美容や健康に良いとされる半身浴ですが、「良い」とされている一方で「良くない」という考え方もあり、本当は一体どうなんでしょうか。
今回は「良くない」という前提のお話です。

難しい話はすべて除いて出来るだけ簡素に考えると、半身浴の効能は「リラックスのみ」だという事です。
よく耳にするデトックス・ダイエット・美肌・冷えなどの効果はまったく無いか、もしくはほとんど無いと言われると、「えっ!?」と驚きさえ感じてしまいます。
もともと半身浴は高血圧の人に対してお風呂場での事故を防ぐために考案されたモノであり、そうでない人がやっても意味は無いそうです。
逆に長い間温水に浸かっていると、肌の潤い成分が失われてしまい、肌の乾燥やしわやたるみの原因になったり、皮脂などの汚れが排出されるという効能もほとんど無いとなると、半身浴の魅力は激減です。
さらに、冷え性を改善したければ温度を調節し肩までしっかりと浸かった方がよほど効率的です。
ダイエットに関しても、お風呂上りに体重が減るのは単に汗をかき水分が失われただけで、水分補給をすれば元に戻りますし、代謝が上がるという効果もそれほどはなく、代謝をアップを目指すのであれば、しっかりと筋トレをしたり有酸素運動をしたりする方が断然効果があります。
半身浴の効果はあくまでもカラダとココロをリラックスさせ、睡眠をしやすくしたりする程度です。
反半身浴側からすると、このような考え方が出来てしまいますが、親半身浴側からはこれとは真逆の考え方が出来てしまいます。
どちらが正しいのかという問題に答えを出す事は、非常に難しいのです。
スポンサーリンク