自律神経の働きは20代に入ると早くも低下し始め、放置すれば
生活の質は10年で15%ずつ低下していくそうです。
目に見えない分、掴み所がないために諦めがちですが、意識的にコントロールすることを続ければ、若さと健康を維持向上させる事が可能です。
健康にとって特に重要なのは、副交感神経レベルを高い状態に保つことです。
それには、副交感神経レベルを下げてしまうことをしない、また副交感神経レベルが上がることを積極的に行うことです。
交感神経は『緊張、興奮』、副交感神経は『余裕、安心』に例えることが出来るように日々の行動に余裕を持ち、ゆっくりと動き、ゆったりと構え、心の落ち着きを取り入れると自律神経は安定してきます。
安定したバランスの良い自律神経は免疫力の面から考えても身体にとってとても良い状態であると言えます。
身体の生命線である『血流』が良い状態で統制され、体中の60兆個の細胞全てをコントロール出来ていれば、高血圧、高脂血症、糖尿病の根本的改善にも繋がっていきます。
生活習慣が原因の病の方が、いくら高価で高性能な薬を多量に投与されようとも本質から外れた対処では効果はありません。
一時的に数値が許容範囲内に戻ったとしても、それは意味を成しません。
本当の原因が何ら解決もされず放置されているのも同然だからです。
まるで火災が発生し火災報知機が鳴っている時に、うるさいからと火災報知機を止めて再び何事もなかったように生活するようなもので、火災は無くなった訳ではなく、どんどん危険な範囲は広がって行き、遂に取り返しがつかない事になりかねません。
そのためには副交感神経レベルを上げる生活習慣を取り入れる『改善』が必要であると言えます。
食事、運動、睡眠、休息など健康の基礎となる事柄の改善を図り、最大の目標である『血流の改善』を目指します。
血の巡りが悪いと、腎臓・肝臓・膵臓など生活習慣と深く関係のある臓器の機能が改善しないからです。
免疫力が下がる・代謝が悪くなる・太る・血圧が上がる・肌艶が悪くなる・手足が冷える.......
巡りの悪い身体は万病の元ですので、一刻も早く自律神経のバランスを整えましょう。
スポンサーリンク