全国に1300万人いるといわれる骨粗しょう症の方に、朗報!
半年に1度の注射でOKという新薬デノスマブが登場に注目されています。
骨量の増加や骨折予防で、従来の薬より効果が高いそうです。
骨粗しょう症の主な骨折は、背骨の椎体骨折・大腿骨近位部骨折・手首の骨折など。
この中でもっとも深刻なのは大腿骨の骨折で、寝たきりの人生に直結し、認知症や命の危険にもつながるからです。
『高齢になると骨粗しょう症になる』と考えている方が多くいらっしゃいます。
つまり、骨粗しょう症の原因は『年齢』だとの考えですが、これはポイントのずれた誤った認識の仕方です。
骨粗しょう症はある年齢が来た時に突然発症するのではありません。
若く、健康で暮らしている時、将来の事を真剣に考えることなく、運動やバランスの取れた食事を後回しや、ないがしろにし続けた事が本当の原因なのです。
骨粗しょう症にならないようにするためには、20代30代からご自分の身体との向き合い方を、計画的に考える必要があります。
今まで、曜日によって各コースを固定していましたが、お仕事のご都合やお休みが固定の方から、『どのコースも毎日出来るようにしてほしい』という旨のご意見を少なからず頂戴しておりました。
つきましては、9月より曜日にかかわらず各コース共いつでもお受けいただけるように変更いたしますので、よろしければご利用ください。
宜しくお願いします。
少しずつ夏の暑さが減少してるように感じますが、まだまだ油断は禁物、十分な睡眠が取りづらい時期は続きます。
慢性的な睡眠不足の方が多いのですが、朝の過ごし方を少し変えてみるのはいかがですか?
いつもより30分程度、早起きをして朝の光を十分に浴びる癖をつけてみましょう。
そして余裕を持った朝食と、ゆっくり焦らずに排便時間を確保します。
朝のリズムは、その日1日の活動に影響を与えますので、勿論、夜の睡眠にも当てはまります。
また、日中、頻繁に眠気に襲われるようであれば、睡眠時無呼吸症候群の可能性がありますので、車の運転などを中止し、早めに病院で検査して下さい。
夜眠れない人は、朝からその下準備をし、過ごし方を整え、体内時計をリセットする事から始めるのも、不眠解消の1つだと思います。
指先を艶やかに彩るネイルアート。
より気軽に楽しめる『ジェルネイル』という技法が広がり、利用者が増え続ける一方、施術の不良や、適切なメンテナンスを怠ったことによる爪のトラブルも増えているそうです。
かぶれや感染、やけどなどの健康被害だけではなく、緑膿菌という細菌が繁殖し爪が緑色に変色してしまう『グリーンネイル』にも注意が必要です。
つけ爪は時間が経過すると自分の爪との間に隙間が出来る事があり、そこに緑膿菌が入り込み、さらに手洗いや入浴で水分が増えると菌が増殖していきます。
放置すると爪が薄い緑色から濃い緑色、さらに暗緑色へと変色します。
痛みはありませんが、気付いた時点でネイルサロンなどのプロに外してもらいましょう。
患部を清潔にし乾燥させた上で、皮膚科を受診し、抗生剤を塗布すれば治ります。
予防策は、信頼できるネイルサロンでの施術、こまめなメンテナンス、3週間程度での付け替え、これらに気を付けながら安全に楽しみましょう。
冷房の効いた空間にいると手足のみならず腰が冷えて痛くなる事があります。
特に女性は男性より筋肉量が少ないので、冷えやすいそうです。
熱を生み出すのは脂肪ではなく筋肉ですので、運動などで筋肉量を増やす事が必要になってきます。
また、家事や仕事などによるストレスや不規則な生活が続くと、自律神経のバランスが崩れ新陳代謝が落ち、冷えにつながります。
身体が冷えてくると、疲れ、むくみ、めまい、頭痛、不眠、集中力の低下、風邪の原因になるのは勿論、肩こりや腰痛など辛い状態が慢性化していきます。
