ご来院くださいました方、お電話でお話しした方、メールでやり取りをした方、YouTubeを観てコメントをくださった方、その他、すべての皆様のおかげで、今年も一年間楽しく過ごすことが出来ました。
2015年も皆様の健康のお役に立てますよう全力でサポートに努めます。
本当にありがとうございました。 良いお年をお過ごしください。
年始に、今年こそは....と誓う目標はお決まりですか?
禁煙? ダイエット? 円満? 運動?
どんなコトでも良いと思いますが、是非、3日坊主で終わらない目標を立てましょう。
それにはより現実的な目標の設定が必要で、初めから無理だと自分も他人も簡単に判断できるような目標は立てても意味がありません。
少し頑張ったら、ギリギリ無理をすれば出来るかも....
そんな目標を立ててしまうと、たいてい続かないものです。
もっと簡単な、出来て当然というレベルのものがもっとも良く、それを『3ヶ月続ける』事のほうが、重要です。
成功体験を積み重ね、それを続けて半年毎に総括をして、進捗状況を検証するようにしましょう。
貴重な年の初めの恒例行事とも言うべき『今年の目標』を、人生をより豊かに過ごすために有意義に使いましょう。
今日あたりから本格的なお休みムードですが、これからの約1週間の過ごし方には十分に注意が必要です。
今までと大きく異なる生活のリズムに変わると、慣れるまでに数日、そして休み明けに戻すまでに数日かかりますし、自律神経のバランスも狂ってしまいます。
またこの時期は、普段食べないようなモノや食べきれない量の食べ物を食べたり飲んだりする事で、健康の基本である、消化・吸収・排泄のバランスも狂いがちです。
出来る限り生活のリズムを狂わさずに過ごすことが、体調不良を起こさないコツですので、大切な休みを有意義に過ごせるように気を付けてください。
本日発売の『はつらつ元気』(芸文社)に当院の腰痛体操が「腰ゆらし」として紹介されました。
特集3として175ページから4ページにわたって、説明・方法・症例が載っていますので、腰痛でお悩みの方は是非ご覧ください。
この時期のお悩みの一つに、かかとがガサガサになってしまうという事があります。
加齢や体質、季節的な乾燥、暖房機器、底の薄い履物、間違ったケアなど原因は様々ですが、構造は、肌表面の角質が乱れ肌内部の水分が蒸発しやすい状態になり、それを急いで修復しようとし未熟で不完全な細胞が作られるため、十分に機能が発揮できず更に水分が抜けてしまうという悪循環にはまってしまうからです。
かかとは身体のその他の肌と同じく、生活習慣の影響を受けます。
つまり運動や食事を疎かにしていると、回復もありません。
その部分だけにクリームを塗り続けることも必要だとは思いますが、足の裏は身体の後面(肩・背中・臀部・脚の裏)全体とつながっていますので、その辺りの血流を良くすることも欠かせません。
入浴中のふくらはぎや足裏全体のマッサージも非常に効果的かと思います。
ツルスベかかとを目指して色々と試してください。
慢性腰痛・ぎっくり腰・ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛などでお悩みの方に是非ともお試しいただきたい体操の動画です。
身体は揺れると緊張が取れたり、めぐりが良くなったりしますので、正しく揺らすと多くの不調がびっくりするほど改善します。
命名 『リグイス体操』。 是非一度試してみてください。
体幹の筋肉が健康のみならず、スポーツなどのパフォーマンスに大きく関わっている事で、色々なトレーニング法があります。
体幹の筋肉を鍛えるポイントは、身体の内側の筋肉群に意識を集中させる事と、腹式呼吸で行なう事です。
