これからの季節に気をつけたい身体の不調に『下痢』があります。
その原因は多岐にわたりますが、今回は『菌』について。
ひとくちに菌と言っても、大きく3つに分けられます。
1つ目は、ノロやロタなどの『ウィルス』で、菌の中で最も小さく目には見えませんし飛沫や接触で感染してしまうので小まめな手洗いなどを習慣付けましょう。
2つ目は、大腸菌などの細菌で、
3つ目は、寄生虫、原虫などです。
サバやイカなどに寄生しているアニサキスがその代表で、食品から口に入るという経路が多く、短時間で爆発的に繁殖するため重篤な症状に陥る場合があります。
まず、生ものには微生物が潜んでいますので、出来る限り口にしないことが大切です。
そして、サバなどの青魚を食べる時は火を通すか、冷凍をしてからにしましょう、アニサキスなどの原虫は冷凍すれば死滅するからです。
生肉を焼く際にはトングか取り箸を使い、食べる時のお箸は使わないようにしましょう。
でなければ、生肉の菌も一緒に口に入れる事になります。
こうしたことに注意していても、下痢をした場合、慌てて下痢止めや胃腸薬を飲んだりせずにしばらく様子を見ましょう。
それは、下痢は身体に入ってしまったこれらの菌を排泄しようとする防御反応だからです。
身体の自然な反応を邪魔せず、一刻も早く身体の外に出すために水分を多く摂り、排泄を促すのが最善の策です。
それと同時に発熱や嘔吐、血便などの有無を確認しながら、症状が改善しない、ますます悪くなるようであれば、迷わず病院へ行きましょう。
疲れた心と体を癒してくれるものの1つに『森林浴』があります。
マイナスイオンやフィトンチッドなどが癒しの効果として話題になったりしますが、もっとも大きなのは『ゆらぎ』の環境が整っているからです。
晴れた日、木々の隙間からこぼれるようなきらきらとした輝き、鳥の鳴き声、どこからともなく聞こえる水の流れる音、少し歩けば体に感じる温度が微妙に変わりやわらかな風が頬を撫でる・・・
このように自然は常に変化し心地良く『ゆらいで』いるのです。
例えば木漏れ日1つとってみても、風で木の葉が揺れるたびに日の輝きや量が変わり、同じものは1つとしてありません。
次から次へと自然にうつろい、流れるように姿を変えます。
これが『ゆらぎ』の本質で、この不規則な自然の営みが人を癒してくれるのです。
逆に地下室や一定の照明、エアコンにより管理された室温など、室内に動きが無い、『ゆらぎ』の少ない環境では、人は癒されることはありません。
人は自然環境に近いゆらぎを感じると、副交感神経が優位に働き心地良さを感じ、その結果、癒されるのです。
当店では床に敷き詰めた天然木、シーリングファンによる風の流れ、柔らかな施術、落ち着いたBGMなど、すべてにおいてこの『ゆらぎ』を念頭に置いた心地良い空間作りに努めています。
例年より早く梅雨が訪れました、この季節は体調が崩れやすい時期なんです。
季節の変わり目になると、身体は次の季節に合わせて自然と整えようとして動き出します。
その時に疲れが残っていたり、ストレスが解消していなかったりするとマイナスのエネルギーが滞り身体を歪めていきます。
どのように表れるかは人それぞれですが、頭が痛くなったり、関節が痛くなったり、喉が痛くなったり、鼻水が止まらなくなったり、下痢が止まらなくなったり、お肌が荒れたり、イライラしたり・・・
特にこの時期は背骨が捻じれてきやすいので、毎日の自動整体で身体をメンテナンスすることをお勧めします。
また、肝臓、腎臓などの解毒作用が低下したり、腸の動きが鈍って消化吸収力も低下しますので、脂っこい物、消化の悪い物は少し控えられた方が良いと思います。
そうこうしているうちに、身体は自然と季節に合った身体になってくれます。
その手助けをしてあげられるのは、ご本人をおいて他にはいません。
睡眠を妨げる大きなものの1つに夜のデジタルメディア接触が挙げられます。
深夜番組、ネットサーフィン、メール、ブログ、フェイスブック、ツイッター・・・
瞬く間に時間は過ぎていき、気付けば深夜や明け方になる事もしばしば。
そんなデジタル中毒に はまってしまうと、メラトニンの分泌が妨げられ、自ら睡眠を犠牲にしてしまう事になります。
