愚痴総論

他人の愚痴を聞く機会も多いのですが、愚痴には2種類あるように思います。

 

1つは『前向きに生きている人』の愚痴で、良い愚痴です。

 

仕事や家庭や人間関係で生み出される色々な諸問題に真面目に取り組み、少しでも良くしていこうと努力してはいるものの、思い通りに行かなかったり、横槍を入れられたり、力不足であったりと、伴わない結果につい口からあふれ出した苦しみや弱音が愚痴となるパターンです。

 

これはある意味一時のガス抜きや気分転換で、周囲の人にそれほど悪影響を与えるものではありません。

そしてひとしきり愚痴った後は、また活力をもって物事に取り組む姿勢が見られます。

 

もう1つは『後ろ向きに生きている人』の愚痴で、悪い愚痴です。

 

これはもう聞くに堪えない言葉の嵐です。

他人の失敗や些細な出来事を悪意を込めて歪曲したり、悪口を言ったと思えば今度は自分がどんなに苦しめられているか、被害者であるかを延々と話します。

そして途中に必ず同意を前提とした疑問形の問いかけ『?』をします。

その答えが自分の意図しない、正しい意見をされると被害者でいられなくなる事に恐怖し、激しく抵抗します。

 

これらの行動は周囲に毒をまき散らすため、同じ種類の人が引き寄せられて集まるか、そうでない人は嫌気がさして離れていくかのどちらかです。

ほどほどにしておかないといつかその毒で自分がやられてしまいます。

 

 

感情を適度に表現することは精神衛生上、とても大切な事ですので必要なときにはどんどん愚痴りましょう。