40代以降は急速に筋肉が衰えます。
代謝も悪くなり、今まで感じる事のなかった疲れや痛みを感じるようにもなります。
筋肉に欠かせないものの1つは「たんぱく質」です。
たんぱく質は食事から摂るのが一番ですので、肉・魚・大豆食品・卵をしっかりと食べましょう。
メタボを気にして必要な栄養素を削ってしまわないように注意が必要です。
たんぱく質と共に大切なのは、運動です。
いくらたんぱく質の多い食事を摂っても、運動をしなければ筋肉を刺激することは出来ません。
運動と言っても、高価な器具や過剰なエクササイズは全く必要なく、ほどほどで十分なのです。
例えば、姿勢を良くする事は抗重力筋というもっとも大切な筋肉を鍛える事です。
加齢で身長が低くなるのは、全身の筋力が減少し、きちんとした姿勢が保てなくなり身体を伸ばすことが出来なくなるからと言われています。
たかが姿勢を保つだけで・・と思われるかもしれませんが、良い姿勢を保つ事はとても難しく、姿勢の崩れが体調の崩れに直結していると考えられます。
日頃から、ご自身の姿勢に意識を向け、良い姿勢を保つことは何よりの『予防』になるのです。
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明日、5/31は『世界禁煙デー』です
世界保健機関(WHO)では、たばこの煙には、少なくとも70種類もの発がん性物質の他、数多くの有害物質が含まれ、循環器・呼吸器・消化器の病気や癌により、多くの命が失われています。
また、当人のみならず、受動喫煙のせいで亡くなっている人は、国内では約6800人にものぼります。
喫煙をする方は、『ご自分の意志でたばこを吸っている』と思っているようですが、本当はそうではなく、ニコチン依存症という病気で、健康や時間やお金を犠牲にしてでも、『たばこを吸わされている』のです。
喫煙はあらゆる癌の危険因子です。
『自分はたばこに支配されている』
そこに気付き、自らたばこと決別する意思を強く持ちましょう。
単に、今日から禁煙するぞ!というような考えでは、遅かれ早かれ挫折してしまいがちです。
ニコチンによる脳の変質のせいで、いくら意思を強く持っても、簡単に止められるものではありませんが、まずはご自分がニコチンにはかなわない・勝ち目がないという事実を自覚し、その上でどのような努力をすれば、そこから抜け出せるかを真剣に考えてみましょう。
まずは、明日の世界禁煙デーで、ご自分がたばこに支配されているかいないかをお試しください。
イライラする、たばこが気になって仕方がない、時間の経過が遅いなどと感じるようであれば、どっぷりと支配されている証拠です。
腰痛対策には、安静より運動がより効果的なのですが、負荷が強すぎたり、やり方が間違ったままで続けてしまうと、かえって腰を痛めてしまう事につながりかねません。
ストレッチは大切ですが、伸ばし過ぎには気を付けましょう。
腹筋と背筋が大切だという考えもありますが、そのもの自体の強さより、バランスがより大切で、どうしても鍛えたいという事であれば、上手に鍛えましょう。
当院では、腹筋と背筋というよりも、腹横筋を整える方が腰痛対策になると考えています。
また、もっと徹底して腰痛を改善したいという方には、別のアプローチを指導しています。
それは、お尻と骨盤周りの筋力を集中的に鍛えるという方法です。
その辺りがしっかりと整いだすと、腰への負担が劇的に緩和されますので、慢性的に辛い腰痛にお悩みの方は、是非この方法をお試しください。
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口を開閉する時に音がする
大きく口を開けようとするとあごの関節に痛みが出る
あごの関節が引っ掛かり、口が大きく開かない
このような状態が長期間続いているようなら『顎関節症』という病気かもしれません。
顎関節症は、首こり・肩こり・背中の張り・めまい・頭痛・微熱などの症状が出る場合もあります。
