昼寝


ランチの後は眠くなりやすくなるものですが、以前は『食後は、消化吸収を行なうにあたり胃や腸に大量の血液が必要になるために、脳に送られる血流が減り、そのせいで眠くなる』というような考えが主流のようでしたが、どうやらそうではないようです。


 脳は生命活動のシンボル的存在です。

 

その部位は当然最高レベルのシステムであらゆる事態から守られています。

 

ですので、脳の血液量に関しても、常に一定量から増減しないようになっています。

 

ですから、身体の活動が鈍るような大量の血液が脳から無くなってしまうというのは、通常あり得ない話なのです。

 

そこで、考えられる原因は、ホルモンと体内時計が有力です。

 

まずホルモンですが、オレキシンという覚醒作用のあるホルモンが、食事により満腹中枢が満たされることで分泌量が減り眠くなるというもの。

 

もう1つの体内時計は、人の生体リズムは12時間周期ですので、眠くなるのは夜と午後の2回で、特に食後にあたる時間帯が睡眠のピークになり、重要な会議であろうと騒音の中であろうとウトウト出来るくらいの睡魔に襲われるのです。

 

また、食事により気持ちがほぐれ自律神経のバランスが整うと、血液の流れが良くなり全身が弛んでリラックスするため、気持ちも穏やかになります。

 

その他には、『内臓が疲労しているため消化吸収に必要以上のエネルギーを費やし、さらに疲れて眠くなる』

 

『インシュリンの分泌量が乱れているため、食後、急激に血糖値が上昇し急に眠くなる』なども考えられます。

 

いずれにしても、食後に眠くなるのは自然な感覚ですので、出来る限り眠りましょう。

 

ただし、眠る時間が大切なのと眠り過ぎには十分な注意が必要で、長すぎる睡眠は逆に身体にとって負担にしかなりません。

 

昼寝は『20分から30分以内』がベストのようです。


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