風邪を引くと、喉の痛みや鼻水その他色々な症状が現れます。
その中でも全身にわたって苦痛を伴うのが「関節痛」です。

辛い関節痛は、ウイルスや細菌のせいではなく、それらを攻撃するために分泌されるサイトカインという物質によるのもです。
このサイトカインはあまりにも強力なパワーを持っているため、過剰に増えると臓器自体に悪影響を与えますので、それを防ぐために現れるPGE2という物質による副作用として関節痛が起こってしまうのです。
ですから、関節が痛いからと湿布を貼ったり鎮痛剤を服用してもあまり意味はなく、それよりも最優先にする事があります。
それは、寝る事です。
風邪を治す薬は無く、唯一自分自身の免疫により改善されます。
つまり、風邪をひいた時にやるべき事とは「免疫力を向上させる事」なのです。
睡眠には身体を修復させ免疫力を活性化させる副腎皮質ホルモンを分泌する働きがある為、風邪を引いたら何をおいてもまずは身体を横にして休ませましょう。
どんな高価な薬もたっぷりの睡眠に勝るものはありません。
風邪をひいた時に現れる症状というのは、免疫力を高めるために出来る限る動き回ったり活動できないようにするためのモノと考えられます。
そのために関節を痛くして動けないようにしているのです。
それを無理してドリンク剤やサプリメントなどで誤魔化し続けていると、いつか本当に身体が壊れてしまいます。
風邪をひいたら寝る。
辛い関節痛もこれで楽になるはずです。
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