ですから、冷えの解消には、生活習慣を整える事、運動をして筋肉の量を増やす事を、何よりも優先して行ないましょう。
骨髄移植や末梢血幹細胞移植は、白血病や再生不良性貧血などによって、正常な造血が行なわれなくなってしまった方の造血幹細胞を、健康な方から採取された造血幹細胞と入れ替えることで、造血機能を回復させる治療法です。
日本では骨髄バンク事業が1992年から開始されていますが、ドナー登録者が激減の一途をたどっています。
バンクへの登録年齢は18~54歳で、55歳の誕生日前日までに骨髄や末梢血幹細胞の提供作業を行なっていない場合、自動的に登録が取り消されます。
年齢超過による抹消者数は今年は6000人、昨年50歳になった人が55歳を迎える17年には約12000人が抹消されます。
さらに現在最も登録者数が多い40歳前後の方が年齢超過となるころには、毎年20000人程度が抹消されることになります。
また、抹消理由はこの年齢超過だけではなく、ご本人の病気や住所不明などで毎年10000人前後が登録から外れ、こちらも年々増加しています。
このまま何もしなければ、今のドナー制度自体の維持が困難になるため、今後の若い世代へのPRや啓蒙活動がとても重要です。
それとともにips細胞などを使った新しい治療の確立にも期待したいところです。
吾(われ)と我(われ)とは、全く違います。
吾とは生まれたままの自然的な真の自分の事。
我とは、『自分は! 自分が!』という我意識の事。
人は生まれて、育ち、学び、遊び、働くうちに自然と自分の都合や、価値観、正義感、是非善悪などの考えが形成されます。
問題は、それが『絶対性』を帯びてしまい、自分の考えが最も合理的で正しい事だとの思いや、違う考え方を受け入れられなくなる事です。
人にはそれぞれに固有の意見があり、それは絶対的なものではなく、相対的なものですので、ちっぽけな『我』にこだわらず、『我』を捨て生まれたままの真の自分に戻って、柔らかく物事を捉える癖を付けましょう。
眼の病気や障害のために視野が欠損するような時、脳は見えているその他の景色や風景などの情報を元に、イメージを作り見えているものとして処理をします。
なぜ、こんなことが出来るのか、
それは、脳が不安な事、理解不能な事を嫌うからで、視界の中に見えない所があるという異常な状況を、なんとか回避しようと、安全・安心・安定を得ようと、全力を尽くしています。
寝るという行為は、本来リスクが高く、野生動物ならいつ何時襲われるか分からない環境で、意識が失われるだけですから、命に関わる重大なことなのです。
ですから、脳にある睡眠中枢が働くためには、脳が安心して眠れる環境にあるという事を認識させる必要があります。
心と身体が興奮や緊張しているような状況では、眠りにつく事は出来ませんし、寝よう寝ようと頑張っている間は眠れるわけがありません。
脳が安心できるように気持ちを楽にするためには、入眠儀式と呼ばれる、毎晩寝る前に行う一定の行動が効果的です。
軽いストレッチ、読書、翌日必要な荷物を整える、深呼吸、柔らかな音楽を聴く、アロマを焚く・・・・など、スマホやパソコンなどのデジタル機器以外で、ご自身に合った行為を見つけ、それを癖になるまで続けましょう。
睡眠は生活習慣です。
生活習慣は癖付け出来るかどうかがポイントですので、慌てず焦らず腰を据えて取り組んでみましょう。
現在、店内のみならず軒先スペースを使用し、観葉植物を展示販売していますが、施術中や所用でcloseの場合には対応が出来かねます。
そこで、『お取り置き対応』をさせていただくために下記の様なモノを作り店頭に置いています。
