関節の可動域は健康と密接に関連しており、その中でも膝の曲げ伸ばしが出来るかどうかは生活の質を保つためにとても重要な事です。
膝の屈伸は部位としては膝ですが動かしているのは太ももの筋肉です。
表面には脚を上げたり伸ばすための大腿四頭筋、裏面には脚を曲げるための大腿二頭筋という大きな筋肉があり、その力で曲げ伸ばしを行なっています。
これらは拮抗筋とよばれ健康な時はバランスが保たれ、何事も無いのですが、全体の筋力が衰えてくると、二頭筋の筋力の方が強いためその力に引っ張られ、膝は常に曲がろうとし膝を伸ばすことが困難になっていきます。
ですので、何もせず筋力が衰えてしまうと高齢者によく見られる膝が曲がった歩き方になり、歩幅が小さくなり、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まり、バランスを取るために首が前に出るような姿勢になってしまいます。(最近では若くてもこの膝の曲がった歩き方をする人が増えてしまっています)
つまり姿勢を正すには、その姿勢を保つために必要な筋肉を鍛えるという事が欠かせないのです。
首や肩のこりの原因は血行不良ですが、その原因の原因は?となると色々な事が考えられます。
内臓疾患、長時間労働、ストレス、姿勢の悪さ・・・・
その中に『気』に関する事が原因で辛い首、肩こりに悩まされている人がいます。
まずは、気を遣いすぎている人。
常に周りと自分の関係や距離などに意識が向いてしまい、嫌われたくない、気に入ってもらいたいなどと考えてしまう癖のある人。
そして、気弱な人。
常に不安や心配事がたくさんあり(あると思ってしまっている)、それを克服できない自分を責めたり、簡単に解決出来る事をいつまでもいつまでも思い悩み続ける癖のある人。
最後に、短気な人。
常に攻撃的で、利己的で「自分ルール」で物事が動かないと、途端に不機嫌になったり当たり散らしたりする癖のある人。
一見共通する事が無いように思いますが、実はあるんです。
『気が上がってしまっている事』
『呼吸が浅くなってしまっている事』
本来『気』はおへその少し下、身体の奥の方にあるべきものですが、これらの癖のある人は頭に気が上がってしまい下ろせなくなっています。
ですからいつも落ち着かない、いらいら、そわそわ、くらくらした状態で過ごすことになり、当然身体は常に緊張し続けているので呼吸が浅くなり、血流が悪くなります。
このような癖のある人には是非、自律訓練法で呼吸を整え、気を落ち着けることを身に付け、自律神経のバランスを整えて頂きたいものです。
当院では、ご自身の健康について真剣に取り組んでいただける方を『クライアント』と考え、お付き合いをさせていただいたいます。
当院の考え方や行なっている事をご理解、ご納得の上で目的をキチンと持ってご来店いただく事をお願いしています。
そしてどんなことをしたいのか、例えば運動をしたいとか、ストレッチをしたいとか、歩き方を良くしたいとか、股関節の柔軟性を取り戻したいとか・・・などご自身のお身体のためになる事を当院に対して『依頼』して頂きます。
ですので単に「肩が凝ってるから治して」や「何でもいいから何かして」などのお考えの方のお力には全くなれません。
医者でもありませんし、治療家でもありません。
ですので、ご来院される方を『患者』とも考えていません。
ましてや、一方的に何らかのサービスを提供している訳ではありませんので、『客』との考えもありません。
ご依頼に沿って、自分の出来る範囲の事を、出来る限りの力を尽くしてサポートしているという点から『クライアント』という表現を用いています。
当院ではクライアント様と一緒になって、健康な生活を身に付けるための様々な取り組みをしていますので、このHPを熟読していただき、何かお感じになるような事がおありでしたら、ご利用をご検討頂きお気軽にご連絡下さい。
心よりお待ちしています。
少し前の話なのですが、どこかの団体が「整体で頭蓋骨の骨格を変えて、顔が小さくなる」と広告宣伝を行ない、消費者庁から根拠が無いと怒られていましたが、
身体の仕組みをちゃんと学んだ人間ならこれが『あり得ない事』位は分かりそうなものですが、あたかも存在する技術かのごとく指導されるので、行なう方も信じ込んでしまうのが恐ろしい事です。
そのお値段 1回21万円! 最高で84万円!
