{運動療法}
脂肪燃焼を目的に軽度の運動を行ないます。
効果に一定期間が必要なため継続が困難ですし 、摂取量が多い肥満の方に運動で減量させるのは容易でない事を考えると、適切な選択ではありません。
{食事療法}
過剰なエネルギー摂取の防止、栄養バランス、摂取量、時間の管理を徹底して行ないます。
逆に極端なエネルギー制限は控える。
食習慣の異常はその原因にストレスなど別の要因が考えられる場合、 食事療法が逆効果になる事にも繋がってしまいます。
これは食べることで発散出来ていたストレスのはけ口が無くなり精神的バランスを崩し、健康を害してしまう可能性があるからです。
{行動療法}
健康的生活習慣の習得を目指します。
「この行為は健康に良いのか悪いのか」を自分に問いかけ行動を見直していきます。
肥満の方は特有の外的刺激に左右されやすいという特性があるので、生活行動を日記をつけるなどして管理していただきます。
またグラフ化体重日記というものを作っていただきます。
①起床直後 ②朝食直後 ③帰宅直後 ④夕食直後 ⑤就寝直前
これらを一定期間グラフ化することでライフスタイルのどの部分が肥満に直結しているのかを把握し、改善に向けて検討することが出来ます。
{咀嚼法}
肥満体の方はあら噛み、食事時間が短いなどで満腹信号が出にくいため、必要以上に食べ過ぎてしまいます。
そして、お腹が空いているのか、満ちているのか分からない事が多いため、その感覚のずれを修復するのが目的です。
食、昼食、夕食の時間の管理と、ひと口20回もしくは30回の咀嚼回数を決め、実行できたか〇Xを付けていきます。
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