強い寒気の影響でしょうか、一段と寒さが厳しくなってきました。
もうすでに暖房器具をガンガンにお使いになっている方もいらっしゃると思いますが、気を付けないといけない暖房器具の一つは「こたつ」です。

寒い冬にこたつに入っていると、それだけで「天国~」「極楽~」と感じるかと思いますが、こたつに入る機会が増えると、何故だか風邪をひく機会も増えるのだとか。
風邪まではいかなくとも、なんとなく身体が「だるおも~」と感じる事がかなりあります。
そのような「身に覚え」はありませんか?
その理由として挙げられているのは、
① 体温調節が狂う
こたつで温め続けられる下半身と、冷えている上半身のギャップで自律神経バランスが崩れ、免疫力が低下するというものです。
これを防ぐ方法は、上半身も防寒対策を施して肩や首を冷やさないようにする事です。
② 過剰に発汗する
つい気持ちが良くてこたつに入ったまま寝てしまったりすると、本来人の身体は睡眠中に体温を下げるものなのですが、こたつによって体温が高いまま維持されてしまい、身体の体温調整機能が働いていないと誤作動を起こし、汗を過剰に出す事で何とかして体温を下げようと懸命に働き続けます。
その結果、身体は疲労し大量の汗による脱水状態に加え、その汗が今度は急激な体温低下を招いたりする事から、風邪を引いたりだるさや重さを感じるようになるのです。
これを防ぐ方法は、長時間寝てしまわない事や、飲み物やミカンなどを常備して水分補給を行なう事です。
これからの季節、欠かせない暖房器具ですが、使い方によってはマイナスな効果が現れてしまいますので、十分に気を付けましょう。
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