大きな原因は、『噛み合わせ』が何らかの理由でずれてしまい、それを放置しているうちに、あごの関節に無理がかかり発症します。
その他には、『ストレス』により、キリキリ・ギリギリという歯ぎしりや食いしばりが癖になり、あごの関節周りの筋肉が必要以上に緊張し、発症することもあるようです。
これらに心当たりがある方は、一度食事中に真正面に鏡を置いて、ご自身の口の動きを確認しながら食べてみて下さい。
正しく上下に動いて噛んでいるか
片方の頬にだけ食べ物を押し込むような食べ方になっていないか
左右差がないか
この『食べ方の癖』が噛み合わせの悪さに影響を与えているのであれば、逆にこの動きを整える事で、症状が軽減される可能性があります。
ただし、長く痛みが続く、さらにひどくなるような状態なら、専門医にご相談ください。
整体と聞くと、無意識に頭に浮かぶうちの1つに、『骨盤の歪みを治してもらえる』という考えがあります。
それは、『身体の不調の原因は、すべて骨盤の歪みです』という刷り込みがあるからかもしれません。
当院では、骨盤や背骨の歪みや捻じれは、結果であって、原因ではないと考えています。
日常生活で起こる悪い姿勢により、身体は歪んだり捻じれたりします。
それは何らかの怪我などが影響している場合もありますが、ほとんどが身体の使い方や筋力の偏りにより、左右前後にズレていきます。
身体にズレが生じると、一部の筋肉の負担が増し、全体のバランスが崩れ、血液の循環や新陳代謝が滞り、肩こりや腰痛に発展していきます。
ですから、骨盤の歪みを治す前に、生活姿勢の改善・筋力のバランスを整える事が必要になります。
また、身体を歪ませるのは『ココロ』という場合も少なくありません。
身体の不調を整えるには、本当の原因を見つけ出すことが欠かせないのです。
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ここしばらく急に暑さが厳しくなり、熱中症を起こす方が増えているようです。
身体の中では産熱と放熱のバランスがとれています。
産熱は、身体が熱を作る働きの事で、放熱は身体の外に熱を逃がす働きの事で、このバランスが崩れた時に、熱中症が起こります。
熱中症を引き起こす条件は、環境と身体の2つが考えられます。
環境では、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
身体では、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に身体が十分に対応出来ない事などがあります。
その結果として、熱中症を引き起こします。
特に子供はこの調整がうまくいかず、高齢者は暑さを感じにくくなるため、熱中症になる可能性が高いのです。
対策は、水分・塩分補給、涼しい服装、日陰、帽子やサングラスなどに加え、暑さに身体を慣らしていく事や、室内でも温度を測ったりするなど、細心の注意で夏を迎えましょう。
膝が痛く、何をしてもなかなか良くならないという方には、足首回しがおすすめです。
膝の痛みは膝自体に問題がある場合もあり、どうしようもない状態まで放置されてしまうと、回復は困難ですが、他の部位が原因で膝が痛んでいる場合は、回復できる可能性があります。
その原因は『固い足首』です。
では、なぜ足首が固いと膝に痛みが出るのでしょうか?
それは、骨はすべてパズルのようにつながっていて、骨を支えたり動かしたりしている全身の筋肉も、単独では成り立たず、お互いに連動して動いているからです。
つまり、膝が痛い・悪いからといって、膝に湿布を貼ったり、痛みを緩和する何かを行なっても、連動している原因を解消しなければ、いつまでの膝痛は残ったままなのです。
何はともあれ、足首の柔らかさ・柔軟性を手に入れましょう。
踵を床につけたまましゃがめますか?
正座をした時に、足の裏にお尻が乗りますか?
