ノロウイルスに有効なワクチンはありませんので、病院に行っても治療は対処療法に限られます。
ですから予防が大切なのです。
ノロウイルスは特定の食品や手指の接触により経口で感染し、発症すると下痢・嘔吐・腹痛などの感染性胃腸炎を引き起こします。
殺菌には石鹸や消毒用アルコールでは歯が立ちません。
殺菌を目的とした商品を使い、帰宅時や調理・食事前に入念に手を洗い、食品や調理器具は『85度以上で1分間』を目安に過熱が必要です。
嘔吐物などの処理は密閉を心掛け、消毒には塩素系漂白剤を使いましょう。
1~2週間は部屋の細かな換気を忘れないようにして下さい。
そして嘔吐や下痢が続くと深刻な脱水症状になりますので、高齢者や子供には特に注意が必要です。
普通の水ではなく『電解質と少量のブドウ糖を含む水』でこまめに水分を補給し安静にすれば、ほとんど2~3日で症状は治まり回復に向かいます。
今日は新型万能細胞の話題で持ちきりです。
今回開発されたSTAP細胞は、成熟した細胞を酸性の溶液に一時的に漬けて培養するだけで、いとも簡単に受精卵のような状態にまで巻き戻すことが出来るという、生命科学を根底から覆すような、コペルニクス的大発見だそうです。
これまでにもES細胞やiPS細胞など万能細胞と呼ばれるものがありましたが、格段にクオリティが高く、例えば、ES細胞は生命の元となる受精卵を壊して作るため、倫理的な批判があります。
また、iPS細胞は様々な細胞に遺伝子を外から入れて作るため、その遺伝子操作の際に癌化するリスクがあります。
そして、iPS細胞との一番の違いは、iPS細胞では胎盤は出来ないのですが、STAP細胞では胎盤を含めあらゆる細胞になる可能性があるという事です。
今回のSTAP細胞はこれらの細胞とは違うアプローチ方法で、しかも酸性の溶液に漬けるだけという手順が簡単な作製方法ですので、効率も良いのです。
しかも溶液に漬ける事のストレスにより変化したと考えられ、他に毒にさらしたり、物理的な圧力をかけたりしても簡単に作れるそうです。
しかしながら、そもそもなぜSTAP細胞が出来るのか、その仕組みが解明されていない事、またヒトの細胞ではまだSTAP細胞は出来ていない事から、まだまだ『新たな、そして大きな可能性』が見つかった!!というところなのでしょうか。
素晴らしい事です!!
整体コースで、姿勢の悪さを改善する中の1つに、歩き方改善という指導があります。
身体の歪みや姿勢の悪さは、日常生活の中で無意識に行ない身に付いてしまった悪い習慣が大きな原因の1つですので、そこが整わない限り良い姿勢にはなり得ません。
この歩くという動作は物心がついた時から身に付いているため、改めてご自身の歩き方に気を配ったり、確認をしたりする事はよほどのことが無い限り行なわれないと思います。
さらに歩き方を教えられるという機会もありませんし、ちゃんと歩けている(と、思い込んでいる)、何の不自由も無いという思いから、特に気にかけることもありません。
だからこそ、膝が痛い・腰が痛い・肩がこる......という症状が現れた時でさえ、まさか歩き方が関係しているとは思われないのです。
『立つ・座る・歩く』は健康の基本です。
これらが満足に出来なくなればなるほど、健康寿命が失われてるという事を自覚する必要があります。
病院巡りが日々の習慣になったり、飲む薬の数を競い合ったり、会話の大半が身体の不調自慢になったり、そんな事にならないようにまずは『しっかりと正しく歩く』事、負担のかからない整った歩き方を習得する事、これらを、健康が失われてしまう前に是非取り組んでいただきたいと思っています。
先日行なわれたセンター試験の問題が、新聞に掲載されていましたが、その中のいくつかです。
問題の太字と同じ漢字が使われているものを、①~⑤の中から選びなさい。
〇 ヨウイ
①事のケイイを説明する
②カンイな手続きで済ませる
③イサンを相続する
④イダイな人物の伝記
⑤イサイは面談で伝える
正解は②番。 容易。
①経緯 ②簡易 ③遺産 ④偉大 ⑤委細
〇 シめる
①センパクな言動に閉口する
②新人選手がセンプウを巻き起こす
③建物が違法にセンキョされる
④法廷で刑がセンコクされる
⑤センザイ的な需要を掘り起こす
正解は③番。 占める。
①浅薄 ②旋風 ③占拠 ④宣告 ⑤潜在
お分かりになりましたか?
デジタル機器の変換機能が発達していることがあり、使っているうちになんとなく漢字を忘れてしまいがちになってしまいませんか?
