今日で1年も折り返しですが、年始に『今年こそ!!』と思った事は、その後どうなっていますか?
まずは評価・検証をして、改善策を練ります。
そして目標が著しく現状とかけ離れ、達成が困難な場合はその目標自体の変更を行ないましょう。
という事で、自分自身で1月1日に立てた目標について考えてみます。
〇運動する事
95点 何か特別な事が無い限り、ほぼ毎日行なった。
〇優しい気持ちを持つ事
85点 そう努めた。
〇笑顔でいる事
90点 意味も無く笑顔の時もあり、そこが反省点。
〇出来る事を出来る範囲で行なう事
90点 決して無理をせず良い意味でマイペースを保てた。
〇睡眠をしっかりとる事
60点 営業時間の変更で生活が少し夜型に変化した。
〇デジタル機器との接触を少なくする事
55点 LINEは止めたが、仕事で使う時間も含め、まだ多い。
〇太らない事
100点 日々鍛錬を心掛けている。
〇休日を増やす事
0点 逆に減っているようにさえ感じる。
〇最善を尽くす事
70点 最善のハードルが低すぎる。
〇自然でいる事
85点 水のように・雲のようにやわらかくいられている。
そして改善策の一例
〇デジタル機器を使う時間を減らすために、暇つぶしやちょっとした時間につい行なってしまうSNSの利用を減らす。
目標変更の一例
〇睡眠時間がしっかり取れない分、質の改善を図ったり、どこかでその時間を作ったりするような目標に変える。
〇休日が増やせないのなら、初めから定休日を設定し、嫌でも休むようにする(要検討)
大切なことは、単に出来てる出来ていないではなく、何故出来なかったのか、どうすれば出来るのかを振り返って考える事で、この先の6ヶ月を無駄に過ごさなくて済むのだと思います。
この様な感じで、前半の6ヶ月を振り返ってみましょう。
ストレスの感じ方は人それぞれですが、過度なストレスに遭遇すると誰しもが『コルチゾール』というもともと備わっているホルモンの分泌量を増やしてその対処に当たります。
コルチゾールとは、副腎皮質から分泌され、代謝・炎症・免疫機能に作用する、生命維持に欠かせない大切なホルモンで、別名『ストレスホルモン』と言われています。
本来、コルチゾールは大きなストレスがかかった時に分泌量を増やすのですが、慢性的なストレス状態では、交感神経が優位になりコルチゾールが常に分泌され続けてしまい、受け取る側の細胞受容体が働かなくなりますので、いくら分泌を続けても徐々に効かなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
そうなるとやる気や喜びの『ドーパミン』、心の安定の『セロトニン』が正常に作り出せなくなり、その代償行為として『過食』や『アルコールの大量摂取』が始まってしまいます。
しかしこれらは一時的なものに過ぎません。
時間が経つと、イライラし始め攻撃的になったり、急に無気力になってしまい、再び過食やアルコールに頼るようになりますので、肥満・糖尿病・癌・動脈硬化などになりやすく、生活の質を大きく損なう結果が待っています。
最近激増している大人のアレルギーの原因にも関係しているとも言われていますので、コルチゾールを適切に分泌できるようなストレス緩和・対処を身に付けておく必要があるようです。
年齢を重ねると、あちらこちらに不具合が生じてきます。
それは当然の事で、どうしようもない。
そう考えてしまう事は『諦め』でしかありません。
そして、事実とも大きく異なっています。
膝が痛い・腰が痛い・歯が痛い......それは歳を重ねた事が原因ではなく、元気で不自由なく生活が出来ていた時に、先の事を考えず何の対策も講じなかったことが原因だと考えています。
例えば、認知症は高齢になってから始まるものではありません。
75歳で発症した場合、実際は50代から脳細胞に異変が起きていますので、その時期から生活習慣を整え糖尿病などを克服しておかなければならないのですが、『これぐらい、この歳ならなって当然』と間違った解釈の元にやり過ごしてしまいます。
これは、歯にしても膝にしても眼にしてもすべてに当てはめられます。
悪くなってから慌てて対策を講じようとしても、なかなかうまくは行きません。
ですので、健康なうちに想像力を働かせ、将来を見据えた健康な生活を送る努力を怠らないように努めましょう。
日々、過ごしていると、少なからずイライラしたり不安になったりするもので、無意識に眉間にしわがより口がへの字になったり、肩に力が入り力んでしまったり......
