
夏になるとその暑さから、湯船に浸かる人が大幅に減り、シャワーだけで済ませる人が増えてしまいますが、疲労軽減の事を考えると浴槽入浴は大いにプラスになります。
それは①温熱 ②浮力 ③静水圧に疲労回復作用があるからです。
身体が温まると体温が上がりすぎないように皮膚表面の血管が拡張し血液循環が良くなりますので老廃物や疲労物質の流れが改善されます。
また入浴すると重力と体重を支えている筋肉が浮力により弛み緊張がほぐれます。
首まで浸かると、水面下にある体積の水の重さに浮力が働くため、約1/9の力で済むのです。
そして普段の生活ではかかる事の無い水圧は入浴する事で、約800kgもかかるので、下半身に滞留している静脈血の動きが良くなり疲労物質などがどんどん処理されていくのです。
ですから、忙しいから、時間が無いからとシャワーだけで済ますのは、自ら健康になるチャンスを逃しているようなものなのです。
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