大晦日

今年もたくさんの方々に支えられ、充実した1年を送ることが出来ました事を、心から感謝申し上げます。

 

2014年も、さらに皆様のご期待・ご希望に応えられるように、日々、努力してまいります。

 

本当にありがとうございました。

 

良いお年を・・・。

餅! 注意!

お正月

年末年始は、普段食べない物や食べる量が増えたりする時期でもありますので、食べ物を喉に詰まらせないように気を付けて下さい。

 

年間に食べ物を喉に詰まらせてお亡くなりになる方の6割は、80歳以上の高齢者で、餅・寿司・パンなどの穀類などに特に注意が必要です。

 

原因は『筋力の衰え』と『その自覚がない』事で、まず舌が思うように動かず口内の食べ物を運ぶ能力が低下しているうえに、食べ物が誤って気道に入らないよう気道に蓋をする咽頭蓋の動きが悪くなっています。

 

さらに喉に食べ物が詰まった際に、本来は咳で吐き出せるのですが、筋力が衰えているとそれすらも出来なくなるのです。

 

防ぐには、慌てずによく噛み、食べながらのおしゃべりや大笑いなどに十分気を付け水分をしっかり摂る事がポイントです。

 

出来れば、誰かがそばで見守る事も忘れないようにしましょう。

膵炎

慢性膵炎膵嚢胞

急性膵炎はたんぱく質の消化液である膵液の分泌が活性化されて膵臓自体を溶かしていく病気で、主に暴飲暴食、特に脂っこい食べ物の食べ過ぎが大きな原因になります。

 

慢性膵炎の原因は56%がアルコール、18%が突発性(原因不明)、後は胆石や先天性奇形などと言われています。

 

初期症状は食後や飲酒後にみぞおちあたりに痛みを感じる程度ですが、炎症が増すと腹痛、背中の左側に差しこむ様な痛みが生じ、鎮痛剤でさえ効きにくいのが特徴です。

 

痛みが激しくなると背中を丸めないと耐えられない程の激痛になりその様子から『お腹のやけど』と呼ばれています。

 

根本的な治療法がなく、進行を防ぐ治療法しかありません。

 

ですので予防が重要になり、膵臓の働きを活発にさせない生活習慣を身に付ける事に尽きますので、日常生活ではまず暴飲暴食を止める事。

 

そして、アルコールを絶つ事、喫煙習慣があれば、ニコチンを絶つ事、脂肪は膵臓に大きな負担をかけるので、低脂肪食を取り、香辛料など刺激物も控えます。

 

つまり、基本的な健康習慣を心掛けていれば、当然膵炎の可能性はごくわずかなのです。

鈍化

アルコール中毒

お酒を飲む機会が増える年末年始は、急性アルコール中毒での搬送が増える時期で、周りに迷惑をかけるだけではなく、自らの命に関わる事もあります。

 

アルコールは脳の働きを変化させます。

 

この変化は鈍化とも言い、飲み始めは理性をつかさどる大脳皮質の働きが鈍り、ストレスや緊張から解放され、いい気分になります。

 

しかしそれを過ぎると、運動調節機能が麻痺し、舌がもつれたり足元がふらついたりし始めます。

 

それでも、摂取を止めない場合は、呼吸中枢や循環中枢が麻痺しますので、生命に危険が及ぶ可能性が出てきます。

 

意識があっても泥酔していれば、転倒や転落などの重大事故につながりますので、安全な場所まで送り届ける必要があり、呼んでも揺すっても反応が無い場合は、脳の機能低下ですので一刻も早く救命措置が必要です。

 

このような事を防ぐには『自らの適量を知る』という事と、『いきなり飲まない』という事、そして『ゆっくりと飲む』という事が大切ですし、翌日の疲れ具合も随分変わります。

 

まずは食事をし、その後に楽しく会話をしながら、時折お酒を口に運ぶ、というような飲み方が身体を労わる、もっとも良い飲み方なのです。

豆乳アレルギー

カバニキ科花粉症

健康ブームで豆乳など大豆を主な原料とする飲み物が人気ですが、摂取後に目のかゆみや腫れ、じんましんなどの皮膚症状、呼吸困難といったアレルギー症状を発症する場合があります。

 

シラカバやハンノキなどカバノキ科花粉症の方がアレルギーを発症するのですが、これはカバノキ科の花粉と大豆には似たようなアレルゲンが含まれることが原因でモヤシや枝豆、豆腐でも同様に発症する事もあります。

 

また、リンゴや桃、さくらんぼなど、バラ科の果物にも、似たアレルゲンが含まれていますので、これらを摂取後にかゆみなどの反応が出るようでしたら、豆乳でアレルギーを発症する可能性がありますので十分に注意が必要です。

特別な存在?