恐いですね。
整体コースで、ほとんどすべての方にご指導しております『腰割り』は、太ももの前後・内外、お尻の筋肉、股関節周りの様々な筋肉を効率的に使えるようになりますので、習得すると股関節周りが安定し、自然と身体が整います。
しかしながら、動作が単純に見えてしまうために、誤った動きを行なってしまい効果が感じられず、やめてしまう方もいらっしゃいます。
その1つは、腰を下ろそうとするあまり、お尻が後ろに逃げてしまい、上体が前傾し、まるでスクワットのように太ももの前とお尻の筋肉だけで動かしてしまうケースです。
おもに股関節が硬いために十分に開かず、股関節に刺激が行かないので、無意識に他の部分を使ってしまうのです。
これでは腰割りの良い所がまったく生かされませんので、どうしてもスクワットのようになってしまうという方は、腰を深く下ろすよりも、上体を前傾させないように行ないましょう。
睡眠不足が続いたり、疲れがたまってくると歯茎がうずいたり、赤く腫れたりすることはありませんか?
こういった状態は身体全体の免疫力が落ちているというシグナルであり、お口のトラブルが起こりやすい状態ですよと警告を発しているのです。
中高年の8割以上が、歯周病や歯槽膿漏など何らかのトラブルを抱えています。
例えば『歯肉炎』の直接の原因は『歯垢』です。
歯垢は食べ物のかすを栄養にして増殖した細菌の塊ですので、食事後に歯磨きなどのお手入れをせずに放っておくと、この細菌が出す毒素や酵素によって口内環境が破壊されてしまいます。
また口臭の原因にもなりますので、歯垢を残さないように、食後に正しく歯磨きをする習慣をつけて頂きたく思います。
しかしながら、お口のトラブルはそれだけでは万全とは言いきれないのです。
歯周病や歯槽膿漏は、糖尿病・高血圧・高脂血症・動脈硬化などの生活習慣病と密接に関係しています。
糖尿病を改善せずにいると、身体の抵抗力が下がり、歯周病菌がますます増殖しやすくなり、いずれ歯をすべて失う事になります。
つまり人間にとってもっとも大切な『食べる』という行為そのものに悪い影響が出てしまいます。
咀嚼が出来ない、唾液が出ない、消化できない、脳に刺激が行かない、痴呆になる、行動範囲が狭まる、動かない、寝たきり・・・など、たかがお口のトラブルで!と侮って放置していると、いずれ大きなしっぺ返しを食らう事になりますよ。
頑張ってお手入れ習慣をつけましょう。
国民病とも言われている『腰痛』。
原因は様々ですが、腰自体に異常がある事は比較的少なく、ストレスや過労から脳が痛みのシグナルを発し、それを腰の痛みと認識してしまうようです。
とはいうものの、実際に痛みを感じ生活に支障をきたしている方もたくさんいらっしゃいますので、つい『腰が悪いから腰を治そう』と勘違いしてしまうのも無理はありません。
座った状態から立ち上がろうとすると、ピリッと痛みが走る・腰が抜けそうな感じがする・ズキッと痛むなどなど.......
そういう方の姿勢を見ていると、ほとんどの方が正しい立ち上がり姿勢をされていません。
背中や腰の筋力を使い、痛いはずの腰にさらに負担をかけながら立ち上がろうとされています。
正しく無理のない姿勢は、骨盤を上手に使いつつ体重移動を行ない、股関節で立ち上がるという方法で簡単に習得できます。
そのためには骨盤・股関節を『使える状態』にする必要があります。
カチカチの硬い状態では、満足にその役割を果たす事は出来ませんので、腰痛対策の要は腰云々の前に股関節周りを整える事が先決だと考えています。
『ずっと温かい部屋で暮らしている人は、外の寒さを感じる事が出来ません。
お金に恵まれ、裕福に暮らしている人は、貧しい暮らしを理解する事が出来ません。
何不自由なく暮らしてきた人は、そうでない人を思いやる事が出来ません。
苦しい生活を送っている人達が味わえる、ほんのちょっとした、なんでもないような日常から感じる幸せを感じる事は出来ません。
豊かな人は、本当の豊かさに気付けないのです。』
どこかで、こんなフレーズを目にしました。
これを是とするか非とするかは別にして、健康と言う観点で考えれば、いつも・ずっと健康だという人は、それが当たり前なので不健康になる事が想像出来ません。
怪我や病気になるまでそれがどれほど辛い事か、分からないのです。
そして、健康を失って初めてその大切さに気付き『まさか自分がこんな事になろうとは』、『あの時こうしていれば』、『もっとこうするべきだった』と思い返すものなのです。
つまり、ずっと健康な人は、健康の有り難さを知る術がありません。
前述のフレーズに例えるなら、『健康な人は、不健康を知る事が出来ません』という感じでしょうか。