お名前を記入していただくラベルと、ご希望の商品に差していただくラベルの2種類を1セットにしてクリップで止めています。
それをワイヤー製のBOXに入れていますので、ご希望の商品が決まりましたら、「お名前ラベル」にお名前(お苗字だけ、あだ名、ご本名で無くても結構です)をご記入いただきBOXにお戻しください。
売約済のラベルは何も記入せずにご希望の鉢に差してください。
お預かりは1週間を予定していますので、お手すきの時にお越しください。
また、お電話で来られる時間をお知らせいただければ、施術時間と重ならないように調整させていただきます。
お手数をおかけしますが、クライアント様を最優先と考えておりますので、ご理解とご協力を宜しくお願い致します。
『夏バテで痩せる』というのはよく耳にしますが、『夏太り』される方も結構いらっしゃいます。
原因は栄養失調で、夏になると暑さのせいで、清涼飲料水やアイスクリームなどを食べる機会が劇的に増えます。
そうなると内臓が冷え、消化酵素の働きが悪くなり、消化機能が衰えます。
当然胃腸の働き自体が悪くなるので、しっかりとした食事、つまり炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルのバランスが取れた食事が出来なくなり、喉ごしが良いそうめんなどの麺類が増えます。
麺類は栄養素がほとんどないにもかかわらず、塩分やカロリーが驚くほど高く少しの量でも身体に負担をかけています。
このような結果、身体がどんどんだるくなり、睡眠不足になり、太ってしまうのです。
夏場に太らないためには『甘いもの』『冷たいもの』『そうめん(麺類)』を取りすぎないようにしましょう。
☆頭文字を取って『あ・つ・そう』と覚えて下さい☆
健康の大敵、高血圧は大きく分けて2つのタイプに分けられます。
原因不明で、生活習慣などが関係するとみられる『本態性高血圧』と、何らかの病気が原因と特定できる『二次性高血圧』です。
若い人で高血圧なら、まずは二次性高血圧を疑いましょう。
代表的な病気は、慢性腎炎、腎症などによる腎実質障害で血圧が高くなる『腎実質性高血圧』
腎動脈の流れが悪化することによる『腎血管性高血圧』
血圧を上げるホルモンが過剰に分泌される『内分泌性高血圧』などです。
これらの場合、治療院でしっかりと原因を根治することが必要です。
これらが原因で無い場合は本態性高血圧と考えられます。
改善するには、食事の分量を控えたり、塩分を極力摂取しないように心がける事が最低条件で、その上で生活習慣の乱れ、偏食や運動不足を解消し、内臓脂肪を減らすようにすれば、降圧剤など使用しなくても、簡単に血圧を下げる事が出来ます。
最近、この涙活なるものが大流行りだそうで、仕事帰りや週末はもちろん、自宅などを利用し『泣くためだけ』に映画を観たりしながら、涙を流すのだそうです。
日々の生活の中で、我慢が続いたり、何をしてもうまくいかなかったり、心がモヤモヤしてすっきりしない、ストレスがたまってどうしようもない、こんな時に人は涙を流す事で心を軽くしたり、気持ちが楽になったりします。
涙を流すとそれまで交感神経が優位になっていた自律神経が、副交感神経が優位になる事でバランスが整い、ストレスホルモンを抑えてくれたり、眠りやすくなったり、病気にかかりにくくなったりします。
また、ストレスフルの状態では常に呼吸が浅くなってしまうのですが、泣く事で、深く息を吸ったり吐いたり出来るようになり、呼吸筋が活動するため、それに関係する筋肉が弛み始め、無意識に固まっている心と身体の緊張をほぐす効果があります。
感動的な映画やドラマ、心に響く音楽や本などで意識的に涙を流し、知らないうちに閉じ込めてしまっている豊かな感情を、思いっきり解放する事が大切だと思います。