1年間の売り上げは2億3000円だそうです。
整体によって頭蓋骨の骨と骨の継ぎ目(縫合線)を詰めることで顔が持続的に小さくなるような表記をしていたそうです。
恐らく矯正と称し何かしらの施術を施し、ビフォーアフターを見せ客を信用させていたのでしょう。
これは一部の効果のないエステでもよく行なわれている常套手段で、その一瞬だけ筋肉や組織を移動させすっきりした印象を与える技術なのですが、効果が持続する訳ではありません。
続いていると思わせるマインドコントロールを、いかに上手に掛けられるか、定期的に来店させるように誘導できるかが、セラピストの腕の見せ所のような商売なのです。
骨格はほぼその人の生活習慣の結果で、履歴書のような物。
他人がどうこう出来るものではありませんし、不自然に動かされる事はおすすめしません。
日々の習慣の悪い癖を整えさえすれば、自然と本来の姿を取り戻せるのです。
ちょうど1ヶ月後の5月26日(日)
アロマサロン 『キャトルフィーユ』さんによるワークショップを開催します。
フライヤーは店頭に設置していますのでご興味のある方はどうぞご自由にお持ち帰りください。
1ヶ月先のイベントなのですが、もうすでに数件のご予約を頂いているとの事です。
ご予約はお早目にお願いします。
こちらもご覧ください。
疲れに対し日常的な対策として、科学的に証明されているのが『入浴』です。
温熱効果と水圧により血管の働きが良くなり全身の血流が改善されます。
また浮力により膝や腰などの関節の負担が軽減されるので、この点においても疲労の回復につながっています。
それとともに大切なのは、お湯の温度です。
熱いと感じる温度は、交感神経に働き新陳代謝を促進するので、少し気分が沈みがちな時や元気を出したい時に効果的です。
一方、ぬるいと感じる温度は、副交感神経に働きリラックスや睡眠しやすくなるような効果が期待できます。
適切な温度や、時間はご自身の感覚で調整をしましょう。
40度を熱いと感じるか、ぬるいと感じるか、10分を長いと感じるか短いと感じるか、それらは人それぞれです。
一番身近な健康法ですので是非ご自身に合った入浴法を実践して下さい。
人間という生き物は、複雑なようで意外と単純なところもあるようです。
昨日まで立ち上がれない程、痛んでいた人が、ちょっとした事がきっかけでスッと立ち上がり歩き出したり、
何年も苦しんでいた症状の方が環境が変わっただけですっかり改善したり、
ずっとやろうとしていて、手つかずだった事が、ふとしたきっかけで始められたり、
しかもそんなに大きな事ではない事のほうが多いんです。
少し勇気を与えてもらったりだとか、背中を押してもらい1歩踏み出せたとか、元気を貰えたとか、そんな僅かばかりの出来事が劇的に何かを変えてしまうほどのパワーを生み出すことがあります。
そしてそんなきっかけは常に周りにあって、いつでも力を、勇気を与えてくれます。
いつも感謝の心で接していれば、自然とよく見えてくるようです。
朝、目が覚めた後、どのように過ごされていますか?
しばらくごろごろ布団にくるまっている
なんとなくボ~っと起き、だらだら~と動いている
飛び跳ねるように起き、慌ただしく支度をする
人それぞれにご自分のペースというものがありますので
それについてどうこう申し上げるつもりはありませんが
どのタイプの方にも、目覚めて起きるまでの間に、やっていただきたい簡単な動きがあります。
これを続けているとその日1日の身体の軽さが変わってきます。
色々な部位があるのですが、まずは足の動きから始めてみましょう、
ポイントは、「心地良い程度に、ゆっくりと動かす」です。
一通り終われば最後にゆっくりと足首を回しましょう。
そして反対回し、 それで終了です。
『論より証拠』、とにかくやってみてはいかがですか?
