失行症

脳梗塞認知症

手足は動かせるのに意図した動作が出来ない、指示されたように動かせない、もっと言えば身体自体をどう動かして良いのか理解できない。

 

こういった状態を「失行症」と言います。

 

軽いものでは、箸をうまく使えなくなったり、靴がうまく履けなかったりします。

 

そして、リモコンが使えない、シャンプーとリンスの使い分けが出来ない、歯磨き粉と歯ブラシの使い方が分からず、歯磨き粉で歯を磨こうとしたり、急須にお茶の葉を入れずにお湯を入れお茶を飲もうとしたりするような動作が見てとれます。

 

また、服の上下左右が分からず着られなくなったり、バイバイ・OKサインなど習慣的・象徴的な動きも出来なくなります。

 

さらに重いと、自発的に意味のある動作が出来ないので動かなくなります。

 

脳卒中や交通事故後などに多く、入院中や退院後に気付き認知症と間違われがちですが、認知症は進行しますが、失効症は脳の一部の血管障害が原因の高次脳機能障害の1つですので進行はしません。

 

日常生活において、物の名前と使い方やその意味などを根気よく教える事で少しずつ回復するそうです。