自宅に居ながら何でも手に入れられる時代になって、ずいぶん経ちますが、偽物の被害は後を絶ちません。

 

偽物に対する意識調査という、興味深い調査結果を目にしました。

 

 

〇ネット上に偽物が出回っている    YES→98%

〇偽物は精巧で本物との区別は困難   YES→75%

〇自分が購入した物は本物に違いない  YES→90%

 

つまり、本物と区別のつかない偽物がごろごろ転がっているような所でも、自分が手にしたものは必ず本物であるという事です。

 

これから分かるのは、『自分だけは大丈夫』という根拠のない楽観で、他人には起こりうる災難や事故でも、自分には起こらないという誤った思考回路を多くの方が気付かずに働かせてしまっているという事なのです。

 

大きな社会問題になっている振り込め詐欺や、投資詐欺なども同様で、いくらTVのニュースで事件を目にし、注意喚起を耳にしても、それを自分の事として理解する事が難しいのです。

 

もちろん交通事故や病気なども同じ構図で、自分だけは常に安全であるという油断や無関心が、とんでもない事態を招く結果になります。

 

事あるごとにビクビク・オドオドしながら生活を送る必要はありませんが、『失ってから気付く』『あ~あの時こうしてたら...』というような後悔の念にさいなまれないように、心構えや準備は決して怠らないようにしましょう。

頭が痛い・眼の奥が重い・首がこる。

病院で検査をしても特に異常がない。

 

そんな方は精神的緊張やストレスによって、長時間筋肉が緊張した状態が続く事が原因かもしれません。

 

しかし、毎日忙しく、マッサージなど行く暇も無いという方にお勧めなのが、『耳のセルフマッサージ』です。

 

時間もお金もかからない、とても効果の高いセルフマッサージです。

 

頭や顔は常に動き、前方に倒れようとしますが、それを頑張って支えている箇所の1つに耳周辺の筋肉があります。

 

意外と意識することの少ない耳ですが、色々な筋肉や神経などに関与するとても大切な、敏感な場所ですので、動かすときはゆっくりと、優しく行ないましょう。

 

方法は、耳の付け根や耳たぶや耳全体を放射状に引っ張ったり、折り曲げたり、クルクル回したりと、自由に動かしてください。

 

血液循環やリンパ循環の停滞が原因の肩こりや首こりなどは、耳周辺の筋肉の緊張を取るだけで、随分改善されます。

 

しばらく続けるとだんだん温かくなっていきますので、それが循環が良くなっている目安です。

 

また、耳周辺の筋肉は顔の筋肉にも影響を与えますので、続けると顔の表情も明るくなると思います。

 

痛みが出たり、強すぎたりという事に気を付けて頂ければ、どれだけ動かしても構いません。

 

是非、毎日の習慣にしてみてください。

システム不具合について。

先週末、12月20日に見つかりました『お問い合わせフォームの不具合』について、お詫びと復旧のお知らせをさせていただきます。

 

12月20日~23日までの期間中に『お問い合わせフォーム』にて、3件のご連絡をいただき、内容を確認し返信しようとしたところ、すべて自動的に『送信できません』とのシステムからの表示があり、いまだにお返事が出来ていない状況で、大変申し訳ございません。

 

本日12月25日に完全復旧いたしましたが、その際に情報のすべてが消去されてしまい、メールアドレスも分からなくなってしまいました。(お問い合わせ内容等は把握しております)

 

つきましては、大変恐縮ではございますが、お名前とメールアドレスのみ再送信していただきたくお願い申し上げます。

 

その他の必須項目にはダミーで1文字ご入力いただくだけで結構です。

 

12月20日 岡山より『頸椎ヘルニア』お問い合わせの、S・S様

 

12月22日 東京より マスターズスイマーの、I・K様

 