今年の神戸マラソン、大阪マラソンの日程が決まりました。
神戸マラソンは11月17日、大阪マラソンは10月27日という事で、去年のような同日開催ではないので、運の良い方は両方を走る事が出来るようになりました。
参加を考えられている方は、これからの半年、必ず綿密な計画を立てた上で、準備を進めて頂きたく思います。
昨年もそうでしたが、トレーニング中の故障、マラソン後の故障、そういった方を数多くみていますが、ほとんどの方が間違ったトレーニングをしてしまっています。
走るという行為は思っているよりも身体に、特に関節、筋肉に負担をかけます。
まずは地面との唯一の接地面である足の裏の筋肉から鍛え、徐々に上へと鍛える範囲を広げていくのですが、故障しないようにするには筋肉や持久力を鍛えるだけではなく、癖のある偏った歩き方を修正する事も必要なのです。
歩き方を整えると走り方も変わります。
すると故障もしにくくなります。
鍛える事、整える事、それら準備万端で臨んでいただきたいものです。
気が付けば、もう第15弾。
コツコツと続けていただいていれば、随分良い姿勢を作られるように変わっている事と思います。
そこで、今回の運動は少し難しいのですが体幹強化には欠かせない動きのご紹介です。
四つ這いの状態からゆっくりと片足を伸ばし、伸ばしきったらまた戻す。
これを繰り返すだけなのですが、骨盤周りの奥の方を意識し、その部分だけで運動を行ないます。
手や肩や他の部分を使って無理やり動かせても、本来の整えたい部分に影響を与えられないので、とにかくどこをどう動かしているのか常に考えながら集中して行なって下さい。
これが楽に動かせるようになれば、対角線上の手を前に伸ばしたり、戻した脚をさらにあごの方に近づけ、同時に肘を膝に近づけるような、更に強度の高い動きにしていきます。
まずは脚をしっかりと伸ばせるようにしていきましょう。
何の変哲もない蛍光灯の照明に、アイデアを絞り尽くし、サーモンオレンジ?の布をカバーとして使いながら、なんとか落ち着ける雰囲気にまとめて、それなりに気に入ってはいたのですが、
どうしても付けたい照明があったので、夏を前にLED化のこのタイミングで器具ごと変えました。
マーキュリーという照明なのですが、ダクトレールという、好きな所に位置を変えられるとても便利な代物に取り付けました。
最近はご家庭の照明にもショップのようなこの手のレールを付けられる方が増えているそうです。
カーテン全開時と閉めきった時では表情がかなり異なります。
やはり電球色はリラックスにはうってつけのカラーです。
工事風景はfbに載せておきますので、よかったらご覧下さい。
ここ数年の間で『和式トイレ』を利用された事はありますか?
最近はほとんどが洋式トイレですし、あっても使う方は少ないと思います。
この和式トイレ使用時の姿勢が健康のバロメーターの1つ、足腰の強さと密接に関係しています。
健康のためには、足首の柔らかさとよく開く股関節が必要です。
現代の生活に慣れた特に若い世代では、腰を割って『しゃがむ』という動作が出来ないという人が多いのです。
足首と股関節を深く曲げるため、この部分の柔らかさと強さが必要なのですが、若い人ほど後ろにゴロンと倒れてしまいます。
出来たとしても手を前に出しその重さでやっとの思いで倒れるのを防いでいたりしています。
和式トイレしかなかった時代は生活の中で習慣として『しゃがむ』動きがあり、出来て当たり前だったのですが、今では西洋の生活様式が身についてしまい、健康にとって大切な能力が失われつつありますので、毎日意識をして『しゃがむ』練習をしましょう。
歩き方、立ち方の指導や運動指導、身体のバランス強化など色々とある中で、身体を弛ませる事を目的とした当院オリジナル施術のご紹介です。