眼からの強烈な刺激は体内時計の動きを止めてしまいますので、体温調節やホルモンの分泌が妨げられるだけではなく、さらには発がんの可能性まで考えられるそうです。
夜は、照明の明るさを少し落とし、タイマーやアラームを使いメディア接触の時間を決め、寝る前にはTV、パソコン、スマホに近づかない、という習慣を付けて夜は眠るための準備に全力を注ぎましょう。
健康を考える上で、どんな睡眠をとるかがとても重要なのです。
施術用ベッドスペースでは少し狭くて指導しづらかった操法を、もっとじっくりと行なっていただくためにマットスペースを設けました。
大きさは200㎝×120㎝ですので、男性でも十分なスペースで
厚みも3㎝ほどありますので寝転んでゴロゴロしても痛くありません。
自力整体、自動整体、自働整体・・・呼び方や漢字にはまったくこだわっていませんので、通常は自動整体と呼んでいます。
『自分の力で動かして身体を整えていく』
呼吸に重点を置き、ゆっくりとした動作で、身体の心地良さを味わいながら、重力と体の重みで全身を整える操法を使い、偏った身体を自然なバランスに戻すことを目的にしています。
骨盤の歪みや股関節の不調、肩こり、腰痛、背中の張りなどに特に効果があり、また身体の声を聞きながらご自身で動かしていただくため、傷めたり怪我をしたりする事もありません。
ある程度、当店で動きを学んでいただいた後は、ご自宅などで日々お身体を調整しながら過ごしていただきますので、ずっと通い続ける必要はありません。
ただ、時間が経つにつれ徐々に変な癖がついて間違った動きになってしまったり、フォームが崩れたりしてしまいがちですので、時折微調整のためにお越しいただく事をお勧めします。
数か月前にダイエット希望でお越しいただいた方からご連絡がありました。
以前ご相談に来られた際にはご納得いただく事が出来ずにご依頼にまで至らなかったのですが、
「昨日TVで、前回お伺いした時に説明してもらったのとまったく一緒の『軽く走るだけ』っていうダイエットやってて、効果ありそうなので、やってみたいんですけど・・・1回断ったので、もう駄目ですか?」との事でした。
『生活習慣は全く変えずにスロージョギングだけで効果が出た』という内容だったそうで、当院の目指している方向とは少し違うのですが、せっかくのやる気を無駄にするのももったいない話ですし、こういう『気』は大切にしたいものですので、もう1度ご説明させていただいた上で、お引き受けすることになりました。
前回は、まさに『その時』ではなかったのでしょう。
タイミングとか気運とか、なんとなく出来そうな気がするなど、今までと違う何かを感じた時に、そこで1歩踏み出せるかどうかがとても大切だと思います。
手や脚がむくむ事があると思います。
これは皮膚と筋肉の間(皮下組織)の細胞の隙間に、身体にとって不要なものや、過剰になった水分やたんぱく質などが溜まった状態で、本来は身体の表層にある「排水管」の役目である細いリンパ管に吸収され、太い各リンパ節にリンパ液として集められるのですが、手術の後遺症や、生活習慣の偏りからこのシステムが正常に働かなくなるのです。
リンパドレナージとは『滞ったリンパ液を正常なリンパ管へと導くもの』で、2つの事を正確に行なわないと全く意味がありません。
まず1つ目は、リンパ液を送る手順です。
鎖骨のリンパ節から始め、上半身の主なリンパ節の流れをよくする事、そして末端へ、という順番です。
手や脚から始めるようなリンパドレナージはリンパの流れを理解していない証拠ですので、いくら行なっても、通い続けてもリンパ自体には効果はありません。
そして2つ目は、力加減、刺激の仕方です。
先ほども述べたようにリンパ管は身体の表層、皮膚と筋肉の間にありますので、リンパを目的とするならば皮膚をさする、なでる程度の力加減で十分なのです。
それ以上の圧力は単に筋肉への刺激となるため、血流改善やマッサージが目的になってしまいます。
リンパは血液のように放っておいても動いてくれるものではありませんので、滞りの改善には日々の生活習慣を見直すことも必須です。