12月22日 神戸より『自動整体』お問い合わせの、S・E様

 

こちらのミスにもかかわらず勝手なお願いではございますが、お問い合わせフォームよりご連絡をいただけますよう、なにとぞ宜しくお願い致します。

気になるトコロ

ダイエットお尻のたるみ

お身体でどこか気になる所は?と尋ねると下腹の次に多いのが『お尻』で、年々そのたるみが嫌で仕方ないとのことです。

 

そこでお尻のたるみに効くといわれるような筋トレを、頑張ってやられるのですが、今一つ効果が感じられず、結局いつのまにかやらなくなり、ますますだらしのないたるんだお尻に変わっていきます。

 

身体の筋肉の構造はほとんどが拮抗しています。

 

つまり、一方が伸びれば、反対側が縮むような仕組みになっている為、どこかを鍛えたい!と思うのであれば、その逆の動きをする筋肉も一緒に鍛えなければ効果は上がりません。

 

ですので、お尻をキュッと引き締めたい場合、その反対側にある腹直筋・腹斜筋・大腰筋などお腹周りの筋肉も同時に鍛えると、効率よく成果が出てきます。

 

身体は連動しています。

 

構造を知れば、少ない努力で最大の効果を得る事も出来ますので、無理・無駄のないトレーニングを継続して行ないましょう。

ナイトレンズ

近視乱視老眼

1962年ごろに登場したナイトレンズですが、昨年の7月に発売された第3世代がとても良いようです。

 

ナイトレンズとは、夜間、装着したまま就寝し、角膜を矯正することで視力を戻し、日中は裸眼で生活が出来るようにまで回復させるというコンタクトレンズの事で、特に日本製という事から安心安全には万全を尽くしているとの事です。

 

一例を見ると、『視力が0.21の裸眼視力が1週間後には1.24に回復した』そうで、視力は0.06程度、近視性乱視も軽い程度なら適応出来ます。

 

また装着が容易で日本人の角膜形状を追求しているため、処方も短時間で精度の高い処方が出来ると評判だそうです。

 

ただし、自由診療のため費用は両眼で10万~20万相当かかります。

 

まずは眼のトレーニングを行なって、それでも駄目ならこういったモノに頼るのも1つの方法かもしれません。

肌の乾燥

アレルギー性皮膚炎

寒い季節のお悩みの1つは、乾燥によるお肌のトラブルです。

 

乾燥するのは今だけ、放っておいても大丈夫! と、たかをくくっていると乾燥肌が悪化し、アレルギー性皮膚炎を起こしてしまう事につながるかもしれません。

 

肌の最も外側には表皮の角層があり、様々な刺激物質から身体を守るバリアの役割りを担ってくれているのですが、乾燥肌になると角層がバランスを失いスカスカになります。

 

そうなると、病原体やアレルゲンが体内に入り込みアレルギー性皮膚炎を起こし、炎症や湿疹などに悩まされるようになります。

 

まずは、今まで感じなかった刺激に対して敏感になったり、かゆみを感じるようになった時点で乾燥肌を疑い、お風呂上りに化粧水や保湿剤を使い、保湿と角層を守る事に全力を注ぎましょう。

 

悪くなってからクリニックなどにかかるのではなく、身体の変化・異変を見逃すことの無いように常日頃から気にかけてみて下さい。

 

 

☆ただ今、お問い合わせフォームに不具合が出ています。

送っていただいているお問い合わせの内容は受信出来ているのですが、こちらからの返信がまったく出来なくなっています。

連休明けに対処いたしますので、ご迷惑をおかけいたしますが、もう暫くお待ち下さい。宜しくお願いします☆

 

結露

整体姿勢屋
東急ハンズ

当院は前面一面がガラス仕様のため、クライアント様からのご希望でロールカーテンを下げて外から見えなくするようにする場合以外は、ほぼ中の様子が見られるようにしてるのですが、この時期になると悩まされるのが『結露』なのです。

 

この結露が発生し出すと一面真っ白になり、外も中も様子が分からないような状態になって、雨が降り注いだようにタラタラと滴がしたたります

 

しかもそれを拭き取る手間がかなり大変なのです。

 

昨年も割と頻繁に起こっていたのですが、この冬は院内の観葉植物が増えたためか、尋常ではない結露が発生して、それがガラス面だけにとどまらず、床にまで流れ出してきたので、これは何とかしないと!!ということで、東急ハンズにて『結露その時』というスプレータイプの防止グッズを購入し、さっそく試してみました。

 

やり方は、車にワックスを塗装するのと同じなので、とても簡単!!

