リフレクソロジーコースの40分以上は、足裏だけではなくふくらはぎを施術するのですが、元気な方のふくらはぎは弾力があり、つきたての餅のように温かく柔らかいのに対して、体調が思わしくない方のふくらはぎは、弾力が無くふにゃふにゃだったり、カチカチに硬く冷たかったりという場合が多いようです。

人間の血液循環に欠かせない器官は『心臓』と『ふくらはぎ』で、心臓より下に位置する部分の血液を心臓に送り返すのがふくらはぎの重要な役割です。
しかし、重力が大きくのしかかってくる事、そして心臓から遠い末端では心臓の力が及びにくいことなどから、ふくらはぎの担う役割は大きく、そのため疲労しやすいのでケアを怠ると硬くなったり弾力が無くなり、血液を循環させる機能を十分に発揮出来なくなるのです。
そうなると心臓への血液量が減る事になるため、心臓は過剰に働かなくてはならなくなりますので、今度は徐々に心臓が疲労し酸素不足・栄養不足になります。
つまり、身体全身の健康を維持するためには、ふくらはぎのポンプ作用を常に活発にし血液循環を滞らせないようにする必要があるのです。
一度、ご自身のふくらはぎを『モミモミ』してみてください。
弾力はありますか?
冷えてないですか?
あらゆる不調の原因は、もしかすると『ふくらはぎの状態』にあるかもしれません。
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