腹式呼吸と聞くと、なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、体幹トレーニングで行なうのは、おへそを引っ込め背中に引っ付けるようにしながら、そのポジションをキープするだけのことです。
その上で、様々な運動を行うのが「体幹トレーニング」です。
これを『ドローイング』と呼びますが、ドローイングをせずに行なう体幹トレーニングは、あまり意味がありません。
練習をして感覚が掴めるようになれば、さらに骨盤周りの筋肉も締めるようなワンランク上のトレーニングに移行してください。
いきなり腹筋運動をはじめて腰を痛めるようなことがないように、まずはしっかりとこのドローイングをマスターして、安全に体幹トレーニングを行うようにしましょう。
体幹トレーニングは1分もあれば十分出来ますので、こちらのトレーニングを参考に、まずは1分間行ってみましょう。
世界中で肥満や過体重の人の数は23億人を突破し、全人口の1/3以上にもなるのですが、過去35年間で肥満人口を減らすことに成功した国は1つもないそうです。
そして、肥満が原因で亡くなる人は350万人を超え、爆発的に増加し続けています。
また肥満は、心血管疾患・癌・2型糖尿病・変形性関節症・慢性腎臓病の発症リスクを高めるため、健康寿命を短くする大きな要因の1つです。
色々な肥満対策がありますが、その1つは血糖値を上げない事です。
バランスの良い食事が肥満対策の基本の基で、これなしに肥満改善はあり得ません。
味の濃い甘い食べ物、揚げ物、肉類などを過剰に摂取する習慣を無くす努力が最低限必要です。
これがスタートラインです。
その上で、血糖値の上昇を抑制する食べ物である食物繊維・果物などから食べ始める習慣をつけましょう。
例えば、キャベツ・玉ねぎ・バナナ・オクラ・山芋・酒粕・豆腐・お酢などから食べ始めると、血糖値はほとんど上昇することはありません。
逆に、ご飯・パン・肉類から食べ始めると、血糖値が一気に上昇してしまいます。
そして、上がってしまった血糖値は、前述の「血糖値の上昇を抑制する食べ物」を、その後に食べても下がることはありません。
ですから、食事をするときは、野菜や果物から箸をのばすという癖をつけましょう。
ちなみに、ご飯やパンなどの炭水化物・肉類などの脂肪自体が必ずしも悪いわけではありません。
身体にとって必要な栄養素ですので、食べる順番と量に注意を払えばよいだけの事なのです。
世界的に評価を受けたり、大ヒット映画を作ったり、誰も思いつかないような建造物を作ったり...
そのような人の創造力は並外れてすごいのかもしれませんが、そうでない人にも創造力はあります。
誰にでもあるのです。
どんな些細な事にでも創造力は見て取れます。
入店客を増やすために試飲や試食を行ったり、子供を預かるスペースを設けたり、初めての方のために体験コースを作ったり...
このような事はすべて創造力が発揮された結果なのです。
そして創造力を発揮するには、ある思考が必要不可欠です。
それは『どうすれば出来るのか』と『やれば出来る』という思考で、逆に『どうせ出来ない』『やっても無駄だ』という思考は、多くの場合自らの可能性を失わせることにつながります。
自らの中にある創造力を最大限に生かすのは、この『出来る』という思いが大切なのです。
身体の不調は人それぞれ。
腰がつらい、膝が痛い、首が痛い、足がだるい・・・・・
その痛みや辛い状態を一刻も早く解消したいという思いから、薬・注射・サプリメント・健康グッズなど、何かに頼る方法をとられがちですが、多くの不調はご自身のお身体を正しく動かし、本来身体が持っている『健康になろう!!』とする力を高めれば、解消されたり、緩和されたりすることが少なくありません。