ガラス面を丁寧に拭き、スプレーし、だまにならないように拭きのばす  これだけです。

 

効果のほどは素晴らしく、以前は室温が16度位で既に発生していたのが、23度位になってもほとんど変化がありません。

 

1ヶ月ほどの効果だそうですが、重宝しそうです。

歩き方注意

外反母趾タコ魚の目

普段、ご自分がどんな歩き方をしているかご存知ですか?

 

ぺたぺた・どすどす・ごんごん・ずるずる......

 

物心ついたころから歩いているため、ご自分の歩き方に注意を向ける事はほとんどありません。

 

ですので、その歩き方のどこがどうおかしいのか、どれほど健康に害を及ぼしているのかを知る事は難しいのです。

 

歩き方指導の際にキチンと歩かれている方はほとんどいらっしゃいません。

 

そして多くの方が、外反母趾・たこ・O脚・腰痛・肩こり...などのお悩みをお持ちなのです。

 

歩く姿勢が悪いと身体のあちこちに不調が現れます。

 

それは、歩く事が健康にとってもっとも基本的な事だからで、基本が出来ていないと、勉強でも仕事でも何でもそうですが、うまくいくはずがありません。

 

まずはこの『歩く』ということに着目して、整体に取り組まれることをお勧めします。

ピロリ菌除菌

胃炎胃がん

今年2月から慢性胃炎であれば保険診療が認められるようになったピロリ菌の除菌治療。

ピロリ菌とは胃の粘膜に感染する細菌で、胃炎や胃潰瘍、胃がんなどの原因になります。

 

以前は根治が難しかったのですが、現在はまずは3種類の薬の服用を1週間、2ヶ月後に呼気法による検査の結果次第で、さらに別の薬を同様に服用します。

 

保険診療が可能なこの時点で、9割以上の除菌が出来ますので、それでもなお除菌が出来ない場合は自費になりますが、専門病院でも受診が必要になります。

 

ピロリ菌を除菌しても、胃がんを完全に防げるわけではありませんので、年に1回は内視鏡検査を受けましょう。

クロトンのミロン

オリンピックレスリングウェイトリフテイング

古代オリンピックのスターの中に、24年間無敗のレスリングの選手がいたそうです。

 

クロトンという土地に住んでいたミロンという人物なのですが、彼は仔牛の世話をするうちに、その仔牛をかついで小屋の周りを毎日走る事が日課となっていました。

 

しかし仔牛はいつまでも仔牛のままではありません。

 

数ヶ月もすれば大きく立派な大人の牛になりますが、ミロンは平然とまるで仔牛をかつぐかのように持ち上げられるようになっていました。

 

こんな逸話があるのですが、ポイントは、1日で増える仔牛の体重など知れたものです。

しかし、それを同じ感覚で持ち上げる習慣がつくと知らず知らずのうちにかなりの重さになった牛でさえも持ち上げられるようになる、つまり毎日気が付かないような、同じ事の繰り返しであるように感じていても、進歩は着実にしていくものなのです。

 

という例え話なのです。

 

これはダイエットにも筋トレにも、もちろん健康全般にも当てはめる事が出来ますので、毎日の単調な繰り返しがいかに大切なことであるかを忘れてしまいそうになった時や、くじけそうになった時には是非このクロトンのミロンの逸話を思い出していただきたく思います。

 

ちなみにミロンは、森の木に手を挟まれて抜けなくなってしまい、獣に襲われ亡くなってしまったそうです。

扁桃体

ストレッチ呼吸

不安やストレスが処理能力を越えて蓄積されると、身体に様々な痛みや違和感を感じるようになります。

 

これは脳が反応する事から始まるのですが、喜怒哀楽という感情の変化は、大脳の内側、脳のもっとも深い所にある『扁桃体』で生み出されています。

 

そして、この扁桃体は不安を感じると活動を始め、呼吸数を増加させます。

 

いわゆる、浅くて速い呼吸です。

 

この呼吸はますます身体を緊張させますので、良いものではありません。

 

