架空請求

ある日突然、身に覚えのない業者やサイトから利用料やら入会金などを請求される事です。

 

有名企業名や関連企業名・公的機関を連想させるような名前を名乗り、もっともらしい文面で強制徴収をするとか法的措置を取るなどと不安を煽り、期限が迫っているとか最終通告とし慌てさせ払い込ませるという手口です。

 

その架空請求がメールで送られてきました。

 

 

架空請求の特徴が面白いようにずらりと並んでいます。

 

① 有料の具体的な表現が無い。

 

② 履歴があるというだけで明確に有料であるという表現が無い。

 

③ 本日などと急かしている。

 

④ いきなり法的手続きとの表現している。

 

⑤ 有名企業を騙っている。

 

⑥ 電話をかけるように電話番号を記載している。

 

このような時の最善かつ唯一の対応策は「無視」です。

 

「とりあえず電話をして事情を聞こう」

 

「話をして潔白を証明しよう」

 

「身に覚えがないし文句を言ってやろう」

 

そんなことする必要は、まったくありません。

 

架空請求業者の最初の目的は電話をかけさせる事で、そこから氏名・電話番号・住所などの個人情報を入手するのが狙いなのです。

 

ですから、とにかく相手にしなくて良いのです。

 

 

それに対抗するように最近では新手の架空請求業者が存在していて、裁判所経由で架空請求を行なう手口がみられるようになっているそうです。

 

ただし、その際も慌てる必要はありません。

 

通知があってから2週間以内に裁判所に対し「異議申し立て」を行ない、事実無根を主張すればよいだけです。

 

この手口には無視や放置は有効な手段ではなく、法の下に粛々と対応をすれば良いだけです。

 

業者は単に法制度にのっとって「手続きを行なっているだけ」で、そこには根拠や証拠はありません。

 

法制度を悪用しているだけですので、きちんと対応すれば何の問題も無いのです。

 

 

架空請求には、「焦らない・慌てない・相手にしない」のが基本です。

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