例えば、何事も無い時に飲む水と、運動などをした後で飲む水とでは美味しさが違います。
これは身体が水分を失なったからこそ、その大切さを本能的に感じ取るからで、水自体が変わっている訳ではないにもかかわらず、美味しく思えるのはそのためなのです。
空腹後の食事でも同じ事で、マイナスからプラスの状態に転じた時の方が、感性がアップするというか、感情が豊かに感じられるものです。
人は経験から学び、さらに進化を続ける生き物です。
もしも今、あなたが健康であるならば、周りにいるそうでない人の経験を見聞きし、ご自身のこれからの参考に、また健康を失っているのであれば、その経験を十分に生かしてお過ごしいただきたいと思います。
徐々にご利用の方が増えていっていますワンコインダイエットコース(\500)ですが、ダイエット目的というよりも日頃の運動不足の解消や、ストレス発散として使われている方が多くいらっしゃいます。
行なうトレーニング内容の種類・強度などは個人差がありますので、初回にその目的や気になる所などご相談の上で決めているのですが、特に個人差があるのは、5分間の有酸素運動の際のスピードです。
基本はスロージョギングという、早歩きよりも遅いスピードで走るプログラムなのですが、普段まったく運動をされていない方には、まず5分間歩く事から始めて頂きます。
逆に、運動習慣がある方はかなりのスピードで走る事を希望されます。
またその日の体調や気分によっても変えていただきますので、無理なく続けていけるのです。
そして、こういう運動を長く継続するポイントは、ヘトヘトになるような強度では行わない事です。
レースや試合など、何か短期的な目標に向けたトレーニングであればそれでも良いのですが、一生涯の健康を目標とした、または日々の健康維持のためであれば、疲れすぎは良くありません。
また、始めたばかりの頃は、つい張り切ってご自宅でも毎日のように筋トレを行なってしまう方もいらっしゃいますが、頑張り過ぎは継続の大敵です。
当院では話しながら、笑いながら30分のコースが終了するような強度が、もっとも適していると考えていますので、そのようにご指導いたしております。
時折、食品製造現場の様子をニュースやバラエティなどで、見かける事がありますが、驚くほどに徹底管理されています。
逆に『そこまでする必要があるのかな?』とさえ思ってしまうほどです。
確かに安心安全の観点から完璧を求め、また消費者からは求められている社会ですから、塵ひとつも許さないような鉄壁の備えが必要なのでしょう。
一方、消費者側はというと、企業や店舗などには、そのような完璧さを望みながら、何から出来ているか分からない、到底食品と呼べない『食べられる製品』のような物を平気で口にしたり、とんでもない飼料で育てられた食肉や、異常な管理の上に育てられた野菜などを『安いから』という理由で日常的に食卓に並べたりと、矛盾する行動を取っている方も多くいらっしゃる事と思います。
また、お祭りなどでも、露店で販売されているモノを平気で口にします。
それこそ、あれだけの人混みによる、埃や塵、害虫、唾液・・・
衛生状態はどうでしょうか
キチンとマスクをし手袋をして洗浄して・・・ありえないですね。
これらの事を冷静に考えてみると、消費者(自分も含めて)とは常に一定の反応が出来ない、自分の中にある何らかの基準にそって過敏に反応したりしなかったりする、ある意味『自分勝手のご都合主義』な存在だな~と思わずにはいられません。
当院では施術中の入店はお断りしているのですが、今日はタイミング良く、施術と施術の間に扉が開き『お届け物で~す!!』と元気のある声と共に、待ちに待ったホットパッドが届きました。
11月に人気NO.2のMサイズが、12月末で人気NO.1のLサイズも欠品してしまい、すぐに発注をしたのですが、時すでに遅し・・・
年度をまたぎ、しかもかなり遅くなるとの事・・・
そのうち、忘却の彼方へと流されかけていた矢先のお届け物で、一瞬、『ん? ウチ?』という間があり、『ようやく!!』と胸を撫で下ろしたのでした。
こちらのホットパットは10数種類のハーブが入っているため、とても薫り高く、レンジで温めるだけのお手軽でありながら、半永久的に使用いただける優れものです。
肩こり・首こり・腰痛・目の疲れ・・・あらゆるお疲れをジワァ~~っと温める事で、血行を良くしリラックス状態に導きます。
今回はかなりしっかり目にご準備しておりますが、ご興味のある方・ご入用の方はお早めにお声かけください。
ちなみにサンプル画像は、成人男性でMサイズです。
ご参考になさって下さい。
