もの壮(さかん)なれば則(すなわ)ち、老ゆ

人は極端な積極性や、急激な行動により成長をする時、他人からの厚意や人情を踏みにじり、恨みや妬みをかってしまう事があります。

 

急いで成長する事自体が悪い事ではなく、成功や名声に執着するあまり人の道に反するようなことをしたり、自分だけの功績を誇り、驕り高ぶっていると、必ず衰退してしまいます。

 

着実に成長するためには、「早く早く」ではなく「ゆっくり落ち着いて」コツコツやっていくほうが良いのです。

 

成長するにはそれなりの自然の道理というものがあります。

 

少しでも早く花を咲かせて実をつけようとしても、自然はそんな作りには、なっていません。

 

種をまくと、まずする事といえば、根を生やします。

 

そしてそれは上へ上へと向かうのではなく、下へ下へと伸びていきます。

 

十分に根が張れてようやく芽を出し、太陽の光や雨や地中の水分、栄養分に力を借りながら茎や枝を作り、葉を出して、

 

そして花を咲かせ、実をつけます。

 

人も自然の一部であり、決して特別な存在ではありません。

 

自然の営みをお手本に、少しゆっくり進んでみませんか?