起立性調節障害

人は起立すると重力のせいで、血液は下半身に移動し血管が拡張するため血圧が低下し、心臓に還る血液量が低下します。

 

これを防ぐために通常は交感神経末端からノルアドレナリンが分泌され、血管収縮が起こり維持されますが、自律神経のバランスが悪いと交感神経がうまく働かないため血圧が低下したままになってしまいます。

 

このような自律神経のバランスが悪くなる事で起こるとされている起立性調節障害は、4つの種類に分類されています。

 

起立性直後性低血圧

 

アイノーと呼ばれ、もっとも多いタイプで、起立直後に強い血圧低下があり立ちくらみや倦怠感が感じられます。

 

体位性頻脈症候群

 

ポッツと呼ばれ、明確な血圧低下は無いものの、起立時頻脈とふらつき頭痛、倦怠感が感じられます。

 

神経調節性失神

 

nmsと呼ばれ、起立時に血圧低下と頻脈が起こり、心臓が空打ち状態になり、その刺激で反射的に生じると考えられています。

アイノーやポッツでも起こる事があります。

 

遷延性起立性低血圧

 

起立直後の血圧は正常なのですが、数分経ってから血圧が徐々に低下してしまいます。

静脈系の収縮不全が原因と考えられています。

 

チェックしてみましょう。

 

1.立っていると気持ちが悪くなりやすい

2.立ちくらみやめまいを起こしやすい

3.入浴時に気分が悪くなる

4.気を使い過ぎて気持ちが悪くなる

5.午前中は調子が悪い

6.乗り物酔いをしやすい

7.食欲が無い

8.疲れやすい

9.動悸・息切れを起こしやすい

10.顔色が悪い

 

これらに該当するようであれば、起立性調節障害の可能性があります。