全体

例えば目が疲れている場合。

 

目の周りの筋肉を優しく刺激して血行を改善すると、楽になります。

 

また、顔にある目に関連するツボを刺激する事でも目の疲れは楽になります。

 

しかし、もっと効果を求めるのであれば、目だけでは不十分なのです。

 

 

目・顔・頭を一体のものとして考えると、目の疲れを取るには顔や頭の血行も改善する事が欠かせませんし、頭は首や肩とつながっていますので、首のこりや肩のこりが解消されないままでは、目の疲れも十分には改善されません。

 

そして肩こりを解消するには、胸郭全体の動きを良くする必要がありますので、運動や呼吸に意識を向けお腹の筋肉(横隔膜)を大きく動かしましょう。

 

肩の筋肉は腕や背中の筋肉と連動していますので、上半身の動きを増やす必要があり、上半身を動かすには股関節・下半身も連動させる必要があります。

 

また、筋肉以外にも身体全体を覆っている筋膜という観点からしても、一部ではなくあらゆる所を十分に動かす事が大切になってきます。

 

このように考えると、目の疲れを根本的に改善しようと試みるのであれば、結局は身体全体を十分に動かし全身の血行を改善する事が必要なのです。

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