肩にタイヤ

ほとんどの肩コリは、自分で治せます。

 

コリは主に血行不良で起こりますので、血流を改善するように努めればよいだけです。

 

食事・睡眠・運動・入浴・休息・心の持ちようなど、それほど難しい事ではなく、習慣化するための少しの努力を行なえば劇的に改善していきます。

 

しかし、それらに目もくれず、肩がこったからマッサージでグイグイ押してもらってほぐしてもらうという選択を繰り返していると、ますますガチガチになってしまいます。

 

ガチガチとは、それはまるで肩にタイヤを装着しているかの如く、なのです。

 

 

身体と言うものには、耐性や適応性、慣れというように、与えられた刺激に対して、強くなってしまう能力があります。

 

例えば、5というレベルのストレスがかかると、身体はそのストレスに耐えられるように身体を変化させるため、再び同レベルのストレスがかかっても何とも感じなくさせる事が出来ます。

 

つまり、その次は6、そして7、さらに8と、耐えられる強度が上がっていくのですが、そのためには身体を硬化させることが必要になります。

 

これを肩で考えると、本来柔らかく弾力にある筋肉が、血行不良から硬くなり、それに対し強い刺激を与える事でその時点の硬さがほぐされたと勘違いをしますが、回を重ねるごとに刺激に対する耐性が出来ますので、さらに強い刺激を与えられなければほぐれた感を得られなくなります。

 

もともと筋肉は、それほど硬いモノではありませんが、このような悪循環が続けば、カチカチ・ガチガチのまるで肩の皮膚の下にタイヤが入っているのかな?と思うようなパンパンの状態になります。

 

 

当院でも、今まで施術者の指が痛くなる程の強圧でマッサージを受け続けてきた方が、そのような悪い習慣を「何とかしたい」と来られますが、多くの方の肩がそのような状態です。

 

これは、施術をする側・される側、双方に責任があると思っています。

 

力一杯、潰すくらいの気持ちで押してほしい。

望まれるからガンガン押す。

 

そんなことを繰り返しても、良い事は何一つありません。

 

本当に身体に良い事とは何か。

 

どうすれば身体が喜ぶのか。

 

ラクな身体になるには何が必要か。

 

一番大切な自分自身の身体を、もっともっと労わっていただきたいものです。


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