整体コースの中で、肥満改善を目的とした指導があります。
そして、始める前に肥満改善の最も根幹に関わる質問をしています。
それは、
『なぜ、太ったのか』
『なぜ、太ったままにしているのか』
『なぜ、痩せられないのか』
この3点を真剣に考えて頂きます。
肥満改善の際に、多くの方は『痩せるための何か』を、自分以外の、例えば、『脂肪の吸収を防ぐ』『飲むだけ、履くだけで痩せる』『アレもコレもゼロ』『代謝を上げる』『食欲が低下する』・・・など、物や事に頼り、それを痩せるための手段にしようと考えてしまいます。
そして、結果が得られなければ『あれは自分には合わなかった』『これは効果がない』などと、責任を転嫁させてしまいます。
肥満の原因が自分自身の中にある事を、まずはしっかりと自覚・認識する事がスタートラインです。
年齢や意志の弱さなど関係ありません。
自分自身の現実から目をそらすことなく、真正面から向き合うことにより、この3つの『なぜ』が答えられるようになるのです。
逆に、この事を理解しないで行なう肥満改善は、続けていく事が非常に困難です。
健康に過ごすには、年齢に合った食事法があります。
10代はその後の人生を左右する骨の成長の為にも、人生で最も多種大量に摂取を心掛けましょう。
この時期の過剰なダイエットは、老後の寝たきりや痴呆症を予防するためにも、出来る限り避けましょう。
20~30代は徐々に代謝が落ちてくる事や、仕事や生活の変化からストレスが激増し暴飲暴食や飲酒が重なり、肥満や不調を感じるようになりますので、バランスの良い食事に切り替えるタイミングです。
40代は人生の大きな節目、折り返し地点です。
体質が変わったり、食事の好みが変わったりと劇的な変化が起こる事もあります。
生活習慣病のリスクが本格化するのもこの時期ですので、食事は常に腹6分目を心掛け、余分な脂肪を溜めないように最善を尽くしましょう。
この10年の食生活が、どんな老後を送るかの大きなターニングポイントになります。
50~60代は引き続き太り過ぎないように心掛けつつ、自律神経のバランスに十分注意し、和食中心の質素な食事で血圧の上昇などに心を配りましょう。
70代以降は体力が落ちないように、脂肪分も適度に摂取し、肉類もしっかりと食べ、食が細らないように気を付けましょう。
もちろん、個人差がありますので全てがこの通りという訳ではありませんが、常にご自身の身体と相談をし、時には健診を受けながら健康維持に努めましょう。
『自分には何のとりえもない』
『自分はダメ人間だ』
『自分は馬鹿だ』
唯一無二の存在であるあなたの事を、あなた自身がこう思ってしまうのなら、あなたは何をしても駄目です。
自分のマイナス面や、弱い所にいつも光を当て、それを眺め、憂いているようでは本当のあなたが可哀想です。
そんな時は是非『ポジティブ探し』をして下さい。
あなたには得意な事や強みというような事が、必ずあります。
ただそれに気付いていないだけなのです。
自分の強みを見つけ、生かし、最大限に発揮する事が、あなた自身の幸福や成功につながります。
『自分には出来る』
『何があろうと揺るがない』
こういう確信ともいえる信念は、あなた自身の心に働きかけるとともに、あらゆるポジティブな出来事を、どんどん引き寄せる力の原動力になります。
無限の可能性が、あなたの中に眠っているのですよ。
今日1月17日は、19年前にとてつもない大災害が起こった日ですが、それ以降防災に関しての意識は高まっていると思われます。
専門家の話ですが、『災害後に出来る事は限られている』との事で、有効な防災対策とは、災害後に出来る事よりも災害前に出来る事に万全を尽くす事だそうです。
つまりは『準備 8割』という考え方です。
これは何も防災に限らず、様々な事に当てはまると思いますし、実行されているかと思います。
ですので、健康に当てはめてみても、そうなのです。
身体を壊したり、健康を失ってから、あれやこれやと対応する前に、出来る限りの予防対策をし万全の準備を怠らない必要があるのです。
姿勢の悪さには色々な原因があります。
その1つ、食事姿勢について。
イスとテーブルを使う場合にしてしまう悪い姿勢は
〇肘をつく(片肘、両肘)。
〇新聞やTVを観るために身体を捻じる。
〇スマホをしながら。
〇足を座面にあげる。
〇脚を組む。
〇片足だけあぐらを組む。
〇食器に覆いかぶさるような犬食い。 etc.
床に座って食べる場合にしてしまう悪い姿勢は
〇体育座りで背中を丸め内臓を圧迫する。
〇ソファや壁にもたれる。
〇寝そべる。
〇お姉さん座りなど骨盤を傾ける。 etc.