ちょっとしたトラブルを発火点に、頭に血が上り言葉や態度が荒れてしまう事や、心が不安定になり感情が定まらなくなってしまう事もあると思います。
そんな時には、『自律訓練法』がおススメです。
自律訓練法は『ストレス緩和法』であり『自己コントロール法』でもありますので、乱れ暴れている状態を静めておだやかな心に向かわせてくれます。
マイナスな関心を訓練法に向け、気持ちを落ち着かせる事で、身体が自然と弛み血流が改善されますので、緊張をほぐしたりする事も容易なのです。
ほとんどの人は、聖人君子でもなければ、悟りを開いた仙人でも高僧でもありません。
いつもかしこも、穏やかに健やかに過ごす事は難しく、時には自分を見失いそうになるような事態と直面する事もあると思います。
そんな時のためにも、是非この自律訓練法をマスターしていただきたく思います。
健康のためには筋肉を整える事が欠かせません。
代謝UP・血流改善・肥満防止・関節痛予防その他、筋肉を鍛える事で良い影響が出る事は数多くあります。
当院の整体コースでも、筋肉のバランスを整え、良くない姿勢や骨盤の歪みや血行不良を改善するために筋肉を鍛える事を重要視しています。
しかしながら、筋肉はただ鍛えれば良いというモノではなく、身体を快適に動かすために必要な筋肉を効率的に『使えるようにする』という事が大前提です。
自己満足的にひたすら筋トレを続けても、逆にそれが負担になり身体に良くない影響を与える事もあります。
ですから、当院では器具や道具を極力使わず、重力と自重を利用して、身体を無理なく軽やかに動かせるように整えていく事を目指しています。
続ける事は大切です。
健康的な生活習慣はもちろんの事、それ以外の事でもしばらくの間、続けてみてはいかがでしょうか?
すぐに結果が伴うようなものもあれば、なかなか形にならないようなものもあり、その判断は難しいのですが、あれやこれやと次々と『やめる・始める』を繰り返してしまうと、本当に効果があるものが身に付きません。
勉強、仕事、趣味、日記、観察etc......これらも同じ事で、続ける事により何か見えてくるもの、感じるものがあると思います。
ポイントは、それを我慢や忍耐でこらえるのではなく、習慣として無理なく行なえるように訓練する事です。
と、いう事で、腰痛・肩こり・むくみ・肥満・冷え・その他多くの身体の不調に効果が期待できる『腰割り』と、腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛・脚のむくみだるさなどに効果が期待できる『ゆらゆら運動』の動画をアップしましたので、お暇な時にでも一度お試しになられ、お気に召されましたら続けてみてはいかがでしょうか?
少しでも皆様のお役に立てれば嬉しく思います。
日々、頂戴するご質問で、興味深いモノがいくつかあります。
例えば、『ワンコインダイエットで本当に痩せられるのですか?』というご質問について。
結論から申し上げて、この質問をしている時点で、恐らく痩せるのは無理です。
何かに痩せさせてもらおうという他力依存、または、値段が安いから、高いからという判断基準で、ご自身の肥満は解消できるものではありません。
どんなに高価で最新のマシンを使い数時間みっちりトレーニングをしたところで、それが1日で終わったり、1ヶ月に1回というようなペースでは、何の意味もありません。
肥満改善のポイントは、一生涯の健康のために、日々ご自身の食事・運動・睡眠の習慣に心を配り、バランスを整えていく事なのです。
ですので、ワンコインダイエットだから.....という事よりも、それを日々の生活の中に、コンスタントに運動習慣として取り入れられるかどうか、それがご自身に出来るかどうか、その1点だけです。
気が向いた時だけ...... なんとなく.......