ゆったりと大きな呼吸をすることで血流がよくなり、身体の緊張がほどけていくのですが、それと同時に呼吸のリズムは身体だけではなく、心を整えバランスを保つ役割を合わせ持っています。

 

また、首・肩・背中・胸をゆっくりと丁寧にストレッチすると、その周辺のこりや、はりがかなり楽になります。

 

少し心が疲れたな~と感じた時は、このストレッチ込みのゆったり呼吸で、脳に『安心』のシグナルを送ってあげましょう。

ネット予約

簡単予約専用フォーム

今やサービス業だけにとどまらず、様々な業界・業種で予約を受け付ける際に主流になっている、ネットを使った予約システムですが、少し調べてみると、とても便利で顧客管理など何から何までシステムが自動的に行なってくれるような優れものまであるようです。

 

当院でもネット予約をしていただけるようにしてはいたのですが、必須項目が多い・記入欄が多いなど少々ご面倒をお掛けしてしまっていたようで、この度、簡素化いたしました。

 

お名前・返信用のメルアド・ご予約のコース・ご希望の日時

 

この4項目を登録していただくだけになりました。(以前のフォームでは10項目近くあったようで....)

 

施術中などお電話がつながりにくい場合がございますので、是非、ネット予約フォームをご利用ください。(もちろん、お電話でも承ります)

 

年末年始も通常通りの営業を予定していますので、あらかじめご予定が立てやすいこれからの時期には、特にお勧めです。

 

良い姿勢

猫背円背悪い姿勢

悪い姿勢を改善する一般的な方法としてよく耳にするのは、

『胸を張りましょう』

『肩甲骨を寄せましょう』

『あごを引きましょう』

『上から糸で釣られてるように立ちましょう』

 

他にも色々あるとは思いますが、これらは単に姿勢が良く見えるだけで、決して姿勢そのものが良くなるわけではありません。

 

あくまでも身体(筋肉)に力を入れて引っ張っているだけですので、しばらくすると疲れてまた元の『楽な』悪い姿勢に戻ってしまいます。

 

本当の意味での良い姿勢とは、そういうものではなく、重力に対してもっとも負担が少なく疲れないまっすぐな姿勢の事で、人間の身体はそういうポジションが自然に作られるように構造としてカーブを描いています。

 

このカーブをうまく使うと、意識して力を込めて直立などすることなく、もっと楽に良い姿勢を作ることが出来るのです。

 

悪い姿勢の原因は悪い生活習慣ですので、それを見直さない限り、どんな素晴らしい器具や指導を受けても身体は変わりません。

 

そして悪い姿勢の方は身体を支える筋肉や周辺関節の働きが低下していますので、体幹を鍛える必要もあります。

 

また、姿勢は心模様を映し出すものでもあります。

 

辛い事や悲しい事、自分を卑下してしまうような事は、心を守るために背中を丸め胸部を小さくしようと姿勢を悪くし、楽しい事や自慢したいような事があれば、生き生きと毎日が過ごせて自然と胸が張れ、首が正しい位置に落ち着いて姿勢を良くしてくれます。

 

ですので、良い姿勢とはこのような事をトータルで考えた上で成しえるものだと思っています。

有酸素運動

アンチエイジング

運動には、酸素をエネルギー源として行なう際に、軽い強度のため反応は遅いですが長い時間継続できる有酸素運動と、強度が高く反応が追い付かず短時間しか出来ない無酸素運動とに分けられます。

 

運動中に呼吸をする・しないとは、まったく関係はなく、無酸素運動中も呼吸を止める事はありません。

 

人は血管と共に老いる。と、言われるように血管の健康度合いが、健康や美容に直結しています。

 

そこでこの血管を健康に保つには、ジョギングやウォーキングなどの強度が低く長時間続けられる有酸素運動が推奨されます。

 

有酸素運動には、心臓・血管系の機能を改善して脳血管疾患や心血管疾患などの生活習慣病のリスクを下げることが最大のポイントです。

 

エネルギー消費が高く、ダイエット効果も期待は出来ますが、もっとも大切な、心臓を強くし血流を良くし巡りの良い身体を作るという観点から、この有酸素運動は日々の習慣にして頂きたいと思います。

 

健康にもなり、美しくもなり、若々しく元気に毎日を過ごしたくありませんか?

