虐待.2

昨今、分煙なる言葉が聞かれるようになり、時間や場所を分けるような取り組みが一部には進んでいますが、まだまだ十分ではありません。

 

家庭内における対策についてですが、健康を考える上で、喫煙状態は「完全禁煙」が基本です。

 

よく行われている誤った対策は

 

● 換気扇の下で喫煙をする

 

換気扇をつけて魚を焼いて、部屋に匂いがまったくしませんか?

カレーを作っていると、「あっ!カレーだ」と気付くように換気扇をつけていても、換気は不十分で、たばこの煙は部屋中に行き渡ります。

 

● 喫煙時に空気清浄器を付ける

 

たばこの煙はほとんとが気体で、空気清浄機がキャッチ出来るのは粒子の一部ですので、ほとんど意味がありませんし、かえって発がん性物質である有毒ガスをばらまいてしまう結果になります。

 

● ベランダで喫煙

 

これも換気扇と同じで、外気は室内に流れ込んでいますし、歩きたばこがその人の後ろを歩く人に受動喫煙を強制するように、隣近所にも有毒ガスを撒き散らしている「近所迷惑行為」なのです。

 

● 家では喫煙しない

 

たばこの煙は、衣服や髪の毛などあらゆるものに付着し、発がん性物質を放出し続けています。詳しくはコチラ

ですから、家の中で喫煙しなければよいというレベルの低い認識では、他人をたばこの煙の害に巻き込んでしまうのです。

 

家庭内に喫煙者がいる環境で育つと、下記のような危険性があるといわれています。(あくまでも可能性・研究結果などです)

 

知能指数が低い

低体重児が多い

中耳炎になりやすい

肥満や糖尿病になりやすい

攻撃的な性格に育つ

問題行動やトラブルを起こしやすい

脳腫瘍・悪性リンパ腫になりやすい

気管支ぜんそく・慢性気管支炎になりやすい

アトピー性皮膚炎・食物アレルギーになりやすい

ADHD(注意欠陥多動性障害)のリスクが高くなる

精神的に不安定になりやすい

 

など、あげれば枚挙にいとまがありません。

 

喫煙者と同居の家族の尿からは、ニコチンが高いレベルで検出されています。

 

喫煙が他人の健康のみならず、人生までも揺るがしかねない「虐待行為である」という認識を持つべきなのです。

 

このような事から、自分自身はもちろん、周りの人たちの将来を考えるならば、喫煙からの卒業を真剣に考える必要があるのです。