そんな状態では、何をしても難しいと言わざるを得ません。
ご自身の健康と、真剣に向き合う心が整えば、続けることなど容易なのです。
神戸市では先週から『食中毒警報・注意報』の発令が始まりました。
平均湿度が75%の場合、2日間の最高気温が30℃を超えると注意報、33℃を超えると警報になり、発令から48時間継続されます。
特に気を付けたい細菌性食中毒は『カンピロバクター』です。
食材では、鶏肉・牛レバーから検出されることが多いため、生や加熱不十分な状態での摂取は控え、殺菌不十分な水(井戸水・湧水・沢水)にも十分な注意が必要です。
潜伏期間は平均2~3日で、下痢・腹痛・頭痛・発熱・悪寒・筋肉痛・倦怠感など、風邪に似た症状が現れます。
また、小児は、犬や猫などの保菌動物との接触で感染する場合がありますので、便などに触れないようにしましょう。
そして『サルモネラ』も要注意です。
もともと自然界に広く存在し、犬・猫などのペットはもちろん、牛・豚・鶏など家畜家禽も保有していますので、それらとの接触や摂取により、これからの時期は特に食中毒の危険性が高まります。
肉の焼き具合も大切で、肉が赤い状態での摂取は避け、しっかりと火を通すようにしましょう。
さらに近年では鶏卵の汚染率が高くなっているとの事ですので、卵を使用する料理や、ケーキ・マヨネーズなどにも注意し、高齢者や小児のように免疫力が低い場合は、少量でも感染してしまいますので、なお一層の警戒が必要になります。
感染後は、半日から2日後までに吐き気やへそ周りの痛み、さらに前述の風邪に似た症状が出ます。
『自分だけは大丈夫』....こんな考えは捨てましょう。
『食中毒警報・注意報』は9月30日までです。
当院が考える整体とは、どこか一部分だけに手を加えるのではなく、身体全体を鍛えたり弛めたりしながら、じっくりと時間をかけて整えていくものです。
肩こりや腰痛など不調にお悩みの方に、お考えいただきたい事は、『身体は連動している』という事で、身体のほとんどの動きは関節や筋肉や腱などを介して関連しながら動いています。
そのため、痛みや違和感などを感じていたとしても、その部分だけに原因があると考えるのは拙速で、もっと大きな視点で考えなければなりません。
ですので、何らかの目的を持ってご来院される方以外は、基本的には身体全体を整えていく指導を行なっています。
そこで、何から始めるかといえば、まずは下半身の安定や体幹を整える事によりほかの部分にかけてしまっている負担を軽減し、本来の役目を思い出させます。
これらは、家に例えると土台・基礎の部分ですので、ここをしっかりとしたものにしておかないと、そこから上をいくら丈夫にしたり飾ったりしようとしたところで、グラグラと不安定なままですので、そんな生活など長くは続きません。
当院ではその時だけの健康法ではなく、将来にわたって健康に過ごすためのコツを習得していただくために、あえて関係の無いような足の指の鍛え方などを指導する事もあります。
健康な身体作りには、時間をかけ努力を惜しまずにしっかりとした基礎工事を行なう事が必要なのです。
全てはご自身の健康のためですので、腰を据えて取り組んでいただきたいと切に願っています。
肩こり解消に効果があるとしてよく耳にするのが『呼吸』です。
ストレス解消・自律神経バランスの改善・力みを無くすなど、その効果は絶大なのですが、もう少し具体的に説明すると、
肩こりの多くは、肩甲骨が動かない事で血流が悪くなりますので、肩甲骨周辺を動かし筋肉を刺激し身体の巡りを良くする事が必要なのです。
胸・肋骨の辺りに手を当てて、深く大きな呼吸をしてみると呼吸を繰り返すごとに肋骨や鎖骨が動いているのが分かると思います。
胸部分には小胸筋・大胸筋という筋肉がついていて、小胸筋は肋骨と肩甲骨(烏口突起)、大胸筋は鎖骨・胸骨・肋骨と腕の付け根にそれぞれが付着していますので、呼吸をして肺に空気が入り胸郭が膨らむと、この辺りの骨格が連動して動きますので、そこに付着している筋肉も自然と伸びたり縮んだりするのです。
逆に、猫背やストレスなどで、浅い呼吸が癖付いてしまうと、胸郭の動きが日常的に制限されるため、当然動きが悪くなり巡りの悪い身体になってしまいます。
ですから、肩こりでお悩みの方にまずして頂きたい事は、湿布やマッサージなどではなく、大きくて深い『深呼吸』を習慣になるまで続ける事だと考えています。
健康な身体作りを考える上に置いて、いくつかのポイントとなる筋肉があるのですが、そのうちに1つ「大腰筋」をしっかりと鍛えたいとお話しになる方には、『フォワードランジ』という運動をお伝えしています。
両手を腰に当て、片脚を大きく前に踏み出し、キックして戻る。
ただこれだけの運動が、姿勢・腰痛・肥満・冷え・便秘・疲労などを改善し、多くの不調を整える効果が期待できますので、毎日行なうと良いでしょう。
このような、一見簡単に見える運動ほど、体重の移動の仕方・踏み出す脚の位置・呼吸・意識の向け方・リズムなど、ちょっとした事でその効果が大きく異なってしまいますので、是非、整体コースで習得し将来の健康に役立ててください。
振り込め詐欺などと同様に、いくら啓発しても減らないモノに『ひったくり』があります。
重大事故につながる可能性もありますので、気を付けていただきたい犯罪です。
被害に遭いやすい状況にはある程度の共通点があり、連れ去りや強盗などの予防にもなりますので、参考になさってください。
①人通りが少ない、または暗い道を利用しない。
②スマホをしながらやイヤホンで音楽を聴きながら歩かない。
③バイク・自転車の接近に注意する(特に2人乗り)
④自転車のかごに防犯ネットをつける。
⑤鞄を持つのは車道とは反対側にし斜め掛けにする。
⑥ハイヒールやサンダルなど動きにくい履物を避ける。
最低限これらの項目に気をつけながら、『自分は大丈夫』と過信せず、常に『狙われているかも知れない』という危機感を持って生活していきましょう。
身体の歪みや腰痛・肩こりの大きな原因の1つは、生活姿勢の悪さです。
本来の身体の構造とは異なる使い方をする癖が付いてしまい、あたかもその姿勢が楽であるかのごとく錯覚をすることから、どんどん身体が歪み、不調から抜け出せなくなります。
例えば、普段どこでどんな座り方をする事が多いですか?
