子供(若者も含む)のネット依存がとんでもないレベルに達してしまっているとの事です。
勉強はおろか、家族・友達とのコミニュケーションもそこそこに、ゲームの世界にのめり込んでしまったり、SNSが唯一、人とのつながりを感じられるアイテムになってしまっているような子供が激増しているようです。

原因は色々あるのですが、その中の一つに「親がネット依存」というゆゆしき問題があるそうです。
普段から常にスマホを片手に生活をしていたり、食事中でもお構いなしにスマホを操作し続けたり、空いた時間に何をするのかというと、すぐにスマホを覗き込みしばらく動けなくなってしまうような状態です。
このような親御さんが自分の周りにいる子供は、ほぼ間違いなく同じようなネット依存体質になります。
何かの調査では、リビングに本棚があり書籍が並んでいるような家庭はネット依存にはなりにくいそうで、その逆に、リビングに書籍が無い家庭の子供はネット依存になる可能性が高いという結果が出ていました。
つまり、普段から本(活字)に触れ文脈を読む経験を積んでいると、読解力や他人の気持ちを「読む」能力が向上したり、コミニュケーション力が高くなり、ネットとの付き合い方も自分で調節が出来るのですが、本が身近に無くスマホなどのデジタル機器との接触時間が過多になっていると、他人との接し方が分からなくなったり、感謝する心や他人を思いやる心が育めないまま成長してしまうという悲劇的な結果につながりやすくなります。
もちろんネット社会ですので、適度につながっておく事は欠かせない事なのですが、あくまでも「最低限」で「ほどほど」の距離感を保つ必要があります。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭においては、何らかの方法を考えまずは親御さんがネットとの距離を保ち、スマホ依存になってしまわないように気を付けましょう。
その方法の一つは、リビングに雑誌や漫画ではなく、じっくりと読むタイプの本を置きましょう。
そして、その本を読むという習慣を付けましょう。
それがネット依存・スマホ依存から抜け出す第一歩なのです。
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