当店では『リンパ整体』としてドレナージの方法をお伝えしています。
毎日、ご自宅などで行なっていただくセルフケアが目的のため、着衣のままわずかな時間で簡単に行なえますので、是非習得して頂きたいと思います。
首、肩、背中、腰、お尻、脚
お身体に不調をお感じの方、疲れていらっしゃる方の多くは『筋肉がこわばっている』状態です。
ずっと同じ姿勢を続けていたり、ほとんど動かないでいると筋肉の性質が変わり弾性が上がり硬くなります。
また、疲れを溜めたままにしておくと、神経の興奮が収まらず身体の力が入りっぱなしになり、脱力出来ずに硬くなります。
これらを放置しておくとこわばりはどんどん増すばかりです。
筋肉が硬くなると、血液循環という筋肉のポンプとしての役目が低下し鬱血した血液から水分が染み出たり、代謝が滞って筋肉内に老廃物のようなものが蓄積したりして硬化が進んでしまいます。
これを防ぐもっとも手軽な方法の1つがストレッチなのです。
ストレッチをすると筋肉の弾性が下がり柔軟性が増し、血液循環が改善されます。
さらにストレッチにはおまけがつきます。
『爽快感』というご褒美で、例えば寝起きのこわばりをほぐすため無意識に『伸び』をしますが、これは身体がこわばりを不快に感じ、伸びをすることで解消され、『心地良さ』を感じられるからです。
身体が硬いからストレッチが出来ないとお思いの方にこそ、その硬いお体を柔らかくするためにストレッチをお勧めします。
「いつもHPを見ていて、腰割りに興味があったので家でやっていたら膝と腰が痛くなってしまいました」という方のお話です。
このような方が意外と多いのです。
そしてその原因はほとんどが『間違った姿勢』で『やりすぎ』ている事です。
正しい方法はコチラに記載しているのですが、動作が簡単そうに見えるため、つい適当に行なってしまったり、自分では正しく行なっているつもりでも、まったく違う動きになってるため体に負担をかけてしまっていたりします。
腰割りは股関節の正しい使い方を思い出す運動です。
ほとんどの方は赤ん坊の時には腰が割れていたのですが、他の筋肉が発達し、股関節を使わなくなり徐々に使い方を忘れてしまいカチカチになっているので、その感覚を取り戻す運動だと言っても良いでしょう。
無理をしたり、ご自身の筋力、体力を超える頻度、回数、角度で行なってしまうオーバーワークで関節などに痛みが出ます。
これは身体からの『間違ってますよ』というシグナルですので、すぐに中止し、安静にして回復を待ち、その後正しい方法を学んだ上で、もう1度行ないましょう。
腰割り→痛みが出た→自分には合わない→やめた
こんなもったいない結果にならないように、正しい腰割りを習得して頂きたいと思います。
体は疲れているはずなのに、全然疲れを感じない、疲れているかどうかわからない、こんな事が起こる場合があります。
疲れると、脳の眼窩前頭野という部分に「疲れてますよ~休みなさい」というシグナルが送られ『疲れた』という自覚が生まれるシステムになっています。
しかしそこに「心地良さ」、「やりがい」、「ご褒美」などの意欲や達成感が来てしまうと、疲労の情報が押し込められてしまいます。
この状態を『脳がマスクをした状態』と呼びます。
疲労しているのに疲労を感じない、そんな辛い状態が蓄積され、ある日一気に爆発してしまいます。
マスクになるものは、精神的な物だけではなく、珈琲やたばこ、栄養ドリンクなど様々です。
野生動物は脳の前頭野が発達していないため疲労がマスクされることはありません。
肉食動物は狩りの途中でも、疲れると諦め体を休めますし、体調が悪いと食べる事を控えたり、無駄に動く事を止めるそうです。
ですから、オーバーワークなどにはなりません。
使命感や達成感、幸福感に惑わされ、必要以上に頑張ってしまうと、疲労を長引かせたり、悪化させたりしてしまいますので、日々ご自身の身体の状態を正確に把握し、無理をしていないか、限界を超えていないか、チェックする感覚を持っていただきたく思います。
入浴は疲労回復にもってこいなのですが、そのタイミングには少々注意が必要です。
入浴すると血液は全身の表皮に近い部分の毛細血管や筋肉などに流れます。