身体が沈んでいくようなフカフカのソファーに捻じるように座っていますか
ソファーには座らず、それを背もたれにし床にあぐらをかいて座っていますか
椅子に片脚だけを立てたり、寝かしたりして座っていますか
このような座り方が習慣になってしまっている方は、自分で自分を不健康に導いているとお考えください。
無意識の癖は、意識しない限り改善は出来ません。
正しい座り方のポイントはコチラを参考になさって下さい。
何気ない日常の座り方1つで、身体は簡単に歪んでいくものですので、良い・正しい生活姿勢を無理なく行なえるように整体を行なって下さい。
当院イチオシの腰割りには、身体を整えるための様々な効果がありますが、その中の1つは『深層外旋六筋』という、股関節を安定させるために欠かせない大切な筋肉群を効率よく鍛えることが出来ます。
骨盤の歪み・腰の痛み・坐骨神経痛などの原因は、単にその部分に異常があるというよりも、その周辺にある構造の筋肉バランスの悪さが引き起こしていると考えられます。
深層外旋六筋とは、梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・大腿方形筋を指します。
専門的な説明は省きますが、身体の深い部分で股関節や骨盤と脚をつなぎ、外旋という股関節を開き身体を安定させるために必要な筋肉群です。
この筋肉群は正しい姿勢を保持する際にも重要な働きをしますので、姿勢改善指導をご希望される方には当然鍛えていただきます。
もちろん腰割りだけでも十分効果はありますが、もっとこの筋肉群を鍛えたいとお考えの方には、そのような運動もございますのでお申し付けください。
あなたには、未来を創造する力が備わっています。
それは、自分自身のちょっとした未来かも知れませんし、世の中を大きく変えてしまうようなものかも知れません。
豊かな未来を創造するのに必要なのは、信念と行動です。
常識や慣習にとらわれ、どうせ出来るわけがない・やるだけ無駄・無理に決まっていると思い込み、『出来ない理由』をひたすら探すのを止め、『出来る理由』を探して書き出してみましょう。
創造力は想像力をいかに発揮するにより、その可能性が膨らみます。
どうすれば今よりもっと、良くなるのか、楽しくなるのか、幸せになるのか、笑えるのか
想像が湧きあがるほど、あなたの未来は素晴らしく満ち足りたものへと変化していくのです。
そしてその想像を信念に変え、あとはその通りに踏み出してみましょう。
出来なかった・出来ないと思っていたことが、意外とたやすく出来てしまうことに気付くはずです。
TVで元スポーツ選手を見かけた時に、『この人、太ったな~』と思われた事はありませんか?
現役時代は引き締まった体型だったのが、ほんの数ヶ月ほどで隠しきれない程ぼってりとした体形に変わってしまうのです。
この原因は『食と運動の習慣』、このバランスが崩れた事にあります。
激しいスポーツであればあるほど、体力の消耗を補う為にも高カロリーの食事を摂取したり、数人分の量を食べる事が普通なのですが、引退してもこのような食習慣はなかなか戻せないのです。
そして、当然、現役の時のような過酷なトレーニングは必要なくなりますので、運動量は激減します。
つまり、『大量摂取・少量消費』が、目を疑うほどの体形の変化の原因なのです。
これは何も、スポーツ選手に限ったことではなく、入る量と出る量のバランスが狂うと、誰でも痩せ細ったり、肥満になったりしてしまいます。
大切なことは、今現在の自分自身の摂取と消費のバランスが程よいものであるのか、そうではないのか、このポイントから目を背けずよくよく観察する事です。
どうすればいいのか分からない!!という方は、日記を書きましょう。
内容は、3度の食事とそれ以外で口にした物、そして運動。
さらに、体重です。
(当院の整体コースでは少なくとも1日4回の計量を行なっています)
これを毎日行なうのですが、時間にするとそれぞれ1分程で出来てしまいますので、『時間が無い』『忙しい』という言い訳は、通りません。
このような日記を書く習慣をつける事で、自分自身でも気が付かなかったバランスの偏った悪習慣を発見したり、改善策を思いついたりしやすくなりますので、是非お試しください。
冷えでお悩みの方は非常に多く、夏でも靴下を重ねて履いたり、膝掛けが手放せない、身体が温まる食材を食べるなど、色々と対策をされているようですが、根本的な解決には至りません。
冷えの原因は『血の巡りが悪い』ことです。
ストレス・緊張など自律神経のバランスが崩れることでも起こりますが、それよりも圧倒的に多いのが『運動不足』です。
運動不足による筋肉の『量』の減少と『質』の劣化が、血の巡りを阻害し代謝の悪い身体へと導いています。
特に下半身『脚』が衰えている人ほど巡りが悪く、その中でも『ふくらはぎ』の果たす役割は大きく、この部分を鍛え弾力のある筋肉に整えれば、巡りは劇的に改善されます。
ポンプの役目であるふくらはぎが本来の能力を発揮すれば、身体全体の巡りのみならず、内臓(腸)の働きが良くなり免疫力や抵抗力が強くなり、疲れにくく、回復の早い身体になりますので、肩こりや腰痛などの不調全般にも効果が期待されます。
運動が嫌い・面倒くさいとお嘆きの方は、『ふくらはぎを鍛えると健康になる』という事と、『何もせず不健康になる』という事を天秤にかけて、これから先の人生をどう生きるか、じっくりと検討する時間を作られてはいかがでしょうか?