呼吸法には様々な種類があり、その用途によって使い分けをする必要がありますが、健康という観点では大きく2つに分類することが出来ます。
1つは鼻呼吸、もう1つは口呼吸です。
健康にとって重要で、実践していただきたいのは鼻呼吸です。
『鼻から息を吸う』
これが大切なのです。
細菌やウイルス、ほこりやゴミなど、外敵の侵入を食い止める最初の防波堤が『鼻』という器官の重要な役割です。
口呼吸では鼻の様なフィルターとしての役割がないため、簡単に体内に侵入し、感染症などを引き起こす事につながります。
まずは、ご自分の口が開きっぱなしになっていないかをチェックしましょう。
この口呼吸が癖になっている人は食べ方で簡単に分かります。
鼻呼吸が出来ている人は口を閉じたままで食事が出来ますが、鼻呼吸の人はそれが出来ないために、口を開けたまま咀嚼するのでくちゃくちゃ音を立てて食べています。
健康の面だけではなくマナー的にも良くありませんので、ぜひ改善しましょう。
そして、その改善方法の1つに、口の周りの筋肉、口輪筋を鍛えるということが挙げられます。
口輪筋を鍛えると顔全体の血流も良くなる為、表情が明るくなる事はもちろん、脳にまで影響を与えますので、脳梗塞のリハビリや、認知症対策としても効果大なのです。
お顔の表情は元気のバロメーターです。
お口を鍛えて健康に過ごしましょう。
手足がいつも冷たい、クーラーや寒い環境に長時間いると青白くなる、むくみや痛み、しびれがある
このような方は特に女性によくみられ、『代謝が悪いから』『座りっぱなしの仕事だから』と安易に考えがちですが、あまりにも辛い状態が続くようであれば一度、病院で『抗核抗体』の検査で数値を調べられてはいかがでしょうか。
この数値が高いようであれば、免疫に異常がでる『膠原病』かもしれません。
膠原病は、免疫の異常が原因で生じる病気の総称です。
通常、免疫は自分自身を守るために働くのですが、膠原病の場合は異物などを区別することが出来ず、自分の体に対しても免疫反応を示し、炎症を起こします。
これが関節で起こると、『リウマチ』で、関節を取り囲んでいる膜からサイトカインという蛋白質が出てきて、細胞が炎症を起こし、痛みや骨の変形、運動障害を引き起こします。
皮膚で起こると『皮膚筋炎』で、まぶたや手や前胸部に紅班が表れたり、倦怠感が強く、朝起きるのが辛くなり寝たきりになったりします。
難しい症状ですが、早めの検査と適切な投薬が効果を上げます。
それと共に、バランスの取れた健康的な生活習慣に整えていく事をまずは心掛けましょう。
趣味で育て、店内に飾っている観葉植物ですが、販売のご希望があったり、心身のリラックス・癒しにも効果が高いとされていますので、それならばいっそ・・という事で、店内だけではなく軒先にまで拡大したプランツ販売コーナーを作ってみました。
屋内やベランダに置くのに適当なサイズを500円から揃えています。
特にお勧めは、水やりの手間が少なくて済む『多肉植物』です。
軒先だけではなく、店内には常時20~30個程度並べていますので、お気軽にお入りいただき、お選びください。
お店に入ったから買わないと帰れないような事は一切ありませんので、ご安心ください。
☆施術中の際は、ご入店は出来かねますのでご了承ください。
また、植物は生き物ですので、返品・交換はご遠慮ください☆
最近、お着替えをご持参くださいますクライアント様が増えてまいりましたので、更衣スペースをプチリフォームしました。
以前は使用頻度が少なかった事もあり、無造作に牛革を敷いていてたのですが、もう少しちゃんとした環境にしないと・・・と思い至りました。
いつも通りほぼフリーハンドで、えいや~!!っとやってみたところ、頑張れば住めそうな出来に、仕上がりました。