食事をすると血液は消化のために胃などの消化器官に流れ込みます。
この事から食後すぐの入浴は、消化器官に流れ込んだ血液が全身を巡ってしまうので、消化活動が鈍くなり消化器官の負担が増します。
そして消化が鈍くなると、その後の吸収にまで悪影響を及ぼします。
では、食前の入浴はどうでしょうか
入浴により全身を巡って疲労回復や老廃物の処理をするはずの活動が、食事を摂る事により消化活動に必要な血液が消化器官に集まらなければならず、全身を巡る活動が鈍りますし、集まるまで相当の時間と身体に負担がかかるので食欲にも悪い影響が出てしまいます。
ですから、食事と入浴との間は少なくとも30分、出来れば60分程度空けてから行なっていただきたいと思います。
ストレッチポールの運動は、骨盤と胸郭の歪みを整えるのにとても効果が高く、腰割りと共に出来る限り行なっていただきたい事の1つです。
動きは至ってシンプルなので特別な技術は必要なく、痛みもありませんので運動が苦手な方でも安心して行なうことが出来ます。
ポールの上に乗り、決められた手順で手足を動かし、ゆっくりと呼吸をする、基本的にはこれだけです。
ただし、腰割り同様、シンプルな動きであればあるほど、正確に行なわなければ期待する効果は得られません。
上の画像ですが、ポール上で一番力が抜け、左右のバランスが無理なく取れる位置を見つけてもらった時の様子です。
指導前は右脚の外側のスペースが狭くなり左脚の外側に大きなスペースが出来てしまい、左脚が身体の中心線に寄り、左右の偏りが顕著だったのですが、指導後はずいぶん改善がみられポールと身体の中心線が重なるように近づいています。
骨盤にも良い影響が与えられるので柔軟性も出ています。
また、身体の歪みだけではなく、肩甲骨回りのこわばりにも効果絶大ですので、肩こりや肩痛、背中の張りでお悩みの方にも本当におすすめなのです。
体調不良の方の中に、『寝られません』という方がかなりいらっしゃいます。
睡眠不足はあらゆる辛い症状の原因になりかねません。
眠りにつくには『眠る習慣』を付ける事が大切なのですが、睡眠不足の方は逆に、『眠らない習慣』が付いてしまっているのです。
この習慣は個人差があるので何をどうすれば良いのか、一概には言えませんが、眼や脳に刺激を与えない、お気に入りのゆったりした音楽を聴く、ストレッチをする、入浴する、ホットパットでお腹を温めるなど、心と身体に馴染んだ一定の行動をする事で、気持ちが安定し落ち着いて眠りにつきやすくなります。
いわゆる『入眠儀式』ですが、ご自分に合った方法で日々の健やかな眠りを手に入れて下さい。
花粉症などアレルギー性鼻炎と似た症状を起こす鼻過敏症の1つ『血管運動性鼻炎』
原因は解明されていませんが、今の所、自律神経の関与が有力で、特に副交感神経に何らかの刺激が加わって働きが活発になると鼻水、鼻詰まりといった鼻炎症状が出ると考えられています。
こうした症状を引き起こしてしまうものに『気温差』というものがあります。
暑い屋外から冷房の効いた屋内に入った時や、温かい屋内から寒い屋外に出た時などによく起こります。
アレルギーとは関係がないので目のかゆみはありませんし、マスクなどをつけてもほとんど効果が無いのも特徴の1つです。
原因がはっきりしていないので予防は難しいのですが、背景には『ストレス』や『睡眠不足』があるようです。
この血管運動性鼻炎に限らず、身体の不調にはやはり身体自体への日頃の過負担が、少なからず影響を及ぼしているのかも知れません。
昨年の11月に行なったウォーキング無料体験会にご参加くださいました方のお話ですが、ご自分ではおかしな歩き方をしている意識など全くなかったのですが、実際にご自身でご確認いただくと常に爪先が内側に入っている不自然な歩き方に驚かれ、なんとか治したい、きれいにちゃんと歩きたいとの事で各種指導を受けられ、ずいぶん真っ直ぐに歩かれるようになりました。
特に股関節周りの柔軟性や筋力の強化が必要でしたので、ご自宅で日々ご努力いただけたようです。
不自然な歩き方の原因は様々ありましたが、その1つは普段からヒールの高い履物を履かれているのですが、ヒールを履いた時の正しい歩き方を知らなかったようでそれが悪い癖の要因でした。