肩が痛いから肩を、膝が痛いから膝を、という部分に着目するのではなく、身体をいかに効率よく使いそれぞれの場所に負担がかからないようにするか、それを考えると、ポイントは2つに絞られます。
1つは肩甲骨、もう1つは股関節です。
この2つを今よりもより良い状態にすることが、身体全体を整えることにつながりますので、日々の努力を積み重ね、不調の無い身体作りを目指しましょう。
股関節の動きを良くする運動は、例えばこのような運動から始めると楽に動かせるようになると思います。
しばらく前から、TVなどで『簡単にお金を稼ぐことが出来る』、『ラクして大金をゲット!!』というような特集を頻繁に目にしている気がします。
ネット環境が整い、それまでとは違うシステムが出来、進化することは素晴らしいのですが、『たった3ヶ月で○百万円!!』『1日10分で月収○十万円!!』や、中には『楽しいことをするだけで年収○千万円』などと、煽るようなコメントが続いていたような・・・
業者間の熾烈なシェア争いが透けて見えるような露骨な宣伝ですが、見る人によっては濡れ手に泡で稼ぐことが出来るのではと勘違いをしてしまいそうな内容がほとんどです。
実際にそうなるためには、会社を辞めたり、1日中デジタル機器と過ごすような不健康な日常を送ったりしなければ難しく、多くの方にとってはなかなか難しいようです。
ある意味、宝くじや競馬などのギャンブルや、株などと同じような構造なのかも・・・・と考えてしまいます。
お金を稼ぐには、汗水流してコツコツと働いて・・・
そうする事でお金のありがたみが身にしみて分かる・・・
こういう考えって今の時代、古いんでしょうかね~
当院お馴染みの腰割りですが、初めはなかなか難しいようです。
腰割りは腰を割る、つまり股関節を開くという動きの事ですが、力任せに広げても本来の効果は得られません。
股関節の本来の役割や自然な働きを取り戻すことにより、身体全体に与える効果は絶大で、多くの不調が整ってしまいます。
今日、腰割りをしたから突然何かが治るというものではありません。
股関節が固くなったのも、突然の事ではなく、長い年月をかけて股関節の柔軟性を失わせるような生活を送ってきた結果であり、必然として腰が割れなくなったのです。
それを解消するためは、毎日コツコツと練習を繰り返すしかありません。
時間をかけて悪くなったものは、時間をかけて良くするしかありません。
エイッ!!と魔法をかけるような健康法はほとんどありません。
頑張って腰割りをマスターしましょう。
職業柄、姿勢には自然と意識が向いてしまい、
信号待ちや電車待ちをしている方や、井戸端会議をしている方、スマホに夢中の方、行列に並んでいる方など、何かに意識が向いていて、無意識に立ってられる方の姿勢にはことさら目が向いてしまいます。
実感するのは、きちんとバランスよく立っている方がほとんどいらっしゃらないという事です。
バランスよく立つという事は、重力とご自身の体重の負荷を出来る限り軽くするテクニックを使い、身体に無理をさせずに身体を整えていく最も基本となる整体法ですが、その意識を持つ事は容易ではありません。
肩こりや腰痛をはじめ、多くの身体の不調は『歪み』が原因の1つでもあり、骨盤の歪みなども、歪みそのものよりもなぜ歪んでしまうのか、その原因に着目する事が、整体の本質だと考えています。
ですので、まずはきちんと立つ事を練習してみましょう。
自然な立ち方の動画です。 よければ参考にしてください。
『シーオーピーディー』という病気をご存知でしょうか?