(実際には住めませんが・・・・)
お気軽にお使いください。
この業界は一般の方にはあまり違いが分からない、違いが分かりにくいシステムや運営になってしまっていて、店側、お客様側の双方にとって『ためにならない』現状です。
そこで、大きく分類すると
①治療系
『治療を目的として』あらゆる行為や施術、指導を行ないます。
国家資格を有する必要があり、痛みを取ったり、ほぐしたり、治したりする所で、保険適用が基本です。
ちなみに、『肩こり』などは『病気』ではないため、本来治療院で保険を使って『治療』を行なう事は出来ません。
この行為は違法に当たるため、多くの治療院は、違う『病名』を付け、肩こりを始め、病気ではない他の症状も全部、『病気』として対応しています。
②美容系
『美容を目的として』エステなど、お客様を美しくするための、あらゆる方法を取り入れている所で、施術は勿論ですが、主な目的は物販です。
また、痩身、ダイエットなど内側からの美しさをプラスする傾向があります。
③癒し系
『癒す事を目的として』マッサージと類似する行為などを行ない、心身のリラックスを導き、疲れやストレスを『癒す』所です。
リラクゼーション〇〇・・・などがこれにあたります。
様々な業態が乱立し、玉石混交で選択が難しい状態です。
④予防系
『健康な身体作りを目的として』運動、食事、姿勢、呼吸、心の持ちようなど生活習慣全般を整え、病気にならない、なっても治りやすい状態で暮らすための方法を指導する所です。
治療を目的にしていない〇〇院などは、この分類に入ります。
ちなみに当店は①、および②には当てはまりません。
基本は④で、サポートとして③を行なっていますので、御間違いなく。
様々な運動指導の基本の1つは、片脚でしっかりと立つ事です。
もも上げでも、体幹・臀部を鍛える際にも、片方の足に体重を移動させ倒れないように関係する筋肉を調整し、バランスを保ち、維持します。
もちろん、骨盤が不安定だったり、股関節周りの筋力が不足していたり、身体に歪みがあると左右均等に片足立ちが出来ません。
健康の基本は、自分の脚で自分を支える、そのために足腰を鍛え、身体を整えるという事だと思います。
どんなスタイルでも結構ですので、片足立ちで時間を計り、左右差をお確かめください。
どちらか一方の維持時間が極端に短い、辛い、痛いという場合はどこかに何らかの不具合が生じている証拠です。
足の捻挫は、主に足関節の周囲の靭帯や、重度の場合は腱まで損傷した状態です。
靭帯とは骨と骨をつなぎ関節を支える繊維のことで、腱とは筋肉と骨をつなぐ繊維です。
足首をひねり、靭帯が切れ、隣り合う腱に負担がかかり腫れるなどなどします。
その時に、患部の固定やリハビリなど適切な治療をせずに、関節が不安定な状態のままにすると、捻挫を繰り返したり、軟骨の摩耗が進み、変形性関節症になったりします。
たかが捻挫とあなどらず、しっかりとした対処とリハビリが大切ですが、かなりの時間が経過している場合は困難を極めますが、地道な筋力トレーニングやストレッチを続ける事で、改善が図れるかもしれません。
かゆみを伴う湿疹が繰り返し現れる『アトピー性皮膚炎』発症の仕組みの1つがマウスの実験で発見されました。
体内に寄生虫などが侵入した際に警報役を果たしているIL33という、皮膚で作られるたんぱく質「インターロイキン33」が、アトピー患者の皮膚表面で大量につくられる事が原因で、このIL33はアレルギーに関与するとされる免疫細胞「2型自然リンパ球」に影響を与え、活性化させてしまいます。
そしてこのリンパ球が作り出す別のたんぱく質「IL5」が、湿疹などの元になる白血球の一種、『好酸球』を増やすというメカニズムにより、かゆみの連鎖の様な、果てしないアレルギー症状が続いて行くようです。