 

そうお望みなら、やらない理由は見つかりません。

応用

心不全ストレス自律神経

動脈硬化により足の血流が滞っている場合や、激しい疲労が長期間続く『慢性疲労性症候群』などに、『深部体温』を1度近く上げることで血管を広げ心臓の負担を軽減するという方法が効果的だという事が分かってきました。

 

1989年頃に心不全の治療として始まった、一般のサウナよりも低温の60度で乾いた状況の医療用のサウナに15分入った後、全身を毛布で覆って、30分間横になるという方法で1日1回で週5回を2週間続けるそうです。

 

心不全になると、心臓の役割を補うために交感神経が過剰に働き、緊張状態が続き体調不良の原因になります。

 

しかし、この方法で深部体温を上昇させることで、交感神経優位の自律神経が、副交感神経優位に変わるため体調が改善するのです。

 

つまりこのシステムは血流改善やストレス緩和と同じ構造ですので、応用しない手はないということです。

疲れない人

ストレス疲労回復

人間の頭の中には『報酬系』と呼ばれるシステムがあり、疲労そのものが無くなっていないにもかかわらず、気分が高揚し疲労感を克服し頑張る事が出来てしまうのです。

 

例えると『ランナーズ・ハイ』などのようなもので、脳の中でドーパミンが放出されて『ハイ』状態になるのですが、このドーパミンは『疲れたからこそ』放出されているため、本当は疲れやストレスが限界に達している証拠なのです。

 

ですので、無理がきくからと頑張り続けずに、休息をとりましょう。

 

その休息の中でもっとも大切なのは睡眠です。

 

睡眠は脳を休めますので、特に精神的な疲れやストレスにはたっぷりな睡眠が欠かせません。

 

この世の中に疲れない人はいません。

 

ただ疲れを感じないだけ、感じにくいというだけなので、そういう方は感覚で休息をとるのではなく、短くても構いませんので定期的に休息をとるように心がけて下さい。

食物アレルギー

ナッツそば食物アレルギー

特定の食べ物を摂取すると起こる食物アレルギー。

対応を誤ると成長障害だけではなく、ショックによって命に関わることもあり得ます。

 

このアレルギーはどんな食べ物でも起こりうるのですが、特に注意が必要なのは、卵・乳製品・小麦・海老などの甲殻類・ナッツ類・果物・そばです。

 

症状はじんましんなどの皮膚症状が多いのですが、食品によっては呼吸困難や血圧低下を伴う重いアレルギー反応であるアナフィラキシーショックを起こす事があります。

 

大切なのは、まずは何が原因なのかを突き止めそれを取らないのが治療の第一歩です。

 

ただし、子供は成長と共に消化機能や免疫機能も変わりますので、いつまでも食べられないわけではありません。

 

ですから、過度に神経質になって食物制限を続けると子供の成長障害につながってしまいます。

 

半年に1度程度の間隔で見直しを検討してみましょう。

乳酸

疲労ストレス

『筋肉に乳酸が蓄積されることで疲労する』

 

長い間、疲労の原因物質として考えられてきた乳酸ですが、実はまったく違うという事が分かっています。

 

短距離走などの無酸素運動の際は、筋細胞の中で化学反応が起きて乳酸が発生します。

 

しかし、長距離走などの有酸素運動の際は、別の化学反応が起きて乳酸はたまらないのですが、それでも疲れます。

 

筋肉は収縮が早い筋肉から大量の乳酸が生まれ、遅い筋肉のエネルギー源として使われるシステムのため、乳酸は疲労させる物質ではなく、持続力を保つために必要な物質という事になります。

元気ハツラツ

ロコモティブシンドローム

高齢になるほど増えていく運動器の疾患ですが、

変形性腰椎症は3790万人、

変形性膝関節症は2530万人、

骨粗しょう症は1280万人、

 

これが現在の全国の疾患人数です。

 

しかも複数の疾患を合わせて患っている方も多くいらっしゃいます。   本当に恐ろしい数です。

 

これらはある日、急に悪くなるわけではありません。

 

何十年とかけておろそかにしてきた食習慣や運動習慣の結果が徐々に身体をむしばみ、ある日爆発してしまうのです。

 

