作り笑顔

笑顔には、2つの異なる考え方があります。

 

辛い、悲しい、しんどい、厳しい、気持ちがHappyでは無い時に、あえて笑顔でいる事が大切であるという考えと、心に正直でいるためにその時の心情のままの表情でよいという考えです。

 

 

心や感情のおもむくままに、悲しい時には悲しい顔を、腹立たしいときには怒りの表情を、それが自然であって、無理に笑顔を取り繕ってしまうとその矛盾で心が壊れたり疲れたりしてしまうと考えられる一方で、腹ワタが煮えくり返るような状況や本当にしんどいと感じる時にこそ笑顔でいる事で、脳が顔の動きを読み取って「楽しい・幸せ」と感じ、そのマイナスの状況をプラスに変換してくれるという考え方です。

 

さて、どちらが正しいのでしょうか。

 

と、このような両極の考え方が目の前に現れると、どちらか一方が正しくてどちらが間違っていると考えがちですが、実はどちらも正しいという事がほとんどです。

 

つまり、立場・環境や、自分の性格や、物事の受け取り方によって正解は変わります。

 

どちらも正しい。正解は必ず1つである必要は無いのです。

 

それが答えだと思っています。

 

その上で、自分はどうすればよいか、自分にとって心地が良いのはどちらかを考えればよいのです。

 

人によっては感情のままの表情が常であり、顔を見れば今の心情・感情が一目で分かる「分かりやすい人」タイプもいらっしゃれば、いつも朗らかでちょっとやそっとでは笑顔を絶やさない「分かりにくい人」タイプがいらっしゃるように人それぞれでよいのです。

 

無理やり自分に合っていない事をするほうが不自然なのです。

 

ちなみに・・・自分はどうかな~と考えてみると、出来る限り笑顔を絶やさない(ようにしているつもり)完全に「分かりにくい人」タイプなんだろうな~と思います。

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