通常のマッサージのようにぐいぐい揉み込んだり、バキバキ、ボキボキするようなものとは、まったくの別物ですので、老若男女に関係なく、安心して受けて頂けます。
どこかのコリを部分的にほぐすとか、首の歪みを治すというような取り組み方ではなく、足先から頭までの身体全体で起こっている緊張や力みなどによる不調に対してアプローチしていく方法です。
ゆっくりの呼吸と、ご自身の身体の快、不快を感じる意識、
健康になりたいという気持ち、穏やかな心。
そんな部分に重きを置いていますので、ご興味のある方は是非お越しください。
当院ではご来院いただいた方が、ゆったりと落ち着いて時間を過ごされるような雰囲気を心掛けています。
もちろん、施術、姿勢、歩き方、股関節の調整など基本的な事にも最善を尽くしていますが、なによりリラックスしてお話をしていただいたり、くつろいでいただく事で、硬くなった心と身体が自然と弛んでいくような環境で整体を行ないたいとの想いから、特にその部分を大切にしています。
ですから、
『ここに来ると気持ちがふわっとする』
『もう少し居てもいいですか?』
『ここの床を裸足で歩くのが気持ちいいわ~』
『お昼ご飯買ってきたから食べましょ!』
『ここ最近ずっとイライラしてたのが嘘みたい!』
『整体院ぽくないから落ち着きます』
『他の人に聞かれたりしないから安心して話が出来ます』
こんなお言葉をいただくと、本当にうれしく思います。
豪華な内外装や、過剰な程のサービスはありませんが、
心がほっとする空間でゆっくりと整体をしていただける場所であり続けたいと考えています。
ドライアイは『単なる目の渇き』ではありません。
多くの方は、パソコン画面を食い入るように長時間見ることからの疲れ、まばたきの回数が減ったり、エアコンの風、コンタクトレンズなどによる眼の乾燥のみが原因でドライアイになると思われています。
確かに無関係ではありませんが、他にもストレス、大気汚染、加齢、他の薬剤なども複雑に絡み合ってリスクが高まります。
症状としてはゴロゴロする、乾く、痛い、疲れるなどの『不快感』と、かすむ、まぶしい、ぼやけるなどの『見えにくさ』の2つに分けられます。
正常な目は涙液が角膜、結膜の粘膜を覆って、目の表面を保護しているのですが、粘膜が減少し角膜の表面が凸凹になりレンズの役目がしずらくなり、見えにくくなったり、ぼやけたりするようです。
ですから、ドライアイは『涙液の異常と角膜や結膜の粘膜表面の異常が合わさった病気』と言えるのです。
病気ですから、治療院で出される点眼薬を続ける事は勿論必要ですが、その他にも身体全体を疲れさせ過ぎない事や眼の酷使、例えば携帯端末やPCの長時間使用や本の読み過ぎ、TVの見過ぎなど視点を近くで固定するような習慣を減らし、遠くの物を見るように心がけましょう。
特に山や森の緑を見たり、空や雲など、自然の物を見るようにすれば、ストレス緩和や運動不足解消による身体の活性化にもつながり、なおの事良いと思います。
歳を重ねると今まで簡単に出来ていた事や
それまでの『普通』の維持が難しくなります。
徹夜が、ひどく身体に堪えるようになったり
お酒の量が減ったり
筋肉痛の感じ方が変わったり
一歩の幅が小さくなったり
見えていたものが見えなくなったり
化粧のノリが悪くなったり
外出する機会がめっきりと減ったり
しかし、これは遅かれ早かれ誰にでも起こる、当然の事なのです。
人はこの世に生を受け、生き方を学びながら、いつしか逝き方を考えるようになりますが、20代には20代の、40代には40代の、60代には60代の適当な輝き方があると思うのです。
若い時にしか出来ない事、若い時には出来ない事、歳を重ねたからこそ出来る事、理解できる事。
『もう歳だから・・・』
『歳だからあれが出来ない、これが出来ない』
そんな諦めや言い訳を口癖にするのではなく
その年齢だからこそ出来る事を精一杯やる、という意識に変えてみてはいかがでしょうか?