ヒールの高い履物は立ち姿を綺麗に見せるためのもので、長い距離を歩いたり、作業する際に履いたりするには適しません。
必ずどこかに無理が出てしまい、タコや魚の目、外反母趾、膝痛、股関節痛、腰痛、肩こりなどの原因になりかねません。
実際、自然な歩き方になってから腰、背中、肩の疲れが無くなったそうです。
「指導した中で、どれが1番効いたな~と思われますか?」と尋ねると
「やっぱり腰割りですね」とおっしゃっられていました。
健康を考える上でこの『腰割り』は外すことが出来ない運動ですので、是非正しい姿勢で行なえるようになってください。
そのための指導も行なっています。
乗馬は健康にとても良い影響を与えます。
最近では脊髄損傷、脳性まひ、多発性硬化症などの神経・筋疾患に対してリハビリテーションを目的として行なわれ運動機能の回復がみられています。
馬上では上下、前後、左右に揺られている身体を一定に保つため背骨の周りの筋肉や腹筋、大腰筋を動かしていますので、体幹を整える効果が期待できます。
また乗馬には交感神経の緊張を和らげたり、馬との触れ合いによる癒し効果がありますので、気分の落ち込み、イライラ、不安などの症状が大きく改善する事が分かっています。
引き馬にまたがるだけなら、特別な技術は必要ありませんので心身のリフレッシュに1度お試しください。
今まで貼っていたオレンジのテープを剥がして、もっとマス目の細かいアライメントチェックスクリーンを取り付けました。
もう少し細かく身体の歪みをチェックするために変更しました。
整形外科、接骨院、あん摩、鍼灸など医療、治療を行なう場所と、整体、リラクゼーション、アロマケアなどの非医療、癒し系の施術を行なう場所をきちんと区別する必要があると思っています。
それは店側、客側の双方に言える事で、自分が何をしている場所なのか、また何を求めているのかをお互いが正確に認識しなければなりません。
店側は、医療行為をしているのか、
身体の整え方を教えているのか、
それとも癒しを提供しているのか、
表現は誤解を招かないように行なっているのか、
例えば医療や治療の資格がないにもかかわらず
『治します』や『ほぐします』などと謳っていないか
また客側も治療がしたいのか、
癒しを求めているのか、
ストレス解消がしたいのか、
目的をはっきり持ち、治療目的の方がリラクゼーションサロンに通ったりする事が無いようにしなければなりません。
このようなミスマッチから一向に症状が改善しない方や、ますます身体を壊してしまっている方、無駄にお金と時間を使わされている方を数多くみてきています。
これではお互いにとって何のプラスにもなりません。
餅屋は餅屋、
水族園には魚がたくさんいますが、そこで「お刺身定食」を注文しても出ては来ません。
鑑賞が目的で、食べる目的ではないからです。
つまり、治療を求める方は治療院へ、それ以外の、生活習慣を整えたり、姿勢の改善をしたり、または癒しを求める方はそれを目的としている所へ足をお運びください。
是非、正しい選択をして頂きたいと思います。
当店の整体が休みの日に限っての事ですが、癒しを目的とした施術を行なっています。
ご興味のある方はご利用ください。
何もしないと年々衰え硬くなる筋肉や関節の中で、当店がもっとも重要視しているのが股関節で、しっかりと『腰割り』運動が出来るようにご指導しているのですが、それとともに真向法(まっこうほう)という運動も取り入れています。
動き自体はシンプルなもので、4種類の動きを気持ちの良い程度に行ないます。
ゆっくりと動かす事で、心と体が柔らかくなり徐々に姿勢の歪みが整っていきます。
①両足の裏を合わせたあぐらの姿勢で体を前に倒します。
②両足を前に伸ばし身体を前に倒し手を足の指の方向へ伸ばします。
③開脚し身体を前に倒します。
④正座の姿勢から身体を後ろに倒し膝が浮かないようにしながら、手をバンザイのように伸ばします。
特別な道具も場所も必要ありません。
老若男女関係なく、1畳程度のスペースさえあればどこでだって出来る簡単な運動です。
やってみませんか?