昔は肺気腫と呼ばれていましたが、肺気腫と慢性気管支炎を合わせた『慢性閉塞性肺疾患』という病気の事で、主な原因は『喫煙』です。
年間約16.000人が亡くなる死因第9位の病気なのです。
COPDは、肺胞と、空気の通り道である気道の両方の病気で、肺胞は空気を取り込むところですので、不調になると酸素が取り込めなくなります。
また、COPDになると空気を吐き出しにくくなりますので、少し動いても息切れを起こすようになります。
そして、肺炎・糖尿病・心臓病とも密接に関係していますので、たばこを吸われている方は、単に歳のせいで息苦しいだけだと考えないようにしましょう。
決められた一連の動き、パターン化された動作の事を『ルーティン』と言います。
ビジネスにおいては、無駄をなくし業務を効率化することが出来るため、大幅に業績を上げることにつながります。
スポーツにおいては、ゲン担ぎのようなメンタル面に大きな影響があることが知られています。
健康に関して考えてみると、『継続すること』を最優先に考える上で、このルーティンを生活の中にうまく取り入れると、無理なく続けていくことが出来ます。
ダイエットでも筋トレでもうまくいかない原因で共通していることは、『続かない』ことです。
それをいかに変えていくか、それにはこのルーティンが欠かせません。
毎日の生活の中で習慣化されていることがたくさんあると思います。
毎日ほぼ同じリズムやペースで行なっている事に、自然に取り込み、特に意識しなくても出来るようになるまで癖付けされれば、懸命に努力をしなくても継続できるようになります。
そのためには、ご自身の生活のルーティンを見つけて、それに無理なく取り込めるモノがあるのかないのか、どうすれば取り込めるのかを考えることが必要なのです。
健康のために整えておかなければならない所は色々ありますが、その中でも重要性が高いのは『足首』です。
足は体を支え、歩いたり走ったりするだけではなく、老廃物を体に送り返したり、刺激を脳に伝えたりと、様々な働きをするのですが、肩や腰や股関節と違い、普段あまり注目されることなくメンテナンスも怠りがちです。
メンテナンスといっても難しいことは全くなく、グルグル回転させたり揺らしたりなど、とにかく柔軟性を失わないような動きをしましょう。
おすすめは、正座と和式トイレ座りです。
足首の『屈曲』と『伸展』が健康のバロメーターと言っても過言ではありません。
この2つの動作が何の苦も無く出来ているうちは、ほとんど不調にはなりません。
ですので、暇を見つけては足首を動かして可動域を広げ、柔らかく保つようにしましょう。
あるとき、山の中を歩いていると、大きく歪んでいるものの枝振りが素晴らしく見事な大樹がありました。
そこへ一人のきこりが来たのですが、その木を切ろうとはしません。
なぜ切らないのかと尋ねてみると、歪んでいるし、大きすぎるから切っても使い物にならないんだと答えました。
つまり、この木はほかの木と違って歪んでいたために伐採されずに天寿を全うするまで生きながらえることが出来るのである。
と、このように解釈をしてしまうと、木材として使える木よりも、使い物にならない木のほうが良い、ということになってしまいますが、そうではありません。
正しい解釈は、2つのものを比べ、あれがいいとかここが良くないとか判断して優劣を決めることの無意味さを知ることです。
真っ直ぐであろうと歪みがあろうとそのいずれにも、それぞれに良さがあり、そういう視点で物事を見て考えるようにしましょう、役に立たなくても立たないなりの良さが必ずあるものですし、役に立つものは立つなりの良さがあるのです。
健康診断の結果が良くなかった。
身体の不調が長期間続いている。
どこかで何らかの健康指導や生活習慣の改善を求められている。
運動をしましょう、喫煙をやめましょう、食生活を見直しましょう。
そう言われても、今までに身についた習慣はなかなか変えられない、変えるのは至難の業かもしれません。
そのような方は、一度、ご自身の事と考えずに『自分にとって大事な人』、例えば親・子供・夫・妻・親友が、同じ状況になったとして、アドバイスをするつもりで、その内容を書き出してみましょう。
ああすれば、こうすればと、真剣に考え健康でいてほしいと願うはずです。
自分に対しては向き合うことが出来ず無頓着な方でも、大事な人の健康や幸せは結構真剣に考えられるものです。