喫煙と肺がんの関連はよく耳に、目にすると思いますが
酒を全く飲めない体質の人は、喫煙によって、酒を飲める人の20倍以上の確率で肺がんになるそうです。
これは、DNAの型で
①アルコールから代謝されるアセトアルデヒドを分解できて酒に強い人、
②アセトアルデヒドの分解力が弱くて飲むと顔が赤くなる人、
③分解力が無く酒を全く飲めない人、に分けて解析したところ下戸の人ほどリスクが高くなります。
たばこの煙に含まれるアセトアルデヒドを分解出来ないため、
吸えば吸うほど命に関わっていきますので、一刻も早く卒煙する事をおすすめします。
勿論、飲酒する、しないにかかわらずたばこはやめましょう。
骨盤から頸椎にかけての滑らかさを取り戻す運動です。
この動作を、単に背中や腰を上げ下げするだけの運動として捉えてしまうと、何の効果も期待できません。
まずは股関節から骨盤、背骨、首の骨の構造を理解し、それを1つずつゆっくりと動かしていく、
骨と骨とを弛めていくという感覚を意識しながら行なう事が大切です。
背中を丸めた時は足首を伸ばし、反らした時は足首を曲げ、
呼吸は自然呼吸で結構です。
そして、もっとも大事な事は、今の自分の身体の状態を知る事です。
人と比べて、『自分は身体が硬いから』とか『全然曲がらない』などと考える必要は全くありません。
深い呼吸とともに全身の力を抜いて心地良い感覚を十分に味わいましょう。
リフレクソロジー用のPOPを飾りたいと思い、ネットで色々と探してみたりしましたが、なかなか思い通りの商品が無く、考えあぐねた末に、開院当初から何かと良い知恵を授けていただいたり、無理な注文にも嫌な顔一つせずに相談に乗っていただいたりと、本当に心強くサポートしてくれるスペシャルな方に、またまたお願いをする事にしました。
今までにも名刺やショップカードや看板ロゴ、シールetc.
そして今回も、イベント関連のフライヤー、プリントなど、この院の多くのモノを作っていただきましたが、このフットチャートは心底、ひっくり返る位のスゴイ出来栄えで、しかも屋号まで入れて頂いているので嬉しさのあまり、ガラス面にデーンと貼り付けてしまいました。
そのスペシャルな方とは、
『はんこ屋さん21 元町店の新井啓史さん』です。
ブログタイトルの the 職人というと、『頑固でしかめっ面のオヤジ』をイメージするかもしれませんが、実際はいつも笑顔を絶やさない、穏やかな口調の『ナイスガイ』で、あらゆる質問、疑問に的確に応えつつ希望に沿って納得のいくモノを生み出してくれます。
はんこは勿論ですが、他にも色々とされています。
その中でも特にプリント関係においては飛び抜けて技術が高く、安心して依頼する事が出来ますので、広告やPOPなどでお困りなら一度ご相談されてはいかがですか?
余談ですが、先日ある所でバッタリお会いしたのですが、とても素敵な彼女さんとご一緒でしたので、『〇〇募集中』では無いと思います、あしからず。
車などの乗り物で気をつけなければいけない動作は
『急停止』や『急発進』ですが、これは人にも当てはまります。
普段何気なくしてしまっている行動、急な動きが実は身体に大きな負担を掛ける結果になっています。
急に起き上がったり、走ったり、大きな声を出したり、怒ったり、また、転んだりつまづく事も同じ急な動作に含まれます。
これらの動きが起こると自律神経の緊張や興奮をつかさどる交感神経が優位に働き、バランスが狂い、それを元に戻すのにはとても大きな労力を伴います。
トレーニングを積んでいるアスリートでさえ、自律神経のバランスの調整はたやすく出来ません。
呼吸のリズムも早く浅くなりますので、血の流れ、酸素の量、内臓の働きにまで影響が出ているのですが、通常これらを感じる事はありません。
ですから、日々の生活の中で急な動きをするとこうなるんだ、と意識をしゆっくり落ち着いて動き、呼吸をし慌てず焦らず行動するように心がけましょう。
少し先の青信号が点滅をし始め、走れば間に合うタイミングでもペースを変えず次の青信号で悠然と渡りましょう。
改札を通った時点でホームに電車の予感!