また腰割りとセットで行なうと効果倍増です。
動物との触れ合いを通じて病気を治療する事を『動物介在療法』と言います。
一般的には犬や猫などの小さな動物と接する事で、脳の代謝が良くなり、ストレス、不安、恐怖、苛立ちなどの症状が改善されます。
これは学校や老人ホーム、海外では刑務所など幅広く利用されているとても有効な療法で、すさんだ心を優しくしたり、イライラすると物に当たり散らしていた人が、動物の世話をする事で物を大切にするようになったり、何事にも無気力、無関心だった人が物事に意欲的に取り組むようになったりするようです。
寂しさで押しつぶされそうになっている方や、自分の感情をコントロール出来なくなっているような方に特におすすめです。
ただし、ペットとして飼うのであれば、一時の癒しだけを求めるのではなく、最期のその時まで自覚と責任をもって行動して下さい。
妊婦の血液で、ダウン症など胎児の染色体異常を調べるというこの検査については、色々と議論があるようですが、開始から1ヶ月で約450人もの方が受けられていて、その関心の高さは予想以上だそうです。
当然、命の選別につながるので倫理上認められないという方はいらっしゃいます。
また、何かあったらどうしようと考えたり、悩んだりする事自体、お腹の赤ちゃんに伝わってしまうのが可哀想だとお考えになる方もいらっしゃいます。
そんな方からすると検査を受ける事自体がナンセンスだとお考えになるのかもしれません。
これはどの時点で『人』と認識するかにもよりますし、妊婦を含め家族全体の今後の人生設計にも関わってきますので、まさに人それぞれの人生観の問題でもあろうかと思います。
どんな形であれ、結果がどうであろうと産み育てる、という方もいれば、そうではない方もいらっしゃいます。
いて当然です。 人はそれぞれ違うからです。
にもかかわらず、どちらかが一方的に自分の主義主張、1つの考えを押し付けるのはどうかと思います。
自分の人生をどう生きるのか、どんな家族観を持って生きていくのかは個々人が考えるべき問題で、どこかの団体や学者など、他の誰かが決めることではありません。
ですから、この問題は、良い悪いの議論を活発にするのではなく、第一に妊婦の心と体のサポートを最優先で考え、行なうべきだと思っています。
ただでさえ不安定な時期の上に、難しい選択をしなければならないとなると、その負担は計り知れません。
まずは検査前、検査後そして選択前、選択後、それぞれのサポート、ケアをしっかり充実させることこそが本当に必要な事だと思います。
『人間は自らが目指しているような存在になる』
2013年が始まって、もう1/3が過ぎてしまいましたが、
年の初めに『今年こそは!!』と心に決めた事は続いていますか?
目標を立てる時は、短期、中期、長期のいずれかをはっきりしておくことが大切です。
短期なら1ヶ月程度、中期なら半年から1年、長期なら3年~5年のスパンで、健康、仕事、恋愛、家族など自分にとって大切な事を盛り込んだ計画が望ましいのですが、少々高めに設定してみましょう。
種としての限界、例えば空を飛びたいなど空想的な物でなければ特に限界を設ける必要はありませんが、あまりに突飛すぎるのも絵に描いた餅のように現実味がありません。
ですので、ほんの少し、僅かばかり背伸びをすれば手が届くかも知れない、という程度の高さの目標が良いと思います。
あまりに高すぎる目標は、頑張りすぎを招いてしまい心と体が硬くなって疲れてしまいます。
のこり約2/3年ですが、まだまだ大丈夫です。
自分を信じて進めば、目標は必ず達成できることでしょう。
肩こりや腰痛など長期にわたって身体に不調を抱えている人の多くが治療院やマッサージに通っている事だと思いますが、なぜ良くならないのか真剣に考える必要があると思います。
なぜ肩が凝るのか?
なぜ身体が硬いのか?
なぜ痛いのか?
なぜ治らないのか?
『ゴッドハンド』や『カリスマ』や『レジェンド』と呼ばれるような人物なら、自分を何とかしてくれるはず・・・
本当にそうなのでしょうか?
赤ん坊の時から
身体が硬かったのですか?
肩こり症でしたか?
子供の時から腰痛に悩まされていましたか?