そして、考えられるアドバイスが出尽くした時点で、ご自身に置き換えて考えてみましょう。
あなたの周りにいる、あなたの事を大切に思っている人は、あなたにそうしてほしいと願っているのです。
まずは、ご自身としっかりと向き合い、今だけではなく将来の健康も見据えた対策をとるように心がけましょう。
健康をテーマにした月刊の全国誌を出版されている会社様から、腰痛対策の特集を組まれるということで、取材のご依頼があり、当院の腰痛指導の取材をしていただきました。
今回はYou Tube動画で一番閲覧数の多い、腰痛に効果の高い体操をご紹介することとなり、実演も交えての取材となりました。
動画では伝えきれていない事や、うまく行えるコツなどをお話していますので、どのように形にしてくださるのかとても楽しみです。
実演はしていますが、誌面ではモデルの方がきちんと実演されるそうですので、ご心配?なく・・・・・。
色々な媒体をきっかけにこれらの体操をお知りになり、一人でも多くの方が腰痛のお悩みから解放されることを願ってやみません。
年齢とともに骨や関節、筋肉などの機能がゆるやかに衰えていく「ロコモティブシンドローム」(運動器症候群)。
大きな原因は「運動習慣がない」「身体活動が低い」など日常生活の中で、体を動かさなくなることなのです。
そこでよく言われるのが、何かの動作を増やしたり、大きくしたりすることや、歩くことなどですが、それとともに行なって欲しいことは、「普段しない動き」です。
反復する動きを繰り返すことはもちろんとても大切ですが、そればかりだと、それ以外の動きに対応出来なくなるからです。
身体は不思議なもので、使えば活性化しさらに動かせるようになりますが、反面、使わなくなると急激に劣化し使い物にならなくなります。
子供のころには何の苦も無く出来ていた単純な運動、たとえば「でんぐり返り」や「ケンケンパー」など。
大人になるとする機会がなくなるため、でんぐり返りをするための機能が低下し、出来なくなるのです。
ですから、一つの運動ばかりを行うのではなく、色々な運動を取り入れ身体を自由自在に動かせるように保つことが、健康に年齢を重ねていくポイントでもあるのです。
お顏のたるみが気になったり、首から頭にかけて痛みがあったり、目が疲れていたりなど、首から上のお悩みに効果的なのが、顏の筋肉を動かす事です。
体中の筋肉は互いに関係しあっているため、一部を動かす事でそれに関わる部分の血流を改善したり、筋肉を弛めたり出来るのです。
ストレスで頭がカチカチになっていた方に、顏を動かす方法を試していただいたところ、頭は楽になったそうなのですが、代わりに「顏が、特にまゆ毛、おでこ、頬が筋肉痛になってしまいました~使っているようで使えていないんですね~顔」と驚かれていました。
ストレスや緊張は表情筋の働きを著しく悪くさせます。
いわゆる無表情や硬直から顔の筋肉の血流が滞ってしまいます。
それが続くと、まるで顔が肩こりと同じ構造になり動かせなくなりますので、顔につながっている頭や首の筋肉にまで悪影響を及ぼしてしまうのです。
日頃から顔の筋肉を目いっぱい動かして、血流を良くすることで筋肉に弾力が付き、ハリのある元気なお顔になるとともに、その周りにも良い効果が波及していくものなのです。
急に寒くなると、常に身体を固めたり肩をすくめたりするため、肩こりや腰痛を感じるようになる事があります。
おもに血行不良や環境ストレスというストレスがかかる事で、痛みや不快感に敏感になってしまいます。
対策は、温める事・ゆったりと呼吸をする事・そして身体を動かす事が欠かせません。
当院でおススメしている運動をご紹介しますので、この週末を使い是非お試しください。
正しく行なえるようになるまで、何度も繰り返しご覧いただき、無理のない程度に行なってください。
まずは、腰痛に劇的に効果的なこの運動から。
ただ揺らすだけです。ただしコツがありますので、しっかりと確認してください。
続いて、肩こり対策です。 とにかく肩甲骨をいかに動かすかがポイントですので、こんな運動を取り入れて肩甲骨周りを柔らかくしましょう。
坐骨神経痛など、お尻から脚にかけてしびれたりだるさをお感じならこの運動です。 ポイントは骨盤の使い方です。
究極の健康運動と考えている腰割りですが、初めから上手に出来る人は多くありません。
