かなり以前から予測されていたはずの超高齢化社会。
予想通りに突き進んでいるものの、これといった画期的な対策も打てずズルズルと無策を晒しています。
色々な問題が潜んでいてとても難しい課題ではありますが、何とか出来ないものでしょうか。

老老介護という言葉があります。
これは高齢者が高齢者を介護する事を指し、同居の家族がお互いに、または一方が日常的に生活を介護するのですが、介護をする側も本来は介護される側の状態である事もあり、その部分で非常に問題なのです。
そして、「他に代わりがいない」と言う事から出来るところまでは何とかなったとしても、「共倒れ」の危険もあり、色々なサービスや援助を受けられると良いのですが、金銭的な問題などでそうもいかない現状があるのです。
さらに問題なのはこの「老老介護」から「認認介護」に進んでしまう事です。
どちらかが認知症になってしまう事で支えきれない程の負担がのしかかりますが、どちらもが認知症になってしまうという危機的な状態になる場合もあり、早急に対策を講じないと取り返しがつかない事になりかねません。
老いは誰しもに訪れますので、この国が安心して暮らせる世の中になって欲しいと切に願います。
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