マウスの実験では、IL5の働きを阻害する抗体を投与し続けると、皮膚症状が抑えられたのですが、今のところヒトへの実用化は難しく、その前段階であるIL33や2型自然リンパ球を標的にした薬が出来れば効果が期待できるとの事で、まずはその臨床研究が待たれるところです。
最近、中高年の女性に『美魔女』ブームや、アンチエイジングの流行の影響で、少しでも実年齢から若く見られたい願望が強まり、美容医療をめぐるトラブルが急増しています。
昔と比べると、随分気軽に受けられる土壌が出来上がり、美容院に行くような感覚で受けられる事もあり、あまり深刻に考えなくても良い風潮ですので、若い方から年配の方まで通われ、言った言わない、説明と違う、期待した結果と違うなど様々です。
内容は、ヒアルロン酸注射の様な『プチ整形』、レーザーを使ったもの、「溶ける糸」を顔に埋め込んでたるみを改善するという『謳い文句』のものなど、多種多様で、より高額なモノを勧められ、数百万の契約をさせられたり、麻酔が切れても痛みが治まらない、効果が持続しない、口がうまく開かない、表情がおかしくなった・・・など枚挙にいとまがありません。
対策としては、ネット上でのクチコミを妄信しない、複数のクリニックを受診し施術内容や料金を比較する、友人や家族と一緒に行く、ボイスレコーダーなどで録音をしておく
つまり、安易に契約をしたり、よく分からないままに施術を受けてしまう事がないように、『深刻に』なる必要はありませんが、『慎重に』なる必要はあるようです。
手や足、口の中に小さな水泡が出るウイルス性感染症『手足口病』が乳幼児の間で流行しています。
便や唾液などに含まれるウイルスを介して感染するため、保育施設や幼稚園で集団感染するケースが多く、ワクチンなどが無いため手洗いやうがいなどの予防を徹底するしかないようです。
90%が乳幼児なのですが、大人も感染します。
そして、感染した場合は症状が重くなります。
症状は、発熱、のどの痛み、に始まり、口の中や舌の付け根、手、足の裏、脚の付け根、首すじ、背中に多数の水泡が出来、歩く事や唾液を飲み込む事ですら苦痛を感じるレベルまで達します。
また、身体のだるさ、頭痛、悪寒、脚に筋肉痛のような痛み、爪が剥がれるなどの症状が続きます。
症状が治まってからもウイルスは便と共に排泄され続けるので、感染する恐れは続き、注意が必要です。
大人が感染する時は、体力、抵抗力が低下している時に限られますので、日々の生活を健康的に過ごすように心掛けて下さい。
毎年のように『観測史上最高』というコメントを耳にするようになった異常気象ですが、今年も猛烈な暑さが続いて、熱中症の被害が相次いでいます。
今週末にはこの高気圧に加え、チベット高気圧というのが上空を覆うそうで、とんでもない事になるかもしれません。
熱中症による脱水症状を引き起こしている、いないという判断は、画像のように手の甲の皮膚を引っ張り、離して皮膚が戻ればセーフ、戻らなければアウト
または、手の指の爪先を押し、手を離した時に押されたところがピンク色に戻ればセーフ、戻らなければアウト
などで、して下さい。
予防としては、暑さを避ける事。
日陰を歩く、日傘・帽子・サングラスの使用、エアコンの使用、小まめな水分補給が効果的です。
もしも、熱中症になったら、身体を冷やす事。
涼しい場所で安静、首・腋の下・鼡径部に氷を当てる、水分補給
それでも駄目なら救急車を呼びましょう。
命に関わる事です。
辛抱するとか、我慢することでやり過ごす事ではありません。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)というものをご存知でしょうか?