一見、出来ているように見えていても、実は筋力を使って股関節を無理やり広げて、まるで筋トレのような様子で行なってしまっている場合は、腰割りの意味がなく効果は期待できません。
腰割りは力でどうこうするものではありません。
身体の重さと重力を使い、股関節に程よい刺激を与え、ほぐしていくような運動です。
股関節の本来の能力を最大限に発揮し、身体全体を無理なく効率的に動かせるようにする事が目的の一つですので、硬くなって使い勝手の悪くなっている股関節を整えていきましょう。
腰割りの姿勢のポイントは、股関節を自然な力で開く事です。
股関節はある日突然硬くなったのではありません。
股関節の使い方を忘れ使わなくなったために、衰えただけなのです。
ですから、その感覚や使い方を思いだし、取り戻しさえすれば楽に腰が割れ身体の使い方が見違えるように変わっていきます。
幼い頃には、何をするにも腰を割った状態で行なえていたものが、徐々に割れなくなってしまっていますので、逆にゆっくりでも子供の頃に出来ていた姿勢を日々取り入れる事で、本能的にその使い方を思い出し、どんどん股関節が開くようになります。
例えば、うつぶせ寝の状態から股関節・膝を90度に曲げるだけの単純な動きです。(初めは出来る範囲で)
両脚がきつい場合は片足ずつ行なってみて下さい。
就寝前・起床時のわずかな時間に行ない、2~3ヶ月も続けると確実に身体の変化を実感できます。
このような運動も取り入れながら、股関節の可動域が広がり楽に動かせるようになると、腰割りの本来の効果が実感できますので、正しい方法を習得して健康な身体作りにお役立てください。
ヒトの背骨は24個の骨が積み木のように重なっています。
その重なり方は、まっすぐに積み重なるのではなく、軽いS字の湾曲を描き、トータルとして身体の中心線に重心が来るような仕組みなのです。
良い姿勢やバランスの良い身体の使い方をしている限りは、骨の周りの筋肉が絶妙の力加減で身体を支えているのですが、悪い姿勢や偏った使い方をする癖が付いてしまうと、硬くなったり弱くなってバランスが崩れ身体をきちんと支えきれなくなります。
そしてその崩れたバランスのつじつまを何とかして合わそうとして、無意識に骨盤を寝かせて倒し下腹を突き出すような姿勢に変化させたり、顔を前方に突出したりなどするのですが、これにより働くはずの筋肉が働かなくなったり、異常なほどの緊張を強いられたりする結果となり、肩こりや腰痛など様々な不調につながる場合があります。
骨盤の歪みや猫背などに代表される身体の歪みは、その部分だけにとらわれることなく、身体全体を整える事で改善が図れるのだと思います。
目の敵のように扱われることの多い脂肪ですが、生きていくためにはある程度無いと困るモノでもあります。
とはいえ、特に中年以降の方にとっては厄介者であることに間違いはありません。
お腹のたるみは皮膚の内側に出来る「皮下脂肪」と、腹腔の内部に溜まる「内臓脂肪」が原因ですが、安定性が低く急激に増え活性化してしまい、生活習慣病の原因物質を多く分泌する「内臓脂肪」の対策を優先して行ないましょう。
放っておくと糖尿病・動脈硬化などに直結します。
見分けるにはCTなどでの判断が必要ですので、きちんと調べておいた方が良いと思います。
必要なモノでも多過ぎるのは良くないのです。
肩こりや腰痛など、多くの身体の不調は、自分の力・努力で改善出来ます。
というのが当院の考えで、そのサポートをしているとご理解ください。
辛い慢性の症状はつい自分ではどうしようもないと、諦めてしまいがちですが、そんな事はありません。
やり方をご存知ないだけなのです。
神の手やらカリスマやら大先生と呼ばれるような方にすがるのも一つの方法ですが、その方がいなくなればどうされるのでしょう。
誰かによくしてもらったり、何かによくしてもらっている限り、それは根本的な解決ではありません。
むしろ「依存」と言っても良いかと思います。
もちろん「病気」は医療機関できちんと治療しましょう。
それ以外の不調は、ご自身の生活習慣や心の持ち様でいくらでも改善できるのです。
大切なのは、ご自身の健康と真正面から向き合う覚悟が備わっているかどうかだと思います。
厳しいようですが、楽をして誰かに何とかしてもらおうというお考えでは、健康は手に入れられないとお考えいただきたいのです。