食事は習慣ですので、悪い習慣ならますます悪く、良い習慣ならますます良い姿勢習慣が身に付きます。
良い姿勢のイメージは、ちょんまげをして畳で生活し、膳でご飯を食べていた頃の食事姿勢です。
背筋が伸び、正面を向き、1口食べては箸を置き、ゆっくり呼吸をしながら穏やかに食べる・・・
これをそのまま取り入れるのは困難かもしれませんが、まずは食事をする環境作りと、意識して姿勢を整える事を心掛けて食事をする習慣をつけてみましょう。
筋肉は脳が興奮や緊張を探知すると、防御や攻撃の姿勢を取ろうとし身体を固めてしまうため、疲労しやすくなります。
硬い筋肉は、血の巡りが悪く健康にとっては大敵なのです。
例えば耳の筋肉にアブミ骨筋という筋肉があり、ストレスから音や声が聞き取りにくくなるような時は、この部分の筋肉が固まってしまうのです。
聴覚は不快な感覚を感じやすい感覚です。
クラクション・電車での他人のイヤホンの音や話し声・騒音・雑音・大音響の音楽・マンションでの足音や生活音・・・など、イライラする要素が多く、そこから起こるトラブルが多いのもそのためなのです。
アブミ骨筋のこわばり解消には、肩や腰などと同じく、呼吸などに気を付けとにかくリラックスする事です。
そして、耳の筋肉は顔(表情筋)とつながっていますので、眉間にしわを寄せ、口をヘの字の不機嫌な表情や、動きの無い無表情では、顔の筋肉がこわばり耳の筋肉も弛みません。
そこで重要なのは、表情筋を動かす事です。
笑顔でいる事、表情豊かに過ごす事、口笛を吹いたり、鼻歌を歌う事など、脳に『楽しい』と認識させるようなこれらの事柄に気を配りながら、意識して顔の筋肉を動かしましょう。
同時に、顔のたるみにも効果がありますので一石二鳥です。
慢性的な疲労があり、帰宅するとソファやベッドに横たわり動けない、朝もなかなかすっきりと起きられない・・・
こういう症状の男性は『男性更年期』といいます。
女性の場合、火照りや発汗異常や様々な不快な症状が起こった際に、閉経のようなはっきりとした兆候があるため比較的気付きやすいのですが、男性の場合はサインとなるものがないため、ただ疲れが溜まっているだけと、軽く考えてしまったり、他の病気と間違えたりする事があります。
男性ホルモンのテストステロンの分泌が低下すると、集中力・意欲の低下、動脈硬化、体脂肪の増加(肥満)、認知機能の低下などを招いてしまいます。
その結果、高血圧や糖尿病などの危険性を高めるメタボリック症候群を誘発させます。
これを予防するには30代後半、もしくは40代からの生活の仕方を考えなければなりません。
男性ホルモンは環境からのストレスの影響を受けやすいという特徴がありますので、十分な休息・休養を取り、趣味や運動で適度にストレスを発散させ、バランスの良い食事と規則正しい睡眠を習慣化する事で、著しい低下を抑制したり減少したり出来ますので、とにかく生活習慣を整える事に全力を尽くしましょう。
健康にとって、正しく負担の少ない姿勢で活動する事が何よりも大切で、それを支えているのは足ですので、正しい靴選びが欠かせません。
健康を害する靴とは、革底ですべりやすい・硬いなどの材質の悪い物、流行や見た目や価格だけで選んだ物、サイズが合ってない物、そして特に気を付けて頂きたいのは、爪先立ちで歩く姿勢になるハイヒール、そしておいらんが履くような分厚いソールなどの靴です。
身体がもっとも安定するのは裸足です。
大地に足がしっかりと着いている姿勢が一番良く、離れれば離れる程不安定になり、正しい姿勢を取る事が困難になります。
人からどう見られているか、ちょっとでも良く見られたい、少しでも自分を大きく見せたい、そういう気持ちもあるとは思いますし、ある場面において必要な時もあるかもしれません。
『お洒落は我慢!! 見た目が命!!』
『お洒落に暑い寒い痛いはない!!』という方もいらっしゃいますが、こと健康に関して言えばとんでも無い事です。
バランスの悪い靴を履いている人の多くは、正しく歩けていませんし、その影響で全身が歪んだまま日常生活を送る事になります。
膝痛、股関節痛、腰痛、肩こりになるべくしてなっていると言わざるを得ません。
足に合ったサイズ、履き心地の良い材質の靴を履き、良い姿勢で颯爽と歩いたり動いている人の方がずっと『お洒落』だと思います。
履きなれるのに何週間も何ヶ月もかかるような靴やしょっちゅう靴擦れを起こすような靴も避けるようにしましょう。
『健康は足元から』
これは筋力だけの話ではない事をお忘れなく・・・・。
明らかに身体に痛みや不調があるにもかかわらず、検査をしても異常が認められない場合、うつ病の可能性があります。