足首が固いと膝関節はもちろん、股関節や肩関節にも悪い影響は伝播していきます。
膝の可動域の狭さは、体中の関節のひずみとなり、そのもっとも現れやすいのが膝なのです。
足首回しは、足首の関節と膝の関節の不調和を、一気に解消するための数少ない『かんたんな自動整体』なのです。
近視は、カメラのレンズにあたる眼の水晶体が、ピントを合わせにくくなり、その機能が低下する事で見えずらくなる状態です。
そして、この『近視』が年代を問わず、急激に増加しています。
原因は、スマートフォン・タブレット・パソコンなどデジタル機器の使い過ぎです。
暇さえあればゲームをしたり、動画を見続けるような習慣が増えています。
子供の眼と脳は未完成ですが、その期間にスマートフォンやゲーム機を毎日何時間も使用していると、ピント機能が十分に育たなくなります。
これは中高生でも同じで、成長過程で、見る対象との適正な距離を確保できないでいると、眼はそれ以上の働きを制限してしまいます。
さらに問題なのは、本来、近視は20歳位まで進行するといわれていましたが、最近では、大人になっても『ゲームの虜』から抜け出せず、30~40代の世代でも子供と同じレベルで急激に視力低下が進行していくことがあります。
これは、まさに近くの見すぎの結果であり、現代病ともいえるでしょう。
近視予防のコツは、疲労を回復するために定期的に目を休ませることです。
単に目を閉じるだけでも、視力改善に効果的ですが、温めたりしながら血行を回復させましょう。
それと共に大事なことは、眼の筋肉を鍛えることです。
適切な距離(遠くや近く)をしっかりと見るために、眼を動かします。
スポーツ選手でも疲労した場合、そのまま放置したりしません。
クールダウンでジョギングをしたり、ストレッチをして筋肉を伸ばしてメンテナンスをするはずです。
眼も身体と同様に、整えることが重要なのです。
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外反母趾は『女性がなるもの』『ハイヒールを履くのが原因』と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
ハイヒールを履くことの無い男性でも、外反母趾になります。
外反母趾は親指の付け根が弓を引くように外側に変形していく状態で、それにつれ親指が人差し指側に捻じれていきます。
もちろんハイヒールをはじめとする、足の幅と比較して細い履物は外反母趾を促進させますが、そればかりではなく足の裏の筋力低下や、歩き方の悪さ、足首の靭帯に問題があるなど、その原因は様々です。
外反母趾は進行すると、歩けなくなります。
健康の基本は、きちんと歩く事です。
つまり、歩けなくなるという事は、健康ではなくなるといっても過言ではありませんので、放置せず積極的に予防と対策に全力を尽くしましょう。
人は何で出来ているのでしょう
骨と筋・・・そういう事ではなく・・・・
人は食べ物で出来ています。
何をどう食べるかが、その人の将来を大きく左右します。
自動車・スマホ・ファッション・ゲーム
それらに夢中になるよりも、今日何を食べるか、明日何を食べるか
そして今食べているモノは、本当に身体の為になるモノなのか、よく考えていただきたいのです。
ご自身はもちろん、ご家族の健康も食べ物の選択次第で、人生までも大きな影響を受けることが考えられます。
食べ物に、もっと真剣な姿勢で向き合いましょう。
健康の基本は、『食べ物』です!!
2025年には700万人にのぼり、65歳以上の5人に1人が患うとも言われている認知症の原因は様々ですが、脳を活性化することが予防に効果的であるとされています。
日頃、ほとんど運動をされていないと脳はどんどん健康から遠ざかります。
運動と言っても、ハードなモノではありません。
手足を動かしたり顔や口を大きく意識的に動かす事や、足踏みをする程度で脳のタンパク量を増やしたり、脳の海馬の体積を増やす事が出来るそうです。
運動能力が低下する前、中年期から始めていく事が大切ですが、高齢になっても毎日20分、3ヶ月程度続けて、さらに毎日30分、6ヶ月を目標に運動を続けてみましょう。
夜、うずくように肩が痛くて睡眠に影響が出たり、動く範囲が制限されたり、腕を挙げる時に力が入らない、挙げる時に「ジョリッ」という擦れるような音がするなどは腱板に問題があるかもしれません。
腱板は、腕や肩を挙げるための筋肉が繊維状の組織(腱)になり腕に付いている部分です。
原因は、外傷で起こる場合と、原因がよく分からない間に部分的に断裂したり、完全に断裂したり、加齢による変性などと言われています。
40~60歳の男女(特に男性に多い)の右肩に多い事から、使い過ぎが原因とも言われています。
治療には保存療法と手術療法、リハビリには運動療法と物理療法がありますので、状況に応じて適切に行なうようにしましょう。
腱板は肩の安定には欠かせない大切な部分ですので、柔軟性を付ける事と筋トレを習慣にし、強い腱板を作っておくことで、腱板の不調を回避したり和らげることが出来ると考えます。
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雨が多かったことなどで、少し遅れ気味の工事も少しずつ進み、なんとか形になってきました。
これから細かいところに手を入れていかないといけませんが、大枠は出来たかも!という感じです。
コンセプトは、住吉の店舗と同じく、出来るだけシンプルに、余計な飾りは省いています。
観葉植物は以前ほどは置かない予定です。
こだわったのは、扉・ドアハンドル・窓・照明の位置などです。
また、準備の進み具合をお知らせいたします。
お楽しみに~。
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健康のために!!と、行なっている事が、何の意味もない事であったり、そればかりか、健康を害してしまう場合もあります。
何かしらの食べ物がカラダに良いと知るや、そればかり食べ始めたり、1日に○○分歩くことが良いと聞くと、ご自身の足の筋力や関節の強さ・柔軟性を考えずに、その通りに行なってしまい、しばらくすると膝や股関節が痛くなり、病院通いをする羽目になったり、足腰を強くする為のスクワットで逆に膝を悪くしたり・・・・
どんなことでも共通する事ですが、なぜそれをするのか、自分に合っているのかを考え、そして正しい方法を習得し、正確に実践する事が何よりも大切です。
間違った方法で1万回行なっても、何の意味もありません。
それなら正しい方法で10回行なう方が、どれほど効果的か知れません。
何事もまずは基礎からじっくりと始めましょう。
このグラスを見て、水の量はどう見えますか?
