情けない

昨日は神戸マラソンがあり、多くの参加者だけでなく、ボランティアの方や沿道にはランナーを励ますためにたくさんの応援の方が来られ、年々、地域を挙げての一大イベントとなってきました。

 

と、言っても参加したわけではないのですが・・・

 

そして、一夜明け少し調べてみると、とても残念な、というか情けない事が起こっていました。

 

 

それは、神戸マラソンのために行なった交通規制などに対するクレームです。

 

なんと21件もあったそうです。

 

規制は突然始めたわけでもなく、随分前から色々な媒体で告知されている訳で、「何を今さら」という感じですが、とにかく自分が気に入らないとすぐにクレームを入れるというような人が僅かながら存在するようです。

 

いつの頃でしょうか、「お客様は神様」というように甘やかされ、ちょっと自分の思い通りに事が運ばなかったり、損をしたというような被害者意識を抱くや否や、猛烈な加害者として相手側に無理難題を押し付けたり、説教をし始めたり、挙句の果てには謝罪を強要したり、迷惑料を要求したりし、それらが満たされるまで延々と繰り返す。

 

また、この時とばかりに全く無関係な人に対して、日頃の鬱積したストレスを発散するような悪質かつ身勝手な人もいるようです。

 

そんな「モンスター」と呼ばれる輩が増殖しているのです。

 

以前から教育現場ではこのような理不尽な要求を教師(先生)や学校側に突き付ける「モンスターペアレンツ」なる輩が大問題になっていますが、それは減るどころかますます異常なレベルに達してきているようです。

 

その内容はあまりにも馬鹿馬鹿しい内容なので割愛しますが、現場では深刻な状態が続いています。

 

どんな無茶な要求や筋の通らない理屈であろうと、「保護者」「消費者」「客」という後光があれば、何を言っても構わない・自分の意見が正しい・言う通りにして当然とばかりに騒ぎ立てるモンスターな大人が一人でも減って欲しいと願うばかりです。

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