心のケア

『ポスト・トラウマティック・プレイ』

 

これは辛かったことやしんどかった体験を遊びで再現する行為の事で、

交通事故によるトラウマ(心的外傷)を抱える子供がミニカーをぶつける遊びを繰り返すことなどの例が挙げられます。

 

「靴隠し」

 

津波で家や大切な物を失った子供が、靴が無くなったことで「また大切なものを失った、あの時と同じだ」と感じるのですが、わざと見つかるようなところに隠すため、すぐに見つけ嬉しい気持ちになり、友達にもこの『嬉しい気持ち』を味あわせたくて次々に伝染していくのです。

 

「餌やり」

 

学校で飼う金魚やメダカに、水面を覆い尽くすほどの餌を与える子供が増えています。

これは震災で辛い、しんどい思いをした時に誰かに助けてもらった分、今度は自分が弱い生き物を大事にしようとする気持ちの表れだそうです。

 

「ゲーム傾倒」

 

時や場所を選ばず、一心不乱にゲームに没頭する子供が増えています。

そのほとんどが戦闘系のゲームで、震災で傷ついた心が癒されることなく、甘える事も出来ずゲームの世界に逃避する事で心の安定を図っています。

しかし、これでは感情や行動の自己調整が上手に出来なくなる可能性があります。

 

目に見える復旧、復興が遅れているという事はよく耳にしますが、心のケアのように目に見えにくい問題にも、もっとスピーディーに対応する必要があると思います。