水が「半分しか」入ってないと感じるか
水が「半分」入っていると感じるか
水が「半分も」入っていると感じるか
「も」と感じる人は、現状、心が平穏で満たされている人
特に何もなく、見たままに感じる人は、可もなく不可もなく生活をされている人
「しか」と感じる人は、不平不満・自己嫌悪など様々なストレスで心が歪んでいる人
このように解釈できるそうです。
思考回路が常にプラスで、前向きに働く人は、物事の良い面に視点が向きますが、マイナスに働く人はその逆で、悪い面にばかり見えてしまいます。
このグラスの場合は、入っている事がプラス面、入っていないことがマイナス面です。
これは他人に対しても同じ事ですし、物事全てにおいてそのような回路で、判断し行動し、自虐的になったり、時には攻撃的になったりします。
整体指導をしていても、常にどうすれば出来るようになるか、いかに工夫をすれば習慣に出来るかを考える人がいるのとは対照的に、出来ない理由や理屈ばかりを懸命に並べ立て、何とかしてしなくて済む方法探しをされている人が見受けられます。
マイナスの回路は、無駄ですし、もったいないです。
いくら高速に稼働させても、本当の意味で自分の為にはなりません。
回路は、常に『プラス』が良いのです。
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腰は身体の要・基礎になる部分であると共に、心とも深く関係しています。
腰がマイナスな様子を表す言葉として、及び腰・腰くだけ・腰が抜けるなどがあり、逆にプラスは、腰を据える・本腰を入れる・腰を落ち着けるなどがあります。
これらから分かるように、腰が弱かったりフワフワしているようでは身体はどんどん歪んでいきます。
腰が元気でしっかりどっしりと構えていると、身体のみならず、心まで強く整っていきます。
強い腰を作るには、『腰割り』です。
強いというのは、筋肉をモリモリつけるという事ではなく、股関節をゆるめ、可動域を広げ、大きく動かせるようにする事です。
股関節が楽に動かせられると、膝や腰が滑らかになり、血流やリンパの流れにも良い影響が出てくるのです。
健康に『腰割り』は必需品です!!
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「買い物依存症」とは正式な病名では無く、精神疾患の1つなのですが、一般的にはこう呼ばれています。
買い物をすると気分が高揚し、一時的に嫌なことが忘れられるので、繰り返し買い物をしているうちに欲しい物を買うのが目的でなく、買い物自体が目的になり、種類や金額すらコントロールが出来なくなる状態を言います。
買い物依存症の主な原因はストレスで、イライラしたり不機嫌になるたびに買い物をし、物質的に満たされ脳が快楽を得ることで、心の安定を取り戻す構造です。
買い物依存症チェックです。
買い物すると気分がすっきりして、嫌なことを忘れられる
店員にチヤホヤされると、特別扱いされているようで、いい気分になってつい買ってしまう
手持ちのお金がなくても、カード払いや借金をしてでも買わずにはいられない
しばらく買い物をしないと、イライラする
買ったものを捨てられず、片づけられず、部屋や家の中が買ったもので溢れている
買い物したいがために、家族や友人に嘘をつく
買ったものの普段使っていない物がたくさんある
買い物をした後に、罪悪感、不安感などの自己嫌悪に陥る
衝動的に買いたい欲求が抑えられないため、借金を繰り返し、自己破産に至るケースもあります。
依存症は、買い物やギャンブルはもとより、薬物のニコチンであれ、アルコールであれ、すべて同じです。
多くの依存症の人は、「自分は精神疾患である依存症」ではないと考えています。
その見極めは、「その行為を自分の意志でコントロール出来るかどうか」、ただそれだけです。
3日であれ3年であれ、同じです。
依存症でなければ、感情や日数に関係なく、行ないません。
色々と理由や理屈を並べ立て、結局は行なってしまうようであれば、残念ながら依存症なのだと自覚し、適切な治療を受けましょう。
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運動していますか?
