お問い合わせの中で、「健康のためにどんな食事をすれば良いのか分からない」というお声を多く頂いておりますので、参考になればと思い、毎日とまではいきませんが、日々の食事メニューを掲載してまいります。
基本的に、よくあるカロリー計算や栄養素の細かいバランスなどは意味が無いと思っていますし、継続していただく事を考えれば出来る限り面倒をかけず、ほぼ直感的に「良い食事」か「悪い食事」かのレベルで判断をして飲食すれば良いと思います。
この直感力を育てる事がとても重要なのです。
なぜ、カロリー計算や栄養素を考慮しないのかを申し上げますと、同じ食事を摂取したとしても、そのうちどれ位の割合で消化吸収するかは、個人差が大きく「平均すると」や「一般的に」を目安にしているので、それほど意識した所で結局は、卓上の空論に過ぎないからです。
それ以上に、日々忙しく生活している中で、毎回毎回そんな事ばかり気にかけて食事をするなど、不自然で無理があり、続けられないからです。
真剣に向き合いさえすれば、一見して「偏ってるな~」とか「これはダメでしょう」とか「これはイケてるんじゃない」とか、分かるはずです。
ポイントは「お腹がいっぱいになるか」「安いか」「高いか」などではなく、自分の身体にとって『栄養になるか、ならないか』です。
栄養にならないものは身体に摂り込む必要が無いばかりか、何のプラスにもならないそれらを処理するために、身体の各臓器が本来しなくても良い作業をしなければならず、疲労してしまいます。
これは食べ物でも飲み物でも同じです。
最近よくある「カロリーゼロ、糖質ゼロ、プリン体ゼロ.......」を
謳った飲料品があり、なんとなく健康に良さそうなイメージを刷り込もうとしていますが、当院の考え方からすると
『飲む必要ゼロ』です。
栄養ではないからです。
身体は食べ物で成り立っています。
食べ物とは身体の様々な働きを活発に維持するための栄養のことで、今、食べているものが、この先のご自分の全てを左右します。
栄養を摂り込めば健康に、栄養で無いもの(毒)を摂り込めば不健康になります。
どういう人生を歩みたいかはご自身がお決めになる事ですので
その選択は他人任せではなく、ご自身が責任を持って行わなければなりません。
今後食事を見直したい、健康のために食生活を改善したいという方のために、出来る限り特別ではない、日々の生活の中でほんの少し身体に良さそうな食事(特に外食)を掲載していきますので、そのための参考にして頂ければ幸いです。
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