健康を維持するには良質な睡眠が重要です。
睡眠不足は副交感神経レベルを低下させ、自律神経バランスが悪くなるため血流が悪くなり、身体全体の機能が低下していきます。
また、免疫系のシステムがうまく働かないために感染症などを引き起こしやすくなります。
しかも治癒能力自体が低下するため、例え治療や投薬が行なわれても、その効果が十分に発揮されない状態になります。
睡眠不足で自律神経バランスが崩れてくると、当然、腸内環境も崩れてきます。
腸内環境が悪くなると、腸の重要な能力である『消化吸収』が機能しにくくなります。
処理しきれないものが腸に滞留し、腸を汚してしまうと、腸から肝臓へ運ばれる血液も汚れてしまいます。
この汚れた血液は、毒素を含んだ身体にとってまさしく『毒』となり全身へ巡ってしまい、ドロドロになり、脂質代謝を悪化させ『内臓脂肪』として蓄積されてしまいます。
また、疲れやすくなったり、むくみがひどくなったり、イライラしたりと、肉体的精神的ストレスが増し、それを解消するはけ口として過食やアルコール量の増加に繋がることも考えられます。
内臓脂肪が溜まる構造になっている状態の身体に、さらに太るための要素である『過食』と『アルコール』が結び付く訳です。
これはよく起こる肥満原因の流れで、良い事は1つもありません。
つまり肥満改善には腸内環境を整える事が大切です。
腸が整うとそこで作られる綺麗な血液が全身を巡り、栄養がきちんと消化吸収されることで新陳代謝も良くなり、余分な脂肪を蓄積せずに済みます。
質の良い睡眠をとり、自律神経を整え、コントロールすることが、腸内環境を整え、肥満改善の重要なポイントになるのです。
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