慌てて駆け出し何とか滑り込もうと猛然とエスカレーターを駆け上がる・・・・・
こんな行動がご自身の身体にどれだけの負担を掛けているか
理解し、そうしなくてもいいように、時間と心にゆとりを持って過ごすようにしてみて下さい。
歩き方に偏った癖がある方の足の裏には
ほとんどと言っていいほどたこや魚の目、外反母趾
などの問題が潜んでいます。
骨盤が下がったり広がったり身体の外側に重心が
ずれていたりすることで踵側に体重が乗ってしまい、
踵が象のようなカチカチの状態になる事もあります。
これら何らかの問題を放置したまま、あるいは角質除去の
ようなその時だけの対処では同じことの繰り返しを
延々と続けていく事になります。
まずは歩き方の癖に気付き、それを修正する事で足裏の
様相は大きく変化していきます。
足裏に問題がある方や脚の疲れを訴える方にはまず、
立ち方、歩き方の整体が必要だと考えています。
それとは別に今までメニューには載せず、
『裏メニュー的に』ご依頼があれば行なっていた
リフレクソロジーをメニュー化しました。
目的は足、脚の血流の改善と、反射区を優しく刺激する事に
よる全身への波及効果です。
ですので、TVで見かける罰ゲームのような、
痛みを与えて体を緊張させ、終了とともにその緊張から
解き放たれた事をスッキリしたと思わせるような類の
施術ではありません。
施術前には、軽くではありますが少しばかり身体を動かし、
全身の血流を良くして頂きます。
基本的には20分は足裏のみ、
40分は仰向けで足裏から膝裏まで(ふくらはぎも含みます)、
60分はうつ伏せでふくらはぎ、仰向けで足裏から
膝裏までを施術していきます。
1日中座りっぱなし、立ちっぱなしなど同じ姿勢で
足首からふくらはぎが 特に疲れていて
「重くてだるい」、「むくんでいる」とお感じであれば、
40分、60分コースがおススメです。
お気軽にご利用ください、お待ちしております。
年齢に関係なく、「昼過ぎまで起きられない」「夕方ぐらいからようやく動く気になる」など、生活のリズムがくるっている場合は、『睡眠相後退症候群』が疑われます。
人の覚醒、睡眠のリズムは体内時計が作り出しているのですが、
連続休暇、長期休業など何かのきっかけから、体内時計が遅くなってしまい、それが元に戻せなくなってしまうのです。
多くの方は遅寝遅起きが習慣化し、明け方位からようやく眠りにつくような状態に陥る場合もあります。
対策としては、『早く起きる事』、『光を浴びる事』です。
これを毎日の習慣にしていくのですが、遅寝遅起きが習慣化した方には、慣れるまで辛いかも知れません。でもそこをなんとか頑張って起きるようにしましょう。
同居の方がいらっしゃるようでしたら、起きる時間の2~3時間前からカーテンを開け朝の光が部屋に入るようにしておきます。
朝、起きられないからと遅寝遅起きを続けていると、体内時計は遅れたままですので、とにかく毎朝決まった時間に起き、太陽の光を浴びる事が大切なのです。
街に出ると、仕事柄つい『姿勢ウォッチャー』になってしまうのですが、同時に『表情ウォッチャー』にもなります。
歩いている人、立ち止まっている人、あまりジロジロとは見ませんが、どんな表情をしているのかよく観察します。
大半の方が、『無表情』か『眉間にしわ&口はへの字』です。
そしてその多くは不自然で偏った姿勢で行動されています。
脳はよく誤作動を起こしますが、その特性を逆に利用して
自然で余分な力が入らず、身体が弛んでいく方法があります。
それは『笑顔』で生活をする、という事です。
毎日笑いが止まらないという方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう事ではなく、顔の筋肉が笑顔を作ると脳は楽しいとか幸せとかというhappy系の回路に切り替わります。
つらい時、しんどい時でも少し眼の周りを弛め、口角を上げ、ゆっくりと呼吸を繰り返してみましょう。
そんなちょっとした心掛けで身体と心の疲労は驚くほど変わってきます。
そのためには『気楽に』と『真剣に』のバランスを上手にとり
笑顔の毎日を過ごして下さい。
色んな分野で活躍中のセラピストの方々が当院で、
イベントやワークショップを開催していただく事となりました。
今のところ、リラクゼーションボディケア、レインドロップ、アロマトリートメント、などが定期、不定期で決まってきていますが、今後も増えていく予定です。
価格もイベント、ワークショップにつき、お得な特別価格でのご提供ですのでご興味のある方、お近くの方は是非ご利用ください。
まずは、コチラの紹介から!
