姿勢の改善や肩こり・腰痛の解消に重要な役割を果たす「胸郭」。
この胸郭という部分をいかに大きく動かし、十分な機能を発揮させられるかによって、効果がずいぶんと変わってきます。

胸郭は主に呼吸を連動させて動かすのですが、日常生活ではほとんど意識をすることがなく、「胸郭を動かすってどういう事なんですか?」という方がたくさんいらっしゃいます。
胸郭を動かすためにまずしなければいけない事は、胸郭という部分がどのような構造になっていて、どうすれば動かせるのか、動かすためにはどうすれば良いのかという事を頭で理解した上で、身体を動かし胸郭の動きを実感する事です。
動かし方さえ理解出来れば、呼吸とのつながりやストレスによって胸郭が動かしにくくなるというような感覚が手に取るようにわかる事でしょう。
初めは何がどうなっているか感覚として分かりずらいかも知れませんが、何度も練習をすると胸郭を動かすテクニックが身に付くかと思います。
3年以上前の動画ですが、ぜひ参考になさって下さい。
習得のコツは、胸郭をBOXに見立ててそれぞれの面をずらすように動かすという事です。
1つの構造体ですが、他の部分から影響を受けるとほんの少し緩みが生じます。
十分に広がらなくなっている胸郭にとって、その僅かなずらしがとても大切で、動かせている感覚がつかめるようになると、呼吸がしやすくなったり疲れにくくなったりなど、身体がどんどん楽になっていくと思いますので、とてもおすすめです。
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