疾患そのものも生活の質を大きく低下させてしまいますが、それと共に気を付けなければならないのは、転倒による骨折です。

 

回復までの入院生活で足腰が弱り切ってしまい、骨折が治っても今度は立てない、歩けないという状態になり、車いす→寝たきりになってしまいかねません。

 

いつまでも元気にハツラツと過ごすためには、出来る限り早く食事と運動の重要性に気付き、整える事が必要なのです。

 

使い方

社会保障医療費

病院の待合というと『常に混雑』というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、以前から問題になっている『毎日のように病院へ通う方』を解消する事が医療費抑制の1つの方法なのだそうです。

 

2時間待って診察2分.....そんなケースも少なくありません。

 

病院へ行くと、誰かと話せる・友達がいる・いつまでもいられるなど憩いの場として使っている方のために、本当に医療が必要な方の妨げになってしまったり、無駄な医療費が発生したりと、これからの激増する高齢化社会において、改善しなければならない必須事項がこの『病院の使い方』です。

 

もちろん必要な場合において病院の利用はすべきですが、『病気』と『老い』を混同し、何でもかんでも治療を受けて薬を飲んで....という事は避けていかなければなりません。

 

今後、高齢者が増えると、この病院の使い方をする方々も、もちろん比例して増えます。

 

そうすると、混雑も増え医療費もかさみ、医療制度が崩壊してしまい、本当に必要な医療自体が受けられなくなるのです。

 

感染症などのいわゆる『病気』の多くは、医療の進歩により格段に減ってきていますが、悪い生活習慣を放置したまま年月を過ごし、その結果おとずれる『老い』の尻拭いを、未来の子供たちに負わせる事は絶対に避けなければなりません。

 

ですので、今、不調の方はもちろん、健康な方、少し不安のある方も、是非今のうちに食事・運動・睡眠など基本的な生活習慣を徹底して整え、病院に通い詰めるような余生を送らないようにして頂きたいものです。

花粉症

花粉症

花粉の元となる雄花の育成は、前年の夏が良く晴れて暑いほど盛んになるのですが、今年の記録的猛暑の影響で、兵庫県は平均飛散量の1.5倍で全国でもトップクラスの『厄年』になるという予測です。

 

飛散が始まるのは2月からですので、それまでに色々な対策を講じなければなりませんが、すぐに取り掛かれ効果的なものに『食事』が考えられます。

 

気を付けなければならない食習慣

〇揚げ物・カレー・天ぷらなど揚げ物を好んで食べる

〇外食が多い

〇洋食が多い

〇主食やおやつでパンをよく食べる

〇甘いモノを好んで食べる

〇お餅や煎餅などの米菓をよく食べる

〇野菜の摂取量が少ない

〇たんぱく質が極端に少ない、または多い

 

これから2月までの食習慣の基本

 

〇炭水化物はご飯のみ。パン(特に菓子パン)は控える

〇甘いものは1週間に1度

〇外食・揚げ物は1週間に1度

〇野菜を毎日摂取する

〇マヨネーズをオンオイルドレッシングなどに変更

〇卵は3日に1度にする

 

まずはこの辺りを整える事から始めてみてはいかがですか? 

朝がツライ

ストレス不眠

人間の脳は簡単に誤作動を起こす事もありますが、基本的には全てを支配するために精密な構造になっています。

 

その分、使い過ぎるとくたびれ、回復に時間がかかったりします。

 

特に現代社会はストレス過多時代です。

 

肉体的な疲労はある程度休息をとれば回復しますが、精神的な疲労は長引いてしまうものです。

 

特長的なのは朝の疲労で、寝たはずなのにまだ疲れている、疲れが抜けていないと感じたり、疲労感に波があったり、長期にわたって続いたりする事です。

 

夜疲れていても朝が元気ならば肉体的な疲労、取れていなければ精神的な疲労とも考えられます。

 

精神的な疲労はとても危険です。

 

その状態が続いてしまうと肉体の疲労も合わさって、動くに動けない疲労感に襲われるようになってしまいます。

 

そうなる前、少し疲れたかな~と感じた時点で、おもいきって休息や休養をとり、活力の回復を待ちましょう。

歩けなくなるという事

寝たきり要介護者

現在、何の苦も無く歩く事が出来ている方の中で、いつか自分が歩けなくなるような事になってしまうかもしれない、だからこそ今のうちから足を衰えさせないように鍛え、正しい歩き方でしっかりと歩く習慣を付けておこうと、お考えになられる方は、ごくわずかだと思われます。