怒り・不安・妬み・憎しみ・不平不満などのマイナスの感情が生じた時に、良くない事だと感じてまるで臭いものにはフタをするかのごとく、無理矢理にその感情を抑え込んでみても、それは一時的なもので、表に出しきれず心の奥底に蓄積され続け、いつか溢れ出し心が壊れていきます。
マイナスの気・エネルギーは強大です。
理性だけで抑え込むには限界があります。
猛スピードで疾走する車を道路の真ん中で急ブレーキをかけて止めようとしているようなもので、一歩間違えば大事故につながりかねません。
ですので、スピードを徐々に落としながら、路肩に寄せゆっくりと停車させる技術が必要なのです。
マイナスの気に囚われてしまうと、気が上がり冷静さを失わせます。
顔面蒼白、頭が真っ白などはその典型です。
普通に考えれば出来る事・考えられる事さえ出来なくなりますので、そのようなマイナスの感情を浄化や昇華させ、自分で気を下ろし平常心を取り戻す訓練を行ない、常に気を落ち着かせられるようにしましょう。
とりあえず・・・何でもいいから・・・なんとかして・・・
お気持ちは分からないでもないのですが、当院の整体コースではこのようなご要望の方のお力にはなれない事があります。
それは、『健康は自分で手に入れる』という事を大前提としているからです。
つまり、ご自身の生活習慣(悪い癖)が招いた不調を、自分以外の誰かに何とかしてもらおうという他力依存の考え方では、いつまで経っても不健康や不調から抜け出す事は出来ないのです。
不調になるのは、運動不足や緊張過多や食べ過ぎなどありとあらゆる何らかの原因があるはずで、それと真剣に向き合う事なしに目先の状態だけを変えようとするのは、道理に無理があります。
無理がある事は行なっても意味がありません。
例えば、運動不足による肩こりや腰痛は、押しても揉んでも揺らしても叩いても、解決にはなりません。
唯一の解決法は『運動をする事』なのです。
ですので、整体コースではその辺りの事をご自身でお考えいただき、『何を望むのか』を明確にして下さい。
『動画の体操に興味がありその指導をお願いしたい』
『運動不足なので特に体幹を中心とした運動をしたい』
『イライラするのでリラックス法を教えて』
『骨盤の歪みを自分で整える方法を知りたい』
『肩こりがひどいので自分で治したいんです!』など。
食事をしようとお店に行き、入った店で『お腹空いてるからなんでもいいから食べさして』とは言わないはずです。
和食・洋食など選択してお店を選び、さらにその中の何が食べたいのか、ご自分で決めて、それを注文しない事には店側も料理のしようがありませんので、いつまでたっても料理を口にする事は出来ません。
それと同じく、寝転がっている間にあっという間に健康にしてくれるような所を求めるなら、そういう所へ、パキパキボキボキと骨格矯正をして身体を真っ直ぐにしますよ~という所が良いのであればそういう所へ、治療を求めるなら治療院へ行くべきですし、それ以外の何かに可能性をお感じになられたのであれば、そこで何をしたいのか、どうなりたいのかなどを十分に検討した上で、一歩踏み出してみる事をおすすめいたします。
かなり以前から、日本は猛烈なスピードで少子高齢化が進み、大変な事態になると言われ続けてきましたが、小手先ばかりの対策で誤魔化してきたツケがそろそろ回ってきているようです。
現在、介護の現場では深刻な人手不足が問題となり、今後10年で100万人の介護士が必要とされています。