ウイルスを持つマダニにかまれて発症し死に至る事もあり、人間がマダニの生息地帯である、山林、草むら、やぶの中に入ったり、マダニが吸血をする動物(ネズミ、鳥、犬、猫、ウサギ、鹿)などに接触する事により、咬まれるそうです。
(咬着といい、皮膚に強力に咬みついて数日から1週間程度、血を吸い続け、体が倍以上に膨れ上がります。
そしてその間にウイルスが体内に入り、感染し発症します。
ダニには大きく分けて2タイプあり
①マダニ・・屋外に生息し、動物や人に寄生し大量の血を吸う。
②コダニ・・屋内に生息し、アレルギーの原因になる家ダニ。
マダニの吸血管はギザギザの構造の為、1度咬着すると引っ張るくらいでは取れませんが、ワセリンやハンドクリームなどで30分程包むと窒息します。
咬着後24時間以内に取り除けば感染率は低いとされていますので早期発見がポイントです。
咬まれてから発病までは1~2週間とされ、発熱、おう吐、腹痛、下痢など消化不良の症状が出現し、頭痛や筋肉痛、リンパ節の腫れが伴う事もあり、血液中の血小板や白血球が減少します。
そうなると、抵抗力や免疫力が低下し様々な感染症の危険が増大します。
今の所、特効薬がないため、対処療法で回復を待つしかないという現状ですので、生息地帯の入るときは、肌を露出せず長袖長ズボン、滑らかな素材の服装、乳幼児や高齢者は頭部への咬着に十分注意しなければなりません。
よく『汗にはどろどろした汗と、さらさらした汗がある』とか、『この健康器具を使うと、老廃物を含んだ汗が出て身体がスッキリする』とか耳にする事がありますが、まったく根拠のないデタラメです。
どんな状況でも身体から出る汗は同じで、感じる差は、質が変わっているのではなく、量やスピードの違いからくるものなのです。
ゆっくりと出る汗は、運動やサウナなどで出る流れ落ちる汗とは違い、水分だけが蒸発し含まれている物質が皮膚に残るため、ドロドロやネトネトに感じてしまいます。
余談ですが、冷や汗なども通常の汗と何ら変わりはありません。
緊張から交感神経が優位になり体中の血流が悪くなり皮膚の温度が下がるため、同じ汗が冷たく感じてしまうのです。
この真実を理解していれば、訳の分からない健康器具を買ってしまったり、根拠のない○○浴と称するものにお金をつぎ込んでしまう事も無くなると思います。
現在、中高生の約51万人がネット依存状態なのだそうですが、これは氷山の一角に過ぎず、実態はこの数倍から数十倍とも言われています。
また、学生に限らず、社会人や主婦でさえ睡眠や食事の時間を削ってネットにはまり体調を崩したり、社会生活を送れなくなっているそうです。
また、ネットに『投稿するため』に何かをしたり、どこかに行ったりと強迫観念にさいなまれている人たちも多く、仕事先で会社の信頼や名誉を著しく損なうような行ないをし、それを投稿したり、コンビニのアイスクリーム売り場の冷凍庫の中に潜り込み、その姿を投稿したり、遊園地の遊具で暴れたり裸になったり・・・と常軌を逸する行動が次々と投稿され、どんどんエスカレートしています。
バーチャルの世界でほめられたり、認められたりする事で、自分の居場所や存在価値を見出し、深みにはまるのだそうです。
ネット依存は、フェイスブック、ツイッター、ライン、メール、ユーチューブ、オンラインゲーム・・・など挙げればきりがなく、際限なく続けられるものですので、健康の事を考えれば、『節度を持って』付き合う必要があります。
限度は1日2時間まで。
試してみませんか?