毎月2回、第2、第4火曜日 11:00~17:00
リラクゼーションサロン Cherry(チェリー)さんによる
リラクゼーションボディケアのイベントを行ないます。
イベント記念として初回限定の方に限り
『¥1.000割引きサービス』をして頂けるようになりましたので、この機会に是非お越しください。
4月は、9日と23日を予定しています。
(終了しました)
肥満、ダイエットでお悩みの方はたくさんいらっしゃる事と思います。
これらのご相談で当院に来られた際、色々とお話をするのですが、ポイントの1つは『何をしたいのですか?』という事です。
太った原因を知っているのは、ご本人様だけですので
まずは、何故太ったのか?を真剣にお考えいただく必要があります。
運動ですか?食事ですか?それともストレスですか?
その上で、生涯太らないために何をどうすれば良いのか
お考えいただきます。
そして出していただいた答えに対して、当院がどんな事をご提供出来るのか率直にお話しします。
ご自身にとって運動が必要だとお考えであれば、運動を、
ストレスの緩和が必要であれば、それを軽減するようなものを
日々の生活に取り入れ、継続していくしか方法はありません。
誰の身体でもないご自身の身体です。
誰かが身代わりになって何かをしてくれ、その結果細くなったり、綺麗になったり出来るものではありません。
ご自身を太らせるのも、痩せさせるのも、綺麗にさせるのも、醜くさせるのもすべて自分次第で、どうにでもなりますので、腹を決めて、腰を据えて取り組んでみませんか?
整体師仲間でもある方の整体院にお邪魔させていただきました。
六甲道にある女性専門整体院 『とも整体院神戸』さんです!
扉を開けた瞬間に、自然のお花の香りでまずはリラックス、
心地良いソファーでさらにリラックス、
清潔な棚に置かれた小物たちにリラックス、
とも先生の気さくなお話にリラックス、
もう施術に入るころには弛みまくっていました。
やはり根底にある考えに共通する点が多いせいか、同じ領域である、体に負担をかけない系の本当に優しい施術でした。
色々なお話(ほぼ健康や整体の話)や施術を通して、とも先生のやりたい事や患者様への向き合い方など、刺激になる事がたくさんありました。
こういった施術者同士の交流会のような場は意外と少ないのでとても有意義な時間になりました。
これからも、まずは自分が健康で幸せである事の喜びを感じ、それを来て頂いた方に、さらに感じて頂けるような存在であり続けたいという想いがますます強くなりました。
長い間、腰からお尻、脚にかけての坐骨神経痛に悩まされ、治療院を転々とし、湿布や注射などを行ない、強押しマッサージを定期的に受けたりしながら、どうにかこうにかごまかしてきた方のお話ですが、
ご来院早々に、恐らくいつもおっしゃっているのでしょう、
「なんとかしてもらえませんか?」との事。
厳しいようですが、そのような方にいつも申し上げる言葉があります。
「その考え方を変えて頂かない限り、何ともなりません」
このような『ドクターショッピング』を繰り返すような方や
強押しマッサージなどで感覚がおかしくなっている方には
まず、『自分の身体は自分で良くすることが出来る』という事実を理解していただく事から始めます。
この方は、今までそんな事を言われた事が無かったらしく、
最初は驚いてられましたが、ご自分がやるべき事を理解され
生活習慣の改善もして頂けるという事でしたので、
クライアント様としてご指導をさせていただくようになりました。
ご来院時にはPNFと操体法をミックスしたストレッチなどを
主に行なうとともに、関節可動域の向上と硬くなっている筋肉を弛ませながら、当然、鍛えるために腰割りも指導の上、毎日の習慣にして頂いています。
特にお風呂上りには、真向法と呼ばれる股関節周りの柔軟性を高める動きや、その部位の筋肉を『使えるよう』にする動きを必ず行ないます。
数ヶ月経ちますが、「それまでの注射やマッサージの時間もお金も、もったいなかった!」とおっしゃられています。
坐骨神経痛でお困りの方で、ご自身で努力をする気持ちがある方は、是非お越しください。
