今回のオリンピックでは開催寸前に「アンチ・ドーピング」という言葉をよく耳にしました。
ドーピングとは、競技能力を増幅させる可能性がある手段(薬物あるいは方法)を不正に使用する事とされていて、①フェアを重んじるスポーツの基本理念・スポーツ精神に反する ②選手の健康を害する ③薬物は社会的悪であるとの理由から、それらを禁止し根絶するのがアンチ・ドーピング活動と呼ばれています。

そして、アンチとは、「反対・反抗・排斥」という意味で、簡単に言うと「駄目ですよー」「禁止ですよー」「イヤですよー」などという事です。
それは個人であれ団体・組織であれ内容は変わりません。
例えば「反巨人」というと、巨人が嫌い、とにかく巨人が負けて欲しい、負けると嬉しい、勝つことが許せないというような感情を抱く事です。
翻ってアンチには、妬みや歪んだ憧れのような感情が奥底に潜んでいて、本当は嫌いではないがどうしても認める訳にはいかないというような複雑な感情があるとも言われています。
ネット上でもそのような事は多く見られます。
誹謗中傷や否定をするにも関わらず、その対象者に対しいつまでも執着し、離れようとしない人々に見られる複雑な感情です。
嫌なら見なければいい、わざわざその対象にアプローチをせずに無関心になればいいものを、事あるごとに反応し、コメントなどを書いて意見を述べては関わって貰おうと必死になります。
某芸人さんのツイッターなどにはそのようなアンチ活動と同様のくだらない活動が日々なされているようです。(対象者はそれを逆手にとってフォロワーを増やされていますが・・)
実は、当院の動画にもそのような「アンチ活動」をされる方がいらっしゃいます。
アンチな人って、本当はその対象者にとにかく興味があり、行動や存在が気になって仕方がない人なのだとか。
動画をアップすると、内容に関わらず数日以内にすぐに低評価を入れられます。
ネットは自由空間ですので別に何とも思いませんし、動画にアクセスしてくださっただけで視聴回数が1回増えますので、実は貢献して下さっていると考えるとありがたい話・ありがたい人なのです。
いつもの低評価ルーティンを見かけると、感謝しながらも「暇な人もいるもんだ~」と、滑稽なアンチ活動にほくそ笑んでしまいます。
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