日頃からの定期的な運動は、健康にとって欠かせないものですが、それとは別に、「全力」を出すような運動もするようにしましょう。
全力で走る
全力でジャンプする
全力で振り回す
年齢を重ねると、おもいっきり何かをする事がめっきり少なくなります。
そうすると、身体は「もう必要じゃない」と判断をし、その能力を無くしてしまいます。
それが何年にもわたって続くと、気付かない間に出来る事がどんどん減ってしまい、イメージとして出来ると思っていることが、実際には出来ない身体になっています。
走っているつもりが、足が付いて行かず転倒したり、避けたつもりがぶつかったり、支えたつもりが支えきれなかったり・・・
自分自身の体力を過信することなく、いつでも全力を出せるように身体を整えておきましょう。
胃の出口を意味する「ピロルス」から名付けられた「ピロリ」と呼ばれる細菌は、その可愛らしい名前とは裏腹に、相当厄介な悪い細菌です。
1980年代に発見されたピロリ菌は、酸性が強く、細菌が住めないと言われていた胃の中を好んで住みつき、胃の中の壁を傷つけます。
なぜピロリ菌が生き続けられるかというと、ピロリ菌が出す「ウレアーゼ」という酵素が尿素を分解してアンモニアを生み出します。
アルカリ性のアンモニアは、胃の酸を中和するため、ピロリ菌はそのバリヤに包まれながら生きているのです。
日本人の50%、そして、50歳以上の70%が保持者で、一度感染すると、除菌する以外は胃の中に住み続けます。
胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因であり、胃癌との関係も深いピロリ菌ですが、ピロリ菌に感染してるからといって、すべての人がこれらの病気になるわけではなく、病気を発症した人がピロリ菌に感染している確率が高いというだけなのです。
ピロリ菌の予防については、よく分かっていないのが現状のようですし、定着したピロリ菌を自然治癒するのはとても難しいので、検査を受けて、ピロリ菌の感染があるようなら除菌をするというのが望ましいのかもしれません。
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くるぶしから下を、「足」と書きます。
そして、くるぶしより上は「脚」と書きますが、ではどこまでが脚なのでしょうか?
脚の付け根だから「股関節」でしょうか
いやいや、もう少し上、骨盤あたりかも・・・
実は、脚はもっと上から始まっています。
おへその上、みぞおちの下くらいのイメージが正解です。
股関節を曲げたり、少し外側に開くための筋肉である大腰筋は、脚の骨である大腿骨から骨盤を越える場所に付いています。
専門的には、『浅頭は、第12胸椎~第4腰椎までの椎体および肋骨突起に付着し、深頭は、全腰椎の肋骨突起に付着する』とされています。
大腰筋は、健康に直結する、重要な筋肉です。
特に姿勢を正しく保つためには、左右均等に鍛え、整え、柔らかく保たなければなりません。
足だけではなく『脚』をしっかりと動かす運動を習慣にしてください。
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潮干狩りシーズン真っ盛りですが、『貝毒』には十分な注意が必要です。
管理された場所以外で採取したホタテ貝・あさり・ムール貝・ムラサキ貝・ミドリイ貝などの二枚貝には、フグ毒テトロドトキシンに匹敵する強い神経毒が含まれている可能性があり、嘔吐・しびれ・麻痺・呼吸困難を引き起こします。
通常、植物プランクトンは海底の泥の中でシストという休眠状態なのですが、海水温の変化などで大量に増殖し活性化し、貝毒化を招きます。
そうなると、麻痺性貝毒を持つ「渦鞭毛藻類」アレキサンドリウム属などの植物プランクトンを餌とする二枚貝は、体内に毒成分が蓄積され、さらにボイルしようと焼こうと毒性は消えませんので、大変危険な食べ物になってしまうのです。
日本では国の基準が厳しいため、市販品による中毒は起こりにくく、ほとんどが個人的に採取した貝の摂取により中毒を起こしていますので、安全が確認されていない場所で取った貝類は摂取しないようにしましょう。
『アイドル』と聞くと、何を思い浮かべますか?
