鈍化

アルコール中毒

お酒を飲む機会が増える年末年始は、急性アルコール中毒での搬送が増える時期で、周りに迷惑をかけるだけではなく、自らの命に関わる事もあります。

 

アルコールは脳の働きを変化させます。

 

この変化は鈍化とも言い、飲み始めは理性をつかさどる大脳皮質の働きが鈍り、ストレスや緊張から解放され、いい気分になります。

 

しかしそれを過ぎると、運動調節機能が麻痺し、舌がもつれたり足元がふらついたりし始めます。

 

それでも、摂取を止めない場合は、呼吸中枢や循環中枢が麻痺しますので、生命に危険が及ぶ可能性が出てきます。

 

意識があっても泥酔していれば、転倒や転落などの重大事故につながりますので、安全な場所まで送り届ける必要があり、呼んでも揺すっても反応が無い場合は、脳の機能低下ですので一刻も早く救命措置が必要です。

 

このような事を防ぐには『自らの適量を知る』という事と、『いきなり飲まない』という事、そして『ゆっくりと飲む』という事が大切ですし、翌日の疲れ具合も随分変わります。

 

まずは食事をし、その後に楽しく会話をしながら、時折お酒を口に運ぶ、というような飲み方が身体を労わる、もっとも良い飲み方なのです。