◦◑●立つこと●◐◦

足底筋足裏のアーチ
内股X脚足裏の角質
骨盤の歪み股関節痛

身体は無理なく自然に動かせば健康になり、歪んで不自然に動かせば障害や病気につながりやすくなります。

 

ほとんどの方は立つ時に特に意識することなく『普通』に立っていると思いますが、もしこの『普通』が無意識のうちに歪んでいたり癖のある立ち方になっているのだとすればいかがでしょうか?

 

例えば、何気なく立っている時に左右どちらかの足に体重が偏っていませんか?

 

つま先が内側に向いたハの字型の不自然な立ち方になっていませんか?

 

 立つ事と歩く事には共通する点が多いのですが、簡単に見分ける方法として、足の裏を見て下さい。

 

タコや角質により硬くなっている箇所はありませんか?

 

あるという方は身体のバランスが崩れ、立ち方、歩き方になんらかの歪みが生じていると考えられます。

 

さらに足裏の中央部分、指の関節の上部、親指の内側部分が分厚く硬くなっていればなおさら大きく歪んでいる可能性があります。

さて、姿勢を良くする時によく聞かれるのは上から糸で引っ張られているようにあごを引き、胸を張りお腹を引っ込めるという方法ですが果たして何分維持できますか?

 

数分のうちに筋肉がプルプルと震えてしまうのではないでしょうか?

 

このような方法は身体の構造的に不自然で無理があるのです。

 

筋肉には瞬発力があり持続力が無い『動くための筋肉』と瞬発力が無く持続力がある『固定するための筋肉』があり、前者は身体の浅層にありアウターマッスルとも呼ばれ、後者は深層にありインナーマッスルとも呼ばれます。

 

スポーツや芸能などを生業とされている方の姿勢は、たいてい『軸がしっかりしている』と言われますが、それはこのインナーマッスルが身体をぶれさせず固定出来ているからです。 

 

先ほどの方法は動かすための筋肉を使い身体を固定しようとするもので長くは続きません。

 

人は成長とともに動くための筋肉が活躍の幅を広げ、固定するための筋肉は意識されなくなるとともに、必要とされる度合いが少なくなり必然的に衰えていきます。

 

そして年齢を重ねていくと運動不足や活動量の低下により、

今まで活躍していた外側の筋肉が 目に見えて弱くなり固定するために使っていた余力などなくなってしまいます。

 

そうなってしまうと、もはや身体を固定するために必要な筋力はどこにもないため、その代償として関節や骨に無理がかかってしまい圧迫や変形が起こりやすくなるのです。

 

特に股関節、骨盤周辺の弱体化は顕著な上、身体全体に及ぼす悪影響は甚大で、腰痛、背中のはり、肩こり、首こりの原因の1つと考えられます。

 

逆に、股関節、骨盤周辺を柔軟に、かつ強化してしなやかに使えるようにさえしていればこれらのわずらわしい状態から解放されることでしょう。

 

『体幹を鍛えましょう』 

 

よく聞くフレーズですので聞き流してしまいがちですが、健康を手にするためには避けては通れない重要なポイントであり、身体全体の不快な症状の改善にも役立ちます。

 

そして身体全体の柔軟性がつき、余計な力が適度に抜けた状態になると自然に立てるようになり癖のない正しい歩き方に変わってきます。

 

そうなると女性男性に関わらず『美しい立ち方、歩き方』が出来るようになる事でしょう。

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