歌手やタレントの類いでしょうか。
日本には、未成熟な可愛らしさ・幼さ、身近な親しみやすさなどに独自の愛着を示す美意識があり、アイドルという枠が自然と設けられ確立しています。
では、『アイドルタイム』と聞くと、いかがでしょう
アイドルを観て楽しむ時間? ではありません。
特にする事もなく空いている時間の事です。
飲食店などでは、ランチからディナーまでの、来店客が少ない時間の事で、工場などでは、生産設備などが休んで正常に稼働していない「遊んでいる」時間の事です。
通常、その時間にも家賃や人件費などの費用は、常にかかっているため(アイドルコスト)、その時間を利用して、従業員教育をしたり、休憩時間にあてたり、業態変化をし別の切り口で売り上げの向上を図り、無駄を無くそうと努力をします。
さて、これを人に当てはめると、どうなるでしょうか?
仕事の合間、通勤通学、待ち合わせ、エレベーターや電車の待ち時間、食後のくつろぎタイム、就寝前・・・・
生活の中で特に何もすることの無い『アイドルタイム』は無数に存在します。
その貴重な時間を無駄に過ごしていませんか?
無意識に近い状態で、スマートフォンを操作していませんか?
忙しい忙しいが口癖の人にも、睡眠時間もろくに取れない本物の売れっ子アイドルでない限り、このアイドルタイムはかなりあるのです。
アイドルタイムを有効に使い、何かできる事があるはずですので、それに早く気づいていただきたく思います。
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運動していますか?
仕事で動いているとか、チョコチョコと体を動かすようにしているというような『活動』ではなく、筋トレのように筋肉を鍛えるための時間を作り、体に刺激を与えていますか?
『もう歳だから』
『忙しいから』
そのような考えは一刻も早く捨てましょう。
体は放置すると、みるみるうちに衰えていきます。
『衰え』というのは、単にたるんだりだらしない身体になるだけではなく、怪我や病気になりやすくなる『不健康』に向かって進んでいるという事なのです。
運動は全くしないが体重は全く変わらないから、これからも運動をしなくても大丈夫
これは全くの考え違いです。
筋肉の量が落ちているのに体重が変わらないという事は、代わりに何かが増えているという事。
それは、『脂肪』です。
適当な脂肪は、人が健康に生存するためには欠かせないのですが、余分な脂肪は害でしかありません。
それを減らすには、食事を整える事と並行して、筋肉を鍛える事しかありません。
現在も含め、将来、何かやりたい事があったとしても、健康でなければ出来なくなるかもしれません。
そのためにも日々の運動習慣は必ず身に付けるようにしましょう。
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姿勢が良くない方の多くは、体幹の筋力が衰えています。
通常、「筋力」と聞くと、モノを持ち上げたり、押したり引いたりというように、何かを動かす時に働くものと思いがちですが、体幹の筋力は、身体を支えたり、安定させたりする力です。
ですから、体幹の力が衰えている方は、一定の時間、正しい位置で身体を静止することが出来ません。
すぐに姿勢が崩れ、もたれたり、肘をついたり、身体の別の箇所を体幹の筋力の補助として使わざるを得ません。
例えば、座った時に坐骨でしっかりと座ることが出来ない方は、腰を後ろに倒し、首・背中・腰を弓のように丸め、顔を前方に出す事でバランスを取ろうとします。
これでは首・背中・腰に通常ではかからない負担がかかってしまいます。
体幹の力さえしっかり保たれれば、骨盤がシッカリと立てられますので、腰が伸び腰から上に無理な負担がかかることはありません。
肩こりや腰痛にお悩みの方は、まず体幹を整える事から始めてみましょう。
腰痛予防・改善に特に効果の高い体操をご指導していると、毎日行なっているのに効果を感じられないという方がいらっしゃいます。
そういう方の多くは、動画を観られたり、実際にご来院され身に付けたはずが、自分なりの解釈に変更され、本来の目的とは異なる動きになってしまっている場合があります。
また、見た感じは「出来てそう」に思えていても、やはり微妙に違ってしまっているため、効果を感じられないばかりか、疲れたり、余計に痛くなってしまうケースも無きにしも非ずとなってしまいます。
ポイントは「素直に再現をする」という事です。
見聞きしたものに、余計な解釈や観念を加えずに、見たまま、聞いたまま、ただ素直に再現をするだけで良いのです。
もっとこうしたほうが、確か今まではこうしていた、そういえば誰かあんな事を言っていた・・・
