩く、立つ、座るなどの生活姿勢の不良なのですが、知らないうちに身についた悪習慣はなかなか気がつかないものです。
ですので、膝を曲げたままや、足の裏全体で着地をするような、間違った歩き方や、ペタペタ、ドタドタ、ドスドス歩きでも、それが普通だと思っています。
キチンとした歩き方をマスターすれば、足音はほとんどしませんし、まるで水面をスムーズに滑っているような美しい歩き方に変わっていきます。
また、歩き方が整うと、肩こりや腰痛だけではなく、膝や股関節の痛みなどにも良い効果を与えられますので、何をしてもどうも良くならないお身体の不調にお悩みであれば、試しに『歩き方を何とかしたい!!』と前向きな気持ちで、歩き方を整えてみませんか?
予想以上の効果が見られるかもしれません。
秋のレジャー、行楽シーズン到来!! ですが、この時期に注意が必要なのはお弁当による『食中毒』です。
暑い夏が終わりもう大丈夫だと思われがちですが、夏場と同じレベルの対策を取らなければなりません。
寒さや涼しさを感じるようになると『少しでも温かいままで』と考えてしまいがちですが、冷まさずに詰めたお弁当は、移動中の車内や暖房の効いた環境、また鞄の中は温度が覚めにくいため、適度な温かさが保たれ細菌が繁殖しやすい絶好の環境になっています。
ですので、お弁当の食材は十分に冷ましてから冷蔵庫に入れ、出掛ける前に弁当箱に詰めるか、冷ましてから弁当箱に入れて冷蔵庫に入れるという方法が、より安全なのです。
そして、出掛ける前に断熱性の高い入れ物に冷却材と一緒に入れて移動し、その後は再び冷蔵庫など涼しい環境で保管し、細菌の繁殖を防ぎましょう。
また、食べた後の弁当箱は、すぐに洗浄し、さらに熱湯消毒を行なうとより効果的です。
これからの時期はノロウィルスによる食中毒も深刻です。
細心の注意を忘れないで下さい。
ノロウィルスに関しては、後日、お話しします。