痛い痛い症候群

人間は意識を集中させることで、五感が鋭くなり、潜在能力をより多く発揮したり、普段では感じない感覚を得る事が出来たりします。

 

またスポーツ選手が良い成績を収めるには意識を集中し、「自分には出来る」と自己暗示をかけ挑む事が重要だそうです。

 

これと同じことが身体の不調を訴える人によく見受けられます。

 

それは『痛い痛い』と常に口にし、それはまるで自分に暗示をかけているかの如く、呪文のように唱えてしまう事です。

 

首が痛い、肩が痛い、腰が痛い、膝が痛い、頭が痛いなどなど

毎日毎日、事あるごとに.....

 

確かに痛みはあるのだと思いますが、言葉にする事で意識がその部分の感覚を鋭くしてしまい、少しの痛みが、何倍もの痛みのように感じてしまうのです。

 

 

ですので、好きな事や興味のある事に意識が向いている間は、痛みを感じないか、弱くなるのですが、それが終わり意識が『痛み』に戻るとまた痛い痛いが始まります。

 

しかも機能的に問題が無く、心因的な原因が考えられる多くの場合は、おとといは肩が、昨日は首が、そして今日は腰が、と常にあちらこちらに痛みの感覚が移動していきます。

 

自律神経とも無関係ではないとも考えられますが、『昨日は右が、今日は左が』とか、『どこかが痛いはずなのだがどこが痛いか分からない』など、意識や心の持ちよう1つで劇的に良くなる症状の方も数多くいらっしゃいます。

 

痛みとどう向き合うかという姿勢や意識の拡散を痛み対策として取り入れて頂きたいと切に願います。