しかしながら、福祉・介護の現場で働く職員の離職率は20%弱で、他の仕事と比べても断トツに高いのですが、高齢者介護だけに絞ってみると、3年以内の離職率は70%を超えるとも言われています。
低賃金なのに重労働という『キツイ』職場環境が、もっとも大きな原因ですが、安易な考えでとりあえず働いてしまう人が多いのも現実です。
『これから介護士の需要が高まるから』という安易な考えで就職したものの、介護職の大変さを目の当たりにし、続かなくなるパターンです。
高齢者の介護は入浴・食事・移動の手伝いのみならず、排せつ物の処理はもとより、痴呆症の方などは急に暴れたり、襲いかかってきたりする事もあれば、徘徊してしまうと、探して連れ戻さなければなりません。
問題のある事業所とのトラブル、夜勤など不規則になりがちな勤務体系、腰痛など、心や身体を壊して仕事を続けられなくなる事も多々あるようです。
結果、介護福祉士国家資格取得者の半数近くが、福祉・介護の仕事に従事していない『潜在介護福祉士』となっているような状態なのです。
そのため、インドネシアやフィリピンなどアジア諸国の方々の力を借りようと対策を進めていますが、日本語の難解さから、思うような結果が出ず、問題文にすべて振り仮名を振るような試験をするまでに至っています。
それでもまだまだ人手不足は解消とは程遠く、このまま抜本的な改善がなければ、今後介護が必要な状態になったとしても、適切な介護が受けられないような世の中になる事は明らかです。
ですので、これから高齢者となる中高年の方は、今よりもさらに健康への意識を高く持って、『自分は介護のお世話など必要ない』『太く短く生きるつもりだから大丈夫』などの希望的観測は捨て、最低でも『運動・食事・睡眠』の3つの習慣をより一層健康的なものに変えていきましょう。
介護を受けなければならない人を減らせれば、介護する人は当然少なくて済むのです。
それが福祉・介護の人手不足の解消にもつながる一石二鳥の名案なのです。
健康になりたい、身体の不調を治したい
そう思い一念発起し、色々な健康法や運動を試みるものの、時間の経過と共に、徐々に元の『何もしない生活』に逆戻り......
こんな繰り返しを経験されている方が多いのではないでしょうか?
TVや雑誌やクチコミなどを見聞きすると、ついやってみたくなる気持ちは理解できます。
しかし、それが続かないのは、自分自身の生活環境・生活サイクル・性格などと照らし合わせていないからです。
5年も10年もこれといった運動習慣の無かった方が、『必ず効果がある』という激しいトレーニングを始めた所で、頑張れるのはほんの少しで、結果は見えています。
根拠のない意気込みは、続きません。
運動や体操など、今まで行なってこなかったものをこれから取り入れるという場合は、本当にそれが必要か、自分に合っているを真剣に考え、その上でまずは土台作りからじっくりと始めましょう。
ですから、始めたばかりの頃は精一杯頑張れるというレベルの50~40%位の強度や頻度で行なう事がポイントです。
どんな内容であれ『続けないと意味がありません』
意気込みだけで『頑張る』のは、結局は無駄骨に終わりかねません。
ラベンダーは高温多湿に弱く、いかに夏を乗り切るか! それが難しく夏に向けて体力を温存するために、開花で使うエネルギーを極力減らすために、満開になる前に花穂を早めに切り落とさなければいけなかったのですが、あまりにも綺麗なものでついつい......