最近ではごく一般的になり、精神的症状では『意欲が無くなる』『気がめいる』などがあり、身体的症状では『睡眠障害』や『頭痛』『肩こり』などがよく知られています。
身体的症状では他に、背中の痛み・胸の痛み・首の痛み・骨盤の痛み・お腹の痛み(下痢や便秘を含む)・手足の関節の痛みなどがあり、これらはいくら電気を当てても湿布を貼っても、本質的な改善が見られる事はありません。
また、いつも同じ部分に痛みを感じる以外にも、痛みの場所が時々変わるというのも特徴の一つで、『この前は右が、今日は左が』とか、『昨日は頭が、今日は腰が』というように部分は変わるのですが、日によって常に不調の箇所があるのです。
うつ病患者の65%はなんらかの痛みを抱え、そのうち70%はその部分に何ら異常は見当たらないそうです。
慢性・急性にかかわらず改善しない痛みに対しては、少し違う角度からのアプローチも検討されることをお勧めします。
身体の不調の原因を考える際に、『体の歪み』をその原因として、骨格を矯正しようとしたり固定しようとしたり長さを揃えようとしたり・・・
様々な方法を用いて、歪みを整えようとするのですが、ほとんどがうまくいきません。
なぜでしょうか。
それは、身体の歪みは『原因』ではなく『結果』だからです。
ですから、いくら歪みを整えようと試みても、歪み自体の根本原因を放置したままでは、整う訳がありません。
では、結果である『歪み』の『原因』とは何でしょうか?
それは『日常的に行われる癖のある生活姿勢の繰り返し』です。
そして、癖ですのでほとんどが無意識レベルで行なうため、気付きにくいものです。
いくつかを試してください(あまり意識をせずに)。
誰かに後ろから声をかけてもらい、振り返ってみましょう。
床にある物を拾うために、片膝をついてみましょう。
腕組みをしてみましょう。
これらの動作を、5,6回繰り返して下さい。
おそらく何度行なっても左右同じ側の動きをするはずです。
振り返る時はいつも同じ側、つく膝はいつも同じ、組む腕の上下がいつも同じ。
意識的に逆にすると、なんとなくしっくりこない感じがすると思います。
このようななんという事のない、ちょっとした左右のバランスの偏りが積み重なって歪みが起こり、筋力や関節の柔軟性の低下と共にますます大きくなり、やがて身体の不調へと変質していきます。
偏りが多いほど歪みを大きくしてしまいますので、出来る限り意識して左右対称に身体を使うようにしましょう。
狙うべきポイントは歪みではなく、その原因である生活姿勢そのものなのです。
ここ数年で『DINKS』というライフスタイルが増えているそうです。
『Double Income No Kids』の略で、共働きで子供を持たない夫婦という意味です。
女性の社会進出が進んでいる事や、夫婦としての価値観の多様化などから、このようなライフスタイルを選択する夫婦が増え、1997年にはわずか3%でしたが、2010年には6.4%と大幅に増加し、今後も増え続けると予想されています。
この背景には共働きで子供のいる夫婦よりも、時間や経済面での余裕があるため、共通の趣味を存分に味わったり、それぞれにやりたい事を行ないプライベートを充実させる事が出来る、などが大きな要因に挙げられています。
幸福の形は人それぞれです。
一度きりの人生、思うように精一杯、楽しく過ごしてみませんか。
現代の日本人は総じて『食べ過ぎ』です。
飽食の時代が続き、いつでもどこでも食べたい物を好きなだけ食べられてしまう環境のために、肥満が増えメタボリック症候群の仲間入りを果たし、動脈硬化や脂質異常などの生活習慣病になってしまう可能性が極めて高くなっています。
また、肩こりや腰痛、膝痛なども肥満が大きく関わっている場合もあり、また慢性の疲労感に陥っている人も、多くがこの『食べ過ぎ』が要因だと考えています。
さらに量だけではなく、質もどんどん悪化しているのです。
食の欧米化が進み、日本型のご飯を中心としたバランスの良い、低エネルギーの食生活が加速度的に失われています。
今や世界が和食を称賛している中、その当事者とも言うべき日本人が、和食離れを起こしているという摩訶不思議な状態なのです。
日本人は少し太るだけでも糖尿病になるリスクが格段に上がってしまいます。
あらゆる世代で増え続ける肥満は、人のみならず、将来の日本そのものの健康をも脅かす恐怖の存在である事に、一刻も早く、1人でも多くの方が気付いていただき、そして、和食を大切にし、腹6分目を実行していただきたいと思います。