 

健康全般にも言える事ですが、病気になって初めて健康の有り難さや大切さに気付くように、歩行に関しても足や膝や股関節に不調が表れ、歩けなくなってようやく『何とかしなければ!』と気付くのです。

 

しかしその時にはすでに軟骨に異常があったり、変形が酷く、何ともならない状態に陥っている場合がほとんどです。

 

歩けなくなる事による一番の弊害は、活動量が極端に低下する事です。

 

外出が減ったり、ちょっとした場所にでもタクシーを使ったりと、とにかく動く事を避け始め、生活の質そのものが悪化し、座る事が増え動かなくなりますので、筋力が衰え血流が悪くなり、抵抗力が下がり病気がちになります。

 

そうするとますます動けなくなり、寝たきりへとまっしぐらです。

 

ですから、まだ歩けるうちに正しい歩き方を習得し、健康寿命を1日でも長く維持できるように『努力する事』が必要になってくるのです。

ポイント

ストレッチハムストリング

ストレッチは関節を滑らかに動かし筋肉を伸ばす動作ですが、傍から見ると同じように見える動作でも動かしている関節や筋肉を理解していないと、形だけが似ていて効いている所が違うという事になりかねません。

 

例えば太ももの裏のストレッチで、本来なら脚の付け根である股関節から折りたたむように上体を倒す事で、ハムストリングが伸ばされていくのですが、背中を丸めて上体を倒す動作で行なうと腰や背中や肩にばかり力が入ってしまい、ハムストリングにはまったく効果はありません。

 

ストレッチをする際には、どこの筋肉に働きかけるのか、そのためにはどのような動作が必要なのかを理解した上で行なう事が大切なポイントなのです。

 

ほどほど

疲労は『これ以上無理をすれば壊れてしまいますよ、今のうちに休みなさい』というシグナルです。

 

身体的・肉体的に限界が近づくと思考能力や作業能力が低下します。

 

そうすると眠気や倦怠感などで身体を動かさないように促しますが、そのシグナルを無視したり、気付かずにやり過ごしてしまうと次は3つの症状を起こし始めます。

 

①首・肩のこり、背中の張り

 

②全身の不定愁訴

 

③腰痛

 

疲労が蓄積すると、全身が常に緊張した状態になり、血流が悪くなります。

 

そうすると身体のあちらこちらに痛みや不快感、違和感などが現れ、ちょっとした刺激にも過敏になり原因の分からない辛さがどんどん増していきます。

 

その一部は動けない程の腰痛を伴い、強制的に動けなくしてしまいます。

 

疲労は適切な休息を与えていれば、自然と回復するものなのですので、回復を待たず疲労を繰り返し続けることさえしなければ、①~③のような症状に悩まされることはありません。

 

頑張る時は、ほどほどに・・・・。

 

モートン病

外反母趾偏平足

足の指の付け根にある神経が圧迫され炎症を起こし、刺すような激痛やしびれ、足に触れた時の感覚が鈍る知覚障害を起こす事もある『モートン病』

 

主な原因は、ハイヒールや先の尖った靴、幅の狭い靴を長時間履き続ける事による神経圧迫といわれています。

 

部位は親指から数えて2番目と3番目、3番目と4番目の指の間に頻発し、ここにある神経はもともと太く、圧迫される事が多いのですが、その他の指の間や甲面に痛みが出る場合もあります。

 

足の指の根元は靭帯でつなぎとめられていて、その間を指神経という感覚神経が通っています。

 

この指神経が交錯しているのが神経腫で、血行が阻害されたり強い圧力を受けると腫れ、痛みが現れます。

 

先述の外的要因以外にも、『間違った歩き方』による『足底の筋力低下』という大きな要因があり、これを整えない限り回復は難しいと考えます。

 

歩行の際に自然な体重移動が行なわれないと、足の横アーチを構築している筋肉が衰え、弾力性のない足に変化してしまい外反母趾なども含め、様々な不調が現れます。

 

モートン病対策は、足に良くない靴を履かない事と正しい歩き方を習得する事、この2つの取り組みが必要なのです。