という事で、本日バッサリと丸刈りにしてみました。
半分くらい切っても、新芽が育ってきていることもあり、逆に切れば切る程、余分なエネルギーを使わずに次の成長の力に変わるので、迷わずにハサミを入れました。
なんとなく『断舎利』な気分です。
たぶん人の健康にも通じるところがあるように感じました。
生活の中にある余分なエネルギーの放出を止めて、エネルギーを温存し来るべき将来にそれを使う。
無駄に気付き、切り落とせるか..... そこがポイントです。
リンパ液の滞りを解消するためには、リンパシステムに自然な方法で正しく施術しなければなりません。
まずは順序ですが、全身を行なう時でも、一部分を行なう時でも、必ず最初に行なうのは『鎖骨下リンパ』を空ける作業です。
鎖骨下リンパは静脈と合流する、リンパ液の出口でもある、もっとも重要な節ですので、この部分から始めないリンパマッサージはほとんど効果はありません。
そして、この部分から近いリンパ節を順番に空けていきます。
顎下リンパ節→耳下腺リンパ節→腋下リンパ節→肘リンパ節→腹部リンパ節→鼡径リンパ節→膝下リンパ節
主なリンパ節はこの位ですが、手や足の細かい関節部分も行なった方がさらに効果は上がります。
リンパ液を流す方向は、各リンパ節を空けた後にその節に向かって流します。
もっとも大切なのは肌に触れる際の力加減とスピードです。
力加減は、リンパ節は『触れる』リンパ管は『擦る』程度です。
リンパ節はその部分に手を触れ、ほんの少し、あくまでも軽く力を加えます。
リンパ管は皮膚表面に分布しているので、押したり揉み込んだりしても何の意味もありません。
例えるならば、湯船に浸かった時に手でお湯を身体にかける時のような感じです。
スピードは、リンパ液の流れる速さが、前述の通り非常に遅いため、ゆっくりとした速さで行ないます。
まとめると、鎖骨下リンパ節から順に触れるように節を空け、その節ごとにリンパ管を優しい力加減で擦り、その中のリンパ液の流れを良くする。
セルフでも簡単に出来ますので、リンパシステムを正しく理解し、実践してみる価値は大いにあると思います。
是非お試しください。
ご興味のある方は、整体コースでご相談下さい。
リンパ管は皮膚の表面に分布し、その中をリンパ液が流れるのですが、そのスピードは非常にゆっくりとしていて、血液が全身を巡るのに要する時間は約40秒ほどであるのに対し、リンパ液は1分間に約25cm程度しか流れません。
したがって、リンパ液が全身をくまなく巡るには12~24時間が必要とされています。
しかも運動不足・乱れた食生活・ストレス・睡眠不足などにより、老廃物が停滞してしまうと、リンパ管は毛細血管のように細いため、リンパ液の流れはすぐに悪くなってしまいます。
さらに、リンパ節・管には、心臓のような血液を送り出せるポンプの役目がありませんので、停滞するような生活習慣を続けていると老廃物はたまる一方で、肥満・冷え・むくみ・神経痛・不眠などに悩まされることにつながりかねません。
リンパ節は全身に約800か所あると言われていますが、リンパマッサージではそのうちの主要な数か所に刺激を与え、滞りを解消しながらリンパ液の流れを整えます。
その時に大切なことは、
①リンパ節を刺激する順序、
②リンパ管を刺激する方向、
③リンパ管・節を刺激する強さ、
この①~③を正しく行なわない限り、リンパシステムが持つ能力を最大限に発揮する事は出来ないのです。
次回は、その辺りと注意事項などについてお話しします。
一般的に『リンパ』は全身にあるリンパ管、その中を流れるリンパ液、リンパ管の中継地点であるリンパ節を総称して呼ばれています。
リンパ液は血管の外へしみ出した血液中の血漿という成分やタンパク質が、全身に張り巡らされたリンパ管に再吸収されたもので、透明な液体です。
リンパ液は主に、感染や疾患と闘う細胞、古くなった細胞、老廃物などの運搬をおこなっており、身体の中に侵入したウイルスや身体に害を及ぼす変異した細胞などを攻撃・排除しているのは、その中に含まれる『リンパ球』が行なっています。
身体にあるたくさんのリンパ節で濾過され、鎖骨下で静脈と合流するシステムですので、リンパの流れを良くするにはまず、鎖骨下のリンパ節を『空ける』作業が必要です。
リンパマッサージで大切なことは、リンパ液がどう流れているのか、どんな構造で動いているのか、どうすれば流れが良くなるのか、などを理解した上で行なうという事です。
間違った方法では、リンパ液の流れは改善されませんし、それどころか、身体に無駄な負担をかけてしましますので、次回はその辺りについてお話しします。
健康のためには身体全体を整える事が大切なのですが、部分的には『ふくらはぎ』を整える事が重要とされ、関連書籍などが飛ぶように売れているそうです。
『健康は足腰から』というとイメージするのは太ももかも知れませんが、膝から下、ふくらはぎのメンテナンスとトレーニング次第で、身体全体の健康に大きな影響を与えることが出来ます。
ふくらはぎが『第二の心臓』と呼ばれているのは周知のとおりで、血液・体液・気の3つの流れが良くなればなるほど、元気のみなぎる健康な身体になっていくのです。
