常在菌


人の消化管・特に腸には約100兆個もの細菌が住んでいて、人と持ちつ持たれつの関係を続けています。


よく耳にするものでは、善玉菌と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌、悪玉菌と呼ばれる大腸菌やウェルシュ菌などがあります。


これらがバランスよく保たれているうちは、害を及ぼすことは殆んど無いのですが、暴飲暴食・睡眠不足・運動不足・ストレス・繊維質不足・加齢など様々な原因によりそのバランスが崩れると、日和見菌がそれに乗じて悪さをし始め、体調不良につながってしまいます。


ですから、何かの菌を増やしたり減らしたりする事は、本質ではありません。


お互いの菌がバランスを保ちながら悪さをしないで済む環境を整えてあげる事が必要なのです。


ちなみに、最新の研究では、アトピー性皮膚炎の原因も、皮膚で特定の細菌だけが異常に増え、常在菌のバランスが崩れて起こっていることが分かってきました。


本来は多様な菌がバランスを保っているはずの皮膚で、いくつかの菌だけが存在しているため、何かに反応し炎症を起こした時に、通常ではありえないような過敏な反応になりアレルギーを促進してしまうようです。


今後、新たな治療法の開発が待たれるところです。


とにかく、常在菌のバランスを保つため、住みよい環境を提供するために、生活習慣を整えましょう。

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