きちんと出来るようになるまでは、そのような「味付け」は必要ありません。
まずはきちんと基礎を固めて、その上で「自分流」に挑戦してみて下さい。
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先進国や新興国では、飽食が進み、必要以上に消費を繰り返しては棄てるという「もったいない」が止まりません。
世界では飢餓が原因で、1日に4~5万人が亡くなっています。
その大部分が子供たちです。
現在、日本では、小中学校から出る食品廃棄物が、1人年間17.2kgに達しています。
そのうちの75%が食べ残しなどによる、まだ食べられるのに棄てられる「食品ロス」なのです。
また穀物の量は世界中の人が必要とする量の2倍も作られているのですが、途上国には行き渡らず、先進国ではその6割を牛や豚などの家畜の餌とし、牛肉を1kg作るために11kgの穀物を、豚肉1kgを作るために7kgの穀物を費やし、そして供給された食品の多くを廃棄しているのです。
さらに、現地の人々でさえ高価すぎて手の届かない食材を使い、犬や猫のペットフードが作られ、消費されています。
食料自給率が低い日本では、5500万tを輸入しながら、1800万tを棄て、その廃棄量は、途上国の5000万人分の年間食料と同等なのです。
食品廃棄の半分以上は家庭から出る残飯です。
ですから、まずは食べる量を減らしましょう。
そして、無駄な食品を買わない・肉食を減らし残さない、輸入品を極力避け国産品を選びましょう。
とても困難なことかもしれませんが、1人1人が少し努力をするだけで、何処かの誰かを救うかもしれないと考えると、行なう価値はあると思います。
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GWも後半戦ですが、どのように過ごされていますか?
忙しい毎日から解放され、のんびりゆったりと・・・・
はたまた、ここぞとばかりにあれやこれやと予定を詰め込み、過密スケジュールの荒波に身を委ね・・・・
色々な過ごし方の中で、出来る限り避けていただきたいのが、『ぐうたら~だらだら~』な過ごし方です。
人は体内時計と呼ばれる一定のリズムの中で、自律神経のバランスを整えたり、リラックスをしたりするように出来ています。
そのリズムを狂わせるのが、不規則な生活スタイルなのです。
この時期、いつもと違う起床・食事・活動・睡眠のリズムに変わると、体のリズムが狂ってしまいます。
いわゆる『食っちゃ寝、食っちゃ寝』を繰り返していると、血流が悪くなりますし、ほんの数日で体重が増えてしまい、そのわずかな変化を身体は敏感に察知し、疲労感として感じさせるのです。
休みだからと、体内時計を狂わせるような生活リズムで過ごさずに、出来る限りいつもと変わらず、外出をしたり、適度に身体を動かしたりしながら、健康的なGWをお過ごしください。
新しく何かを始めたり、取り組まなけれならない時に、ストレスやイライラを感じたり、面倒くさい・やってられないと考えたりする事もあると思います。
しかし、始めたばかりの時は、そのものの表面的な事が見えているだけで、本質を知るまでには、少しばかり時間を要するものです。
要領が分からない、何が楽しいのか分からないという時期があるかとは思いますが、その先にきっと面白く価値のある事があると信じて、続ける事が大切です。
そのためには『慣れる事』が欠かせません。
慣れるまでコツコツと続けましょう。
誰かが慣れさせてくれる訳ではありませんし、物事や環境が変化をしてくれるはずもありません。
出来ない事が出来るようになる、また、時間が短縮される、使い方が上手になるなど、慣れる事で得られる達成感などの感覚は、とても良いものです。
慣れには個人差があります。
すぐに順応するタイプから、なかなか馴染めないタイプまで、様々です。
しかし、これは遅い早いという問題ではなく、個性ですので、何も気にする事はありません。
慣れてしまえば、同じ事なのですから。
悪い姿勢・体癖は、長い時間をかけて徐々に身体を歪ませていきます。
しかし、ほとんどが無意識のうちに行なわれてしまうため、気付くことが難しいのです。
例えば、頬づえ・片方噛みを続けると、歯並びや噛み合わせがづれて、顎や顔が歪み、身体全体に大きな影響を与えてしまいます。
顎が歪むと背骨や首が歪みます。
そうなると肩の高さが左右で異なり、骨盤の位置まで歪んでしまいます。
これらと同じように、脚を組んだり、いつも同じ側で荷物やカバンを持ったりしていると、じわじわと身体が歪んでいきますので、日常生活のあらゆる癖に、身体を歪ませる原因があるという事を自覚し、身体を歪ませない生活姿勢・習慣を身に付けましょう。