これからの季節は冷房に注意が必要です。
暑さはみぞおちより上で感じるので、ちょうど良いと思われる温度の時には足元は冷えてしまっています。
それによる脚のむくみやだるさは健康の大敵です。
夏でも足元は温め、運動をし筋肉を動かし、時にはマッサージなどを取り入れつつ流れの滞らない環境作りに努めましょう。
『塩分は控えましょう』
これは健康な生活を送る上で、とても大切な言葉で、特に高血圧の方は、運動不足とともに必ず指摘される項目でもあります。
1日の目標摂取量は、6gですので、だいたい小さじ一杯程度です。
うどんやラーメンでは一杯で6gですし、かつ丼や握り寿司で4.5g程度が体内に摂り込まれます。
しかし、いくら減塩しても血圧が下がらない人もいます。
高血圧には、塩分に反応しやすい『食塩感受性タイプ』と、反応しにくい『食塩非感受性タイプ』があり、その割合は2:8に分かれます。
食塩感受性タイプは簡単に言うと、食塩摂取過多が引き金になり、腎臓でナトリウムが再吸収される事で高血圧になり、食塩非感受性タイプは、たんぱく質の一種であるアンジオテンシンⅡが血管中に取り込まれ、その作用によって血管が収縮し高血圧を引き起こすとされています。
つまり同じ『高血圧』でも『ナトリウム再吸収』と『血管収縮』という異なる原因から生じているのです。
ただし、原因は違えど塩分の摂取は健康に害を与えます。
特に腎臓・肝臓が深刻なダメージを受けますので、親が高血圧・肥満・運動不足・中高年などに当てはまる方は、インスタント食品やファストフードなど、味の濃い・癖になるようモノは避け、外食の際には塩分の少ない料理や調理法に気を配ってください。
そして最も重要な事は『精製塩』の摂取を控えるという事です。
塩を摂取するなら、必ず『天然塩』を使用しましょう。
精製塩は、精製という化学的製法で作られ、成分のほぼすべてが塩化ナトリウムという『製品』ですので、天然塩のような『食品』とは全く別物だと考えられるからです。
最近は季節の変わり目ごとに、「異常気象」や「観測史上初」や「〇〇年ぶり」などという文言を耳にしている気がしますが、今年も、どうやらおかしな天候が続きそうです。
この暑さで熱中症で搬送される方が、去年の7倍との事。
しかし、ようやくその暑さも一段落でしょうか、雨がパラついてきました。
人間にとっても、植物にとっても、恵みの雨になりそうです。
ちなみに当院内には、趣味で観葉植物が置いてありますが、これから2ヶ月ほどは、グングン成長する季節ですので、1年の中でも最も育て甲斐がありつつも、日差しや水やりなど手間がかかる季節でもあります。
植物のある空間は、健康によい効果が色々とありますし、目や心にも潤いを与えてくれます。
クライアント様から、時折ですが、「ここは何屋さんなの?」と冗談交じりで言われるくらい、数が増えてきていますが、れっきとした整体院ですので、ご心配なく.....。
発達障害の1つである注意欠陥・多動性障害(ADHD)が、世界的に増加しています。
また、「落ち着きが無い」「怒りっぽい」「キレやすい」「攻撃的」な、行動や情動面に問題のある子供たちが増え続けています。
この原因とされているのが『多価不飽和脂肪酸』という脂質の摂取不足です。
健康の維持・増進に欠かせない栄養素である脂質は、大きく分けると動物性の脂肪である『飽和脂肪酸』と、魚や植物由来の『多価不飽和脂肪酸』に分けられ、マグロ・ブリ・イワシ・サバ・サンマなどに豊富に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)などの『n3系脂肪酸(オメガ3)』は、人間の脳の機能に大きな影響を与えます。
特にDHAは神経系の発達と関係が深く、胎児期~乳幼児にかけての知能や精神の発育に欠かせない栄養素のため、しっかりと摂取が出来ていれば、5~6歳になった時の集中力・注意力・感情のコントロールをつかさどる高次脳機能が、そうでない子供と比べると非常に高い事が証明されています。
つまり、近年の少年少女の問題行動やADHDの増加の一端は、親が原因である、子供の『魚の摂取不足』にあるようです。
食事や無意識での歯ぎしりなど、上下の歯が噛みあい、長い年月をかけて歯のエナメル質や象牙質が少しずつ擦り減っていく事を咬耗(こうもう)症といいます。
咬耗症は自分の歯同士がこすれる事で起こりますので、硬い歯ブラシで長期間にわたり歯磨きをしたり、口で器具を扱うような職業や趣味の方に起こる摩耗症とは異なります。
歯が全部永久歯に生え変わってから、加齢とともに少しずつ咬耗が起こり、噛み合わせが変化していきます。
また、虫歯治療などで口腔内に、金属・レジン・プラスチックなどの異なる素材のモノがある場合は強度が違う為、消耗スピードが異なり左右差が生じてしまいます。
噛み合わせが悪くなると、身体も同じようにバランスを失い、歪んでいきますし、スポーツをされる場合は怪我をする可能性が増えていきます。
咬耗はストレスが原因で擦り減るスピードが段違いに早くなりますので、ストレスをためない事や定期的に歯科検診を受け、必要であれば噛み合わせの調整を試してみましょう。