身体の不調のほとんどはご自分の生活習慣の結果です。
言い方を変えれば、ご自分が蒔いた種なのです。
にもかかわらず、それを誰かに何とかしてもらおうという虫のいいお考えでは、一向に改善されないと思いますし、逆にお考えを改められた方から、早く簡単に解消していくものです。
いつまでも何かに、誰かに頼っているようでは、ただの『依存』でしかありません。
ご自分の身体は『自分で何とかする』という気持ちを持っていただきたいと思いますし、そんな方には惜しむことなく健康になるためのコツをお伝えしています。
健康のための食べ方で、姿勢については折に触れて述べていますが、食べ物を口に入れるタイミングもとても大切なのです。
もちろんゆっくりよく噛んで食べる事が目的ですので、そのためにどうすれば良いのかというお話です。
口の大きさにもよるのですが、基本は1口20~30回噛む事を徹底して身に付けて下さい。
そして、口の中の食べ物をお茶などの液体で流し込む、飲み込む癖を無くしましょう。
ご自分の唾液をしっかりと出し、それで飲み込む癖を付けないと唾液の分泌が悪くなります。
ですから食事中の液体の摂取は極力控えて下さい。
1番大切なポイントは、口の中に食べ物が残っている状態で次から次へと口に食べ物を詰め込まないという事です。
早食いにもつながりますし、20回30回の咀嚼も分からなくなってしまいます。
この咀嚼回数で噛み終えられる適量を口に入れると、口を閉じ、ゆっくりと噛み、噛み終えたら飲み込んで、口が空になった時点で口を開き、次の1口分の量の食べ物を口に運ぶ。
これを繰り返すのが健康に良い食べ方なのです。
この食べ方がちゃんと身に付いた上でなら、家族や友人とワイワイ会話をしながらでも構わないと思います。
食事は健康のためだけではなく、楽しく食べるという、ある意味において趣味趣向、またはイベントの要素も持っています。
ですので、まずはご自分がどういった食べ方をしているかを知り、正しく食べる方法を身に付け、その上で楽しむ、これを実践していただきたいと思います。
身体のバランスが悪い、どこかに不調を抱えている方の多くは、靴底の減り方に何らかの特徴がみられます。
靴の内側が減る方は、X脚や内股気味です。
膝が曲がっていたり猫背姿勢で歩いているため、タコや魚の目が出来やすく腰痛になりやすいタイプです。
高いヒールを履く機会が多い方、偏平足の方も多くみられます。
靴底の外側が減る方は、がに股やO脚気味です。
脚の外側に重心がかかるため外側の筋肉が強く張りがっちりとした脚になります。
逆に内股の筋肉がたるみ膝や股関節の痛みが出やすいタイプです。
靴底の爪先が減る方は、膝を伸ばして踵から着地出来ていない歩き方が特徴で、爪先に体重がかかるため、外反母趾になりやすく膝痛、腰痛を起こしやすくなります。
靴底の踵が減る方は、がに股の典型的な減り方で、腹筋、背筋など体幹の筋力が衰え、腰痛や冷えなどにつながります。
靴底の片方だけが極端に減る方は骨盤を始め胸郭、肩の位置、首の傾きなど身体全体のバランスが崩れていますので、歩き方、座り方、荷物の持ち方など生活の中で癖になっている偏りを改善する事が必要です。
禁煙ブームのため、喫煙出来るスペースがどんどん少なくなり愛煙家の方々にとって肩身の狭い世の中になりつつありますが、
さらに最近では、新卒、中途の採用において『喫煙者は採用しない』という企業が増えているそうです。
理由はいくつかあるようで、
①社員の健康への影響
②企業イメージ
③作業効率
この他、
喫煙者が喫煙の為に頻繁に休憩を取る事から生まれる嫌煙者との不公平感
たばこの臭いで客を不快にさせてしまう
喫煙スペースが施設の運用効率を低下させるなどの理由から
今後ますます喫煙者に対する締め付けは厳しくなる事が予想されますので、計画的に断煙→禁煙→卒煙出来るように努力してみましょう。
健康のための指導のほとんどが自宅で出来るような簡単なものです。
そのため正しく覚えていた後は、ご自身で十分に整えられるようになっているはずです。
正しく行なえるようになるには、ある程度の練習が必要になるのですが、続かない人ほど1度に幾つもの運動を覚えたがる傾向がみられます。
色々と教えてもらった、それで満足してまうパターンで、実践していただかなければまったく意味がありませんので、まずは1つ、2つ程度の簡単な運動から『続ける習慣をつける』練習をします。
また、特徴的なのは「いつやりますか?」と尋ねると「時間があるときにやります!」とお答えになられます。
忙しい毎日、『時間があるとき』というのはなかなか訪れません。
これは貯金と同じで、たまる人はお金が入った時点で、まず貯金するお金を別に分けてからその残りを生活費などにします。
