ジャネー

この時期になると、今年も一年早かった~~あっという間だった~~という気分になる方が多いのではないでしょうか。

 

これについては「ジャネーの法則」と呼ばれるもので、時間の心理的長さは年齢と逆数になるというものです。

 

 

年齢を重ねた人の一年と、若いの人の一年はその年齢とは逆に感じるもので、高年齢では短く、低年齢では長く感じるのですが、その理由は人生における同じような経験や刺激は、それらを重ねるごとに上書きされ、記憶に残らずに何もしなかったような感覚に陥るからです。

 

逆に低年齢であればある程、見るもの聞くものあらゆるモノが新鮮に感じる為、次から次へと記憶にインプットされ充実の毎日と感じられるのです。

 

ですから、年齢を重ねても色々な事に興味を持ったり、毎日同じような繰り返しの単調な生活を避けたりする事で心理的な時間を伸ばす事が出来るのです。

 

しかし・・・・

 

高年齢の方が「時間の経つのが早いと感じる」とは真逆なのですが、「毎日ヒマだ~」「毎日退屈~」とまるで時間が経つのが遅いと感じている人が多いような印象があります。

 

逆に低年齢の方は、やりたい事がたくさんあり「時間が足りない~」「もっと遊ぶ時間が欲しい~」などと、時間が足りない・時間が経つのが早いと感じているような印象があります。

 

これは、どうやらある程度の時間が経った後、振り返り感じる一定の時間と、日々進行している時間の経過において感じる時間とは、どうやら質が違うらしいのです。

 

なんだか難しい話ですが、同じ時間を過ごすのであれば、毎日変化のある刺激的な生活を意識的に取り入れ、退屈に埋もれないようにしたいものです。

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