バナナ、食べていますか?
栄養価が高く、手間がかからず、お手頃な値段で、ほぼ一年中食べられる優等生の食べ物です。
特にアミラーゼという消化酵素を含んでいて、炭水化物の消化を助けるため、すぐにエネルギー転換が出来るという事で、テニスの試合などでプレイヤーが口にするのを見るかと思います。
では、どのような状態のバナナを食べるのが良いと思われますか?

綺麗なつるんとした真っ黄色のバナナではなく、黒いプツプツが表面を覆うシュガースポットから、さらに黒バナナと呼ばれるような「ちょっと危ないんじゃないの?」という状態が最も良いのだそうです。
それは、発酵し分解が進んでいる証拠だからです。
いわゆる完熟状態だと既に消化が始まっているため、体内の消化酵素を余分に使う負担が少なくなるため、身体に優しいのです。
完熟バナナで気をつけたい事は、完熟過ぎるバナナにならないようにしましょう。
発酵も進み過ぎては健康を害してしまいます。
温める事で豊富な栄養が失われてしまいますので、火を入れるとまだ食べられるとの考えから、加熱調理をしてしまうとせっかくの硬化が台無しになってしまいます。
そこで、バナナの保管方法ですが、購入後は1本ずつに切り分け、口をラップで密封し新聞紙に包んで冷蔵庫で保管します。
日持ちするだけでなく、皮が真っ黒になっても中身はいい感じで発酵が進んでいますので、甘くなりさらにおいしくなるのです。
酵素を効率よく摂りましょう。
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