MERS

コロナウイルスSARS

世界18ヵ国で感染が確認されてるMERS『中東呼吸器症候群』。

 

サウジアラビアを中心に猛威をふるっていましたが、その後、カタール・ヨルダン・アラブ首長国連邦・チュニジア・エジプト・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・オランダ・ギリシャ・マレーシア・アメリカへと拡散を続けています。

 

多くは中東を旅行中に感染し、帰国後発症するというパターンです。

 

感染すると発熱や咳、呼吸困難、腎不全、肺炎、下痢などの症状が出ます。

 

2003年に流行したSARS『重症急性呼吸器症候群』の原因病原体であるSARSコロナウイルスとは近縁ですが、遺伝子構造に違いがある異なる種類のウイルスで、2012年9月に初めて報告されました。

 

原因は不明で、SARSコロナウイルスはハクビシンを介すると言われていましたが、MERSコロナウイルスはラクダやヤギなどの家畜を介して感染していると推測されています。

 

ワクチンが開発されていないため、薬はありません。

 

肺で酸素を取り込む事が出来なくなるので、酸素投与・人工呼吸器での治療が行われますが、死亡率が50%以上と非常に高いため(SARSは約10%)、とにかく感染しないように注意する事が必要です。

 

10月にはメッカ大巡礼があり、爆発的に拡散する危険性がありますので、出来る限り中東への訪問は避けた方が良いようです。