リンパマッサージ~中篇~

ストレス運動不足

リンパ管は皮膚の表面に分布し、その中をリンパ液が流れるのですが、そのスピードは非常にゆっくりとしていて、血液が全身を巡るのに要する時間は約40秒ほどであるのに対し、リンパ液は1分間に約25cm程度しか流れません。

 

したがって、リンパ液が全身をくまなく巡るには12~24時間が必要とされています。

 

しかも運動不足・乱れた食生活・ストレス・睡眠不足などにより、老廃物が停滞してしまうと、リンパ管は毛細血管のように細いため、リンパ液の流れはすぐに悪くなってしまいます。

 

さらに、リンパ節・管には、心臓のような血液を送り出せるポンプの役目がありませんので、停滞するような生活習慣を続けていると老廃物はたまる一方で、肥満・冷え・むくみ・神経痛・不眠などに悩まされることにつながりかねません。

 

リンパ節は全身に約800か所あると言われていますが、リンパマッサージではそのうちの主要な数か所に刺激を与え、滞りを解消しながらリンパ液の流れを整えます。

 

その時に大切なことは、

①リンパ節を刺激する順序、

②リンパ管を刺激する方向、

③リンパ管・節を刺激する強さ、

 

この①~③を正しく行なわない限り、リンパシステムが持つ能力を最大限に発揮する事は出来ないのです。

 

次回は、その辺りと注意事項などについてお話しします。