季節の変わり目や、梅雨、台風などの時期になると決まって身体の一部が重だるくなったり、妙な違和感を感じたり、痛みが現れたりする事があります。
また、身体全体の倦怠感や気分の落ち込みなど日常生活に大きな影響を及ぼすほどの状態になってしまう場合すらあります。
これらは「季節病」あるいは「気象病」と呼ばれています。

膝や首や腰などが痛み出すと決まって翌日には雨が降ったり、台風が近づいてくると片頭痛が起こったりするなど、過去に痛めた古傷や弱い部分に変化がみられます。
これは、本来の環境変化に対する調節機能が十分に働かない場合や、過去に損傷した部分が完全に元通りに回復していなかったりする事から起こる現象です。
理由は様々で、気温の差・気圧の変化・湿度の変化などによって起こるとされ、多くの場合「自律神経の乱れ」・「血流の悪さ」・「疲労」によって強く感じてしまいます。
感受性が高くなってしまうと少しの環境の変化でも敏感に感じてしまい、特に悪くなくても関節に痛みを感じたり呼吸がしにくくなったりイライラしたりするため、精神的にも疲労してしまいます。
季節病や気象病を改善する方法は、普段から規則正しい生活を送り身体を疲労させない事が大前提です。
そして、「睡眠を十分にとる事」「塩分を控える事」「適度な運動をする事」とともに、不調が起こりやすい部分を普段からケアする事が大切です。
ちなみに、髪の毛がクリクリになってくると雨が降る・・・というのは季節病・気象病ではありませんので~!
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