残る事を前提とした『残ったら貯金する』では、知らないうちに使い切ってしまいいつまでたっても貯まらないものです。
時間もこれと同じく、時間があるときにするという考えではなく、あらかじめ時間を確保しておくのです。
まず、ご自身の生活のパターンを把握し、その中から運動をする時間と場所を決めます。
例えば、毎日見ているTV番組のCMの間に、リビングで。とか
朝の〇〇時の時報と共に1分間、ベランダで。
というように決めておくことをお勧めします。
いつもしている習慣の中に、新しい習慣を取り入れると意外と簡単に習慣付くものです。
どんな運動でも続けなければ意味がありませんし、逆に単純な運動でも毎日続けていると、身体は見違えるほど元気になっていきます。
是非お試しください。
育った環境や今までの経験、刷り込まれた情報などによって、これはこう、あれはこうと無意識のうちに判断がなされてしまうものがあります。
もちろん正しい判断がほとんどなのですが、時に思い込みや決めつけのような盲目的に偏った選択をしてしまう事があります。
前回が駄目だったから今回も駄目に違いない
今までうまくいかなかったらこれからもうまくいくはずがない
他人には出来るかも知れないが自分には出来ない
このような未来の予測とも言うべき事柄を、はっきりした根拠も無くネガティブに捉えてしまい、悪い方悪い方へと考えてしまう思考の癖によって判断を誤ってしまうのです。
根拠のない自信は過信につながりますので、よくありませんが
なんでもかんでも悪い方に考える癖は、身体の歪みや悪い姿勢の大きな原因でもありますので、常に物事の本質を見る癖をつけ、正しい根拠に基づく「出来る自信」を 持てるように心がけましょう。
街には様々なマッサージの類いのお店があり、色々なサービスを提供していますが、その中で、注意が必要なのは『強く圧す』事を目的にしているようなお店です。
指だけではなく、肘や棒を用いて力任せに『ほぐそう』とするところもあるそうですが、正気の沙汰とは思えないような施術をする店側、さらにそういうサービスを求める側、双方ともに身体がどんなことになってしまうかを正確に認識する必要があると思います。
法律がどうのこうのという問題ではなく、人の身体は強く圧すものではありませんし、圧したところで回を重ねるうちにますます固くなります。
そして怖いのは、感度が鈍る事、硬くなる事で、いつも『凝ってる』と勘違いをしてしまう事です。
常に重い、張ってる、だるいと感じてしまい挙句の果てに「強く揉んでもらわないと!」というスパイラルに陥っていくのです。
いわゆる『マッサージ依存』という状態ですが、これを意図して行なっているようなお店も横行しています。
身体に強い刺激を与えると、その部分は内出血を起こします。
これは『怪我』です。
肩こりをほぐすと称して、怪我をさせる行為・・・
どう考えてもおかしいのです。
見た目には分からない場合でも、身体の中では大変な事になっている事もありますし、骨折などの危険も付きまといます。
なにより、身体に良くないという認識を持つ事が大切なのです。
強圧マッサージが癖になってしまっている人の特徴は
ご自分の状態を正しく理解できずに身体の異常をまるで自慢するかのごとくお話になる事です。
『岩のようやねってよく言われるんです』
『私1人揉んだだけで、先生が指痛いと言うんですよ』
『毎週肘で潰すようにしてもらうんですわ』
『ちょっとやそっとでは効きませんよ 凄いでしょ』
どうか、正しく理解し、正しい方法でご自身のお身体を労わってあげて下さい。
いつもどんな時も持っていたい
3つの宝があるとすれば
『慈』
他人をあわれむやさしい心を持つ事
『倹』
自分の欲望を控えめにする事
『敢えて天下の先と為らず』
他人を差し置いて自分がトップにたとうとしない事
3番目の解釈は自分の内にある才や力を充実させ、成長した結果として先頭に立つ事は素晴らしい事ですが、他人を押しのけ、虐げ、蹴落とし、それらの犠牲の上に成り立つような事を善しとしないという事です。
胃腸にガスが溜まっているような辛い状態の方は『呑気症』かも知れません。
これは空気を必要以上に飲み込む事で、腹部が膨れ上がる『鼓腸』という状態です。
この呑気症は別名『空気嚥下症』とも言い、健康な人でも多少は空気を飲み込んでいるのですが、げっぷやおならとして排出しています。
しかし呑気症の方はガスが「著しく」増加してしまい排出できません。
これは精神的、心理的、手術や入院などの物理的な要因から感じる『ストレス』が大きな影響を与えていると考えられますので、あまり神経質にならず、趣味に費やす時間を増やしたり、リラックスできる時間を増やしたり、しっかりと睡眠時間をとるようにしたりするように心がけた生活を送りましょう。