年始に考えた事の1つに、今年からはもっとよく見て、しっかり聞いて、思った事を正直に言おう! という事があります。
溢れている情報や清濁入りまじった周りの声を、正しく見て聞いて、その上できちんと話す事を習慣にしていければ、もっとより健康的な生活を送れるのではないかと思い至った次第なのです。
さっそくその「聞く」の1つなのですが、
このブログについて、ずっとご覧いただいているクライアント様から『面白いけど硬いですよ~他のブログはグルメ情報やどこか行きましたよ~とか載せてるけど、こちらのブログはほぼ健康一筋ブログみたいですよね』とのご意見を複数頂戴していました。
まさしくその通りで、お店のHPのブログなので、基本的に健康以外の事は必要ないのかなという考えから、あまり余計な事を載せないように心がけていましたので、HPのブログでは硬めの話を、そして柔らかめの話はフェイスブックで、と使い分けてきました。
しかしながら、フェイスブックを利用していない方からすると、柔らかめの話や院とは関係の無いような話題を知る術はありませんので、今後はフェイスブック向けの内容もこちらに載せていこうかと考えています。(ただしグルメ情報などあまりにもかけ離れたものはやはり避けたいと思っています)
時折、横道に逸れるような事もあるかもしれませんが、大きな心でご容赦いただければ・・・と願っています。
年が変わり1週間が経ちました。
多くの方が何かしらの誓いや目標を立てていらっしゃる事と思いますが、当院でも何かクライアント様のためになる事はないかと考え、以前からご要望の多かった『ポイントカード』を新しく導入する事に致しました。
1.000円ごとにスタンプを1個捺印し、20個貯まると次回15分無料サービスとさせていただきます。
整体コースの方も捺印いたしますが、無料サービスはリラクゼーションマッサージコースかリフレクソロジーコースになります。
(整体コースは時間単位ではないため)
2014年1月1日からのスタートとさせていただきますので、この1週間ですでにご来院いただいている方は、次回ご来店時に合わせて捺印いたします。
また、初めてご来院の方については、ポイントカードの発行は次回ご来院時に、初回分と合わせて捺印しお渡しいたしますのでご了承ください。
アッという間にお正月も終わり、今日から仕事初めという方も多いのではないでしょうか。
この数日、1年の疲れを癒すべく、ごろごろ・だらだらと過ごしてしまった方にとって、これからの数日間は少々キツく感じられるかもしれません。
それは生活のリズムが変わり体内リズムが狂う事により、自律神経のバランスとホルモンバランスが狂ってしまったからです。
そうなると、大したことをしていなくても疲労感を感じ、やる気が出ません。
いわゆる、『シャキッとしない』状態です。
これを解消するには
〇おもいっきり汗をかく事
〇湯船にしっかりと浸かる事
この2つで自律神経のバランスは整ってくると思いますので、今日、どうも身体がしんどい・だるいとお感じの方は、是非参考になさって下さい。
治療・健康・予防・痩身・美容・・・・、
今や巷には、治療・非治療など清濁入りまじり様々な業態のたくさんの店舗が存在する業界のため、どこに行けばよいのか、何をしてもらえるのか 選択する事すら難しい状態だと思います。
ホームページやクチコミ情報や知人友人の紹介をよく吟味した上で、何かを感じたところに足を運ぶのが良いと思います。
例えば、当院は『整体院』ですが、他の整体院とまったく同じことをしているのかというと、おそらくそうではありませんし、同じことをしている所もあるかもしれません。
行なっているのは整体の中でも『自動整体』という部類ですので、基本的にクライアント様のお体に触れる事はありません。
『自分の身体は自分で整える』という考えの元、強くしなやかな筋肉や関節の柔らかさやその使い方を意識して、衰えさせない、元気な身体作りを目指し様々な指導を行なっています。
もちろん治療ではありませんので、どこかの痛みを取ったり、エイヤァ!!と骨を無理やり動かして、骨格を並べようとすることなどは意図しておりません。
身体は多少の歪みがあって当たり前なのです。
利き腕、利き脚がある時点で、身体のバランスは必ず左右非対称なので、歪みを何かの『原因』と決めつけそれを他力で整えるというような整体ではありません。
歪みはあくまでも、ご自身の身体の使い方、生活の癖、筋力低下、関節可動域の低下などが原因で起こる『結果』だと考えていますので、それを整えるには、その歪んだ『原因』を整える必要があるのです。
