おなかの不調

腹痛・便秘・下痢・張る感じ・ゴロゴロ鳴る・残便感などおなかの不調は様々です。


そして、これらの症状が頻繁に繰り返される場合「過敏性腸症候群」という病気で、その原因ははっきりとはしていませんが、何らかのストレスがかかるとストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激で腸の運動異常が起こります。


ですから、血液検査や内視鏡検査をしても腸自体に問題があるわけではありませんので、異常は見つかりません。


さらに腸は運動異常を繰り返し起こすことで、「知覚過敏」になり、少しの痛みを感じただけで脳が反応してしまい、痛みや苦しみを増大させます。


過敏性腸症候群は、うつ症状や不安・イライラなどの精神症状(心身症)の方に多く、自分の辛さや悲しみを言葉でうまく表現できない為、その代わりとして身体がSOSを発していると考えられます。


ですから、その構造を理解せずに、ただ「痛いから・便秘だから」といって薬に頼るようなことを習慣づけてしまうと、心で処理しきれないストレスを身体の症状として表現していたモノが出来なくなりますので、いずれ身体が耐え切れなくなり、暴発してしまいます。


対策として行ないたいことは、自分がどれだけ頑張っているか、無理をしていたのかという事に気付くことです。


そして、ライフスタイルや考え方の癖を変える事が必要です。


どのような時・状況で辛くなるのか、痛みを感じるのか


それを避けるにはどうすればよいのか


避けられない場合は、自分の考え方や受けとめ方をどう変化させればよいかなどを、じっくりと考えてみましょう。


それとともに、睡眠・運動・休息などの生活習慣を整えることが欠かせません。


これらが変わらない限り、症状の改善は困難ですので、心と体に良い習慣を身につけ、生活の質を向上させることに全力を尽くしましょう。