怒り(気のある場所)

何かに対して感情が理性を超えて発露する時に、例えば怒りの場合、気のある場所でその表現が変わってきます。

 

人によって、時代によって様々ですが、気がしっかりと腹に座っている場合、ひと昔前は『はらわたが煮えくり返る』や『腹に据えかねる』など気のある場所である『お腹』が舞台になり、怒りが表わされます。

 

次に『気』が本来あるべきお腹に無く、上がってくると『むかつく』に変わり、怒りの場所は胸に変化します。

 

そして気が上がりきってしまうと頭がその舞台になり表現は、『切れる』になります。

 

現代は、特に若い人を中心に圧倒的にこのパターンが多いのではないでしょうか。

 

しかし、脳がある頭が切れてしまうと理解不能な行動を起こしてしまう可能性があります。

 

ですから、『怒り心頭』にならざるを得ない状況になったとしても、『気』はしっかりと腹(丹田)に納めた上で怒りたいものです。

 

『気』が本来の場所にあるならば、心が落ち着いて精神的に安定していきますので、ちょっとした事でイライラしたり、ムカムカしたりする事などが起こりにくくなります。

 

そのためにも普段から気を腹に下ろすように意識しましょう。