
肩こりや腰痛・首こりなど、なかなか取れない慢性的な身体のお疲れの原因の1つは「力み」です。
ストレス・緊張・不安など様々な要素が単体もしくは複合的に重なり合ってしまうと、それらから身を守るため身体を固めて抗おうとします。
それが長い年月にわたると、力んでいる事が感覚として分からなくなり、その状態が『普通』だと認識してしまいますので、力を抜いてリラックスすることが出来なくなります。
つまり、四六時中交感神経が優位に働き続けていますので、車に例えてみると走行中はもちろん、信号待ちであれ、駐停車中であれ関係なしにアクセルを踏み続けている状態なのです。
そんな状態では身体はどんどん劣化してしまいます。
力みを解消するには、まずご自身が力んでしまう事を自覚する事です。
指先に力が入ってしまう・歯をかみしめる・肩が上がる・貧乏ゆすりをする、そのような癖がないか、セルフチェックを行ない、その上で意識をしてリラックスをする訓練を繰り返します。
呼吸・体操・ストレッチなど、身体から力みを取る方法はいくらでもあります。
しかし、一番大切な事は、ご自身の生活の中で何が力みの原因になっているかを真剣に考える事です。
腰痛の原因の8割は腰ではなく精神的なモノだとも言われています。
力みは万病のもとではないかと思える程、心身共にダメージを与えますので、一刻も早く『脱力』を行ない力みを解消をするように努めましょう。
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