お役に立てると思います。
人も植物も自然に生きるすべてのものは、日々成長しています。
前回(2月22日)のブログで紹介したパキラですが、
順調に育って本来の姿に戻りつつあります。
約6週間でここまで成長しました。
植物も人も個体差、個人差がありますので、すぐに答えが出るものもあればなかなか形にならないようなものまで、そのスピードは様々です。
しかし遅いとか早いとかは『自分以外の誰かや何かと比べて』の話です。
比べる必要はないのです。
自分は自分、他人は他人です。
成長の遅い人はとかく焦りがちです。
焦ると正しい判断が出来ず、結果が伴わなくなります。
また、成長が早い人はしっかりと内容が伴っているか確認する必要があるとともに、もっともっとと欲張ると思わぬつまづきをしてしまう事があります。
今の世の中、『スピードが命』と言われ、確かにそれも大事なのですが、急な変化はストレスを生みますので、時にはじっくりと腰を据えて何かに取り組む心構えも必要なのです。
このパキラもここまで大きくなるのに6週間という時間がかかっています。
これは早いとか、遅いとかではなく、毎日見ているとほとんど変わっていないようにしか思えないものが、実は確実に成長しているという事なのです。
人も同じです。
呼吸でも筋トレでも体操でも、今日行なって明日突然良くなるような事は自然ではありません。
毎日のちょっとした積み重ねが大きな変化を生むのです。
自分を信じて継続する大切さを養っていきましょう。
骨盤の歪みは、何気ない生活習慣の悪い癖が原因であると考えられますので、その改善には悪い癖を見つけ、しないようにする事が唯一の解決法なのです。
ですから、力任せに行なうような
骨盤矯正など何の意味もありません。
代表的な癖は、
①片方に体重をかけて立つ。荷物をいつも同じ側で持つ。
左右どちらかの腰やお尻に体重を乗せ、立ったり、鞄や荷物をいつも同じ側で持ったりする癖は最も歪みを引き起こしやすい姿勢です。
②脚を組んで座る。
股関節や骨盤の歪みの大きな原因であり、つい組んでしまうとか、組まないと気持ちが悪いという状態なら、かなり歪みが進んでいると考えられます。
③横向き寝姿勢。
ソファーや床で横向きになり、TVを観ながら、スマホを操作しながら、おやつを食べながら長時間偏った姿勢のままで過ごす。
④ぺちゃんこ座り&横座り
正座の状態から足を左右に開き、お尻を床に付ける座り方は股関節が外側に開き、膝下が大きくねじ曲がる癖がつくためO脚の原因にもなります。
また、横座りも骨盤の歪みの大きな原因の1つで、
骨盤をずらして座るので、当然歪みが起こりますし、左右の足の長さに差が出来てしまいます。
これら日常生活の中で『つい』やってしまう行動の積み重ねの結果、健康に直結する骨盤の歪みという重大な症状が生まれてしまう事をしっかりと認識したうえで、ご自身の癖に気付き、改善をしてみて下さい。
身体のあらゆる組織、器官の材料である『たんぱく質』ですが、
何から摂取するのが良いと思われますか?
たんぱく質は牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類、魚介類、卵、乳製品、豆類、穀類、海藻類、種実類などから摂取出来ます。
多くの方は『肉類』とお考えだと思いますが、健康の事を考えれば
①豆類 ②魚介類 ③肉類が正しい優先順位なのです。
食に関して重要な事は、『摂取』よりも『消化・吸収』であり、その点においてアミノ酸スコアがいくら高くても、腸を汚し便を硬くし便秘を引き起こしやすい肉類は積極的に食べるべきではありません。
大豆を中心とした植物性の食品からの摂取は、腸に優しく、消化吸収はもとより健康にとって最も大切な『排泄』にも適しています。
ただし豆類ばかりの食卓というのも現実的ではありませんので、全体のバランスを考慮したうえで献立を作りましょう。
そこでお勧めなのは、ごはんを『玄米大豆雑穀ごはん』に変え、豆腐、納豆、高野豆腐などを常食する事です。
あまり神経質にならないようにしながら、少しずつ体に優しい食品を取り入れるようにしてみましょう。