骨盤の歪み

身体の不調の原因を考える際に、『体の歪み』をその原因として、骨格を矯正しようとしたり固定しようとしたり長さを揃えようとしたり・・・

 

様々な方法を用いて、歪みを整えようとするのですが、ほとんどがうまくいきません。

 

なぜでしょうか。

 

それは、身体の歪みは『原因』ではなく『結果』だからです。

 

ですから、いくら歪みを整えようと試みても、歪み自体の根本原因を放置したままでは、整う訳がありません。

 

では、結果である『歪み』の『原因』とは何でしょうか?

 

それは『日常的に行われる癖のある生活姿勢の繰り返し』です。

そして、癖ですのでほとんどが無意識レベルで行なうため、気付きにくいものです。

 

いくつかを試してください(あまり意識をせずに)。

 

誰かに後ろから声をかけてもらい、振り返ってみましょう。

床にある物を拾うために、片膝をついてみましょう。

腕組みをしてみましょう。

 

これらの動作を、5,6回繰り返して下さい。

おそらく何度行なっても左右同じ側の動きをするはずです。

 

振り返る時はいつも同じ側、つく膝はいつも同じ、組む腕の上下がいつも同じ。

意識的に逆にすると、なんとなくしっくりこない感じがすると思います。

 

このようななんという事のない、ちょっとした左右のバランスの偏りが積み重なって歪みが起こり、筋力や関節の柔軟性の低下と共にますます大きくなり、やがて身体の不調へと変質していきます。

 

偏りが多いほど歪みを大きくしてしまいますので、出来る限り意識して左右対称に身体を使うようにしましょう。

 

狙うべきポイントは歪みではなく、その原因である生活姿勢そのものなのです。