今までは店休日に玄関のマットをクリーニングしていたのですが、ここしばらく営業が続き、そのタイミングが無かったため、新しいマットに差し替える事にしました。
時折、店の外で靴を脱いでからマットに上がられる方がいらっしゃいますが、靴のままマットに上がり、お入りください。
その後はスリッパをお履きいただいています。
猫背や骨盤の歪みなどは、姿勢の悪さで引き起こされる悪癖ですので、まずはその習慣になってしまっている癖を治さないといけないのですが、長い時間をかけてついてしまった癖のために、衰えてしまった筋肉があり、それを復活させない事には、身体を正しい位置に保つ事は出来ません。
そのためには、骨盤周り、股関節周りの『体幹』『コア』という筋肉を鍛える事から始めて下さい。
これらはご自身のお体を支えるために必要な重要な筋肉です。
言い換えると、動かないための、身体が無意識に歪んでしまわないための筋肉です。
しかも簡単な運動で、無理なく続けて頂けるので、腰痛や坐骨神経痛の方は勿論、背中の張り、肩こりの方にも実践していただきたいと思いますので、是非動画をご覧いただき、お試しになってください。
癌に対する研究や臨床のスピードは目覚ましく、もう少しで不治の病ではなくなりそうな所まで来ているのではないかと、思うような治療法が確立真近です。
これは『ウイルス療法』といい、遺伝子工学で改変したウイルスを用いるため、副作用も後遺症もない画期的な治療法なのです。
仕組みは、癌細胞でのみ増えることが出来るように改変したウイルスを患部に感染させ、増殖したウイルスが直接、癌細胞を破壊するそうで、単純ヘルペスウイルス1型(HSV1)を利用するのですが、このウイルスに対しては、多くの成人に抗体があるため安全性も確認済みなのです。
アメリカでは2つの遺伝子を改変したウイルス『G207』を使っていたところ、身体の免疫自体が活性化し、リンパ球もウイルス感染した癌細胞を攻撃するようになる事が分かったそうです。
現在、日本では3つの遺伝子を改変し、さらに強力なウイルス『G47△(デルタ)』で臨床研究が進んでいて、ヒトの癌細胞の増殖抑制効果はG207の10倍、マウス実験では癌細胞が消えるレベルまで進歩していますので、あと少し、もう少しで夢の治療法が確立します。
期待したいです。
肥満が健康の大敵であるという事は多くの方がご存知だと思います。
しかし、それでもなお痩せない方がいらっしゃいます。
勿論、遺伝子レベルでなんらかの異常が生じ、どうしようもないという方もいらっしゃるかも知れませんが、ほとんどの方はそうではありません。
肥満をカロリーの摂取と消費のバランスの問題とかたずける事は簡単ですが、問題の本質ではないと思っています。
食べ過ぎると太ると分かっている(つもり)のに止める事が出来ない
動かないといけないと分かっている(つもり)のに運動をする事が出来ない
そして肥満体であるという現実を、真剣に受け止めることが出来ずに
『太ってても誰に迷惑をかけてる訳じゃない!!』
『別に太っていても誰かに見せたりしないから構わない!!』
『今さら痩せて、もてようなどと思っていない!!』
などと、本当の気持ちとは逆の、肥満体を擁護するような思考回路が働いてしまい、本来、向き合わなければならない大切な事柄を何かにすり替えてしまい、そんな矛盾に満ちた感情は次第に心と身体の両方を歪めていきます。
心の歪みは色々な観察方法があるのですが、そのうちの1つは部屋の片づけ方法です。
印象的な事は、一見綺麗に片づけているように見える(見せている)のですが、どこか1箇所だけ、例えば洋服ダンスや押し入れなどに色々な物を押し込め、見えないようにし、まるで何事もないように、その他の部分を異常なまでに綺麗にしたり、
おもにコンビニやスーパーの袋のようなものに、要る要らないに関係なく色々な物を入れ大事に保管し、机やシングルハンガーやベッドなど部屋中に吊るしたり部屋の至る所にかためたりしてしまうような行動を取ります。
周りから見ると、異常な行動ですが、本人にしてみれば、歪んだ状態での行動ですから、それは異常でも何でもなくいたって『普通』なのです。
ですから、肥満は単純に食べ過ぎや運動不足が根本原因ではなく、その奥にストレスやコンプレックスなど、無意識の世界に押し込んで、本人ですら気付かない本当の原因を、どうすれば意識下に戻し前向きに改善しようと思えるようになるか、そこが重要なポイントなのです。