ですから、一概に整体と表記されていても、その内容は千差万別だと思いますので、ご自身の希望される事を行なっている院や店舗を探し当てて頂きたいと願っています。
『これ』とは『常(じょう)』のことであり、常に変わらない絶対の生命の力、人間誰しもに平等に注がれている大自然の力の事で、『道』とも言います。
この『道』というものには色も香りも無く、音も無く触れる事も出来ません。
前からやってきても気付かず、通り過ぎても後ろ姿すら見えません。
しかし、その力は確かに存在します。
見えなくても感じなくてもその生命力の尊さに気付く事が『道を治める』、『徳を修める』ということなのです。
自分以外のものに対する思いやりと愛の心は、目には見えませんが、とても大切な物なのです。
心静かに穏やかに過ごし、大きな心で受け入れてみましょう。
優れたアスリートほど基本練習やウォーミングアップなどを入念に行ないます。
例えば、一流の野球選手は一見何の変哲もない素振りを何千回、何万回と行なったり、ひたすらキャッチボールを行なったりしますが一般の選手はそこまで出来ません。
シンプルな事にこそ、そのものの本質や真髄が隠されているので奥深いモノなのですが、それに気付くことは、よほど本気で向き合わないと難しいのです。
当院の整体コースで言えば『腰割り』に当たるかもしれません。
形だけを見て真似たところで、ほとんど効果はありませんし、一見しただけで『なんだ こんなものか~』と自己判断される方がいらっしゃいますが、そういう方は続かないか、いつまで経っても効果が実感出来ません。
なぜなら、その運動の本質を見ようとしないからです。
腰割りは見た目以上に、複雑で繊細な意識が求められます。
しかし習得が困難な訳ではありません。
子供から高齢者まで幅広く行なえる最高の運動なのです。
動画でもご説明していますので、ご興味のある方は一度ご覧いただきお試しください。
習慣的な飲酒はアルコールへの耐性を生み、徐々にお酒の量が増えていき、いくら飲んでも酔った感じを得られずアルコールに異常な欲求を持つ『精神依存』と呼ばれる状態になってしまいます。
お酒に強い事が良いとされたり、尊敬や美徳として受け取られる事が多く、飲まない人に対して、ノリが悪いとか、場をシラケさせるとか、つまらないとか
そういう風土がいまだに幅を利かせていますが、いざアルコール依存症になると一転、意志が弱いなどと非難され社会から排除されてしまいます。
習慣的な飲酒は、数時間おきにお酒を飲まずにはいられない連続飲酒につながり、体内のアルコールが切れると手の震えや多汗、睡眠障害、吐き気、幻聴、幻視などの禁断症状が出るようになります。
そしてその症状を止めようとお酒を飲み、どんどん悪循環に陥っていきます。
さらに肝臓・膵臓障害、脳の委縮、飲酒運転による事故、家庭内暴力など様々な害を及ぼしますので、飲酒には十分にご注意ください。
明けましておめでとうございます。
今年も昨年と変わらぬご愛顧を賜れますよう、宜しくお願い申し上げます。
さて、新年はおめでたい事も相まって、暴飲暴食になり体調を崩される方が多くいらっしゃいます。
出来る事なら普段の生活リズムを保ちつつ、無理のない数日間を送っていただきたいと思います。
通常から便秘の方には食べる量は増えるものの、出すことが出来ないという、さらに辛い期間になりそうです。
便秘とは、3日以上出ないか、出ても量が35g以下(ピンポン玉大)の状態を指し、健康状態はおろか、性格まで変えてしまうという、とても怖い疾患の事です。
高齢者の場合は運動不足と加齢がほとんどですが、糖尿病やパーキンソン病、うつ病になると100%便秘になります。
若い女性の場合は、生理前のホルモンの影響や、偏った食習慣や、無理なダイエットなどが原因のほとんどです。
多くの方がこの便秘に悩まされ、様々な『下剤』を使い何とかしようとされているとは思いますが、市販薬では絶対に便秘は改善出来ません。
便秘を改善するには、腸を整え、腸の蠕動運動を活発にすること以外にはありません。
そのためには自律神経のバランスを整える必要がありますので、以下の事柄を行なうと便秘は必ずと言って良いほど改善します。
〇ストレスの解消に努める事
〇マイナスの感情、言葉、態度を改め、感謝の気持ちで毎日を過ごす事
〇リラックスできる何かを見つける事
〇運動・睡眠・食事などの生活習慣を整える事
〇脂肪分を控え繊維質のものを積極的に摂る事
どれもすべてご自身の心掛け1つで出来る事ばかりです。
これらをしっかりと実践した上で、それでもなお便秘が解消できないようであれば、専門病院を受診してはいかがでしょうか。